2026年3月期 第1四半期決算説明資料
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング (J-TEC)
- 主要事業分野: 再生医療等製品の開発・製造・販売、再生医療受託事業、ラボサイト事業
- 説明会情報:
- 開催日時: 2025年7月30日
- 説明会形式: — (資料から判断)
- 参加対象: 投資家
- 説明者:
- 発表者: — (資料から記載なし)
- 報告期間:
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期
- セグメント:
- 再生医療製品事業: 患者の皮膚組織、軟骨組織、角膜組織、口腔粘膜組織などを採取し、分離した細胞を培養して製造する事業。
- 再生医療受託事業: 他社に代わって再生医療等製品の開発・製造を行う事業。
- ラボサイト事業: 実験動物を用いた試験に代用可能な研究用ヒト培養組織(ラボサイト)の提供。
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益: 426百万円 (前年同期比 △15百万円)
- 営業利益: △244百万円 (前年同期比 △51百万円)
- 経常利益: △241百万円 (前年同期比 △48百万円)
- 四半期純利益: △242百万円 (前年同期比 △31百万円)
- 前年同期比: 上記参照
- 進捗状況:
- 通期計画(2025.4.30開示)に対する売上高合計は442百万円(2,900〜3,100百万円)。
- 営業利益は、通期計画(100〜200百万円)に対して、第1四半期は△244百万円。
- セグメント別状況:
- 再生医療製品事業:
- 売上高: 262百万円 (前年同期比 △39百万円)
- 内訳:
- 皮膚領域 (ジェイス、ジャスミン): 162百万円 (前年同期比 △32百万円)
- 軟骨領域 (ジャック): 78百万円 (前年同期比 △6百万円)
- 角膜領域 (ネピック、オキュラル): 21百万円 (前年同期比 △0百万円)
- 再生医療受託事業:
- 売上高: 100百万円 (前年同期比 14百万円)
- 内訳:
- 一般顧客受託: 45百万円 (前年同期比 △1百万円)
- 帝人受託: 54百万円 (前年同期比 14百万円)
- ラボサイト事業:
- 売上高: 63百万円 (前年同期比 9百万円)
- 再生医療製品事業:
業績の背景分析
- 業績概要:
- 再生医療製品事業の売上減少(特にジェイス)により、売上高は減少。
- 営業利益は、ジャスミンの売上貢献があったものの、ジェイス熱傷の適用症例が少なかったこと、および棚卸資産の会計処理影響、処遇改善等により赤字幅が拡大。
- 下期にかけて、ジャスミンの拠点施設拡充やネピック・オキュラルの新規受注候補により、通期業績予想は達成見通し。
- 増減要因:
- 売上減: ジェイス(熱傷の適用症例減)、ジャスミン(一部計画遅延)。
- 売上増: ジャスミン(保険収載後の進捗)、ラボサイト事業、帝人受託。
- 費用増/利益減: 棚卸資産の会計処理影響、処遇改善等。
- その他: 協業の進展、海外展開進捗。
- 競争環境:
- 再生医療製品事業では、各製品の適応拡大や保険収載に向けた活動を進めている。
- 再生医療受託事業では、主要顧客との連携や設備投資により事業基盤を強化。
- ラボサイト事業では、国内外の顧客獲得や新規製品開発を進めている。
- リスク要因:
- 市場動向: 再生医療分野への関心は高まっているが、製品の普及にはなお時間を要する可能性。
- 規制: 再生医療等製品に関する法規制の変更や許認可の遅延。
- サプライチェーン: 原材料の供給状況や品質管理。
- その他: 感染症の再拡大、経済情勢の変動。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 「再生医療をあたりまえの医療に」をビジョンに、中長期的な事業成長を目指す。
- 再生医療製品事業:
- 既存製品の適応拡大(ジャック:変形性膝関節症への一部変更承認取得)および保険収載に向けた活動。
- 新規領域(例:自家CAR-T細胞)への取り組み。
- 自由診療展開の推進(ジェイス)。
- 再生医療受託事業:
- CDMO事業の強化(施設・設備の拡張、人材育成)。
- 経済産業省の補助金採択による事業基盤強化。
- 国内外からの受託数増加を目指す。
- ラボサイト事業:
- 研究用ヒト培養組織「ラボサイトシリーズ」の拡販。
- 新規製品(研究用腸管上皮モデル)の開発・上市(2027年3月期1Q目標)。
- 動物実験代替の国際的動向への対応。
- 進行中の施策:
- ジャスミン:拠点施設拡充による治療提供体制の強化。
- ネピック・オキュラル:未受注施設への営業活動強化。
- CDMO事業(J-TEC、TRG):研究施設改修、AI導入、人材育成プログラム作成。
- 大阪・関西万博での展示・体験イベント実施。
- 各種展示会への参加(新あいち創造研究開発展、再生医療EXPO)。
- セグメント別施策:
- (上記「進行中の施策」参照)
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 通期業績予想は、下期にかけての売上回復・拡大により達成見通し。
- 下期にかけ、ジャスミンの拠点施設拡充による受注増や、ネピック・オキュラルの新規受注候補が見込まれる。
- 再生医療CDMO補助金の大部分は2027年3月期以降の設備投資の減額効果となる見込みであり、2026年3月期の当社業績に与える影響は軽微。
- 中長期計画:
- 2027年3月期1Qを目標に、研究用腸管上皮モデルの上市を目指す。(ラボサイト事業)
- 再生医療CDMO事業における数十億円規模の投資を実行し、事業基盤を強化。(再生医療受託事業)
- マクロ経済の影響:
- 各国の規制動向、医療技術の進歩、競合他社の動向などが業績に影響を与える可能性。
- 円安・円高の進行は、輸出入コストや海外売上高に影響を与える可能性。
製品やサービス
- 製品:
- 自家培養表皮 ジェイス: 重症熱傷、先天性巨大色素性母斑、栄養障害型表皮水疱症等に適用。
- 自家培養軟骨 ジャック: 外傷性軟骨欠損症、離断性骨軟骨炎、変形性膝関節症に適用。
- 自家培養角膜上皮 ネピック: 角膜上皮幹細胞疲弊症に適用。
- 自家培養口腔粘膜上皮 オキュラル: 角膜上皮幹細胞疲弊症に適用。
- メラノサイト含有自家培養表皮 ジャスミン: 非外科的治療が無効または適応とならない白斑に適用。
- 研究用ヒト培養組織「ラボサイトシリーズ」: エピ・モデル(ヒト3次元培養表皮)、エピ・キット(ヒト表皮モデル作製キット)、角膜モデル(ヒト3次元培養角膜上皮)。
- サービス:
- 再生医療受託事業: 研究開発支援、工程設計、非臨床試験、臨床試験、承認申請支援。
- ラボサイト事業: 研究用ヒト培養組織の製造・販売。
- 協業・提携:
- (株)VC Cell Therapyとの資本業務提携(iPS細胞による再生医療製品の実用化)。
- (株)ニデックとのパートナーシップ(角膜領域)。
- 帝人および帝人リジェネット株式会社との協業(再生医療CDMO事業)。
- 豊橋技術科学大学との包括的な連携。
- 大阪大学からの技術移管(研究用腸管上皮モデル)。
重要な注記
- 会計方針: — (資料から記載なし)
- リスク要因:
- 本開示資料に記載されている将来に係わる記述内容は、現時点で入手可能な情報に基づくものであり、将来の経済環境の変化等により、実際の事業の状態・業績等と大きく異なる可能性がある。
- その他:
- 報告セグメント名称が「研究開発支援事業」から「ラボサイト事業」に変更された。
- 2025年5月13日、自家培養軟骨「ジャック」が変形性膝関節症への一部変更承認を取得。
- 2024年10月~2025年7月にかけて、各製品の保険収載、販売開始、承認取得に関する情報が記載されている。
- 再生医療CDMOに関する補助金の採択(経済産業省)。
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上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7774 |
企業名 | ジャパン・ティッシュエンジニアリング |
URL | https://www.jpte.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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