2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正はなし。中間実績は会社発表の通期見通しと整合的(市場予想との差異は資料に不明のため –)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高194.5億円+2.0%、営業利益23.7億円+2.1%、経常利益29.6億円+19.1%、親会社株主に帰属する中間純利益20.95億円+28.7%)。いずれも中間では過去最高。
- 注目すべき変化:持分法投資損益が拡大(持分法による投資利益 4.61億円、前年2.33億円)し経常利益を押し上げ。受注高・受注残高が増加(受注高231億円→230.9億円→※当中間は230.9億円、前年中間198.6億円→受注高増)。
- 今後の見通し:通期予想(売上430億円、営業利益56億円、当期純利益44.5億円)は未修正。第4四半期に業績が集中する季節性のため下期偏重が想定されるが、中間進捗は概ね順調(売上進捗約45%)。
- 投資家への示唆:開発投資の拡大と持分法利益の拡大が利益改善に寄与。特別配当(創立50周年記念)と自己株取得で株主還元を強化しており、短期的なキャッシュ動向と配当方針(特別配当の継続性は未定)に留意。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社 図研(Zuken Inc.)
- 主要事業分野:基板・回路設計等の設計ソリューションおよびITソリューションの提供、クライアントサービス(導入支援、保守等)。主製品例:CR-8000 Design Force、E3.series、DS-CR等。
- 代表者:代表取締役社長 勝部 迅也
- 報告概要
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間:2025/4/1〜2025/9/30)
- 決算説明会:なし(補足資料作成なし)
- セグメント
- ソリューション事業(基板設計ソリューション、回路設計ソリューション、ITソリューション等)
- クライアントサービス事業(導入・保守等)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):22,249,804株
- 期中平均株式数(中間):21,520,172株
- 自己株式(期末):884,968株(前期583,295株)
- 今後の予定
- 半期報告書提出予定日:2025年11月12日
- 配当支払開始予定日:2025年12月2日
- 自己株式取得(継続中:2025/5/13〜2026/3/31の枠):上限3,000百万円、累計取得(2025/10/31時点)381,400株・約1,996.8百万円
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(中間実績と通期会社予想の比較・達成率は中間ベースで算出)
- 売上高:19,454百万円(前年中間19,079百万円、+2.0%)。通期予想43,000百万円に対する進捗率 19,454/43,000 = 45.2%(達成率)
- 営業利益:2,371百万円(前年中間2,323百万円、+2.1%)。通期予想5,600百万円に対する進捗率 42.3%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,095百万円(前年中間1,628百万円、+28.7%)。通期予想4,450百万円に対する進捗率 47.1%
- (注)会社は通期予想を修正しておらず、今回中間は「上振れ」要因であるが予想修正には至っていない。
- サプライズの要因
- プロダクト寄与:主力の回路設計製品(CR-8000系)が日本で伸長、DSシリーズ(データ管理)が欧州で好調。
- 持分法利益の増加:関連会社(ビジネスエンジニアリング等)の持分法利益が増加し経常利益を押し上げ(前年233,154千円 → 当期460,747千円)。
- 費用面:将来投資(開発費)により販売費・一般管理費が増加しているが、売上増と持分法益で吸収。
- 通期への影響
- 通期予想の修正はなし。中間の進捗は売上・利益ともに概ね順調だが、同社は第4四半期偏重の季節性があるため下期の受注/納品状況に注意。
財務指標
- 財務諸表要点(千円単位記載は原資料に準拠)
- 売上高:19,454,136千円(+2.0%/前年19,079,661千円)
- 売上総利益:13,582,166千円
- 営業利益:2,371,196千円(+2.1%) 営業利益率 ≒ 2,371,196 / 19,454,136 = 12.2%(参考:まずまず高い水準)
- 経常利益:2,958,166千円(+19.1%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,095,454千円(+28.7%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):97.37円(前年73.16円、+)
- 収益性指標
- ROE(中間純利益/期末自己資本(単純計算)):2,095 / 39,755 = 5.27%(目安8%以上に対してやや低い)
- ROA(中間純利益/総資産):2,095 / 63,412 = 3.30%(目安5%以上に対してやや低い)
- 営業利益率:12.2%(業種のソフトウェア/SaaS系に比べ良好だが業種差あり)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:45.2%(19,454/43,000)
- 営業利益進捗率:42.3%(2,371/5,600)
- 純利益進捗率:47.1%(2,095/4,450)
- コメント:四半期偏重(第4四半期集中)の会社特性を踏まえると中間で約45%は順調。
- キャッシュフロー
- 営業CF:2,214,558千円(前年2,734,939千円 → 減少)
- 投資CF:△395,426千円(主な支出:有形固定資産取得 252,055千円、無形固定資産取得 147,933千円)
- 財務CF:△2,725,284千円(主な要因:自己株式取得支出1,614,298千円、配当支払1,083,325千円)
- フリーCF(営業CF−投資CF):約1,819,132千円(2,214,558−395,426)
- 営業CF/純利益比率:約1.06(2,214,558/2,095,454) → 1.0以上で健全
- 現金同等物残高:26,694,013千円(期首27,224,029千円、△530,016千円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の細項は開示一覧に記載。通期偏重の季節性あり。
- 財務安全性
- 総資産:63,412百万円、純資産:39,755百万円、自己資本比率:62.7%(安定水準、目安40%以上)
- 流動資産:48,354,816千円、流動負債:19,733,227千円 → 流動比率 ≒ 245%(流動性は高い)
- 効率性
- 総資産回転率(簡易):売上/総資産 = 19,454 / 63,412 = 0.31回(参考値)
- セグメント別(ハイライト)
- 売上高:ソリューション 10,572,854千円、クライアントサービス 8,881,281千円
- 構成比:クライアントサービスの比率が45.7%(前年43.8%)へ上昇
- セグメント利益合計(調整前):2,336,359千円、セグメント間消去後営業利益2,371,196千円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 11千円(微小)
- 特別損失:固定資産処分損 304千円(微小)
- 一時的要因の影響:持分法利益の増加(関連会社の業績反映)が経常利益押し上げに寄与しており、これが持続性の観点で注視ポイント(関連会社の業績次第)。
- 継続性の判断:持分法利益は今後の関連会社実績に依存。自己株取得・特別配当は一時的施策の色合いが強い(創立50周年記念配当は特別配当)。
配当
- 中間配当:50円(支払予定日 2025/12/2)
- 期末配当(予想):150円(うち記念配当100円)
- 年間配当予想:200円(前年合計100円) ※配当予想は修正あり(創立50周年記念配当含む)
- 配当性向(会社通期予想ベース):年間配当200円 / 1株当たり当期純利益予想209.00円 ≒ 95.7%(非常に高い、記念配当を含むため一時的要因)
- 自社株買い:継続中(上限3,000百万円)、期中累計で取得済み381,400株(取得価額約1,996.8百万円)
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期)
- 有形固定資産取得:252,055千円
- 無形固定資産取得:147,933千円
- 合計投資額(投資CFの主な内訳):約400,000千円(前年同期と同水準)
- 減価償却費:423,075千円
- 研究開発
- R&D費用は販売費及び一般管理費に含まれる(詳細金額は注記に明示なし)。会社として将来の開発投資を拡大している旨の記載あり。
受注・在庫状況
- 受注高(当中間期):23,092,762千円(前年中間19,858,830千円、+16.3%)
- 受注残高(当中間期):24,843,810千円(前年中間20,059,247千円、+23.8%)
- 在庫(棚卸資産):商品及び製品 827,424千円(前年449,028千円)、仕掛品 438,769千円(前年122,029千円)→ 増加(受注増・納品タイミングの影響)
- コメント:受注・受注残の増加は下期に向けた収益基盤強化を示唆。ただし年度末に受注・検収が集中する顧客構成のため期末の処理が重要。
セグメント別情報(要点)
- ソリューション(製品群:CR-8000系、E3.series等)
- 売上:10,572,854千円(前年10,733,127千円 → 若干減)
- 利益貢献が大きく、依然として主力
- クライアントサービス(導入・保守)
- 売上:8,881,281千円(前年8,346,534千円、+6.4%)
- 構成比率が上昇(45.7%)し安定収益に寄与
- 地域別売上
- 日本 13,342,427千円(68.6%)、欧州 3,689,277千円(19.0%)、米国 1,365,769千円(7.0%)、アジア 1,056,661千円(5.4%)
中長期計画との整合性
- 会社は2025年5月に公表した通期業績予想を変更していない。中期経営計画との整合性は注記なし(進捗は受注増と持分法利益の寄与で良好)。KPI等の詳細は資料に限定記載。
競合状況や市場動向
- 市場:製造業のDX投資は継続的な追い風(特にエレクトロニクス、自動車・産業機器分野)。
- 競合:同業他社との比較は本資料に記載なし(–)。製品差別化(CR-8000、DSシリーズ等)が業績の鍵。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年3月期)予想は変更なし(売上43,000百万円、営業利益5,600百万円、当期純利益4,450百万円、EPS 209.00円)。
- 会社前提:年度末(3月)に導入・検収が集中するため第4四半期偏重の傾向継続。
- リスク要因:関連会社業績(持分法利益)、為替変動、主要顧客の年度末投資動向、開発投資の回収タイミングなど。特別配当・自社株買いは一時的(継続性は未定)。
- 予想の信頼性:中間での進捗は妥当だが、期末にかけての受注・検収動向により変動の可能性あり。
重要な注記
- 当中間期の連結範囲に関する変更:ビジネスエンジニアリング株式会社に関する持分法の適用により、当中間連結会計期間から関連子会社の損益を含めて計算しており、利益剰余金が321,529千円増加。
- 第2四半期決算短信は監査(レビュー)対象外。
- 自己株式取得:取締役会決議に基づく買付実行中(上限3,000百万円、累計取得額約1,996.8百万円)。
(注)不明な項目や市場コンセンサスは「–」で表記しています。投資判断につながる助言は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6947 |
| 企業名 | 図研 |
| URL | https://www.zuken.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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