2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第3四半期累計は会社予想との齟齬(修正)はなく、「ほぼ予想どおり」(市場コンセンサスは記載無し)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+6.8%・営業利益は前年同期の△73.8百万円→+204.2百万円に改善、四半期純利益は△222.2百万円→+69.0百万円)。
- 注目すべき変化:事業承継型M&Aで新たに2社(株式会社薬師スタジオ、株式会社ニューヨークジョーエクスチェンジ)を連結し、ニューバリュー/コアバリューの2セグメント体制へ再編。のれん(無形資産)が増加(300,171→443,310千円)し、のれん償却も増加(42,879→63,732千円)。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し。売上は通期見通しに対して進捗良好(第3四半期累計で約75%進捗)が確認される一方、当期純利益の進捗は低く(約21.6%)期末に向けた収益確保が鍵。
- 投資家への示唆:成長投資(M&A・人材投資)による売上拡大と、コア事業の構造改革による利益改善が同時に進展している点が今回の主要メッセージ。一方で自己資本比率やレバレッジ(負債水準)に注意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社ヤマノホールディングス(証券コード 7571)
- 主要事業分野:美容/和装宝飾等の既存事業(コアバリュー)および教育・リユース・フォト等の成長領域(ニューバリュー)を中心とした持株会社体制での事業運営
- 代表者名:代表取締役社長CEO 山野 義友
- URL:https://www.yamano-hd.com/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月12日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足資料:作成あり。決算説明会:無
- セグメント:
- ニューバリューセグメント:教育事業、リユース事業、フォト事業等(成長・高収益領域)
- コアバリューセグメント:和装宝飾事業、美容事業、ライフプラス事業(既存の安定収益領域)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):35,830,058株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:954,469株
- 期中平均株式数(四半期累計):34,875,589株
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 次回の業績予想修正等:現時点で修正なし
- 株主総会/IRイベント等:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は2026年3月期通期予想。数値は百万円単位)
- 売上高:第3四半期累計 10,835 百万円。通期予想 14,400 百万円に対する進捗率 75.2%(高進捗)
- 営業利益:第3四半期累計 204 百万円。通期予想 500 百万円に対する進捗率 40.8%
- 純利益(親会社株主帰属):第3四半期累計 69 百万円。通期予想 320 百万円に対する進捗率 21.6%(低め)
- サプライズの要因:
- プラス要因:教育事業の堅調推移、新規連結2社の寄与、コア事業の構造改革効果(和装宝飾・美容の収益改善)により増収・増益を確保。
- マイナス要因/一時費用:M&Aに伴う取得関連費用(取得関連費用として67,435千円が計上)。のれん償却費増加(前年63→当期のれん償却63,732千円)により将来の減益リスク。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想の修正を行っていない。売上の進捗は良好だが、純利益の進捗が低いため、期末に向けた収益確保(販管費管理・営業利益率の改善)が達成の鍵。
財務指標
(単位:千円/百万円は注記します。比較は前年同期ベースで表記)
- 貸借対照表(要点)
- 総資産:8,319,280 千円(前期末 7,956,278 千円、+3,631 百万円)
- 純資産:1,353,766 千円(前期末 1,327,349 千円、+26 百万円)
- 自己資本比率:16.3%(前期 16.7%)(目安:40%以上 安定。16.3%は低位)
- 現金及び預金:2,875,142 千円(前期 2,438,983 千円、+436 百万円)
- のれん:443,310 千円(前期 300,171 千円、増加—M&A影響)
- 損益(第3四半期累計、対前年同期増減)
- 売上高:10,835,116 千円(+6.8%/+689,841 千円)
- 営業利益:204,229 千円(前年同期 △73,827 千円 → 増益、営業利益率 1.89%(204,229/10,835,116))
- 営業利益率目安:業種不明のため一概比較不可だが、一般には5%前後を目安とする業界が多い。1.9%は低め。
- 経常利益:165,977 千円(前年同期 △88,227 千円 → 増益)
- 四半期純利益(親会社株主):68,974 千円(前年同期 △222,231 千円 → 増益)
- EPS(1株当たり四半期純利益):1.98 円(前年同期 △6.37 円)
- 収益性指標(第3四半期累計基準)
- ROE(簡易算出):68,974 / 1,353,766 = 約5.1%(目安:8%以上良好、10%以上優良 → 現状はやや弱め)
- ROA(簡易算出):68,974 / 8,319,280 = 約0.83%(目安:5%以上良好 → 低い)
- EBITDA:335,000 千円(前年同期 8,000 千円。EBITDAマージン約3.09%)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:75.2%(10,835/14,400)
- 営業利益進捗率:40.8%(204/500)
- 純利益進捗率:21.6%(69/320)
- コメント:売上は順調だが純利益は未だ通期計画への進捗が低く、下期の収益性回復が重要。
- キャッシュフロー
- 第3四半期累計のキャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。したがって営業CF等詳細は記載無し。
- 現金同等物残高:2,875,142 千円(増加)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期単独の詳細QoQ数字は資料に明確記載無し(累計値のみ)。季節性はセグメントにより存在する可能性あり(例:催事依存の販売など)。
- 財務安全性
- 流動比率:流動資産 6,303,999 / 流動負債 4,821,462 = 約1.31(目安:1.0以上で短期支払能力あり → 1.31は概ね健全)
- 負債合計:6,965,514 千円、負債/純資産比は高くレバレッジ大(負債が純資産の約5.14倍)。自己資本比率16.3%は低め(リスク要素)。
- 効率性
- のれん償却等の影響で会計上の営業利益変動が起こりうるため、EBITDAも併せて注視(のれん償却額63,732 千円を開示)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- ニューバリュー:売上 1,595,254 千円(前年同期比+23.6%)、セグメント利益 56,008 千円(前年同期比 △5.3%)
- コアバリュー:売上 9,239,861 千円(前年同期比+4.3%)、セグメント利益 259,556 千円(前年同期は損失⇒大幅改善)
- セグメント合計:売上 10,835,116 千円、セグメント利益合計 315,564 千円(調整後営業利益 204,229 千円)
- 財務の解説:
- 成長路線でのM&Aに伴い無形資産(のれん)や取得関連費用が増加している。短期的には利益を圧迫する費用がある一方で、売上拡大は確認されている。負債水準・自己資本比率は低く、資本効率改善と財務健全化の両立が課題。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 負ののれん発生益 11,513 千円(株式会社薬師スタジオ取得に伴う)
- 特別損失:
- 合計 19,655 千円(固定資産除却損 1,273 千円、投資有価証券売却損 5,045 千円等)
- 一時的要因の影響:
- 取得関連費用 67,435 千円は全社費用(調整項目)として計上されており、M&Aに伴う一時費用が利益を圧迫。これらを除けば営業基盤の改善はより明確になる可能性あり。
- 継続性の判断:
- M&A関連の費用・のれん償却は今後も発生する可能性(のれん償却・PMI費用など)。負ののれんは一時利益として限られた効果。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00 円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):1.50 円
- 年間配当予想:1.50 円(修正無し)
- 配当利回り:–(株価情報の記載無しのため算出不可)
- 配当性向(参考計算、概算):
- 予想年間配当総額(概算)=1.50 円 × 発行済株式数 35,830,058株 ≒ 53.7 百万円
- 会社予想当期純利益 320 百万円に対する配当性向 ≒ 16.8%(概算)
- 注:上記は簡易計算。自己株式等の扱いにより実際の配当性向は若干異なる可能性あり。
- 株主還元方針:特別配当なし。自社株買いの記載無し。
設備投資・研究開発
- 設備投資:明示的な設備投資額の記載無し(–)
- ただし無形資産(ソフトウエア)が大幅に増加(ソフトウエア 13,698 → 141,258 千円、ソフトウエア仮勘定 112,500 → 0)しており、システム投資等の資本化が行われている可能性あり。
- 減価償却費:減価償却額 67,983 千円(前年同期 39,732 千円)
- 研究開発:R&D費用の明示的記載無し(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当記載無し(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品):1,236,547 千円(前期 1,250,436 千円、微減)
- 在庫回転日数等の指標は記載無し(–)
セグメント別情報(要約)
- ニューバリュー(教育・リユース・フォト)
- 売上高:1,595,254 千円(前年同期比 +23.6%)
- セグメント利益:56,008 千円(前年同期比 △5.3%)
- コメント:新規連結2社(薬師スタジオ、ニューヨークジョーエクスチェンジ)が寄与。先行投資(人件費増加・PMI費用)により利益は伸び悩み。
- コアバリュー(和装宝飾・美容・ライフプラス等)
- 売上高:9,239,861 千円(前年同期比 +4.3%)
- セグメント利益:259,556 千円(前年同期は損失→黒字化。大幅改善)
- コメント:店舗再編・販売管理システム導入・価格改定等の構造改革が利益改善を牽引。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「Tsunageru2027」下での進捗:
- 事業承継型M&Aを通じた成長領域(ニューバリュー)の拡大、コア事業の収益構造改善を両輪として進めている旨を開示。第3四半期累計では売上増と利益改善の両方が示されており、中期計画の2年目として一定の進捗と評価可能。
- KPI達成状況:具体KPI数値の記載無し(–)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)
- 市場動向:国内はインバウンド回復や雇用・所得改善で緩やか回復。ただし物価上昇や地政学リスク等の不確実性を指摘。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想(会社公表):売上高 14,400 百万円(+3.1%)、EBITDA 640 百万円(+73.9%)、営業利益 500 百万円(+95.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 320 百万円(+665.1%)、1株当たり当期純利益 9.18 円
- 予想修正:無し(直近公表から変更無し)
- 会社側前提:特記事項として為替等の明示的前提は無し(–)
- 予想の信頼性:過去の予想達成傾向の記載無し(–)。M&Aの影響(のれん償却やPMI費用)で予想実現には実行力と下期の収益性確保が必要。
- リスク要因:
- M&A関連の費用・のれん償却が利益を圧迫する可能性
- 自己資本比率低下・高レバレッジ(負債増加)に伴う財務リスク
- マクロ要因(物価高、消費動向、インバウンドの変動)や催事依存の販売に伴う季節変動
重要な注記
- 連結範囲の変更:第1四半期に2社を新規連結(株式会社薬師スタジオ、株式会社ニューヨークジョーエクスチェンジ)
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税効果会計の見積り等)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(第3四半期累計のCFは未提示)
- 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示:無し
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7571 |
| 企業名 | ヤマノホールディングス |
| URL | http://www.yamano-hd.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。
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