2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
デンヨー株式会社 — 2026年3月期 第1四半期(連結)決算短信 要約(Markdown)
※数値は特に断りがない限り単位:百万円。期間=2025年4月1日〜2025年6月30日(第1四半期累計)。
基本情報
- 企業名:デンヨー株式会社(証券コード 6517)
- 上場取引所:東京(東)
- URL:https://www.denyo.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 吉永 隆法
- 問合せ先:取締役常務執行役員 管理部門長 田邊 誠(TEL 03-6861-1111)
- 主要事業分野(製品分類からの補足):発電機、溶接機、コンプレッサ等の製造・販売(レンタル市場向け製品含む)
- 決算短信提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間(本四半期):2025年4月1日〜2025年6月30日
- 決算補足資料:作成あり(同社Webに掲載予定)
- 決算説明会:今回開催なし
報告セグメント
- セグメント区分:日本、アメリカ、アジア、欧州(各セグメントの連結業績は子会社の会計期の違いにより日本は2025年4–6月、海外は在外子会社の12月決算により2025年1–3月の数値を含む点に注意)
- 各セグメントの概要(第1四半期):
- 日本:企業向け非常用発電機は堅調、レンタル向け可搬発電機はやや減少。子会社の工場新設により減価償却費増。
- アメリカ:レンタル市場で昨年から継続する在庫調整の影響で売上大幅減。
- アジア:国別に差異あり(香港・タイ減少、ベトナム工場の対米向け出荷減が影響)。
- 欧州:英国市場の需要低迷で売上減、営業損失。
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):21,859,660株(2026年3月期 第1Q)
- 期末自己株式数:1,399,399株(同)
- 期中平均株式数(四半期累計):20,457,918株(当第1Q)
- 時価総額:–(本資料に株価の記載なしのため省略)
今後の予定(公表情報)
- 次回の主要IR予定:–(開示なし)
- 株主総会:–(期末は2026年3月31日、具体日程は未掲載)
- 決算(通期・四半期)発表:通期予想は2025年5月8日公表のものから修正なし(第2四半期累計・通期予想は短信に記載)
- その他IRイベント:四半期補足資料はウェブ掲載予定。説明会は今回なし。
主要財務指標(第1四半期/対前年同四半期比較)
- 売上高:14,089(△15.7%)
- 売上総利益:3,239
- 営業利益:613(△64.3%)
- 経常利益:765(△60.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:484(△61.6%)
- 1株当たり四半期純利益:23.66円(前年同四半期 61.02円)
- 包括利益:△158(前年同四半期 2,617)
連結財政状態(2025年6月30日)
- 総資産:100,537
- 流動資産:64,275(主な内訳:現金・預金 24,449、売掛金 10,542、商品製品 8,697)
- 固定資産:36,261(投資有価証券 11,106、有形固定資産 23,123)
- 負債合計:21,074
- 流動負債:16,251(支払手形・買掛金 8,016、短期借入金 1,739、未払費用 1,275)
- 固定負債:4,822(長期借入金 2,242)
- 純資産:79,462(うち自己資本 76,263)
- 自己資本比率:75.9%(前期末 75.0%)
財務安全性の指標(簡易計算)
– 現金・預金 24,449 と有利子負債(短期1,739 + 長期2,242 = 3,981)から概算のネットキャッシュ:約20,468
– 流動比率(流動資産/流動負債):64,275 / 16,251 ≒ 3.96(約396%)
– 負債比率(負債合計/純資産):21,074 / 79,462 ≒ 0.27(約27%)
効率性(注:第1四半期数値で算出)
- 売上高営業利益率(営業利益/売上高):613 / 14,089 ≒ 4.35%(前年同四半期は 1,716 / 16,708 ≒ 10.3%) → 営業利益率が大幅低下
- 総資産回転率(売上高/総資産):14,089 / 100,537 ≒ 0.14(四半期ベース)
セグメント別(当第1四半期:2025/4/1–6/30 の連結ベース)
- 外部顧客向け売上高(百万円):
- 日本:9,871
- アメリカ:3,094
- アジア:1,012
- 欧州:111
- 合計:14,089
- セグメント営業利益(営業損失):
- 日本:365
- アメリカ:121
- アジア:44
- 欧州:△1
- セグメント合計:530、調整額 82 を加え連結営業利益 613に一致
- 製品別売上(外部顧客):
- 発電機:11,347(△18.3%)
- 溶接機:1,005(△7.6%)
- コンプレッサ:159(△31.5%)
- その他:1,577(+5.0%)
セグメント別利益貢献(営業利益ベース、概算)
– 日本:約365/613 ≒ 59.5%
– アメリカ:約121/613 ≒ 19.8%
– アジア:約44/613 ≒ 7.2%
– 欧州:マイナス寄与(△1)
業績の背景(会社側の説明)
- 国内:首都圏再開発・インフラ工事で建設需要は底堅いが、レンタル市場向け可搬発電機はやや減少。子会社の本社工場新設に伴う減価償却費増が営業損益を圧迫。
- 海外:アメリカのレンタル市場で在庫調整が継続し売上が大幅減。アジアでは香港・タイ向けやベトナム工場の対米部品出荷減が影響。欧州(英国中心)は需要低迷。
- 会計面:棚卸資産の評価方法を「主として先入先出法」から「主として個別法(個別法)」へ変更(当第1四半期から適用)。影響は軽微で遡及修正は行っていない。
- 減価償却費:四半期ベースで前期289 → 当期455(百万円)に増加。
配当
- 2025年3月期実績:年間合計 75.00円(第2四半期末 30.00円、期末 45.00円)
- 2026年3月期(会社予想、修正無し):年間合計 80.00円(第2四半期(中間)予想 35.00円、期末 45.00円)
- 特別配当:無(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:Denyo2026 を掲げ、各種投資・施策を継続実行中。
- 進捗・見通し:第1四半期時点で通期および中期計画の予想からの修正はないと公表。
業績予想(連結、会社公表、修正無し)
- 第2四半期(累計)予想:売上高 34,000(△0.1%)、営業利益 2,700(△12.6%)、経常利益 2,900(△15.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 2,000(△12.8%)、1株当たり当期純利益 97.76円
- 通期予想:売上高 72,000(+1.8%)、営業利益 7,300(△1.3%)、経常利益 7,700(△3.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益 5,100(△9.7%)、1株当たり当期純利益 249.29円
リスク要因(会社記載の主要点)
- 海外要因:米国の通商政策(相互関税)や地政学リスク、米国市場の在庫調整の影響など。
- 市場・為替・原材料:外需の変動、為替変動、原材料価格の動き等が業績に影響する旨の注意喚起あり。詳細は添付資料の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照。
重要な注記・会計方針
- 連結範囲の変更:無
- 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理:無
- 会計方針の変更:有(棚卸資産の評価方法を変更。影響は軽微のため遡及修正なし)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期のCF計算書は作成していない。
- 審査(レビュー):当第1四半期に対する監査法人等のレビューは無
要点まとめ(箇条)
- 売上高・利益とも前年同期比で減少:特に営業利益・純利益が6割前後の大幅減。
- 主因は米国での在庫調整、アジア向け出荷減、国内での一部製品減少および子会社工場新設に伴う減価償却増。
- 財務体質は自己資本比率75.9%と高水準、ネットキャッシュの状況(有利子負債に対する現預金が多い)も維持。流動比率は高い。
- 会計方針変更(棚卸資産評価方法)があり。影響は軽微と説明。
- 配当は据え置きではなく増配見込み(前期75→予想80円)。業績予想は現時点で修正なし。
(注)本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。原資料の詳細説明(注記・補足資料)をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6517 |
| 企業名 | デンヨー |
| URL | http://www.denyo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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