2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に対する修正は無く「ほぼ予想通り」。四半期累計(2025/4–12)の実績は通期計画に対して進捗が良好(下記参照)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+5.5%、営業利益+8.7%、親会社株主に帰属する四半期純利益+21.2%)。営業利益率は約8.3%に改善。
- 注目すべき変化:純利益の伸びが大きい(+21.2%)のは、法人税等の負担減(法人税等1,167→710百万円)や特別損失の縮小(109→3百万円)も寄与している点。
- 今後の見通し:通期予想(売上67,544百万円、営業利益7,287百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7,029百万円)に対し、売上進捗率約70%、営業利益進捗率約53.6%、純利益進捗率約66.3%。営業利益の進捗はやや鈍いが、修正は行っていないため通期達成は「現状では可能性あり」と判断できるが進捗差に注意。
- 投資家への示唆:事業別では国内の「介護・障害福祉事業者(カイポケ)」と「事業開発」が成長、「海外」は減収。自己株式取得(自己株増加)やファクタリング増加に伴う短期借入増など資金配分の変化に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社エス・エム・エス
- 主要事業分野:高齢社会向け情報インフラ(キャリア/介護・障害福祉事業者向け経営支援「カイポケ」/ヘルスケア・シニアライフ・海外メディカルプラットフォーム等)
- 代表者名:髙畑 正樹
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日)
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)、決算補足資料:有
- セグメント(開示上の事業部門):
- キャリア分野(介護キャリア・医療キャリア):人材のマッチング、採用支援等
- 介護・障害福祉事業者分野:経営支援プラットフォーム「カイポケ」等のサブスク型サービス
- 海外分野:APAC向けメディカルプラットフォーム、グローバルキャリア
- 事業開発分野:ヘルスケア(健康経営支援)・シニアライフ領域の新規事業
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):87,561,600株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:5,481,151株(前年 2,599,151株)
- 平均株式数(四半期累計):82,567,049株
- 今後の予定:
- 決算発表:今回(2026/1/30)公表済
- IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)実施
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(当第3四半期累計:2025/4–12、会社予想は通期ベース。達成率は通期予想に対する累計進捗率)
- 売上高:47,346百万円。通期予想67,544百万円に対する達成率 約70.1%(良好)
- 営業利益:3,905百万円。通期予想7,287百万円に対する達成率 約53.6%(通期達成のため後半の利益率改善が必要)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:4,660百万円。通期予想7,029百万円に対する達成率 約66.3%(良好)
- サプライズの要因:
- 純利益上振れ寄与要因:法人税等の減少(法人税等1,167→710百万円)および特別損失の縮小(109→3百万円)。
- 売上は堅調だが、営業利益進捗が売上進捗に対して低めなのは販管費(広告宣伝費増等)やのれん償却・減価償却費の増加が影響。
- 通期への影響:
- 会社は業績予想の修正を行っていない。売上・純利益の進捗は高めで通期見通し達成は想定可能だが、営業利益の進捗が低いため下期の利益率改善(コスト管理や高付加価値サービス比率の向上)が重要。
財務指標(要点)
- 損益(当第3四半期累計 vs 前第3四半期累計)
- 売上高:47,346百万円(+5.5% / +2,460百万円)
- 売上総利益:41,967百万円(売上原価5,378百万円)
- 販管費:38,061百万円
- 営業利益:3,905百万円(+8.7% / 営業利益率 3,905/47,346 = 8.25%)
- 経常利益:5,375百万円(+4.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:4,660百万円(+21.2%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):56.45円(前年 45.03円)
- 財政状態(2025/12/31)
- 総資産:73,453百万円(前期末 76,540百万円、▲3,087百万円)
- 純資産:44,331百万円(前期末 47,319百万円、▲2,987百万円)
- 自己資本比率:60.0%(安定水準、目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:14,690百万円(前期末 16,175百万円、減少)
- 流動資産合計:37,350百万円 / 流動負債合計:25,049百万円 → 流動比率 約149%(良好、>100%)
- 収益性指標(簡易算出・年率換算)
- EPS(通期会社予想):85.13円(会社予想)
- 四半期累計を年率換算した概算ROE:14.1%(四半期累計純利益4,660を年率換算(×4/3)=約6,213百万円 ÷ 自己資本約44,087百万円 → 14.1%)(目安:10%以上で優良)
- 四半期累計を年率換算した概算ROA:約8.5%(良好、目安:5%以上)
- 営業利益率:8.25%(業種によるがプラットフォーム系サービスとしては堅調)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:約70.1%(過去平均・季節性を踏まえれば良好)
- 営業利益進捗率:約53.6%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:約66.3%(良好)
- キャッシュフロー:
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は同短信に掲載なし(注記で未作成)。ただし現金預金は減少(16,175→14,690百万円)。
- ファクタリング増加により未収入金が増加(未収入金 12,516→14,328百万円)、短期借入金の増加(3,500→5,360百万円)あり。
- 営業CF/純利益比率:データ不足のため–(目安:1.0以上が健全)。
- 四半期(QoQ)・季節性:
- 四半期単体の詳細は非掲載(四半期累計のみ)。季節性の影響は事業特性によりある可能性あり(求人・採用は季節変動、介護収入は月次継続性)。
- 財務安全性:
- 自己資本比率60.0%(安定水準)
- 短期借入金が増加(3,500→5,360百万円)、長期借入金は減少(2,350→1,400百万円)
- 流動比率約149%(良好)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 0百万円(今回ほぼ無し)
- 特別損失:事業撤退損 2百万円(前年74百万円)、固定資産除売却損 1百万円(合計 3百万円)
- 一時的要因の影響:特別損失が小幅であったこと、法人税等の減少が純利益押上げ要因。これらのうち税効果は再現性があるか要確認(一時性の可能性あり)。
- 継続性の判断:事業撤退損縮小は再発性低いが、法人税等の変動は期によるため注意。
配当
- 配当実績/予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期は中間0)
- 期末(会社予想):29.50円(通期合計 29.50円)
- 直近公表の配当予想から修正あり(短信記載)
- 配当性向:通期予想 EPS85.13円に対する配当29.5円 → 配当性向 約34.6%(目安:企業方針次第;30–40%は中庸)
- 配当利回り:株価情報がないため算出不可(–)
- 株主還元方針:自己株式取得実施(自己株増加)。特別配当は無し。
設備投資・研究開発
- 減価償却費:当第3四半期累計で2,523百万円(前年2,005百万円、増加)
- のれん償却額:当第3四半期累計718百万円(前年801百万円)
セグメント別情報(主要)
- キャリア分野:売上 28,868百万円(+4.4%)。介護キャリア15,290(+6.1%)、医療キャリア13,578(+2.6%)。求職者の入職リードタイム長期化やダイレクトリクルーティング実施方針変更が成長を抑制。
- 介護・障害福祉事業者分野:売上 10,079百万円(+14.6%)。「カイポケ」の会員増・有料オプション利用拡大・ファクタリング・M&Aマッチング等が成長ドライバー。
- 海外分野:売上 5,637百万円(▲7.3%)。一部顧客のマーケティング予算縮小や中東情勢による渡航制約が影響。
- 事業開発分野:売上 2,761百万円(+16.7%)。ヘルスケア/シニアライフ領域の新規事業が伸長。
中長期計画との整合性
- 中期的な事業姿勢:高齢社会に向けた情報インフラ構築を軸にキャリア/プラットフォーム拡大を継続。カイポケ拡張、ヘルスケア・シニア領域の拡大、APACでのメディカルプラットフォーム拡大を掲げる。
- KPI達成状況:売上・純利益は増加し健闘。営業利益率向上が中期目標であれば下期での改善が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同社は国内介護・医療領域でプラットフォーム+人材領域を持つ点が特徴。市場は少子高齢化で拡大が続くが、競合も積極展開している点に留意。
- 市場動向:国内では人材不足が構造化、ヘルスケア領域でデジタル化・健康経営ニーズが拡大。海外は国別の医療制度・地政学リスクで差が出る。
今後の見通し(会社開示)
- 通期予想:変更なし(売上 67,544百万円、営業利益 7,287百万円、経常利益 9,468百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 7,029百万円、EPS85.13円)
- 会社予想の前提:特記事項なし(為替等の前提は明記なし)
- リスク要因(開示および短信より):海外情勢や顧客のマーケティング予算変動、求人市場の需給変化、ファクタリング利用に伴う資金リスク等
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:あり(税率の見積り等)
- 監査:添付の四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー)は無
注記・留意点
- 不明な項目は「–」で示しました(時価総額、決算・総会の日程等)。
- 数値は全て百万円未満切捨ての会社資料に基づきます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2175 |
| 企業名 | エス・エム・エス |
| URL | http://www.bm-sms.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.8)」によって自動生成されました。
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