2026年3月期 第3四半期決算短信[日本基準](連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正は無し。四半期単独での市場予想との比較は資料に記載無しのため不明(–)。全体として「会社予想に対して目立った修正はなし(ほぼ想定内)」と判断される。
- 業績の方向性:増収増益(第3四半期累計:売上高+9.2%、営業利益+10.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益+13.4%)。
- 注目すべき変化:リース事業の契約実行高が前年同期比で16.0%増、成約高が同37.9%増と大幅に拡大。インベストメント事業で大型有価証券売却等により売上高が同39.1%増加。ファイナンス事業は貸倒引当金繰入増等で営業利益が減少。
- 今後の見通し:通期予想(売上高295,000百万円、営業利益15,500百万円、当期純利益10,000百万円)に対し第3四半期累計の進捗は売上高70.2%、営業利益45.8%、親会社株主純利益67.3%。営業利益進捗が低めである一方、会社は予想据え置き。Q4の利益寄与(投資売却など)に依存する可能性あり。
- 投資家への示唆:リース受注の拡大が収益拡大を牽引している点は注目。ただし自己資本比率は10.1%と低めで現金残高も期初から大幅に減少しているため(現金及び預金は110,298→36,960百万円、△73,337百万円)、財務面の流動性・資本構成の動向を注視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: NECキャピタルソリューション株式会社
- 主要事業分野: リース事業、ファイナンス事業(貸付・ファクタリング等)、インベストメント事業(投資・不動産・アセット関連)、その他(賃貸レジデンス・再生可能エネルギー等)
- 代表者名: 代表取締役社長 菅沼 正明
- 問合せ先: コミュニケーション部長 是枝 孝彰(TEL 03(6720)8400)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年1月29日
- 対象会計期間: 2025年4月1日~2025年12月31日(2026年3月期 第3四半期累計、連結、日本基準)
- 決算補足説明資料: 有(同日開示)
- 決算説明会: 無
- セグメント:
- リース事業: 情報通信機器、事務機器等のリース・レンタル・割賦販売、物品売買、保守等
- ファイナンス事業: 金銭貸付、ファクタリング、有価証券投資(配当収受等)
- インベストメント事業: ベンチャー向け投資、有価証券売却益、リサ・パートナーズ等のアセット・不動産・アドバイザリー
- その他の事業: 賃貸レジデンス、ヘルスケア、再生可能エネルギー、PFI/PPP、観光等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式): 21,549,427株(2026年3月期第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計): 21,543,201株
- 自己株式数(期末): 4,596株
- 時価総額: –(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 通期決算発表(予定): 2026年3月期通期発表は既に公表済(通期予想は10月30日公表、修正無し)
- 株主総会、IRイベント等: –(資料に記載無し)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高: 第3Q累計 206,976百万円(前年同期比+9.2%)。会社の通期予想との比較(進捗): 206,976/295,000=70.2%(達成率としての進捗)。
- 営業利益: 第3Q累計 7,103百万円(前年同期比+10.9%)。通期に対する進捗: 7,103/15,500=45.8%。
- 純利益(親会社株主): 第3Q累計 6,728百万円(前年同期比+13.4%)。通期進捗: 6,728/10,000=67.3%。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因: リース事業の契約実行高・成約高増(GIGAスクール第2期のICT機器案件や官公庁の大型案件)およびインベストメント(有価証券売却等)収益の増加、販売用不動産売却益等。
- 下振れ要因: ファイナンス事業はファクタリング取引減少および貸倒引当金繰入増加で営業利益悪化。特別損失として債務保証損失379百万円等を計上。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を据え置き。営業利益進捗が45.8%と低めであるため、Q4における投資売却やリース収益の期末計上が想定通り進むかが通期達成の鍵。現状で会社予想の修正は無し。
財務指標
- 財務諸表の要点:
- 総資産: 1,238,647百万円(前期末 1,224,797百万円、+13,850百万円)
- 純資産: 147,845百万円(前期末 142,385百万円、+5,460百万円)
- 自己資本(参考): 125,273百万円(自己資本比率 10.1%(資料値))
- 現金及び預金: 36,960百万円(前期末 110,298百万円、△73,337百万円)
- 流動資産合計: 1,000,133百万円、固定資産合計: 238,514百万円
- 負債合計: 1,090,801百万円(前期 1,082,412百万円)
- 収益性(第3Q累計 → 金額・前年同期比)
- 売上高: 206,976百万円(+9.2%、前年 189,538百万円)
- 営業利益: 7,103百万円(+10.9%、前年 6,405百万円)
- 経常利益: 8,625百万円(+4.3%、前年 8,268百万円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 6,728百万円(+13.4%、前年 5,932百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 312.33円(前年同期 275.43円)
- 収益性指標
- ROE(簡易): 6,728 / 125,273 = 約5.4%(目安:8%以上で良好 → 現状はやや低い)
- ROA(簡易): 6,728 / 1,238,647 = 約0.54%(目安:5%以上で良好 → 低水準)
- 営業利益率: 7,103 / 206,976 = 約3.43%(業種特性に依存するが一般企業の目安より低め)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率: 70.2%(通常ペースよりやや先行。Q4の伸びは限定的でも通期目標到達の余地あり)
- 営業利益進捗率: 45.8%(低め。Q4で利益を稼ぐ前提)
- 純利益進捗率: 67.3%(高め、ただし投資売却等の一時要因寄与の可能性あり)
- 過去同期間との比較: 前年同期との増収増益を維持
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(資料明記)。主要点として現金及び預金が期首から△73,337百万円と大幅減少(用途は営業資産増等)。営業CF・投資CF・財務CFの明細は記載無し(–)。
- フリーCF: –(営業CF・投資CF不明)
- 営業CF/純利益比率: –(営業CF未提示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期毎の詳細QoQは資料に限定的な記載のみ。売上・営業利益は前年同期比増加が継続。季節性としてQ4での投資売却等が利益に影響する可能性あり。
- 財務安全性:
- 自己資本比率: 10.1%(目安: 40%以上で安定 → 現状は低い)
- 流動負債合計: 513,775百万円、固定負債合計: 577,025百万円
- 短期借入金は減少(88,520→49,718百万円)する一方で長期借入金は増加(402,613→454,050百万円)。流動性構成の変化あり。
- 効率性:
- 総資産回転率(簡易): 売上高/総資産 = 206,976 / 1,238,647 = 約0.167回(年率で見た場合の目安。業種による差大)
- セグメント別:
- リース事業: 売上高 178,459百万円(+4.6%)、セグメント営業利益 4,853百万円(前年 3,417百万円 → 大幅増益)
- ファイナンス事業: 売上高 6,015百万円(+2.0%)、営業利益 1,074百万円(前年 2,248百万円 → 減益)
- インベストメント事業: 売上高 14,409百万円(+39.1%)、営業利益 2,202百万円(前年 2,249百万円 → 横ばい〜微減)
- その他の事業: 売上高 8,174百万円(+190.3%)、営業利益 655百万円(増益)
- 財務の解説:
- 総資産・営業資産は増加(営業資産残高 991,607→1,122,476百万円、+130,869百万円)。主にリース債権・買取債権・販売用不動産等の増加。現金は大幅減少しているため、資金調達構成や短長借入の調整を注視。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 負ののれん発生益 257百万円(インベストメント事業の連結子会社化に伴うもの)
- 補助金収入 100百万円、関係会社株式売却益 52百万円 等(合計 特別利益 409百万円)
- 特別損失:
- 債務保証損失 379百万円、固定資産圧縮損 100百万円 等(特別損失合計 479百万円)
- 一時的要因の影響:
- 一時利益・損失を調整すると基礎的な収益力はリースの増収など本業寄与が確認できるが、投資関連の売却益や保証損失等の一時項目が業績に影響している。これらは継続性が限定的な項目も含む。
- 継続性の判断:
- 投資売却益や販売用不動産の売却益は一時的要因の性格が強く、今後も同程度の寄与が続くかは不確定。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末): 75.00円(2026年3月期、実施)
- 期末配当(予想): 75.00円(2026年3月期予想)
- 年間配当予想: 150.00円(前期と同額、修正無し)
- 配当利回り: –(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向: –(通期業績確定前だが、会社予想(当期純利益10,000百万円)に対して年間配当総額 = 150円×発行済株式数(21,549,427株) → 配当総額 ≒ 3,232百万円。配当性向 ≒ 3,232 / 10,000 = 約32.3%(概算))
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載は無し(–)。
設備投資・研究開発
- 設備投資: 明細記載無し(–)
- 減価償却費: 第3Q累計で18,014百万円(前年 16,543百万円)
- 研究開発費: 記載無し(–)
受注・在庫状況(該当業種情報)
- 受注状況: リースに関する契約実行高が前年同期比16.0%増、成約高が同37.9%増(資料記載の要旨)
- 在庫状況(販売用不動産等): 販売用不動産 67,828百万円(前期 51,005百万円、増加)。在庫回転等の詳細は記載無し。
セグメント別情報
- セグメント別の主要数値(第3Q累計=2025/4/1–2025/12/31)
- リース事業: 売上高 178,459百万円(+4.6%)、売上総利益 13,344百万円、営業利益 4,853百万円
- ファイナンス事業: 売上高 6,015百万円(+2.0%)、営業利益 1,074百万円(減益)
- インベストメント事業: 売上高 14,409百万円(+39.1%)、営業利益 2,202百万円
- その他の事業: 売上高 8,174百万円(+190.3%)、営業利益 655百万円
- 地域別売上: 記載無し(–)
- 為替影響: 記載無し(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 資料内に明確な中期計画の進捗KPIの記載無し(–)
- KPI達成状況: リース取扱高や営業資産残高が増加しており成長投資は進展。ただし資本効率指標(ROE等)は目標水準に達していない。
競合状況や市場動向
- 市場動向: リース業界全体は2025年12月累計で前年同期比1.6%増(3兆6,430億円)と堅調。リース分野での大型案件やGIGAスクール関連が需要を押し上げている。
- 競合との比較: 同業他社比較データは資料に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更無し): 売上高 295,000百万円(+15.7%)、営業利益 15,500百万円(+99.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 10,000百万円(+51.2%)、1株当たり当期純利益 464.25円
- 会社予想の前提条件: 詳細は補足資料参照(為替・金利などの前提は資料参照を要)
- 予想の信頼性:
- 通期営業利益の進捗が45.8%と低めなため、Q4に利益を押し上げる要素(投資売却・リース収益の計上等)が予定通り実現するかが鍵。会社は現時点で保守的な修正を行っていないが、達成可能性はQ4の動向依存。
- リスク要因:
- 為替・金利動向、原材料・エネルギー価格、ファクタリング需要の変動、貸倒リスクの増加、投資有価証券や不動産の売却タイミング・価格、そして低い自己資本比率に伴う資金調達コスト上昇等。
重要な注記
- 会計方針の変更: 無
- 連結範囲の変更: 有(当四半期連結累計期間に新規連結5社を追加。リサRT債権回収等の子会社化とその後予定される売却等の影響あり)
- 子会社売却予定: 連結子会社リサRT債権回収の全株式をSBIアルヒに売却予定(2026年7月1日予定、売却価額ベース370百万円を基礎に調整)。2027年3月期への連結影響は精査中。
- その他: 第3Q累計の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないと明記。
(注)本資料は報告書に基づく要約であり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8793 |
| 企業名 | NECキャピタルソリューション |
| URL | http://www.necap.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.16)」によって自動生成されました。
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