決算短信：旭化成（3407）

2026年３月期第１四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

2026年3月期 第1四半期（連結）決算短信（要約）

（出典：旭化成株式会社 2025年7月31日開示 決算短信及び添付資料）

基本情報

• 企業名：旭化成株式会社（コード 3407、上場取引所：東証）
• URL：https://www.asahi-kasei.com/jp/
• 代表者：代表取締役社長 工藤 幸四郎
• IR問合せ先：広報部長 坂元 善洋（TEL 03-6699-3008）
• 決算短信提出日：2025年7月31日
• 対象会計期間（当第1四半期）：2025年4月1日～2025年6月30日
• 決算説明会：有（証券アナリスト・機関投資家向け）
• 連結の範囲に関する重要な変更：旭化成メディカル株式会社及びその連結子会社4社を連結除外し、旭化成メディカル等を持分法適用会社に変更（当四半期より）

セグメント（報告セグメント）

• セグメント名称（概要）
  • ヘルスケア（医療関連製品・サービス等）
  • 住宅（住宅関連事業）
  • マテリアル（化学品・素材関連）
  • その他（プラントエンジニアリング、環境エンジニアリング、情報提供、派遣等）
• セグメント公表の留意点：
  • 2025年4月1日に研究開発機能の一部を「マテリアル」へ再編。これに伴いセグメント内配賦方法を変更（全社共通費の配賦率変更）。

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：1,365,751,932 株（2026年3月期第1Q）
• 期末自己株式数：7,684,290 株（同）
• 期中平均株式数（四半期累計）：1,358,068,373 株（当第1Q）
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）

今後の予定

• 当四半期開示にて「決算説明資料」作成・公表あり（参照推奨）。
• 次回業績見直し：第2四半期連結決算発表時に見直し予定（通期は現時点で変更なし）。
• 株主総会／IRイベント：当四半期短信に具体日程の記載なし（決算説明会は開催済／予定あり）。

主要財務指標（連結：単位 百万円、注記なき限り当第1四半期は2025/4/1–6/30）

• 売上高：738,321（前期同四半期比 +0.3%）
• 営業利益：53,653（+7.6%）
  • 営業利益率：約7.3%（53,653 / 738,321）
• 経常利益：49,957（△7.0%）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：19,716（△42.2%）
• 1株当たり四半期純利益：14.52円（前期 24.59円）
• 包括利益：△7,386（前期 122,838）
• 総資産：3,963,757（百万円）
• 純資産：1,877,998（百万円）
• 自己資本比率：46.0%（前期 46.3%）
• 1株当たり純資産：1,341.82円

（参考）主要キャッシュフロー（当第1四半期）
– 営業活動によるCF：+16,660（百万円）
– 投資活動によるCF：△13,995（百万円）
– 連結の範囲の変更に伴う子会社株式の売却収入：27,901（百万円）を計上（当四半期）
– 財務活動によるCF：△8,992（百万円）
– 現金及び現金同等物の期末残高：380,595（百万円）

セグメント別業績（当第1四半期：2025/4–6、単位 百万円）

• ヘルスケア：売上高 155,126、セグメント利益（営業利益）22,654
• 住宅：売上高 258,908、セグメント利益 22,353
• マテリアル：売上高 316,576、セグメント利益 14,905
• その他：売上高 7,710、セグメント利益 363
• セグメント合計営業利益 59,912 → 全社費用等 △6,081、セグメント間取引消去 △542 により連結営業利益 53,653

セグメント注記・特記事項：
– 「マテリアル」セグメントで製造設備等の将来使用見込み消失により1,315（百万円）の減損損失を計上（特別損失の事業構造改善費用に含む）。
– セグメント配賦方法の変更により、ヘルスケア 約△244、住宅 約△395、マテリアル 約△961（百万円）それぞれ利益が減少し、全社費用等が約1,599（百万円）増加。

財務の解説（短信記載に基づくポイント）

• 売上高は前期同四半期比でほぼ横ばい（+0.3%）の一方、営業利益は増加（+7.6%）と営業効率は改善。だが経常利益・当期純利益は特別損失等の影響で減少。
• 特別損失では事業構造改善費用（29,880百万円）や電力契約解約に伴う損失（4,196百万円）等が計上され、税引前当期純利益を圧迫。
• 投資・財務面では、子会社株式の売却（連結範囲変更）が投資CFにプラス影響（27,901百万円）。一方で短期借入金・CP残高等は期末で増加（短期借入金 242,437、CP 121,000 百万円）。
• 連結除外（旭化成メディカル等）による影響があり、比較時は留意が必要。

配当

• 2025年3月期（実績）：中間配当 18.00円、期末配当 20.00円、年間合計 38.00円
• 2026年3月期（予想）：中間配当 20.00円、期末配当 20.00円、年間合計 40.00円（直近公表予想からの修正なし）

中長期計画との整合性

• 決算短信内における通期業績予想は「通期は前回公表のまま（変更なし）」と記載。第2四半期発表時に見直しを行う予定。
• 中期経営計画の進捗状況についての詳細記載は短信中に限定的（明確な定量進捗コメントは省略） → 詳細は「第1四半期決算説明資料」を参照推奨。

今後の見通し（業績予想）

• 第2四半期（累計）予想：売上高 1,504,000 百万円（+0.9%）、営業利益 105,000 百万円（△3.6%）、親会社株主に帰属する当期純利益 61,000 百万円（+1.2%）、1株当たり当期純利益 44.92円
• 通期予想：売上高 3,117,000 百万円（+2.6%）、営業利益 215,000 百万円（+1.5%）、経常利益 216,000 百万円（+11.7%）、親会社株主に帰属する当期純利益 125,000 百万円（△7.4%）、1株当たり当期純利益 90.69円
• 注記：当第1四半期開示において「第2四半期（累計）については業績予想を修正あり」。通期は5月9日公表値を維持し今回見直しは行っていない。

リスク要因（短信の記載に基づく主な留意点）

• 事業構造改善費用や設備減損、特殊損失等が発生しうる点（今回期の特別損失が業績に大きく影響）。
• 為替・原材料価格・電力コスト・規制動向等、外部要因による業績変動リスク（短信の将来予想に関する注意書き参照）。
• 連結範囲の変更や子会社再編の影響（持分法適用への変更等）。

重要な注記（会計・監査関連）

• 連結範囲の重要な変更あり（旭化成メディカル等を連結除外→持分法適用）。
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：税効果の計算において見積実効税率を適用している旨。
• 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示：いずれも「無」。
• 四半期レビュー：公認会計士（PwC Japan）による期中レビュー実施、結論において重要な点は認められず（限定的な期中レビューの報告書あり）。

■ 注意事項（短信の注記に基づく）
– 本要約は開示資料（決算短信および添付資料）に基づいて作成した事実関係の整理です。投資判断や売買勧誘を目的とするものではありません。記載の数値は原資料（百万円単位）を参照しています。不明または未記載の項目は「–」としています。詳細は当社の「第1四半期決算説明資料」および有価証券報告書等をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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