2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正は無し。市場予想は提供資料に無し(市場予想:–)。第3四半期累計の業績は会社計画に対する進捗は良好(売上・当期純利益)だが、営業利益の進捗はやや低め。
  • 業績の方向性:増収増益。売上高7,282,231千円(前年同期比+40.2%)、営業利益816,614千円(同+62.7%)、親会社株主に帰属する四半期純利益780,580千円(同+89.0%)。
  • 注目すべき変化:金融インフラ・ビッグデータ解析の大幅成長が牽引。フィンテックシフト事業は前年のセグメント黒字から当期は101,122千円のセグメント損失に転じた点が要注意。税務面で回収可能性を認めた繰延税金資産の計上に伴う法人税等調整額(税効果)の計上により当期純利益が押し上げられている(税務面の一時要因)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高11,000百万円、営業利益1,870百万円、当期純利益1,210百万円)に修正はなし。第3四半期終了時点の進捗率は売上66.2%、営業利益43.7%、当期純利益64.5%で、売上/純利益は順調だが営業利益は下期に比重がかかる点に留意。
  • 投資家への示唆:需要は拡大しており成長は継続。ただし(1)フィンテックシフト事業の収益性改善状況、(2)税効果等の一時要因の実態(継続性)、(3)下期への売上集中(季節性)を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社Finatextホールディングス
    • 主要事業分野:金融インフラストラクチャ(クラウド型基幹システムのSaaS提供)、フィンテックシフト(金融機関向けDX・デジタルマーケティング支援)、ビッグデータ解析(データサービス/生成AI支援)
    • 代表者名:代表取締役CEO 林 良太
    • 問合せ先:取締役CFO 伊藤 祐一郎(TEL 03-6265-6828)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期連結累計)
    • 決算補足説明資料:有、決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):有
  • セグメント:
    • 金融インフラストラクチャ事業:証券・保険・クレジット向け基幹システム提供(BaaS、Inspire、Crest 等)
    • フィンテックシフト事業:金融機関向けDX・デジタルマーケティング支援(旧:フィンテックソリューション事業、名称変更のみ)
    • ビッグデータ解析事業:データサービス(金融/不動産)およびデータAIソリューション
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):51,893,340株(2026年3月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):51,354,775株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:2026年2月10日実施(当該資料)
    • IRイベント:決算説明会実施(機関投資家向け、詳細日程:資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期。以下は通期予想に対する第3Q累計の達成率)
    • 売上高:通期予想 11,000,000千円に対し第3Q累計7,282,231千円 → 達成率 66.2%
    • 営業利益:通期予想 1,870,000千円に対し第3Q累計816,614千円 → 達成率 43.7%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:通期予想 1,210,000千円に対し第3Q累計780,580千円 → 達成率 64.5%
  • サプライズの要因:
    • 上振れ寄与:金融インフラとビッグデータ解析のフロー収益増(新規パートナー導入や既存パートナーAUM拡大など)により売上・営業利益が大幅増。
    • 当期純利益の押上げは、回収可能性を認めた繰延税金資産の増加による法人税等調整額の計上(税効果)に依る部分が大きい(非現金・一時要因)。
    • 下振れ要因:フィンテックシフト事業がセグメント損失に転じたこと(追加投資や採用等の先行コスト)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。売上・純利益の進捗は堅調だが、営業利益は下期に売上が集中する季節性を考慮すると通期達成は可能性ありとみられる。ただしフィンテックシフト事業の収益性改善と税効果の継続性がポイント。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:7,282,231千円(前年同期比+40.2%)
    • 売上総利益:4,891,056千円
    • 販管費:4,074,441千円
    • 営業利益:816,614千円(前年同期比+62.7%)営業利益率 11.2%(816,614 / 7,282,231)
    • 経常利益:790,016千円(前年同期比+61.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:780,580千円(前年同期比+89.0%)
    • 1株当たり四半期純利益(希薄化後):14.83円(累計EPS 15.20円)
  • 財政状態(2025/12/31)
    • 総資産:22,344,815千円(前期末19,026,948千円)
    • 純資産:10,738,558千円(前期末9,627,174千円)
    • 自己資本比率:43.8%(安定水準;前期末47.0%)
    • 現金及び預金:3,721,654千円(前期末4,454,730千円、△733,076千円)
    • 流動資産合計:20,796,425千円、流動負債合計:10,836,345千円 → 流動比率(簡易):約192%(20,796,425 / 10,836,345、健全)
  • 収益性指標(注:以下は第3Q累計を用いた簡易算出)
    • 営業利益率:11.2%(業種平均:–)
    • 簡易ROE(年率換算の概算):約10.6%(手法:親会社株主に帰属する第3Q累計純利益780,580千円を4/3倍で年率換算=約1,040,773千円、自己資本9,782,000千円で算出。目安:10%以上で優良)
    • 簡易ROA(年率換算の概算):約4.7%(年率純利益1,040,773 / 総資産22,344,815。目安:5%以上で良好に近い)
    • 注記:上は概算値。正式なROE/ROAは通期確定値を参照すべき。
  • 進捗率分析(第3Q累計→通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:66.2%(通常は第4Q寄与が大きい季節性のため上期低め→逆に上期で66%は良好)
    • 営業利益進捗率:43.7%(やや遅れ。下期の売上計上に伴い改善見込み)
    • 純利益進捗率:64.5%(税効果で高め)
    • 過去同期間との比較:前年同期比では増収増益で進捗は良好
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。現金及び預金は前期末比で減少(△733,076千円)。営業CF等の数値は資料に記載無し(営業CF/純利益比率は算出不可)。
  • 四半期推移(QoQ)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率43.8%(安定水準)
    • 負債合計11,606,256千円、純資産10,738,558千円 → 負債/純資産比 約1.08倍(負債純資産比は留意点)
    • 流動比率約192%(流動性は良好)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当無し(小額の新株予約権戻入益等は無視できるレベル)
  • 特別損失:特筆すべき大きな特別損失は無し(当期は456千円の特別損失)
  • 一時的要因:法人税等調整額で▲293,294千円(税効果の計上)により税金費用が実質的にマイナスとなり、当期純利益を押し上げている。これは繰延税金資産の回収可能性判断に基づくもので、非継続的要因である可能性があるため実質業績評価では除外して見ることが必要。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円(通期予想含め年間0.00円)
  • 配当利回り:–(株価記載無し)
  • 配当性向:0%(配当が無いため)
  • 株主還元方針:配当はゼロ、特別配当や自社株買いの記載は無し

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:123,327千円(当第3Q累計、前年82,849千円)
  • のれんの償却額:6,228千円(当第3Q累計)
  • 固定資産の増加:固定資産合計は947,003千円→1,548,389千円(増加分約601,386千円)。内訳では無形固定資産の増加が大きい(520,621→773,347千円、+252,726千円)。ただし投資その他の資産増加のうち約295,491千円は繰延税金資産計上による増加。
  • 具体的な設備投資額の内訳(新工場等)は資料に記載無し(詳細:–)。R&D費用の明細も記載無し(ただし人件費等で先行投資を継続)。

受注・在庫状況

  • 受注・在庫に関する詳細(受注高・受注残・在庫回転等)は資料に記載無し(–)。

セグメント別情報

  • 金融インフラストラクチャ事業:
    • 売上高:4,471,991千円(前年同期比+49.2%)
    • セグメント利益:471,382千円(前年同期比+91.8%)
    • 製品/動向:BaaS稼働サービス数25(前期末19)、Inspire導入企業16(同11)、Crest稼働社数5(同2)
  • フィンテックシフト事業:
    • 売上高:1,025,274千円(前年同期比+4.0%)
    • セグメント損失:△101,122千円(前年同期は37,833千円のセグメント利益)→ 収益性悪化、先行投資(人材・機能拡充等)影響
    • 名称変更:フィンテックソリューション事業→フィンテックシフト事業(名称変更のみ)
  • ビッグデータ解析事業:
    • 売上高:1,784,965千円(前年同期比+47.5%)
    • セグメント利益:336,411千円(前年同期比+57.3%)
    • 動向:「DataLensHub」機能拡充、新規顧客獲得、データAIソリューションの拡張が寄与
  • 地域別売上:資料に明示なし(国内/海外比率:–)
  • 為替影響:軽微(資料に明示的な金額なし)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画とKPIの記載:資料に中期計画の進捗指標は明示されていない(–)。ただし主要事業(金融インフラ、ビッグデータ)の成長は中期成長シナリオと整合する様子。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタルトランスフォーメーション(金融領域)やデータ利活用需要は継続的増加との前提。
  • 競合他社比較:資料に直接的比較は無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2025/4/1–2026/3/31)予想:売上高11,000,000千円(前期比+42.8%)、営業利益1,870,000千円(同+96.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,210,000千円(同+83.4%)、1株当たり当期純利益23.03円
    • 予想修正:無し(2025年5月13日公表の予想から変更なし)
    • 前提条件(為替等):資料に特定前提の明示なし(–)
  • 予想の信頼性:現状は通期据え置き。売上・純利益は堅調だが、営業利益の下期回復と一時的税効果の非継続性が達成リスク要因。
  • リスク要因(主な外部・事業リスク):
    • 下期売上への季節的依存(契約納期が下期に集中)
    • フィンテックシフト事業の収益性改善遅延
    • 金融市場のボラティリティや取引量減少(証券関連の従量収益に影響)
    • 税務判断(繰延税金資産)の変化

重要な注記

  • 会計方針の変更:該当無し
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期連結累計期間のCF計算書は作成していない(注記あり)
  • 監査・レビュー:添付の四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは無し

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4419
企業名 Finatextホールディングス
URL https://finatext.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.16)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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