決算短信：カナデビア（7004）

2026年３月期 第１四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

カナデビア株式会社（7004） 2026年3月期 第1四半期決算短信（連結）まとめ

（提出日：2025年8月5日／対象期間：2025年4月1日〜2025年6月30日）

基本情報

• 企業名：カナデビア株式会社（Kanadevia Co., Ltd.）
• 上場取引所：東証
• 証券コード：7004
• URL：https://www.kanadevia.com/
• 代表者：
  • 取締役社長兼CEO：桑原 道
• 問合せ先：
  • 執行役員　経理部長：木村 俊仁　TEL：06-6569-0022
• 決算説明会：有（2025年8月5日に報道関係者・証券アナリスト・機関投資家向けカンファレンス・コールを予定。補足資料は同社HPに掲載予定）

主要事業分野（報告セグメント）

• 環境（Environmental）
• 機械・インフラ（Machine & Infrastructure）
• 脱炭素化（Decarbonization）
• その他

報告概要

• 提出日：2025年8月5日
• 対象会計期間：2026年3月期 第1四半期（2025/4/1–2025/6/30）
• 決算補足説明資料作成：有
• 添付注記：連結範囲の重要な変更、四半期連結財務諸表の特有処理 等あり

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：170,214,843株（2026年3月期1Q）
• 期末自己株式数：1,997,603株（同）
• 四半期累計（期中）平均株式数：168,197,790株
• 潜在株式調整後EPS：–（記載なし）
• 時価総額：–（決算短信に記載なし）
• 注記：役員報酬BIP信託保有株（2026年3月期1Q 299,816株）が自己株式に含まれる旨記載

今後の予定

• 決算発表（通期等）：2026年3月期見通しは既公表値から修正なし（最終決算発表日＝–）
• IRイベント：2025年8月5日 決算説明会（カンファレンス・コール）および補足資料掲載予定
• その他：業績影響が見込まれる事象が発生した場合は速やかに開示する旨

主要財務指標（連結・第1四半期累計：単位=百万円）

• 売上高：125,441（前年同期 121,563、増減 +3.2%）
• 営業損失：△4,055（前年同期 △878）
• 経常損失：△4,731（前年同期 △2,062）
• 親会社株主に帰属する四半期純損失：△3,632（前年同期 △2,813）
• 1株当たり四半期純利益（EPS）：△21.60円
• 包括利益：△3,677百万円（前年同期 2,513百万円）

貸借対照表（期末：2025/6/30、単位=百万円）
– 総資産：564,559（前期末 609,666）
– 流動資産合計：309,787
– 現金及び預金：53,250
– 受取手形・売掛金・契約資産：194,411
– 固定資産合計：254,755
– 負債合計：374,676（前期末 411,771）
– 流動負債：257,812
– 固定負債：116,863
– 短期借入金：8,410
– 長期借入金：70,417
– 社債（償還予定含む）：10,000（1年内償還予定の社債：10,000）
– 純資産合計：189,883（前期末 197,895）
– 自己資本比率：32.1%（参考：自己資本 181,236百万円）

キャッシュ・フロー（補足資料：単位＝億円）
– 営業活動によるCF：176（=17,600百万円、前年同期 468）
– 投資活動によるCF：18
– 財務活動によるCF：△318
– 現金及び現金同等物期末残高：525（=52,500百万円、貸借対照表の現金に整合）

収益性・効率性（計算・抜粋）

（第1四半期ベース）
– 売上総利益率（粗利率）：19,280 / 125,441 = 約15.4%
– 営業利益率：△4,055 / 125,441 = 約△3.23%
– 総資産回転率：125,441 / 564,559 = 約0.22回
– 流動比率：流動資産 / 流動負債 = 309,787 / 257,812 = 約120.2%
– 負債比率（負債／純資産）：374,676 / 189,883 = 約197.4%

比較（前年同期→当期）
– 売上高：121,563 → 125,441（+3.2%）
– 営業損益：△878 → △4,055（悪化）
– 経常損益：△2,062 → △4,731（悪化）
– 純損失：△2,813 → △3,632（悪化）

セグメント別（当第1四半期：単位=百万円）

売上高（外部顧客向け）／ セグメント損益（営業利益または損失）
– 環境：96,108（売上比 約76.6%）／ セグメント損失 △642
– コメント：海外子会社の売上増加により売上は増加。ただし国内の高採算案件減少等により損益は悪化。
– 機械・インフラ：13,402（約10.7%）／ セグメント損失 △2,105
– コメント：プレス事業の売却（子会社エイチアンドエフ売却）影響で売上減少。インフラ収益悪化等で損失。
– 脱炭素化：15,115（約12.1%）／ セグメント損失 △1,357
– コメント：プロセス機器の減少、採算の良い案件減少で損益悪化。
– その他：814（約0.65%）／ セグメント利益 62

受注関連（単位＝百万円／補足資料では億円表記）
– 受注高（当第1四半期）：約126,264百万円（＝1,262億円） ← 前年同期から減少（△780億円）
– 受注残高（期末）：17,781 億円（＝1,778,100百万円） ※資料の単位に基づく表記

セグメント別注記：
– 機械・インフラ内のプレス事業は、連結子会社（エイチアンドエフ）を2025/5/1に譲渡（アマダへ）したため、連結範囲の変更あり（該当子会社等4社を除外）。

財務の解説（短信記載の要旨）

• 当第1四半期は売上は前年同期を上回ったが（環境部門の増加等）、全セグメントで営業損益が悪化し、結果として営業損失・経常損失・親会社株主帰属純損失を計上。
• 総資産は受取手形・売掛金・契約資産の回収で減少。負債は短期借入金返済や買掛金支払等で減少。純資産は配当支払と四半期純損失で減少。
• 連結範囲の変更（エイチアンドエフ株式譲渡等）により前年比較の構成に影響あり。譲渡による関係会社株式売却益 932百万円を計上。

配当

• 2026年3月期（予想・修正なし）
  • 第1四半期末：－
  • 第2四半期（中間）：0.00円
  • 期末：25.00円
  • 年間予想合計：25.00円
• 直近発表からの配当予想修正：無し

中長期計画との整合性

• 中期経営計画「Forward 25」（2023年度開始）を推進中（既存事業の成長、成長事業の創出、持続可能な経営推進が方針）。
• 2026年3月期の通期業績予想（2025/5/12公表値）に修正はなし（売上高 620,000 百万円、営業利益 27,000 百万円、経常利益 23,000 百万円、当期純利益 16,000 百万円）。
• セグメント別通期見通し（2025/8/5公表値）：受注目標合計 7,000 億円、売上高合計 6,200 億円、営業利益合計 270 億円（前回公表から変更なし）

競合状況・市場動向（短信に記載の主要点）

• 経済環境：緩やかな回復基調だが、米国の通商政策等による不透明感、物価上昇の持続による個人消費や景気下振れリスク、金融・資本市場の変動に留意する必要あり。

今後の見通し・リスク要因

• 2026年3月期通期見通しに関しては、当第1四半期の結果を踏まえても前回予想から修正なし。
• ただし、舶用エンジン事業および同事業以外での「不適切行為」に関する業績影響は未定であり、影響が判明次第速やかに見通しに反映する旨。
• 外部リスクとして、為替変動、原材料価格、通商政策、需要動向（特に年度末に売上が集中する事業構造）等が挙げられている。

重要な注記（会計・組織等）

• 連結範囲の重要な変更：有（エイチアンドエフ及び関連4社を2025/5/1に除外、株式会社アマダへ株式譲渡・事業譲渡）
  • 譲渡に伴い関係会社株式売却益 932百万円を計上
• 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理：適用あり（詳細は添付資料参照）
• 会計方針の変更、見積り変更、修正再表示：いずれも「無」
• 四半期連結財務諸表に対する監査（レビュー）：無し（レビュー無しでの開示）
• その他：連結キャッシュ・フロー計算書は当第1四半期分は添付されていないが、補足資料で主要数値を開示

（注）
– 本資料は同社が開示した決算短信（2026年3月期 第1四半期）を基に要点を整理したものです。
– 未記載あるいは決算短信に記載のない項目は「–」としてあります。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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