2025年12月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の当期(2025年通期)当初予想の数値は本短信上に明示されておらず、会社予想・市場コンセンサスとの直接比較は不可。注目点として「5年ぶりの通期黒字転換」を達成(親会社株主に帰属する当期純利益 140,537千円)。
- 業績の方向性:増収増益(営業収益 4,581,627千円、前年同期比 +6.4%、営業利益 105,125千円:前年は営業損失 △175,594千円 → 黒字化)。
- 注目すべき変化:OTA事業の収益性が大幅改善(営業利益率 11.2% → 23.2%、OTA営業利益 852,397千円、前年同期比 +110.9%)。一方、観光IT事業は売上拡大(+24.0%)だが先行投資で営業損失拡大(△262,751千円)。
- 今後の見通し:2026年通期予想は営業収益 5,000百万円、営業利益 380百万円、親会社株主帰属当期純利益 340百万円。経営は「収益基盤強化→再投資サイクル構築」へ転換予定で、会社は2026年に営業利益で前年度比2倍超を見込む。
- 投資家への示唆:収益改善の主因はOTA事業のコスト最適化と高収益化。観光ITは成長投資段階で赤字継続だが将来的な柱化を目指す。キャッシュは潤沢(期末現金 5,686,926千円)で再投資余力あり。だが子会社での資金流出(約50百万円、調査中)や海外開発拠点の清算などの下振れリスクに留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ベルトラ株式会社(コード 7048、上場:東)
- 主要事業分野:現地体験型オプショナルツアー専門のオンラインOTA「VELTRA」運営(OTA事業)、チケットプラットフォーム・観光系ITインフラ提供(観光IT事業)
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 二木渉
- IR連絡先:取締役CFO 皆嶋純平、TEL 03-6823-7990
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:連結 2025年1月1日~2025年12月31日(通期)
- 決算説明資料の作成:有、決算説明会:有
- セグメント:
- OTA事業:VELTRA日本語/英語サイト、HawaiiActivities等。予約成立に応じ収益を得るOTA。
- 観光IT事業:チケットプラットフォーム、チケット販売・ITインフラ(QR改札等)提供、子会社による地域展開(韓国子会社設立等)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):36,599,580株(2025年12月期)
- 期中平均株式数:36,598,984株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会予定日:2026年3月24日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年3月23日
- IRイベント:決算説明会あり(資料作成済)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 会社予想との比較:当期(2025年)の会社による通期予想値は本短信に明示されておらず比較不可(表記:–)。
- 市場予想との比較:市場コンセンサスの記載なし(–)。
- 実績(2025通期):
- 売上高(営業収益):4,581,627千円(前年 4,304,918千円、+6.4%)
- 営業利益:105,125千円(前年 △175,594千円 → 黒字化)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:140,537千円(前年 △407,943千円 → 黒字化)
- サプライズの要因:
- OTA事業:マーケティング費・人件費の厳格管理、広告抑制による費用対効果改善で営業利益大幅増。
- 観光IT事業:売上は拡大(チケットプラットフォーム好調)したが、ITインフラ投資等の先行コストでセグメント損失拡大。
- 営業外項目:営業外収益に一部雑収入(約30百万円)を計上(子会社の特定取引に起因)。
- 通期への影響(今後の見通し含む):
- 会社は2026年に営業利益を大幅増(380百万)と見込む。OTAの高収益体質維持と観光ITの損失縮小が前提。
- リスク要因:外部環境(為替・検索エンジン仕様変化等)、子会社での資金流出(約50百万円、調査中)、海外拠点(VELTRA Malaysia)清算の影響(軽微見込み)。
財務指標(連結、単位:千円。%は前年同期比)
- 損益要点:
- 営業収益(売上高):4,581,627(+6.4%/+276,709)
- 営業利益:105,125(前年 △175,594 → 増加 280,719)
- 経常利益:99,426(前年 △298,365 → 増加 397,791)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:140,537(前年 △407,943 → 増加 548,480)
- EPS(1株当たり当期純利益):3.84円(前年 △11.18円)。潜在株式調整後 3.81円
- 収益性指標:
- 営業利益率:2.3%(前年 -4.1%)
- 経常利益率:2.2%(表示は経常利益99,426/売上4,581,627)
- ROE(自己資本当期純利益率):5.5%(記載値。目安:8%以上が良好 → 現状やや低め)
- ROA:1.1%(目安 5%以上で良好 → まだ低位)
- 財政状態(期末、千円):
- 総資産:9,323,407(前年 8,584,721、+8.6%)
- 純資産:2,969,777(前年 2,888,515、+2.8%)
- 自己資本比率:28.3%(前年 29.1%。目安 40%以上で安定 → やや低め)
- 1株当たり純資産:72.11円(前年 68.20円)
- キャッシュ・フロー(千円):
- 営業CF:920,212(前年 459,565、+100.2%)
- 投資CF:△388,246(前年 △436,202)
- 主な支出:固定資産取得による支出 400,311(ソフトウェア等の取得)
- 財務CF:46(前年 1,352,893 ※前年は資金調達等の特別要因)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約 531,966千円(健全)
- 現金及び現金同等物期末残高:5,686,926千円(前年 5,166,676千円、+520,249)
- 営業CF/親会社株主帰属当期純利益比率:920,212 / 140,537 ≒ 6.55(目安 1.0以上 → 良好)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は本短信抜粋に記載なし(年次集約のみ)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率 28.3%(安定水準の目安40%に対し低め)
- 短期借入金:期末で特段の短期借入は計上されていない(2025年度は借入金なしの様子)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細は別途計算必要(データは有り)。営業利益率は業界平均との比較で判断要。
特別損益・一時的要因
- 2025年(当期)の主な特別項目:
- 特別利益:新株予約権戻入益 7,839千円
- 特別損失:特記事項なし(当期は特別損失合計 0)
- 一時的要因の影響:
- 営業外収益の雑収入(約30,847千円)に、子会社に関する特定取引の収益が含まれる(サービス完了・権利確定として認識)。発生原因は不適切利用の疑いある取引を含む旨の注記あり。
- 継続性の判断:
- 雑収入や一時的利益は継続性が低い可能性があるため、実質業績評価では営業利益ベースの改善(OTAの構造改善)がより重要。
配当
- 配当実績(連結):
- 2024年・2025年:期中(中間・期末)ともに 0.00円(無配)
- 2026年予想:期中 0.00円(通期予想 0.00円)
- 配当性向:–(配当が無く、配当性向は算出不能)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載なし(現状は内部留保による投資・財務基盤強化を優先の様子)。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動の支出・固定資産取得等):
- 固定資産取得による支出:400,311千円(主にソフトウェア取得)
- 有形・無形固定資産増加(連結):約 392,551~395,995千円(資料の区分で差異あり)→ 大半が無形(ソフトウェア)関連
- 減価償却費:181,655千円(前年 168,626千円)
- 研究開発(R&D):
- R&D費用の明確な区分記載なし(ソフトウェア投資は開発投資に該当と判断可)
- 開発体制強化のため人員増・投資を実行している旨記載あり
受注・在庫状況(該当性:該当業種のため限定情報)
- 受注状況:該当項目の明示なし(OTAの予約モデルのため受注高・受注残は開示なし)
- 在庫状況:棚卸資産等の特記事項なし(旅行業のため通常の在庫概念は限定的)
セグメント別情報
- セグメント別(連結、千円/前年差):
- OTA事業:
- 営業収益:3,672,431(前年 3,595,054 → +2.2%)
- 営業利益:852,397(前年 416,423 → +110.9%)
- コメント:広告抑制やコスト管理で営業利益率を大幅改善(事業全体の黒字化に寄与)
- 観光IT事業:
- 営業収益:891,549(前年 718,858 → +24.0%)
- 営業損失:△262,751(前年 △132,275 → 損失拡大)
- コメント:チケットプラットフォームは飛躍的成長だが、ITインフラ事業等の先行投資で赤字
- 合計(連結):営業収益 4,581,627、営業利益 105,125
- セグメント戦略:
- OTA:収益性向上を最優先、クルーズ事業・法人向けサービス強化、AIサービス強化等
- 観光IT:プラットフォーム拡大による収益確保、ITインフラは本格運用・収益化へシフト
- 地域別売上(有形固定資産ベースでの開示):主な有形固定資産は日本中心(714,080千円)、マレーシア 4,642千円、米国 3,665千円
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本短信内では「高収益体質への進化」「再投資サイクルの確立」を掲げており、2026年の営業利益大幅増を通じて中期的な成長投資へシフトする方針。
- KPI達成状況:明確なKPI数値(LTV/リピート率等)の開示は本短信に無し。セグメント別営業利益改善が進捗指標と考えられる。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 訪日外客数は前年比 +15.8%(42,683,600人)で過去最高を更新、出国日本人数も回復基調(+13.3%)で旅行需要は拡大。
- 一方で円安・物価高、検索エンジン(Google)仕様変更等の外部要因がトラフィックやコストに影響。
- 競合比較:同業他社との直接比較数値は本短信に無し。OTAの高い営業利益率改善は相対的にポジティブな材料。
今後の見通し(会社予想等)
- 2026年連結業績予想(会社):
- 営業収益:5,000,000千円(前年比 +9.1%)
- 営業利益:380,000千円(会社説明では「前年度比で2倍を超える増益」と明示)
- 経常利益:366,000千円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:340,000千円
- 1株当たり当期純利益:9.28円
- 予想の信頼性:過去の予想開示・達成傾向の詳細は本短信に限定情報のみ。会社は成長投資を継続しつつ収益性を高める方針と説明。
- リスク要因:為替変動、原価上昇、検索エンジン仕様変更等の集客面リスク、子会社関連の不正送金や海外拠点整理の影響(50百万円の流出事案あり、影響を精査中)。
重要な注記
- 会計方針の変更:会計基準改正に伴う会計方針の変更あり(詳細は注記参照)。
- 報告セグメントの変更:2025年より単一セグメントから「OTA事業」「観光IT事業」の2区分へ変更(遡及修正開示済)。
- 重要な後発事象:
- 連結子会社 VELTRA Malaysia Sdn. Bhd. の解散・清算を決議(開発機能を本社へ統合、影響は軽微見込み)。
- リンクティビティ株式会社における第三者による虚偽指示での資金流出事案が判明(損害額約50百万円)。当該損失と業績への影響は現在精査中。
- その他:
- 営業外収益の「雑収入」には、子会社での疑義のある取引に係る収益約30百万円が含まれる(会社はサービス提供完了・権利確定として収益認識した旨注記)。
注記・留意事項
- 不明項目・市場コンセンサス等は「–」で示しました。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7048 |
| 企業名 | ベルトラ |
| URL | https://corp.veltra.com/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.5)」によって自動生成されました。
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