1. 企業情報
- 企業名: ブリッジインターナショナル株式会社
- 設立: 2002年1月8日
- 所在地: 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
- 事業内容: インサイドセールスを中心とした法人営業支援サービスを提供。具体的には、マーケティングオートメーション（MA）コンサルティング、インサイドセールスの評価・研修、MAのアウトソーシング、CRM/SFAの導入支援、営業活動支援ツールなどを展開。
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内の競争優位性: インサイドセールスに特化したサービスを展開しており、BPO事業が主力。特に、非対面型営業の需要が高まる中で、強固なポジションを確立。
- 課題: 業界全体の競争が激化しており、他社との差別化が求められる。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣のビジョン: 営業支援のプロフェッショナルとしての地位を確立し、持続的成長を目指す。
- 中期経営計画: インサイドセールスアウトソーシング事業の拡大、プロセス・テクノロジー事業の強化、研修事業の充実を図る。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル: 定期的なサービス提供により安定した収益を確保。顧客ニーズの変化に応じたサービスの柔軟な提供が可能。
- 市場ニーズの変化への適応力: デジタル化の進展に伴い、MAやCRMの導入支援が増加している。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向: 営業支援ツールの開発や、AIを活用したデータ分析サービスの提供を進めている。
- 主力製品: インサイドセールス支援サービス、MAコンサルティング、営業活動支援ツールが収益を牽引。
6. 株価の評価
- 現在の株価: 1,431.0円
- PER（会社予想）: 8.88倍（業界平均25.7倍と比較して割安）
- PBR（実績）: 1.23倍（業界平均2.5倍と比較して割安）
7. テクニカル分析
- 株価推移: 現在の株価は年初来高値1,772円から約19.3%下落しているが、過去数日間は安定した推移を見せている。
- 高値圏か安値圏か: 現在は安値圏に位置しており、反発の可能性がある。
8. 財務諸表分析
- 売上高: 7,865百万円（前年同期比17.3%増）
- 営業利益: 944百万円（前年同期比7.1%増）
- ROE: 16.73%（高い収益性を示す）
- 自己資本比率: 80.4%（財務の健全性を示す）
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回り（会社予想）: 2.45%
- 1株配当（会社予想）: 35.00円
- 配当性向: 30.20%（安定した配当政策を維持）
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向: 過去10日間での株価は安定しており、急激な変動は見られない。
- 株価への影響を与える要因: 業績の向上、配当政策の安定が株価にプラスの影響を与えると考えられる。
11. 総評
ブリッジインターナショナルは、インサイドセールスに特化した法人営業支援サービスを展開し、安定した成長を続けています。業界内での競争優位性を持ちながらも、競争が激化しているため、差別化戦略が求められます。財務状況は健全で、株主還元方針も明確です。現在の株価は割安と考えられ、投資家の関心を引く要素が多い企業です。今後の業績成長に期待が持てるでしょう。
企業情報
| 銘柄コード | 7039 |
| 企業名 | ブリッジインターナショナル |
| URL | http://www.bridge-g.com |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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