2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する中間進捗は、売上高進捗率48.7%、営業利益進捗率55.5%、親会社株主に帰属する当期純利益進捗率55.4%で、会社が通期予想を修正していないことから「ほぼ予想通り」。特段の上振れ・下振れ修正はなし。
- 業績の方向性:増収減益(売上高が前年同期比+5.8%、営業利益が前年同期比△2.4%)。
- 注目すべき変化:不動産開発事業が株式会社アスコットの連結化等により売上高で+144.8%、営業利益で+105.1%と大幅増。一方、建設事業は完成工事高が前年同期比△1.2%、営業利益は前年同期比△24.0%(完成工事総利益率低下)で収益性が低下。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高1,970,000百万円、営業利益125,000百万円、当期純利益90,000百万円)は据え置き。中間時点の進捗は概ね順調で会社は修正していない。
- 投資家への示唆:セグメントで業績の二極化(不動産賃貸・開発の拡大 vs 建設事業の利益圧迫)と、キャッシュ面では投資・借入の動きが活発化している点に注目。特に開発事業の拡大とそれに伴う資金調達(大型シンジケートローン)・アクイジション影響を確認すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:大東建託株式会社
- 主要事業分野:建設事業(賃貸住宅・戸建等の受注・施工)、不動産賃貸事業(賃貸経営受託、一括借上等)、不動産開発事業(投資用マンション・収益不動産の開発販売)、その他(金融、LPガス、介護等)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 CEO 竹内 啓
- 上場取引所:東証・名証
- URL:https://www.kentaku.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(連結)=2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会:有(機関投資家・証券アナリスト向け、2025年10月31日実施予定)
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
- 配当支払開始予定日(中間):2025年11月21日
- セグメント(報告セグメント):
- 建設事業:賃貸住宅等の受注・施工、完成工事高計上
- 不動産賃貸事業:一括借上、家賃収入、賃貸管理、保証等
- 不動産開発事業:投資マンション、収益不動産の買取/開発/販売
- その他の事業:金融事業、LPガス供給、介護・保育、ホテル等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、実績):344,594,895株(株式分割後表示)
- 期中平均株式数(中間期):331,671,800株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出:2025年11月14日
- 決算説明会:2025年10月31日(機関投資家向け)
- その他IRイベント:–(資料に詳細なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期、進捗率で評価)
- 売上高:実績959,553百万円、通期予想1,970,000百万円に対する進捗48.7%
- 営業利益:実績69,393百万円、通期予想125,000百万円に対する進捗55.5%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績49,886百万円、通期予想90,000百万円に対する進捗55.4%
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主因)
- 建設事業:RC比率増・資材高騰により完成工事総利益率低下(24.8%、前年同期比△0.7pt)、営業利益が大幅減(△24.0%)。
- 不動産賃貸事業:一括借上物件増・高水準の入居率で家賃収入増加、営業利益は前年同期比+5.5%と増益。
- 不動産開発事業:株式会社アスコットの連結化や開発販売増により売上・利益が大幅増(売上高+144.8%、営業利益+105.1%)。
- キャッシュ面:営業CFがマイナスに転じた(△15,747百万円)主因は法人税等の支払増(△27,123百万円)や販売用不動産等の運転資本変動。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。中間の進捗は利益面でやや前倒し感があるため通期達成の可能性は現時点で維持されているが、建設事業の利益率回復の可否と投資・資金調達の影響を注視する必要あり。
財務指標(要点)
- 主要P/L(当中間連結会計期間:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:959,553百万円(前年同期比+5.8%/+52,254百万円)
- 営業利益:69,393百万円(前年同期比△2.4%/△1,670百万円)
- 経常利益:71,380百万円(前年同期比△3.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:49,886百万円(前年同期比△2.4%)
- 1株当たり中間純利益(調整後):150.41円(前年同期156.37円、株式分割を考慮)
- 収益性指標:
- 営業利益率(中間):約7.23%(69,393/959,553) — 業種平均は業種により差異あり
- ROE:–(資料に明示なし/簡易算出は期間要調整のため省略)
- ROA:–(資料に明示なし)
- 財政(期末:2025/9/30)
- 総資産:1,321,200百万円(前期末1,221,992百万円→+99,208百万円)
- 純資産:484,836百万円(前期末467,365百万円→+17,471百万円)
- 自己資本比率:37.0%(前期末38.4%→△1.4pt、目安40%以上で安定)
- 現金及び現金同等物残高:269,403百万円(前中間期末223,573百万円→+45,829百万円)
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:△15,747百万円(前中間期は+49,083百万円、悪化)
- 投資CF:△19,747百万円(前中間期△10,313百万円、投資増)
- 財務CF:+83,378百万円(前中間期△24,063百万円、長期借入による資金調達が主因)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):+4,000百万円(=△15,747 −(△19,747)=+4,000百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△15,747)/親会社株主中間純利益(49,886)=約△0.32(目安1.0以上が健全)
- その他指標
- 有利子負債の増加と長期借入金の大幅増(長期借入金が増加、シンジケートローン1,400億円組成・借入実行)
- 減価償却費:9,221百万円(中間)
進捗率分析(通期比較)
- 通期予想(会社発表)に対する中間進捗率:
- 売上高:48.7%(959,553 / 1,970,000)
- 営業利益:55.5%(69,393 / 125,000)
- 当期純利益:55.4%(49,886 / 90,000)
- 判断:利益の進捗は比較的良好だが、建設事業の採算低下や営業CFのマイナス化がリスク要因。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:関係会社株式売却益378百万円等(当中間期合計439百万円)
- 特別損失:減損損失30百万円等(当中間期合計126百万円)
- 企業結合関連:2025年3月26日取得の株式会社アスコットに係る暫定処理の確定を当中間期で実施。のれん等の修正(のれん増加等)を反映。
- 一時的要因の影響:開発事業の増益は連結子会社化(アスコット)等の影響が大きく、本質的な継続性は含みを要する(連結範囲の変化に伴う増収)。
配当
- 中間配当:342円(株式分割後表示) 支払予定日2025/11/21
- 期末配当(会社予想):期末(分割考慮後)68.60円表記(注記あり)。株式分割を考慮しない場合の期末配当343円、年間配当685円(分割前換算)。
- 連結配当性向(会社計画):50.0%
- 特別配当:無
- 株主還元方針:配当性向50%を目安。自社株買いは当中間期に目立った公表なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(連結):13,339百万円(前年同期比△15.8%)
- 減価償却費:9,221百万円(中間)
- 研究開発費:–(資料に明示なし)
- 主な投資内容:有形固定資産取得等(詳細は注記参照)
受注・在庫状況(該当)
- 受注工事高:273,951百万円(前年同期比△5.3%)
- 受注残高(2025/9末):791,867百万円(前年同期同水準)
- 棚卸資産(販売用不動産):111,469百万円(前期比増)
- 在庫の質:仕掛販売用不動産等増加(仕掛販売用不動産116,662百万円)
セグメント別情報(主要ポイント)
- 建設事業
- 売上高:264,012百万円(前年同期比△1.2%)
- 営業利益:19,953百万円(前年同期比△24.0%)
- 完成工事総利益率:24.8%(前年同期比△0.7pt)
- 受注棟数・戸数とも前年割れ(受注戸数16,533戸、前年同期比△8.8%)
- 不動産賃貸事業
- 売上高:594,879百万円(前年同期比+3.0%)
- 営業利益:45,669百万円(前年同期比+5.5%)
- 入居者斡旋件数:160,878件(前年同期比△1.4%)
- 家賃ベース入居率(居住用):97.3%(ほぼ高水準)
- 不動産開発事業
- 売上高:60,415百万円(前年同期比+144.8%)
- 営業利益:5,939百万円(前年同期比+105.1%)
- 背景:アスコットの連結化・開発販売の拡大
- その他の事業
- 売上高:40,245百万円(前年同期比+6.2%)
- 営業利益:6,308百万円(前年同期比△2.2%)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024–2026年度)に基づく取り組み(人的資本経営、建設受注確保、ストック収益拡大、開発事業強化)を継続。
- 不動産開発事業の拡大は中期計画の注力分野と整合。建設事業の収益性改善が中期目標達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:新設住宅着工戸数は低調(2025年4月~8月累計で277,065戸、前年同期比△19.4%)、賃貸住宅着工戸数も減少。資材高・円安等の外部環境に不確実性。
- 競合比較:同業他社との相対位置は資料に明示なし。だが高水準の入居率とストック型収益の拡大は競争優位要素。
今後の見通し
- 通期予想:変更なし(売上高1,970,000百万円、営業利益125,000百万円、当期純利益90,000百万円、1株当たり当期純利益274.00円(分割考慮))
- 会社予想の前提条件:為替等の明細は注記参照(TIBOR等借入金利はシンジケートローンでTIBOR+スプレッド)
- リスク要因:建設資材価格・工期偏重による利益率低下、金利上昇による財務費用増加、開発事業拡大に伴う資金調達条件(シンジケートローンに財務上の特約あり:純資産維持条件)、入居率の下落等。
重要な注記
- 会計方針・見積り等の変更:当中間期における連結範囲の重要な変更は無し。ただし、2025年3月取得のアスコットに関する暫定会計処理の確定を反映(前期数値に影響)。
- 株式分割:2025年10月1日付で普通株式1株→5株の株式分割を実施。これにより1株当たり数値は分割後表示で算定。
- 有力な資金調達:2025年9月に組成額1,400億円のシンジケートローンを借入(借入実行日2025/9/30)。財務特約により四半期末時点で純資産(連結)を2025年3月期末の50%以上に維持する契約あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1878 |
| 企業名 | 大東建託 |
| URL | http://www.kentaku.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 不動産 – 不動産業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
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