2026年3月期 第2四半期(中間期) 決算説明会資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 「1‑Stage‑110 Vision」に基づき新薬比率の最大化と導入によるパイプライン拡充を優先。研究開発投資を積極化し、健康関連事業や政策保有株式の縮減を継続する旨を強調。
- 業績ハイライト: 中間期売上高587億円(前年+6.5%)(良い)、営業利益14億円(前年-12.0%)(悪い)、親会社株主に帰属する中間純利益15億円(前年+19.0%)(良い)。研究開発費が増加(38→54億円、+41.6%)(投資増=将来に向けた支出)。
- 戦略の方向性: 新薬創出力強化(神経筋疾患等を研究領域に設定)、外部導入によるパイプライン拡充(導入目標と早期寄与品目の獲得)、DTxの実用化(耳鳴りアプリ等)で新領域を追求。
- 注目材料: SLE治療薬(KRP‑A225)をHinge Bioと共同開発、Ph1準備中(2025年開始予定)、耳鳴り治療アプリ(KRP‑DT123)がパイロット試験で主要評価項目に改善を確認→2026上期に検証試験開始目標。
- 一言評価: 新薬・導入による成長投資を加速している一方、当面はR&D投資や導入関連の一時費用で利益面に負荷(「成長重視の投資局面」)。
基本情報
- 企業概要: 企業名:杏林(Kyorin) 主要事業分野:新薬開発・販売、後発医薬品(ジェネリック)、デジタル治療(DTx)、ライセンス導入・導出(簡潔説明:国内外の新薬販売と自社開発/導入によるパイプライン拡充を中核に、DTxや健康関連事業を推進)
- 代表者名: 豊 荻原 代表取締役社長(資料記載)
- 説明会情報: 開催日時:2025年10月11日(資料ヘッダに記載のため記載) 説明会形式:– 参加対象:投資家・アナリスト・市場関係者(資料想定)
- 説明者: 発表者:豊 荻原 代表取締役社長(資料に基づく) 発言概要:上記の戦略説明、業績概況、パイプライン進捗、株主還元・政策保有株式縮減方針の説明
- セグメント: 主な事業セグメント(資料記載の分類)
- 新医薬品等(国内/海外): 自社販売・導入薬を含む新薬事業
- 後発医薬品: ジェネリック製品群
- DTx(デジタル治療): 耳鳴り・慢性咳嗽等の治療アプリ等
- その他/ライセンス導出入: 導入案件・導出案件、提携研究
業績サマリー
- 主要指標(中間期:26年3月期中間実績 vs 25年3月期中間実績)
- 売上高:587億円、前年同期比 +6.5%(+36億円) (良い)
- 営業利益:14億円、前年同期比 -12.0%(-1億円) (悪い) 営業利益率:14/587=約2.39%(低い)
- 経常利益:16億円、前年同期比 -22.8%(-5億円) (悪い)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:15億円、前年同期比 +19.0%(+2億円) (良い)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料明記なし)
- 予想との比較(会社発表の中間予想:2026/5/12発表)
- 売上高達成率:102.3%(予想574億→実績587億) (良い/サプライズ:上振れ)
- 営業利益達成率:80.2%(予想17億→実績14億) (悪い/サプライズ:未達、主因は研究開発や導入一時金等)
- 経常利益達成率:87.9%(予想18億→実績16億) (悪い)
- 中間純利益達成率:106.7%(予想14億→実績15億) (良い:特別利益等の寄与あり)
- コメント:売上は国内新薬の伸長や海外収入により予想を上回ったが、営業面は導入に伴う一時費用(例:225A‑KRP導入に関わる契約一時金等)や研究開発費増で未達。
- 進捗状況(通期予想:26年3月期連結予想)
- 通期売上予想:1,270億円(予想据え置き) 中間実績比進捗率:46.2%(587/1,270)(やや低め:通年での達成余地はあるが下期依存)
- 通期営業利益予想:61億円 進捗率:23.0%(14/61)(低い)(悪い)
- 通期純利益予想:48億円 進捗率:31.3%(15/48)(やや低い)
- 中期経営計画(Vision 110 Stage1)に対する進捗:新薬比率は目標(50%以上)を上回る推移(上期の新薬比率56.5%等)。(良い)
- 過去同時期比較:売上は前年同期を上回る一方で利益は圧迫。
- セグメント別状況(主な製品ベース:中間実績、前年同期比)
- 新医薬品等(国内、主力製品)
- ベオーバ(自社販売分):123億円、+17.5%(+19億円)(良い)
- ラスビック:35億円、+19.0%(+5億円)(良い)
- リフヌア:5億円、+9.9%(+1億円)(良い)
- デザレックス:37億円、+8.1%(+3億円)(良い)
- フルティフォーム:63億円、-1.1%(-1億円)(やや悪い)
- キプレス:9億円、-48.9%(-9億円)(悪い、大幅減少)
- ムコダイン:20億円、+30.2%(+5億円)(良い)
- ルビスタ:4億円、-31.6%(-2億円)(悪い)
- 後発医薬品(代表例)
- モンテルカスト錠(KM):44億円、-12.8%(-6億円)(悪い)
- モメタゾン点鼻液(杏林):11億円、+58.6%(+4億円)(良い)
- 製品構成の変化:新薬寄与増で売上の質は改善傾向(良い)
業績の背景分析
- 業績概要(上期ハイライト)
- 売上は国内新薬群(ベオーバ等)の伸長と海外関連収入で増加。売上総利益は増加したが、販管費(特に研究開発投資)と導入に伴う一時支出で営業利益は低下。
- 増減要因
- 増収要因:ベオーバ等の新薬伸長、海外(ガチフロキサシン関連収入等)寄与、後発品の一部増加(長期収載品の数量伸長)。
- 減益要因:研究開発費増(38→54億円、+41.6%)(将来投資)、導入関連の契約一時金(225A‑KRP関連等)、特許使用料等の増加。これらが営業利益を圧迫。
- 競争環境
- 一部主力製品は市場シェア上位(例:ベオーバはOAB市場売上No.1との記載)、一方で抗菌剤市場や後発薬の競争・薬価改定リスクは継続。
- 新薬比率向上は競争優位の源泉になり得るが、競合他社の新薬導入や後発薬の浸透がリスク。
- リスク要因
- 為替変動(海外収入の影響)、薬価改定・後発薬拡大による売上圧迫、臨床開発の不確実性(試験不成功リスク)、政策保有株式の処分価格・市場環境。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画 Vision 110‑Stage1)
- 新薬創出力の強化(創薬イノベーション、神経筋疾患を重点領域に設定)
- 導入によるパイプライン拡充(年度毎に複数導入を目標、上市品含む早期寄与品を重視)
- 新薬比率の最大化(Stage1目標:新薬比率50%以上→上期で達成/超過)
- 新医薬品事業と相乗効果のある健康関連事業推進、持続可能な企業基盤構築
- 進行中の施策
- KRP‑A225(SLE治療薬)のHinge Bioとの共同開発(Ph1準備中、2025開始予定)
- DTx(KRP‑DT123等)の臨床検証:耳鳴りアプリでパイロット試験良好→2026上期に検証試験開始目標
- 導入案件(複数)取得と、導出案件による収益化(KRP‑M223、KRP‑203等)
- セグメント別施策
- 新薬(国内):主要品目の採用拡大(一般内科・耳鼻科等)、疾患啓発で受診率向上
- 後発薬:長期収載品のフォロー、重点品目拡大で数量補完
- DTx:臨床エビデンス構築を優先し、実臨床導入を目指す
- 新たな取り組み: 政策保有株式の削減計画を前倒しで進める(連結純資産に対する保有比率を2030年までに10%未満目標、上期11.9%→削減継続)
将来予測と見通し
- 業績予想(会社の通期見通し:26年3月期、当初予想から修正なし)
- 売上高:1,270億円(対前期 -2.4%)(悪い)
- 営業利益:61億円(対前期 -51.5%)(悪い)
- 経常利益:63億円(対前期 -52.3%)(悪い)
- 当期純利益:48億円(対前期 -47.2%)(悪い)
- 予想の前提条件
- 資料上の前提詳細は限定的だが、国内新薬の伸長、海外収入の変動、導入・導出状況、薬価改定等を織り込んだ想定(明示の為替想定等は記載なし=–)
- 予想修正
- 通期予想に変更なし(当初公表値を据え置き)。理由:上期は売上で上振れる一方、営業面は導入一時金/研究投資の影響で通期見通しは維持。
- 修正の主要ドライバー:上期は国内新薬・海外収入で上振れ、営業利益は導入関連支出と研究開発費増で下振れ。
- 中長期計画とKPI進捗
- 中期(Vision 110‑Stage1)目標:新薬比率50%以上(上期で56.5%達成)、主力5製品の売上増を目指す。上期実績は計画を上回る進捗(実績263億、計画256億、達成率102.5%)(良い)
- その他KPI:配当方針(安定配当、DOE考慮)や政策保有株式比率目標が提示
- 予想の信頼性
- 上期は売上で上振れも利益は未達。過去の予想達成傾向についての明示的言及なし(–)
- マクロ経済の影響
- 為替・薬価改定・国内受診動向・競合の後発薬導入等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針: 安定配当の継続、株主資本配当率(DOE)等を勘案した株主還元方針の維持。政策保有株式縮減で資本効率改善を図る方針。
- 配当実績:
- 中間配当(上期):20円(資料は「変更なし」との記載) (維持)
- 期末・年間配当:当期予想等は資料中の年次表記がやや断片的のため詳細は–だが、会社は年間配当の維持を示唆。
- 配当性向:–(明示なし)
- 特別配当: 上期は特別配当の記載なし(–)
- その他株主還元: 政策保有株式の縮減を進める旨、自己株買い等の記載はなし(–)
製品やサービス
- 主要製品(抜粋)
- ベオーバ(過活動膀胱治療剤):自社販売で成長(中間123億、+17.5%)
- ラスビック(抗菌剤):35億、+19.0%(ただし一部市場は縮小傾向)
- リフヌア(難治性慢性咳嗽治療薬):5億、+9.9%/エビデンス公表等で展開
- デザレックス(抗アレルギー):37億、+8.1%
- サービス(DTx)
- KRP‑DT123(耳鳴り治療アプリ):多施設パイロットで主要評価項目に有意改善。安全性問題は確認されず。2026上期に検証試験開始目標。
- その他:慢性咳嗽・睡眠時無呼吸等向けアプリの開発状況あり
- 協業・提携
- Hinge Bio(KRP‑A225共同開発)、バイオ社等との導入契約、導出(ノバルティス等)・オプション契約(Biodor、シラーノ等)
- 成長ドライバー
- 新薬(自社および導入)比率の向上、導入案件の早期立ち上げ、DTxの臨床実証と商用化、導出収益。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細なやり取りは資料に記載なし(–)
- 想定される注目質問(示唆)
- 通期営業利益見通し維持の理由(経営は上期の一時費用を考慮し据え置きと説明)
- KRP‑A225やDTxの開発スケジュール・成功確度(経営は前向きだが臨床リスクを注記)
- 未回答事項: 臨床成功確率の定量的見積り、為替前提、詳細な配当性向数値等は未提示(–)
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中長期成長(新薬・導入パイプライン、DTx)に対しては強気・積極投資の姿勢。短期利益には慎重(研究投資と導入費用を説明)。
- 表現の変化: (前回説明会との直接比較データがないため)今回は「導入での早期業績寄与」と「新薬比率目標超過」を強調。
- 重視している話題: 新薬創出力、導入によるパイプライン拡充、研究開発投資、政策保有株式縮減、株主還元(安定配当)。
- 回避している話題: 通期利益大幅減の詳細な改善策(短期での取り戻し方)や為替前提の詳細は深掘りを避ける傾向。
投資判断のポイント(情報整理:助言ではありません)
- ポジティブ要因:
- 新薬(ベオーバ等)および導入品の売上伸長で売上の質が改善(新薬比率56.5%:良い)
- パイプライン(KRP‑A225等)とDTxで中長期の成長余地
- 政策保有株式の縮減方針(資本効率改善の期待)
- ネガティブ要因:
- 研究開発費の増加・導入関連一時費用で短期的な営業利益が圧迫(営業利益率低下)
- 一部主力・既存品の薬価改定や後発薬競争リスク(キプレス等の大幅減少)
- 臨床開発の不確実性(成功しなければ投資が回収されないリスク)
- 不確実性:
- KRP‑A225等の臨床結果、外部パートナーとの契約進捗、薬価改定・制度環境の変化
- 注目すべきカタリスト:
- KRP‑A225のPh1開始・中間結果(Hinge Bioとの共同開発進捗)
- DTx(KRP‑DT123)の検証試験開始とその結果(2026上期目標)
- 政策保有株式の処分進捗とそれに伴う特別利益や資本効率改善の発表
- 四半期/通期の業績修正や薬価改定の公表
重要な注記
- リスク要因: 資料末尾に将来見通しに関する注意事項(臨床・市場・経済・諸要因により実績が記載内容と異なる可能性)が明記されている点に留意。
- その他: 一時的な収益(投資有価証券売却益等)や一時支出(導入契約一時金等)が損益に影響しているため、単年の数値解釈には注意。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4569 |
| 企業名 | 杏林製薬 |
| URL | https://www.kyorin-pharm.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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