2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正(発表:2026年2月13日)。第3四半期累計の実績は会社側予想(修正後)との乖離は明記されていないが、売上・営業利益は前期比で上振れ(増収・増益)している一方で四半期純損失は継続。
- 業績の方向性:増収(売上高 +27.5%)・増益(営業利益:前年同期の営業損失→営業利益125.6百万円)。ただし親会社株主に帰属する四半期純損失は7.05百万円と赤字継続(前期 -72.08百万円)。
- 注目すべき変化:売掛金・在庫が大幅に増加(売掛金 +2,148,037千円、商品 +1,105,503千円)し、現金は減少(現金及び預金 -1,755,797千円)。自己資本比率は22.6%へ低下(前期27.4%)。
- 今後の見通し:通期予想は修正済みで、通期売上高17,044百万円に対する第3Q累計進捗率は約76.4%(売上)、営業利益の進捗率は約49.5%であり、通期達成の可否は第4四半期での利益確保と税金負担の動向に依存。
- 投資家への示唆:トップラインは拡大しており営業黒字化も達成しているが、キャッシュ残高減少・流動負債増加・自己資本比率の低下が見られる点と、税金等の計上により純利益がマイナスに転じている点を注視する必要がある。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社いつも
- 主要事業分野:ECワンプラットフォーム事業(ブランド・メーカー向けのEC総合支援、D2C、ECプラットフォーム運営等)
- 代表者名:代表取締役社長 坂本 守
- 上場市場:東証
- コード:7694
- URL:https://itsumo365.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結、日本基準)
- 決算説明資料の作成:有(オンラインによる決算説明会あり)
- セグメント:
- 単一セグメント:ECワンプラットフォーム事業(同社注記により単一セグメントのため詳細は省略)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,953,158株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:8,471株
- 期中平均株式数(四半期累計):5,936,336株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 次回決算発表・株主総会等:–(資料に未記載)
- IRイベント:第3四半期はオンライン決算説明会実施(日時等の詳細は別途資料)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:13,022,667千円(前年同期比 +27.5%)→ 会社の通期予想17,044百万円に対する進捗率 約76.4%
- 営業利益:125,629千円(前年同期は営業損失9,541千円)。通期予想254百万円に対する進捗率 約49.5%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:△7,052千円(前年同期 △72,084千円)→ 通期予想当期純利益152百万円に対する進捗は計上不能(累計は赤字)
- 注:会社予想との月次/四半期別乖離は資料上で明示されていないが、会社は通期予想を修正している(修正有)。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:協業ブランドパートナーサービスやOneコマースでの売上拡大により増収。調整後EBITDAが前期比で大幅増(+120.3%)。
- 下振れ/留意点:法人税等127,089千円が税引前利益120,036千円を上回っており、税金計上の結果として四半期純損失が発生している点が大きい(税負担のタイミング・内訳が影響)。また在庫・売掛金の増加と現金減少がキャッシュリスクにつながる。
- 通期への影響:
- 通期売上は修正後で17,044百万円(通期増収予想)。第3四半期時点で売上は約76%まで到達しており、売上は比較的順調。ただし営業利益は通期目標の約半分の達成にとどまり、残る第4Qでの収益確保と法人税等の動向が通期業績確定に重要。
財務指標
(数値単位明示:千円・百万円は文中で併記)
- 損益計算(第3四半期累計)
- 売上高:13,022,667千円(前年同期 10,214,685千円、前年同期比 +27.5%)
- 売上原価:8,192,137千円(前年同期 6,386,697千円)
- 売上総利益:4,830,529千円(前年同期 3,827,987千円)
- 販管費:4,704,899千円(前年同期 3,837,528千円)
- 営業利益:125,629千円(前年同期 △9,541千円、増益)
- 経常利益:112,102千円(前年同期 △32,440千円)
- 税引前当期利益:120,036千円(前年同期 △41,524千円)
- 法人税等:127,089千円(前年同期 30,559千円)
- 四半期純損失(親会社株主帰属):△7,052千円(前年同期 △72,084千円)
- 調整後EBITDA:270百万円(第3Q累計、前年122百万円、+120.3%)
- 1株当たり四半期純利益:△1.19円(前年 △12.22円)
- 主要収益性指標
- 営業利益率:125,629 / 13,022,667 = 約0.96%(業種平均との比較は業種により差異あり。参考:高付加価値IT/プラットフォームは一般に高め)
- 調整後EBITDA率:270,000 / 13,022,667 = 約2.07%
- ROA(第3Q累計、簡易):四半期純損失 / 総資産 = △7,052 / 10,448,635 = 約△0.07%
- ROE(第3Q累計、簡易):四半期純損失 / 自己資本 = △7,052 / 2,362,138 = 約△0.30%
- 目安参照:ROE 8%以上で良好、ROA 5%以上で良好(当期はマイナス、通期予想が達成されるとROEは改善見込み)
- 進捗率分析(通期予想:2026/4/1–2026/3/31)
- 通期売上予想:17,044百万円 → Q3累計13,022百万円で進捗率 約76.4%(通常より早めの進捗の可能性。ただし業種の季節性を考慮)
- 通期営業利益予想:254百万円 → Q3累計125.6百万円で進捗率 約49.5%(通期達成にはQ4での利益確保が必要)
- 通期当期純利益予想:152百万円 → Q3累計は赤字のため進捗率算出不可
- 貸借対照表(2025/12/31 現況)
- 総資産:10,448,635千円(前期末 8,609,538千円、 +1,839,097千円)
- 流動資産合計:8,487,067千円(現金及び預金 1,176,461千円、売掛金 3,746,786千円、商品 3,082,151千円)
- 総負債:8,077,701千円(前期末 6,246,465千円、 +1,831,236千円)
- 純資産:2,370,934千円(前期末 2,363,072千円、 +7,862千円)
- 自己資本比率:22.6%(前期 27.4%、目安:40%以上で安定)→ 低下
- キャッシュ・流動性
- 現金及び預金:1,176,461千円(前期末 2,932,258千円、 -1,755,797千円)
- 有利子負債(簡易集計):短期借入金 1,000,000千円 + 1年内返済予定の長期借入金 1,095,620千円 + 長期借入金 2,086,378千円 = 合計約4,181,998千円
- ネットデット(概算):有利子負債 – 現金 = 約3,005,537千円(資金繰り・流動性に注意)
- キャッシュフロー計算書:当第3四半期累計に係るCFは作成していない(資料注記)
- 営業CF/純利益比率:–(CF未作成のため算出不可)
- 財務安全性
- 自己資本比率:22.6%(目安 40%以上で安定)→ 低め
- 流動比率:流動資産 8,487,067 / 流動負債 5,845,260 = 約145%(100%以上は短期支払能力を示す)
- 負債比率(負債合計 / 純資産):8,077,701 / 2,370,934 = 約341%(高め)
特別損益・一時的要因
- 当第3四半期累計の特別利益:7,934千円(内訳:事業譲渡益 7,060千円、固定資産売却益 750千円、その他 123千円)
- 当期の特別損失:0千円(前年同期は事業撤退損等 9,084千円)
- 一時的要因の影響:第3四半期累計では特別利益が計上されており営業利益への押し上げ効果あり。ただし四半期純損失は法人税等の計上により発生しているため、特別利益のみで純利益が改善しきっていない。
- 継続性の判断:事業譲渡益や固定資産売却益は一時項目であり継続性は低いと判断される(将来に継続する前提は資料に記載なし)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):0.00円(通期予想の修正は無し、直近公表予想からの修正:無)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:–(純利益が時点で赤字、通期予想の達成で算出可能)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(資料に開示なし)
- 減価償却費:当第3四半期累計で 90,515千円(前年同期 79,641千円)
- 研究開発費(R&D):–(資料に開示なし)
- 主な投資内容:当四半期はソーシャルコマース(TikTok Shop)対応やサービス展開に対する先行投資を継続(定性的記載あり)
受注・在庫状況
- 受注状況:–(資料に記載なし)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産)3,082,151千円(前期末 1,976,647千円、前年同期比 +55.7% = +1,105,504千円)
- 在庫増加が見られる(販売用在庫の積み上がり)。在庫回転日数等の記載は無し。
セグメント別情報
- セグメント:単一セグメント(ECワンプラットフォーム)。主要サービス別の定性的解説あり:
- Oneコマースサービス:イベント・年末商戦で堅調、売上高 2,418,720千円(第3Q累計)
- 協業ブランドパートナーサービス:複数ブランドのローンチで伸長、売上高 9,627,339千円
- 共創・自創バリューアップサービス:一部ブランドは計画通り進捗する一方、子会社(アパレル)が減収で売上 831,394千円
- ECプラットフォーム(Peace you LIVE等):手数料収入増で売上 145,212千円
- 地域別売上:–(資料に記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に中期数値目標の進捗の具体数値なし。ただしソーシャルコマース強化等を中長期の成長テーマと位置付けている。
- KPI達成状況:–(明確なKPI一覧の記載なし)
競合状況や市場動向
- 市場動向:EC市場は拡大基調(出典:富士経済の予測を引用、EC(物販)市場 2024年 14.6兆円 → 2025年 15.1兆円 → 2026年 15.4兆円想定)
- 競合状況:資料ではマーケティング高度化・競争激化を背景に、データドリブン化や生成AI導入等で競争環境が変化すると説明。具体の競合比較データは無し。
今後の見通し
- 業績予想(通期、会社発表・修正後)
- 売上高:17,044百万円(前期比 +22.3%)
- 調整後EBITDA:420百万円(+64.2%)
- 営業利益:254百万円(+242.4%)
- 経常利益:225百万円(+418.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:152百万円(前期は赤字)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):25.68円
- 会社予想の修正:有(2026年2月13日公表)
- 予想の信頼性:
- 第3Q時点で売上進捗は高い(約76%)だが、営業利益は通期目標の約半分。四半期ベースでの税負担の大きさや第4Qでの利益確保が通期達成の鍵。
- 過去の予想達成傾向に関する記載は無し(信頼性の判断材料は限定的)。
- リスク要因:
- キャッシュ残高減少と流動負債の増加による資金繰りリスク
- 在庫・売掛金の増加に伴う回収・販売リスク
- 法人税等の負担や会計上の整理(税効果や一時項目)による当期純利益変動
- 市場環境:原材料高止まり、物価上昇、地政学リスク等
重要な注記
- 会計方針の変更:該当事項なし。ただし表示方法の変更として、第1四半期より「売上原価」としていた一部費用を「販売費及び一般管理費」へ組替(前第3Q累計で1,654,743千円を再表示)。
- 継続企業の前提:該当事項なし
- その他:第3四半期累計での減価償却費 90,515千円、のれん償却額 41,712千円。四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
注記・不明点は「–」で示しています。上記は会社提出の決算短信および添付資料を基に整理したものであり、投資助言ではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7694 |
| 企業名 | いつも |
| URL | https://itsumo365.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.26)」によって自動生成されました。
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