2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を公表しておらず(業績予想は「合理的な算定が困難」のため未提示)、したがって「会社予想に対する上振れ/下振れ」は該当せず。配当予想は変更なし(通期133円を最低額として継続開示)。
- 業績の方向性:第3四半期累計(非連結)で 売上高17,706百万円、営業利益3,912百万円、経常利益6,035百万円、四半期純利益5,610百万円。前年同四半期との直接比較は行っていないが、会社が参考として示した「当期(第3四半期累計)の年換算値と前事業年度通期比較」では売上高は約80.6%(年換算で減収傾向)。
- 注目すべき変化:2025年10月~12月にかけて連結子会社(JIAP、Icon 等)を譲渡し、当第3四半期より連結決算から非連結(個別)決算へ移行。これに伴い、ファンド出資持分の会計処理を総額法から純額法へ変更し、損益の計上区分も営業損益→営業外損益へ変更(比較可能性に大きな影響)。
- 今後の見通し:会社は通期予想を示しておらず、業績はIPOやファンドのEXIT状況に依存するため達成可能性の判断は開示情報だけでは不可。配当方針はDOE6%または配当性向50%のうち大きい方を基準とする方針で、通期最低133円は維持。
- 投資家への示唆:決算数字はファンドEXIT(キャピタルゲイン)と会計処理変更の影響が大きく、比較性に注意が必要。流動性・自己資本比率は高く財務は堅固(自己資本比率84.8%)だが、今後の業績は市場(上場市場/IPO環境)に左右される点が最大のポイント。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ジャフコ グループ株式会社(JAFCO Group Co., Ltd.)
- 主要事業分野:ファンド運用・ベンチャー/バイアウト投資(投資事業組合の管理運営および自己出資等)
- 代表者:取締役社長 三好 啓介
- 上場:東証(コード 8595) URL: https://www.jafco.co.jp
- 報告概要
- 提出日:2026年1月28日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)/非連結(個別)決算へ移行(当第3四半期より)
- 注記:前年同四半期との比較は非連結移行により記載なし。決算補足説明資料あり(同日ウェブ掲載予定)。決算説明会は開催なし。
- セグメント
- 単一セグメント:ファンド運用事業(投資・管理報酬・成功報酬等)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):54,250,000株(2026年3月期3Q末)
- 期末自己株式数:1,629,906株(2026年3月期3Q末)
- 期中平均株式数(四半期累計):53,370,816株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定
- 次回決算発表:–(開示なし)
- 株主総会:–(開示なし)
- IRイベント:決算補足説明資料は2026年1月28日ウェブ掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績
- 会社予想:通期業績予想は公表していない(業績予想は「合理的に行うことは困難」として未提示)。
- 売上高:実績 17,706百万円(会社予想 不適用)
- 営業利益:実績 3,912百万円(会社予想 不適用)
- 純利益:実績 5,610百万円(会社予想 不適用)
- したがって達成率算出は不可。
- サプライズの要因(実績の主な要因)
- ファンド出口(IPOや上場)によるキャピタルゲインは前事業年度水準を下回った(当第3四半期累計の新規IPOは2社)。
- 連結子会社(JIAP、Icon)の株式譲渡に伴い、JIAPからの配当等で有価証券利息配当金(営業外収益)約2,596百万円計上、子会社株式売却益369百万円の特別利益計上等が発生。
- 投資損失引当金の繰入が増加し、未上場営業投資有価証券残高に対する引当率も上昇(17.7%)。
- 会計処理の変更(総額法→純額法)により、出資持分に関する損益が営業外へ移行し、売上高等の内訳構成が変化。
- 通期への影響
- 会社は通期予想を開示していないため、通期達成の判断は開示情報では困難。業績は今後のIPO/EXITやファンドの評価変動に大きく依存する。
財務指標(要点)
- 損益(当第3四半期累計:2025/4/1~2025/12/31、単位:百万円)
- 売上高:17,706(前年同四半期比較:記載なし(非連結移行))
- 参考(会社提示の年換算比較 vs 前事業年度通期):年換算で約80.6%(減少の参考値)
- 営業利益:3,912(営業利益率=3,912/17,706 ≒ 22.1%)※目安:業種により変動
- 経常利益:6,035
- 四半期純利益:5,610
- 1株当たり四半期純利益(EPS):105.12円(前年比不記載)
- 主要貸借対照表(2025/12/31)
- 総資産:161,807百万円
- 純資産:137,146百万円
- 自己資本比率:84.8%(安定水準)
- 現金及び預金:57,229百万円(流動性の高い現預金が豊富)
- 営業投資有価証券(貸借対照表計上額):68,653百万円
- 収益性指標
- ROE:–(開示無し・非連結移行のため算出困難)
- ROA:–(開示無し)
- 営業利益率:22.1%(目安:高いが事業特性で変動大)
- 進捗率分析(通期予想なし):通期比進捗率は算出不可(会社未提示)
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。したがって営業CF/投資CF/財務CF等の詳細は未提示。
- 現金同等物残高(現金及び預金):57,229百万円(期首66,095百万円 → 減少)
- 四半期推移(QoQ):比較情報なし(個別財務諸表へ移行のため前期比較記載なし)
- 財務安全性
- 自己資本比率84.8%(安定水準)
- 長期負債:転換社債型新株予約権付社債15,000百万円が固定負債に計上
- 流動比率(概算):流動資産120,427 / 流動負債713 ≒ 169倍(非常に高い。ただし一時的な未払法人税支払等の影響で差が大きい点に留意)
- 効率性
- 総資産回転率(概算):売上高17,706 / 総資産161,807 ≒ 0.11回/年(事業特性上低め)
- セグメント別:単一セグメントのため省略(管理報酬・成功報酬・投資売却益等で構成)
特別損益・一時的要因
- 特別利益
- 子会社株式売却益:369百万円(特別利益)
- 特別損失
- 今回の第3四半期累計では特別損失計上なし
- ただし、当第3四半期累計期間に営業投資有価証券の強制評価損(減損)1,671百万円を計上(注記あり)
- 一時的要因の影響
- JIAP譲渡に伴う配当(営業外収益として記載、有価証券利息配当金合計2,596百万円)や子会社売却益が当期損益に影響
- 会計処理変更(出資持分の取扱い)により、以降の出資損益は営業外損益に計上されるため、営業利益ベースの比較には注意が必要
- 継続性の判断:配当収入や一時利益は継続性に乏しく、将来のファンドEXIT次第で大きく変動する
配当
- 配当実績・予想
- 中間配当(実績):66.50円
- 期末配当(予想):66.50円(通期合計 133.00円 を最低額として開示)
- 直近配当予想の修正:なし
- 配当方針
- 年間配当金額は前期末株主資本に対するDOE(当期の定義で)6%と配当性向50%のいずれか大きい方を基準として算出。今回、前期末連結株主資本ベースで計算したDOE6%相当が132.88円となり、最低133円で開示。
- 配当性向:通期想定ベースは会社未提示(配当性向50%基準を採用する方針)
- 自社株買い等:当期は自己株式取得・消却等の動きあり(自己株式の取得・処分・消却は注記に記載)
設備投資・研究開発
- 設備投資:当第3四半期累計の減価償却費は29百万円。設備投資額の明示は無し(–)。
- 研究開発:R&D費用の明示なし(–)。
受注・在庫状況
- 該当業種(投資運用)につき、受注/在庫の概念は適用外(–)。
セグメント別情報
- 単一セグメント(ファンド運用)に集約
- 投資事業組合管理収入合計:2,859百万円(うち管理報酬2,467百万円、成功報酬391百万円)
- 管理報酬は概ね前期比95.3%(年換算比較の参考値)
- 成功報酬は前期比39.3%(年換算比較の参考値)と減少(SV4シリーズのEXIT進捗等の影響)
- 営業投資有価証券売上高(売却益含む):14,839百万円(国内投資分内数11,717百万円)
- 地域別売上:国内投資が主要(詳細はファンド別内訳参照)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の記載:本資料では無し(–)。新規ファンド(ジャフコSV8シリーズ)を2025年12月に設立、ファンド総額は約5,000億円ではなく「約500億円」(開示値:約500億円)で募集継続中。中期の収益源としてファンド組成・管理報酬の拡大を想定するものの、EXITのタイミング次第で変動。
- KPI達成状況:–(開示なし)
競合状況や市場動向
- 競合比較:本短信に同業他社比較はなし(–)
- 市場動向:会社自身が「株式市場並びに新規上場市場の影響を強く受ける」と明記。IPO市場や上場環境の活発化がキャピタルゲイン・成功報酬に直結する点を強調。
今後の見通し
- 業績予想:会社は通期業績予想を提示せず(修正の有無:該当なし)。次期予想も開示なし。
- 会社予想の前提条件:開示なし(為替等の前提開示なし)。
- 予想の信頼性:過去の開示方針(業績予想を出さない)に基づき、会社は保守的な開示姿勢を継続。
- リスク要因:IPO市場の停滞、保有投資の時価下落、投資先の業績悪化、引当金増加、為替・マクロ環境の変動等。
重要な注記
- 会計方針・開示上の重要点
- 当第3四半期より連結決算から非連結(個別)決算へ移行(JIAP、Icon等の株式譲渡完了に伴うもの)。これにより比較可能性が低下している。
- 出資持分の会計処理を総額法から純額法へ変更し、以降の出資持分に係る損益は営業外損益へ計上することに変更。
- 投資損失引当金残高:8,207百万円(未上場営業投資有価証券残高に対する引当率 17.7%)
- 営業投資有価証券残高(貸借対照表計上額):68,653百万円(うち上場22,387百万円/未上場46,266百万円)
- その他重要事項:四半期財務諸表の比較情報は、個別財務諸表へ移行したため多く記載が省略されている点に注意。
(注記)
- 比較可能性を確保するための前年同期比較は、会社の個別開示方針(連結→非連結移行)により制約があります。不明な項目は「–」と表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 8595 |
| 企業名 | ジャフコ グループ |
| URL | https://www.jafco.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – 証券、商品先物取引業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。