2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を上方修正(売上高+10,000百万円、営業利益+10,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益+5,000百万円)。市場コンセンサスとの比較は資料に記載なし(–)。
  • 業績の方向性:増収横ばい〜増益(第3四半期累計:売上高 1,443,571百万円(前年同期比+6.0%)、営業利益 106,587百万円(+3.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益 76,196百万円(△0.9%))。
  • 注目すべき変化:不動産開発事業が株式会社アスコットの連結化などにより売上高+159.5%、営業利益+160.6%と大幅増。一方、建設事業は完成工事高・利益ともやや悪化(営業利益△15.1%)で、資材高騰と完工タイミングの偏りが要因。
  • 今後の見通し:通期予想を上方修正(通期売上高1,980,000百万円、営業利益135,000百万円、当期純利益95,000百万円)。第3四半期累計の進捗率は売上高約72.9%、営業利益約79.0%、当期純利益約80.2%で、通期達成の目途は示されているが、建設事業の下振れやキャッシュフローの悪化が留意点。
  • 投資家への示唆:ストック収益(不動産賃貸事業)の堅調さと不動産開発の取り込みが業績押し上げ要因。一方で建設工事の利益率低下や営業CFの大幅マイナス(仕掛・販売用不動産の増加、税支払増等)が短期的な財務面の注意点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:大東建託株式会社
    • 主要事業分野:建設事業(賃貸住宅等の建設)、不動産賃貸事業(賃貸経営受託・一括借上等)、不動産開発事業(投資用マンション、収益不動産の開発・販売)、その他(ガス供給、介護等)
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 CEO 竹内 啓
    • IR問合せ:取締役 上席執行役員 管理本部長 CFO 岡本 司(TEL 03-6718-9111)
    • 備考:2025年10月1日付で普通株式1株→5株の株式分割実施(報告数値は分割後想定で表示)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月30日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結・日本基準)
    • 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け説明会あり(資料・音声等はウェブ掲載予定)
  • セグメント:
    • 建設事業:賃貸住宅等の建設、完成工事高により収益計上
    • 不動産賃貸事業:一括借上(大東建託パートナーズ等)、家賃収入・入居者斡旋等
    • 不動産開発事業:投資マンション、収益不動産の買取再販・開発販売(アスコット連結化の影響あり)
    • その他:金融事業、ガス供給、介護・保育、ホテル等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):344,594,895株(分割後換算)
    • 期中平均株式数(第3Q累計):331,964,759株
    • 期末自己株式数:11,743,169株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 次回決算/レビュー報告の公表予定:レビュー報告(任意)添付の第3四半期決算短信開示予定日 2026年2月13日
    • 決算説明会開催:2026年1月30日(実施済、資料掲載予定)
    • その他:株主総会等の予定は本文に記載なし(–)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社発表の通期予想との関係を中心に)
    • 売上高:第3四半期累計 1,443,571百万円。通期修正予想 1,980,000百万円に対する進捗率 72.9%(第3四半期時点)。
    • 営業利益:第3四半期累計 106,587百万円。通期修正予想 135,000百万円に対する進捗率 79.0%。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:第3四半期累計 76,196百万円。通期修正予想 95,000百万円に対する進捗率 80.2%。
  • サプライズの要因:
    • 上振れ要因:不動産開発事業の連結化(アスコット)と収益不動産販売増により売上・利益が大幅増。賃貸事業は高水準の入居率維持で安定的に収益拡大。
    • 下振れ要因:建設事業は完成工事高・完成工事総利益がやや弱含み(資材価格高騰、完工の下期偏重)、営業利益は前年同期比で減少。
  • 通期への影響:会社は既に通期予想を上方修正しており、第3四半期の進捗は営業利益・純利益で約8割前後と比較的順調。ただし建設事業の利益低下と営業CFマイナスが通期の不確実性要因。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期末 2025/12/31)
    • 総資産:1,298,332百万円(前期末 1,221,992百万円、+763,440百万円)
    • 純資産:491,841百万円(前期末 467,365百万円、+244,756百万円)
    • 自己資本比率:38.1%(前期末 38.4%)(目安: 40%以上で安定、現状やや低め)
    • 現金及び現金同等物:186,666百万円(期首 223,573百万円、△36,907百万円)
  • 収益性(第3四半期累計、金額は百万円)
    • 売上高:1,443,571(前年同期比+6.0%/+81,395)
    • 営業利益:106,587(前年同期比+3.7%/+3,790)
    • 営業利益率:7.39%(106,587/1,443,571)※業種平均は参照なし(参考目安として7%台は健常)
    • 経常利益:109,216(前年同期比+0.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:76,196(前年同期比△0.9%)
    • 1株当たり四半期純利益(分割後算定):229.53円(前年同期 234.61円)
  • 収益性指標(参考・概算)
    • ROE(参考値、年率換算):約20.6%(第3Q累計純利益76,196を年率換算(×4/3)=101,594 / 自己資本494,837 ≒20.6%)(目安: 8%以上で良好、10%以上で優良 → 高水準。ただし年率換算は参考値)
    • ROA(参考値、年率換算):約7.8%(101,594 / 総資産1,298,332 ≒7.8%)(目安: 5%以上で良好)
    • 営業利益率:約7.4%(上記)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
    • 売上高進捗率:72.9%(通常ペース:第3Q累計で約75%前後が目安だが業種や期による。今回はやや下期にかたよる可能性あり)
    • 営業利益進捗率:79.0%(比較的良好)
    • 純利益進捗率:80.2%(比較的良好)
  • キャッシュフロー(第3四半期累計)
    • 営業CF:△73,145百万円(前年同期△7,020百万円、著しい悪化)
    • 投資CF:△29,169百万円(前年同期△23,069百万円、主な支出:有形固定資産取得 15,516百万円、無形固定資産取得 5,303百万円、関連会社株式取得等)
    • 財務CF:+67,077百万円(前年同期△44,043百万円、主因:長期借入による収入186,458百万円、長期借入返済△74,670百万円、配当金支払△51,233百万円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):△102,314百万円(マイナス)
    • 営業CF/純利益比率:△0.96(営業CFがマイナスのため比率マイナス、目安1.0以上で健全→未達)
    • 現金同等物の推移:期首 223,573百万円 → 期末 186,666百万円(△36,907百万円)
  • 四半期推移(QoQ、季節性)
    • 売上・利益は建設の完工時期や不動産販売のタイミングで上下(当期は下期偏重の計画で完工が下期寄り)。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:38.1%(目安40%以上で安定 → やや低め)
    • 流動比率(概算):流動資産 835,019 / 流動負債 324,311 ≒ 257.6%(流動性は良好)
    • 負債比率(概算):負債合計 806,491 / 純資産 491,841 ≒ 1.64(164%)
  • 効率性
    • 総資産回転率(参考):売上高1,443,571 / 総資産1,298,332 ≒ 1.11回/年
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 不動産賃貸事業:売上 894,543百万円(+3.1%)、営業利益 67,312百万円(+7.9%)→ グループ最大の収益源(売上構成比 ≒62.0%)
    • 建設事業:売上 398,076百万円(△0.7%)、営業利益 31,030百万円(△15.1%)→ 完成工事総利益率低下(25.1%、△0.2p)
    • 不動産開発事業:売上 87,787百万円(+159.5%)、営業利益 9,514百万円(+160.6%)→ 連結子会社化等による大幅増
    • その他:売上 63,163百万円(+5.7%)、営業利益 12,827百万円(△0.2%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:549百万円(関係会社株式売却益 378百万円 等)
  • 特別損失:180百万円(固定資産売却損等、減損損失 30百万円含む)
  • 企業結合影響:株式会社アスコット取得に係る暫定処理の確定(第1Qで確定)、のれん増加(結果的にのれん3,262百万円、償却期間12年・顧客関連資産4年均等償却)→ 不動産開発事業の売上・利益増に寄与
  • 一時的要因の影響:営業CF悪化は主に販売用・仕掛販売用不動産の増加および法人税等支払増。これらは事業性のある投資・売上タイミングによるもので、継続的か一時的かは案件・販売進捗に依存。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 第2四半期(中間)配当:342.00円(2026年3月期・支払済、分割後表示)
    • 期末配当(予想):74.60円(分割後表示)※注記あり
    • 会社注記(分割影響を除いた場合):期末配当 373円、年間配当合計 715円(分割を考慮しない値)→ 実質的には前年並みの年間配当水準を維持
  • 配当利回り:株価情報なしのため記載不可(–)
  • 配当性向:会社の公表値なし。参考として分割を考慮しない年間配当715円に対する通期当期純利益(95,000百万円)と発行済株式数で算出することは可能だが、ここでは不明点あり(–)。
  • 株主還元方針:特別配当の記載なし。自己株式の処分収入・取得実績あり(当期は自己株式処分による収入 4,915百万円、取得支出△1,972百万円)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出より)
    • 有形固定資産の取得による支出:15,516百万円(第3Q累計、前年同期 13,088百万円)
    • 減価償却費:14,947百万円(第3Q累計)
  • 研究開発:
    • R&D費用:特記なし(–)
    • 主なテーマ:特記なし(–)

受注・在庫状況(該当)

  • 受注状況(建設事業)
    • 受注高(当期累計):431,436百万円(前年同期比△5.5%)
    • 受注残高(2025/12末):800,342百万円(前年同期比△1.3%)
  • 在庫(棚卸・販売用不動産等)
    • 販売用不動産:119,501百万円(前期末 90,694百万円、増加)
    • 仕掛販売用不動産:142,767百万円(前期末 101,168百万円、増加)
    • 在庫増加が営業CF悪化の一因

セグメント別情報(要点)

  • 建設事業:売上高 398,076百万円(△0.7%)、営業利益 31,030百万円(△15.1%)。完成工事総利益率低下(25.1%、△0.2p)。完工の下期偏重と資材高が影響。
  • 不動産賃貸事業:売上高 894,543百万円(+3.1%)、営業利益 67,312百万円(+7.9%)。入居者斡旋件数 232,139件(△0.6%)、家賃ベース入居率(居住用)97.4%(高水準)。
  • 不動産開発事業:売上高 87,787百万円(+159.5%)、営業利益 9,514百万円(+160.6%)—投資マンション・収益不動産販売の増加、及びアスコット連結化が主因。
  • その他:売上高 63,163百万円(+5.7%)、営業利益 12,827百万円(△0.2%)。ガス供給戸数・介護利用者数等が増加。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2024–2026)の基本方針「グループ一丸 新たな挑戦」に沿って、人的資本経営、建設の受注確保・収益性向上、不動産賃貸のストック収益拡大、不動産開発強化を推進中。第3Qの実績は不動産賃貸・開発の拡大が計画に寄与している一方、建設事業の収益性改善は継続課題。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:新設住宅着工戸数(2025/4~11累計)は472,030戸(前年同期比△13.7%)、賃貸住宅着工戸数は206,636戸(△13.1%)と低調。こうした市場縮小の中で、賃貸の高入居率維持や開発商品の拡充が重要。
  • 競合比較:同業他社との相対評価は資料に記載なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025/4/1–2026/3/31)修正予想:売上高1,980,000百万円(前回1,970,000)、営業利益135,000百万円(前回125,000)、経常利益138,000百万円(前回127,000)、親会社株主に帰属する当期純利益95,000百万円(前回90,000)。
    • 予想の前提:為替・原油等の明示的前提は本文参照(会社開示資料に基づく)。株式分割影響は考慮済み。
  • 予想の信頼性:会社は第3Q進捗で営業利益・純利益の通期達成に向けた見通しを示しているが、建設事業の着工・完工タイミング、原材料価格動向、営業CFの回復が達成鍵。
  • リスク要因:資材価格の高止まり、円安の影響、地政学リスク、長期借入金返済・金利動向、販売用不動産の販売進捗。

重要な注記

  • 会計上の注意点:2025年3月26日のアスコット取得に関し暫定処理の確定を第1四半期で実施。前期数値に重要な見直しを反映済み。
  • 株式分割:2025年10月1日付で普通株式1株につき5株の分割を実施。1株当たり指標等は分割後想定で算定。
  • 開示補足:第3四半期決算短信はレビュー(監査)未完了。レビュー報告書は後日添付予定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 1878
企業名 大東建託
URL http://www.kentaku.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 不動産 – 不動産業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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