2025年8月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)との比較では「上振れ」傾向(特に中間期の当期純利益が通期予想を既に上回る)。市場予想は記載無し(–)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高3,154百万円、前年同期比+56.7%/営業利益319百万円、前年同期は営業損失)。
  • 注目すべき変化:前年同期に発生していた大規模な開発トラブル損失が当中間期には発生せず、家庭用ゲーム機向け開発の追加受注拡大で家庭用・PC関連が大幅増(家庭用・PC関連売上2105.8百万円、前年同期比+94.7%)。
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正済み(公表あり)。中間期の進捗は売上で通期予想の約52.6%、営業利益は約76.0%、親会社株主に帰属する当期純利益は約117.9%(中間で通期予想を超過)とやや保守的な見通しに対して良好な進捗。
  • 投資家への示唆:ゲーム事業(特に家庭用ゲーム機向け)の受注拡大が回復を牽引。ただし長岡京ビル建替えに伴う一時的な特別損失や、土地譲渡の実行・会計影響のタイミングに注意。配当方針は据え置き(年間25.0円)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社トーセ
    • 主要事業分野:ゲームソフトの受託開発およびデジタル/エンタテインメント関連サービス(報告セグメントは「ゲーム事業」「その他事業」)
    • 代表者名:代表取締役社長 渡辺 康人
    • URL:https://www.tose.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年4月10日
    • 対象会計期間:2025年8月期 第2四半期(中間期:2024年9月1日~2025年2月28日)
    • 決算補足説明資料:作成有(中間決算説明会:2025年4月17日、機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • ゲーム事業:家庭用ゲーム機・PC関連、スマートフォン関連等の受託開発・運営
    • その他事業:SI事業(教育関連等)、家庭用カラオケ楽曲配信、エンタテインメント系アプリ等
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株含む):7,763,040株
    • 期末自己株式数:183,456株
    • 期中平均株式数(中間期):7,579,615株
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年4月14日
    • 配当支払開始予定日:2025年5月26日
    • 中間決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2025年4月17日

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(通期会社予想に対する中間期進捗)
    • 売上高:3,154百万円/通期予想6,000百万円に対して達成率 約52.6%
    • 営業利益:319百万円/通期予想420百万円に対して達成率 約76.0%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:94百万円/通期予想80百万円に対して達成率 約117.9%(中間で通期予想を上回る)
  • サプライズの要因:
    • プロジェクト進行の正常化および家庭用ゲーム機向けの追加受注で売上増
    • 前年同期に計上された大規模な開発トラブル損失が未発生
    • 一方で長岡京トーセビル建替えに伴う減損等の特別損失(当中間期に約177百万円計上)が発生している点はマイナス要因
  • 通期への影響:
    • 中間期の業績進捗は良好で、営業利益は通期見込みに対して高い進捗率。ただし不動産関連の特別損失や今後計上予定の移転補償金(通期で追加の特別損失予定)および土地譲渡の収益計上タイミングによって通期業績の変動があり得る。会社は既に通期予想の修正を実施(別途公表)。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比。数値は決算短信記載による)

  • 損益要点(当中間期:2024/9/1–2025/2/28)
    • 売上高:3,154百万円(前年同期比 +56.7% / +1,141百万円)
    • 売上原価:2,280百万円
    • 売上総利益:875百万円(前年同期 68百万円)
    • 販管費:555百万円
    • 営業利益:319百万円(前年同期は営業損失△459百万円)
    • 経常利益:321百万円(前年同期△451百万円)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:94百万円(前年同期△315百万円)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):12.49円(前年同期 △41.68円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:319/3,154 = 約10.1%(業種平均との比較は業種別だが、二桁は健全)
    • ROE(目安8%以上で良好):当中間期ベース概算 ≒ 94 / 6,030 = 約1.6%(低水準)
    • ROA(目安5%以上で良好):≒ 94 / 7,284 = 約1.3%(低水準)
  • 進捗率分析(通期予想 2025年8月期:売上6,000/営業利益420/当期純利益80)
    • 売上高進捗率:約52.6%(通常の上半期で50%超は良好)
    • 営業利益進捗率:約76.0%(高い進捗)
    • 純利益進捗率:約117.9%(中間で通期予想を超過)
    • 過去同期間との比較:前年同期は大幅赤字のため比率改善が顕著
  • 貸借対照表(当中間期末:2025/2/28)
    • 総資産:7,285百万円(前期末 7,227百万円)
    • 純資産:6,068百万円(前期末 6,080百万円)
    • 自己資本比率:82.8%(安定水準)
    • 自己資本(参考):6,030百万円
  • キャッシュフロー(当中間期)
    • 営業CF:+266百万円(前年同期は▲1,375百万円の大幅な使用 → 大幅改善)
    • 投資CF:▲70百万円(主に投資有価証券取得、無形固定資産取得等)
    • 財務CF:▲95百万円(配当金支払等)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+196百万円
    • 現金及び現金同等物期末残高:1,379百万円(前期末 1,556百万円 → 増減は+100.8百万円)
    • 営業CF/純利益比率:営業CF 266/中間税引前利益143 = >1.0(健全)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率 82.8%(安定水準)
    • 流動負債合計 775百万円、固定負債合計 442百万円
    • 負債合計 1,217百万円(総資産に対して軽微)
  • 効率性
    • 総資産回転率(売上/総資産)=3,154/7,284 ≒ 0.43回(参考)
  • セグメント別(当中間期)
    • ゲーム事業:売上 2,784百万円(前年同期比 +56.3%)、営業利益 265百万円(前年同期は営業損失)
    • 家庭用ゲーム機・PC関連:2,106百万円(前年同期比 +94.7%)
    • スマートフォン関連:673百万円(前年同期比 △3.0%)
    • その他事業:売上 371百万円(前年同期比 +59.4%)、営業利益 55百万円(前年同期比 +50.3%)

特別損益・一時的要因

  • 当中間期の特別損失:計177,815千円(約177.8百万円)
    • 内訳:減損損失 147,360千円、移転補償金 30,454千円
  • 背景:長岡京トーセビル建替え計画に伴う解体・土地売却関連の費用計上
  • 今後の見通し(注記事項)
    • 2025年8月期内にさらに移転補償金として約136百万円の特別損失を計上予定
    • 2026年8月期に土地売却益918百万円、解体費129百万円を計上予定。建物解体・土地売却を通した全体収支は合計で約475百万円のプラスを見込む(現時点の見積りで変更あり得る)
  • 実質業績評価:特別損益を除く営業ベースは回復・改善しており、前年の大幅赤字要因(開発トラブル)は解消

配当

  • 中間配当:12.50円(支払予定日 2025/5/26)
  • 期末配当(会社予想):12.50円
  • 年間配当予想:25.00円(直近公表の配当予想からの修正無し)
  • 配当性向(会社の通期予想ベース):年間配当25.00円 ÷ 1株当たり当期純利益(予想10.55円) ≒ 約237%(※高水準。利益水準・特別項目・内部留保等の影響で変動)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株取得等の記載は当中間期では無し(自己株取得支出は小額)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(当中間期の投資CF主な内訳)
    • 有形固定資産の取得による支出:約12〜9百万円(中間期での支出)
    • 無形固定資産(ソフトウェア等)取得:約11百万円
    • 投資有価証券取得:141.7百万円(投資活動支出の主因)
  • 減価償却費:45.6百万円(当中間期)
  • R&D費(明細の記載なし):–(具体額の開示無し)

受注・在庫状況(該当する業種)

  • 受注高 / 受注残高の記載:–(決算短信に数値記載なし)
  • 在庫(仕掛品):期末仕掛品 26.4百万円(前年同期 52.3百万円、減少)
  • 備考:売掛金及び契約資産は増加(売上増に伴う)

セグメント別情報(要点)

  • ゲーム事業(主力):売上 2,783.7百万円、営業利益 265.0百万円。家庭用ゲーム機・PC関連が主導。複数プロジェクトで想定以上の追加発注があり、ボリュームと収益性改善に寄与。
  • スマートフォン関連:運営案件は安定だが新規開発は抑制し、家庭用優先のため前年同期比やや減収。
  • その他事業:売上 370.8百万円、営業利益 54.8百万円。SI(教育関連)、カラオケ楽曲配信等が寄与。
  • セグメント別の減損:ゲーム事業における固定資産減損 41.2百万円、全社配分外資産に106.1百万円(合計147.4百万円)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の具体数値・KPIは決算短信に明示無し(–)
  • 備考:報告セグメントの見直し(「デジタルエンタテインメント事業」→「ゲーム事業」と「その他事業」への切分け)により、事業ポートフォリオ管理を明確化

競合状況や市場動向

  • 市場動向:Nintendo Switch 2 の発売(2025年6月発表)に伴う家庭用機向け開発需要増が期待される点を会社は言及
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは記載無し(–)

今後の見通し(会社予想等)

  • 通期業績予想(2024/9/1–2025/8/31、会社公表・修正済)
    • 売上高:6,000百万円(前期比 +30.0%)
    • 営業利益:420百万円
    • 経常利益:415百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:80百万円
    • 1株当たり当期純利益(予想):10.55円
  • 予想の信頼性:中間期での進捗は良好(営業利益・純利益は高進捗)。ただし不動産関連の特別損失や土地譲渡の会計タイミングが業績に影響する可能性あり。
  • リスク要因:
    • プロジェクト単位での開発トラブルや品質問題(過去に大きな損失発生)
    • 受注の偏り(家庭用機向けの需要変動)や競争激化(特にスマートフォン領域)
    • 為替・外注費・資材費の変動
    • 不動産取引(長岡京ビル関連)の実行・条件変化

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を適用(当中間期の中間連結財務諸表に与える影響は無し)
  • 決算短信上の注記:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • 固定資産の譲渡(重要な後発事象):長岡京の土地(1,333.20㎡)の譲渡契約締結(契約日2025/3/24、引渡し予定2026/8)、譲渡価格・譲渡先は非開示。関連費用・収益の見込みは注記参照(総合で最終的にプラス見込み)

(注)不明項目は「–」で表示しています。本資料は提供された決算短信を要約したものであり、投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4728
企業名 トーセ
URL http://www.tose.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.14)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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