決算短信：ニチコン（6996）

2025年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

以下、提供いただいたニチコン株式会社の「2025年3月期 第1四半期決算短信（連結）」をもとに、個人投資家向けに整理した要点をMarkdown形式でまとめます。不明項目は「–」で示しています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業名: ニチコン株式会社
• 主要事業分野: 電子部品（コンデンサ）事業、NECST事業（蓄電・電力関連機器等）
• 代表者名: 代表取締役社長 森 克彦
• 連絡先（IR）: 広報・IR部長 横場 幹人 TEL 075-231-8461
• URL: https://www.nichicon.co.jp

報告概要

• 提出日: 2024年8月6日
• 対象会計期間: 2024年4月1日～2024年6月30日（2025年3月期 第1四半期連結累計期間）
• 決算短信種別: 第1四半期（日本基準、連結）
• 添付の決算補足説明資料: 有無記載なし（–）
• 決算説明会の有無: 記載なし（–）

セグメント

• コンデンサ事業
  • 概要: アルミ電解コンデンサ（導電性高分子ハイブリッド/固体）、フィルムコンデンサ等。用途は自動車（車載）、情報通信機器（サーバー/データセンター）、白物家電、産業用インバータ等。
• NECST事業
  • 概要: 家庭用蓄電システム、公共/産業用蓄電、急速充電器、V2H、学術・医療用等大型特殊電源および関連サービス

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）: 78,000,000 株（2025年3月期1Q）
• 期末自己株式数: 9,585,031 株（2025年3月期1Q）
• 期中平均株式数（第1四半期累計）: 68,415,164 株
• 時価総額: –（株価情報が資料に明記されていないため）
• 添付の監査／レビュー: 記載なし（–）

今後の予定

• 次回決算発表（通期・中間）: 具体日程記載なし（–）
• 株主総会: 期末（2025年3月）に開催予定と推定されるが具体日程は記載なし（–）
• IRイベント: 記載なし（–）

損益（第1四半期、2024/4/1–2024/6/30）

• 売上高: 41,150（前年同期 44,910、△8.4%）
• 営業利益: 151（前年同期 2,284、△93.4%）
• 経常利益: 1,443（前年同期 3,504、△58.8%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益: 1,728（前年同期 3,409、△49.3%）
• 1株当たり四半期純利益（希薄化後）: 25.27円（前年同期 49.84円、潜在株式調整後 22.80円/45.06円）

（注）包括利益は 5,095（△36.9%）

貸借対照表（第1四半期末: 2024/6/30）

• 総資産: 209,557（前期末 206,937）
• 純資産: 117,652（前期末 113,839）
• 自己資本比率: 54.7%（前期末 53.6%）
• 自己資本（参考）: 114,654
• 1株当たり純資産: 1,675.86円
• 現金及び預金（現金等）: 31,370
• 有形固定資産: 53,501

負債関連

• 負債合計: 91,904（前期末 93,098）
• 短期借入金: 14,000
• 1年内返済予定の長期借入金: 2,500
• 長期借入金: 5,625
• 1年内償還予定の転換社債型新株予約権付社債: 12,010

キャッシュ・フロー（第1四半期累計）

• 営業活動によるCF: +6,985（前年同期 +3,551）
• 投資活動によるCF: △4,057（前年同期 △3,931）
• 財務活動によるCF: △1,912（前年同期 △1,191）
• 現金及び現金同等物期末残高: 31,370（期首 29,387、増加 +1,982）

収益性・効率性指標（計算値、参考）

• 売上高営業利益率（第1Q）: 151 / 41,150 = 約0.37%
• 総資産回転率（第1Q、四半期ベース簡易）: 売上高 / 総資産 = 41,150 / 209,557 ≈ 0.196（四半期ベース）
• 前年同期との比較: 前年の営業利益率は 2,284 / 44,910 ≈ 5.1% → 今期は大幅に低下

セグメント別（第1四半期）

• コンデンサ事業
  • 売上高: 24,789（前年同期比 △9.9%）
  • セグメント営業利益: 80（前年同期比 △94.8%）
  • 売上構成比: 24,789 / 41,150 ≈ 60.2%
  • 利益貢献度: 80 / 151 ≈ 53%
• NECST事業
  • 売上高: 16,361（前年同期比 △6.0%）
  • セグメント営業利益: 70（前年同期比 △90.3%）
  • 売上構成比: 16,361 / 41,150 ≈ 39.8%
  • 利益貢献度: 70 / 151 ≈ 46%

財務の解説（決算短信記載より要約）

• 売上は減少（△8.4%）した一方で、営業利益は大幅減（△93.4%）となった。営業減益は主に売上総利益の減少と販管費の影響。
• 経常利益は営業外収益（為替差益や配当等）により営業利益差ほどは悪化していない。
• 資産面では現金預金・投資有価証券・有形固定資産が増加し、負債合計は減少。自己資本は増加し自己資本比率は54.7%。
• 営業CFは前期比で増加。投資は設備投資（有形固定資産取得）が進行。財務は配当支払い・借入金返済でマイナス。

配当

• 2024年3月期（実績）: 年間合計 33.00円（中間 16.00円、期末 17.00円）
• 2025年3月期（予想）: 年間合計 34.00円（中間 17.00円、期末 17.00円）
• 特別配当: なし（記載なし）

セグメント別情報（戦略・状況）

• コンデンサ事業
  • 状況: 自動車（車載）はEV関連需要の伸びに一部鈍化や在庫調整があるものの、導電性高分子製品や実装向け製品の需要は拡大傾向。情報通信（生成AIサーバー等）向けは好調。白物家電・産機向けは在庫高の影響で低調。
  • 戦略: 導電性高分子ハイブリッド・固体電解コンデンサのラインアップ強化、xEV向けフィルムコンデンサの生産能力拡大と技術開発。
• NECST事業
  • 状況: 家庭用蓄電は市場在庫過多の影響があるが、自治体の設置義務化や電力自家消費志向の高まり、新製品投入で回復見込み。V2Hは政府補助金開始の遅れで下期回復見込み。急速充電器に対する期待が高まっている。
  • 戦略: 家庭用/公共・産業用蓄電システム、急速充電器、V2H等の製品・サービスで再エネ利用拡大に貢献。

中長期計画との整合性

• 中期成長目標: 「Vision 2025」を掲げ、売上高と営業利益率の向上を目指している旨を表明。
• 進捗状況: 決算短信では製品投入・生産能力拡大・技術開発等の施策を継続している旨。ただし第1四半期の営業利益率は大幅に低下しており、通期計画との整合性・進捗の判断は四半期単位の数値だけでは限定的（具体的評価は –）。

競合状況や市場動向（短信記載の要旨）

• 市場環境: 円安・エネルギーコスト高・インフレ等のマクロ要因、各地域の景況差（米国は堅調、欧州は回復途上、中国は低迷）。
• 事業別トレンド:
  • 車載向け：EV化は継続だが一部顧客の生産調整やハイブリッド回帰の動きあり。
  • 情報通信（データセンター）：導電性高分子固体電解コンデンサは需要拡大。
  • 蓄電・充電系：自治体の政策や政府の充電インフラ整備方針が需要を押し上げる可能性。
• 競合他社との比較: 決算短信に同業他社比較は無し（–）。

今後の見通し

• 2025年3月期 通期連結業績予想（変更なし）
  • 売上高: 185,000（前年比 +1.8%）
  • 営業利益: 10,000（+12.3%）
  • 経常利益: 11,000（+3.6%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 8,300（+0.6%）
  • 1株当たり当期純利益: 121.32円
• 第1四半期は通期予想に対して進捗が弱め（売上・営業利益ともに前年同期比で減少）。会社は必要に応じて業績予想の修正を速やかに開示すると表明。

リスク要因（短信に基づく主な外部要因等）

• 為替変動（円安の影響）
• エネルギーコスト高
• 顧客の在庫調整・需要変動（車載・家電・産機）
• 政策・補助金の開始時期（例：V2H補助金）
• 原材料コストやサプライチェーンの変動
• 会計基準の変更影響（下記参照）

重要な注記

• 会計方針の変更: 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等（2022年改正会計基準）を当第1四半期連結会計期間の期首から適用。四半期連結財務諸表への影響はなしと記載。
• 連結範囲の重要な変更: 新規・除外の記載なし（–）。
• 添付資料の参照箇所: 会計方針変更の詳細は「四半期連結財務諸表及び主な注記（会計方針の変更に関する注記）」参照。
• 添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人のレビュー記載: 明示なし（–）。

注意事項／出典:
– 本要約は、提供いただいた「ニチコン株式会社 2025年3月期 第1四半期決算短信（連結）」に基づく事実の整理です。数値は決算短信記載（単位：百万円）に準拠しています。不明な項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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