2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の通期業績予想に変更は無し(修正:無)。四半期実績は通期予想との照合で進捗率は概ね通期計画と整合(売上進捗71.1%、営業利益進捗57.0%、親会社株主帰属当期純利益進捗54.8%)。
  • 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」(売上高△2.3%、営業利益△10.0%、親会社株主帰属四半期純利益△17.5%:前年同期比)。
  • 注目すべき変化:通訳事業は第3四半期累計で過去最高売上を更新(通訳売上 +9.1%)した一方、翻訳事業の工業・ローカライゼーションや金融・法務分野での受注減や、前期に計上した子会社株式売却益(特別利益37百万円)の反動が利益を押し下げた点が重要。
  • 今後の見通し:通期予想の修正は無し。第3四半期累計の進捗から見ると、通期達成の可能性は妥当だが、営業利益・当期純利益は進捗に余地(特に利益面は通期予想に対する進捗が売上より遅い)あり。
  • 投資家への示唆:AI/MT/LLMなどの無形資産投資を拡大しており(無形固定資産の増加)、中期的な競争力強化を目指す一方、短期的には外部環境(米国の通商政策不透明感等)により一部セグメントで受注変動が見られる。特別利益寄与がなくなった点が純利益減少の主因であることに留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社 翻訳センター
    • 主要事業分野:翻訳事業(特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務等)、人材派遣(語学系)、通訳事業、その他(外国出願支援等)
    • 代表者名:代表取締役社長 二宮 俊一郎
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • 翻訳事業:特許、医薬、工業・ローカライゼーション、金融・法務等の翻訳サービス
    • 派遣事業:語学力を要する人材の派遣・紹介
    • 通訳事業:会議等の通訳サービス
    • その他:外国出願支援、コンベンション等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:3,369,000株
    • 期末自己株式数:12,207株
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,353,477株
    • 時価総額:–(資料未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算発表(通期):既発表の通期予想あり(修正無)
    • 株主総会、IRイベント等:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社通期予想と第3四半期累計実績の進捗率)
    • 売上高:第3四半期累計 8,101百万円 / 通期予想 11,400百万円 → 達成率 71.1%
    • 営業利益:第3四半期累計 513百万円 / 通期予想 900百万円 → 達成率 57.0%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 345百万円 / 通期予想 630百万円 → 達成率 54.8%
  • サプライズの要因:
    • 売上面:通訳事業が好調(過去最高)で寄与したが、翻訳事業の一部(工業・ローカライズ、金融・法務)で受注減があり売上は前年同期比で減少。
    • 利益面:前年同期に計上した子会社株式売却益(特別利益37百万円)が今期は無く、その反動で四半期純利益が減少。営業面では経費削減を実施したが、売上減と構成変化で営業利益率が低下。
  • 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。第3四半期時点の進捗は売上は比較的順調(71%)だが、利益進捗が低めなため、下期の収益回復が必要。現時点で予想修正は発表されていない。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31、単位:百万円)
    • 売上高:8,101(△2.3% YoY、前期 8,299)
    • 売上総利益:3,860(前期 3,922)
    • 販管費:3,347(前期 3,352)
    • 営業利益:513(△10.0% YoY、前期 570) 営業利益率 6.33%(513/8,101)
    • 経常利益:542(△6.5% YoY、前期 580)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:345(△17.5% YoY、前期 419)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):102.99円(前年同期 125.11円)
  • 収益性指標(単純計算/参考)
    • ROE(簡便計算:四半期累計純利益÷期末自己資本):345/6,864 = 5.03%(四半期累計ベース。目安:8%以上が良好)
    • ROA(簡便計算):345/8,485 = 4.06%(目安:5%以上が良好)
    • 営業利益率:6.33%(業種平均との比較は個別参照)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計)
    • 売上高進捗率:71.1%(通常は第3四半期で70~75%程度が標準だが業種・会社により異なる)
    • 営業利益進捗率:57.0%(利益進捗が売上より遅延)
    • 純利益進捗率:54.8%
  • 貸借対照表(2025/12/31、単位:百万円)
    • 総資産:8,485(前期末 8,836 → △350)
    • 流動資産:6,976(主に受取手形・売掛金減少)
    • 現金及び預金:4,851(前期末 4,826 → +25)
    • 負債合計:1,621(前期末 2,076 → △454)
    • 純資産(自己資本):6,865(前期末 6,761 → +103)
    • 自己資本比率:80.8%(安定水準:40%以上で安定)
    • 流動比率(概算):6,975 / 1,362 = 約5.12(良好)
    • 負債比率(負債/純資産):1,621 / 6,865 = 約23.6%(低水準)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料に記載なし)。ただし現金及び預金は4,851百万円(前期末比で小幅増)。
    • 営業CF/投資CF/財務CF:–(未作成のため不明)
    • フリーCF:–(未作成)
  • 減価償却・のれん償却等
    • 減価償却費(第3四半期累計):33,235千円(約33.2百万円)
    • のれんの償却額:13,838千円(約13.8百万円)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:前期に子会社株式売却益 37,384千円(約37.4百万円)計上。今期は該当なし。
  • 特別損失:固定資産除却損 286千円(小額)
  • 一時的要因の影響:前期の特別利益剥落が当期純利益減少の主要因。これを除くと純粋な営業業績の落ち込みは営業利益で約10%程度の減少に留まる。
  • 継続性の判断:子会社株式売却益は非継続要因のため、今後の利益ベースには一過性の影響と判断。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00円(2026年3月期中間:0円)
    • 期末配当(予想):75.00円
    • 年間配当予想:75.00円(変更なし)
  • 配当利回り:–(株価情報未記載のため算出不可)
  • 配当性向(予想):年間配当75円 / 1株当たり当期純利益予想187.81円 = 約40.0%
  • 特別配当:無
  • 株主還元方針:特になし(自社株買い等記載無し)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(固定資産の増減からの要点):
    • 固定資産合計は前連結会計年度末比 +340百万円(主に無形固定資産の増加による)
    • 無形固定資産(その他)が大幅に増加(40,022千円 → 285,413千円)しており、ソフトウェア・データ・AI関連投資の可能性が高い(資料は内訳記載なし)。
    • 減価償却費:33,235千円(第3Q累計)
  • 研究開発:
    • R&D費用:–(明示記載なし)
    • 主なテーマ(記載あり):翻訳支援ツール(CAT)、機械翻訳(MT)、大規模言語モデル(LLM)等の自然言語処理技術活用

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(注記なし)
  • 在庫状況:仕掛品 191百万円(前期 123百万円)。在庫回転日数等の記載なし。

セグメント別情報

  • 売上高(第3四半期累計、単位:百万円、前年同期比)
    • 翻訳事業:5,984百万円(△3.5%)
    • 特許:2,244百万円(+1.6%)
    • 医薬:1,976百万円(+3.7%)
    • 工業・ローカライゼーション:1,355百万円(△16.0%)
    • 金融・法務:409百万円(△14.8%)
    • 派遣事業:848百万円(△5.3%)
    • 通訳事業:1,020百万円(+9.1%、当四半期累計として過去最高)
    • その他:249百万円(△4.5%)
  • セグメント利益(第3四半期累計、単位:千円→百万円換算)
    • 翻訳事業:355,882千円(約355.9百万円)
    • 派遣事業:32,949千円(約33.0百万円)
    • 通訳事業:98,293千円(約98.3百万円)
    • その他:25,168千円(約25.2百万円)
    • セグメント合計利益:512,293千円 → 連結営業利益との差異調整後 513,250千円
  • 備考:翻訳事業は領域別に差が大きく、工業分野(自動車関連等)の受注減が業績に影響。通訳事業は大型スポット・会議受注が効いている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2026/3~2028/3):AI・データ活用による競争力強化を掲げ、CAT/MT/LLMの導入とデータ分析による営業強化を推進。
  • 進捗:無形固定資産の増加は中期投資(AI/LLM等)の表れと解釈可能。短期は外部環境で変動があるが、中期では技術投資を進める方針。

競合状況や市場動向

  • 競合・市場:機械翻訳や生成AIの普及で事業環境が変化。会社もAI関連投資を強化している旨を開示。
  • リスク要因:米国の通商政策不透明感、海外経済減速、原材料等の価格変動(該当する具体項目はなし)、AI技術の進展に伴う事業構造変化。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更無、2025/4/1~2026/3/31)
    • 売上高:11,400百万円(+1.6%)
    • 営業利益:900百万円(+1.0%)
    • 経常利益:920百万円(+1.5%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:630百万円(△12.9%)
    • 次期予想:–(記載なし)
    • 会社予想の前提:資料P.3に説明あり(為替等の前提は詳細参照)
  • 予想の信頼性:会社は現時点で修正なし。過去の予想達成傾向については本資料に詳細記載なし。
  • 主なリスク:為替、海外顧客の受注動向、AI技術の普及による価格競争、特別利益の有無

重要な注記

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税効果会計の見積り適用等の注記あり)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(第3四半期累計に係るCF表は未作成)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2483
企業名 翻訳センター
URL http://www.honyakuctr.com/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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