2026年11月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ: 会社が公表している通期業績予想の修正は無く、四半期単独での発表においても特段の市場向け驚き(赤字化や大幅上振れ等)は記載なし(会社予想との比較は通期は「修正なし」、四半期ベースの会社予想は開示なし)。
  • 業績の方向性: 増収増益(売上高+3.9%、営業利益+35.0%、経常利益+33.1%)。ただし親会社株主に帰属する四半期純利益は△57.8%(前年同期に計上した固定資産売却益の反動による一時要因)。
  • 注目すべき変化: 営業利益率の改善(営業利益率6.3%:7,810百万円÷124,704百万円)と国内(市販用・業務用)での収益改善が顕著。一方、海外の営業利益は米州での減収や新工場の償却増で低下(海外営業利益△27.0%)。
  • 今後の見通し: 通期見通し(売上530,000百万円、営業利益38,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益25,500百万円)は据え置き。第1四半期進捗は売上23.5%、営業利益20.6%、純利益21.1%で、現時点で会社は見通し達成を想定(修正はなし)。
  • 投資家への示唆: 純利益の大幅減は一時項目(前期の固定資産売却益)によるもので、営業面では価格改定や高付加価値品シフトによる収益構造改善が進んでいる。海外(特に米州)での採算改善と新工場の初期コスト(償却)動向が今後の注目点。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: キユーピー株式会社
    • 主要事業分野: 食品製造・販売(市販用調味料・ドレッシング、業務用調味料・卵製品、海外事業、フルーツソリューション、ファインケミカル等)
    • 代表者名: 代表取締役 社長執行役員 髙宮 満
    • URL: https://www.kewpie.com/
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年4月9日
    • 対象会計期間: 2026年11月期 第1四半期連結累計(2025年12月1日~2026年2月28日)
    • 決算説明会: 無(補足資料は作成)
  • セグメント:
    • 市販用(家庭向け調味料・惣菜等)
    • 業務用(外食・中食向け調味料・卵製品等)
    • 海外(アジアパシフィック・米州等の現地事業)
    • フルーツソリューション(ジャム・スプレッド等)
    • ファインケミカル(化学関連製品、通信販売事業等)
    • 共通(グループ共通項目)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む): 141,500,000株
    • 期末自己株式数: 3,675,004株
    • 期中平均株式数(四半期累計): 138,415,975株
    • 時価総額: –(開示なし)
  • 今後の予定:
    • IRイベント: 決算説明会は今回「無」、補足資料あり

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高: 124,704百万円(前年同期比+3.9%)/会社通期予想との整合性:通期予想は据え置き(進捗率 124,704 ÷ 530,000 = 23.5%)
    • 営業利益: 7,810百万円(前年同期比+35.0%)/通期進捗率 7,810 ÷ 38,000 = 20.6%
    • 純利益(親会社株主帰属): 5,392百万円(前年同期比△57.8%)/通期進捗率 5,392 ÷ 25,500 = 21.1%
  • サプライズの要因:
    • 営業面は価格改定の浸透、高付加価値商品シフト、SCM効率化等で上振れ(市販用・業務用が中心)。
    • 純利益の大幅減少は前年同期に計上した固定資産売却益(12,016百万円)反動の一時要因。今期は特別利益が小幅(228百万円)に留まった点が主因。
    • 海外では米州の一時的な減収と新工場の償却費増で海外営業利益が低下。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き(変更なし)。第1四半期の営業改善は通期目標の支持材料だが、海外採算や原材料・鶏卵相場の動向がリスク。現時点で予想修正は行われていない。

財務指標

(単位:百万円、%は前年同期比。前年は2025年11月期第1四半期)

  • 損益の要点(第1四半期)
    • 売上高: 124,704(+3.9% / +4,664)
    • 売上原価: 87,825(―)
    • 売上総利益: 36,879
    • 販売費及び一般管理費: 29,069
    • 営業利益: 7,810(+35.0% / +2,024)
    • 経常利益: 8,680(+33.1% / +2,161)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 5,392(△57.8% / △7,385)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS): 38.96円(前年91.92円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率: 7,810 ÷ 124,704 = 約6.27%(業種平均との比較は業種により差異。食品で5%台は概ね健全)
    • ROA(年率換算の目安): 四半期ベースの純利益÷総資産 = 5,392 ÷ 483,161 = 1.12%(四半期)。年率換算 ≒4.5%(目安5%以上が良好→やや低め)
    • ROE(年率換算の目安): 四半期純利益÷自己資本(自己資本=324,587百万円)= 1.66%(四半期)。年率換算 ≒6.65%(目安8%以上が良好→やや低め)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第1四半期)
    • 売上高進捗率: 23.5%
    • 営業利益進捗率: 20.6%
    • 純利益進捗率: 21.1%
    • コメント: 売上の進捗はおおむね均等配分に近い。営業利益はやや進捗遅め(設備償却等のQ1影響もあり得る)。
  • 貸借対照表要点(2026年2月28日)
    • 総資産: 483,161(前期末480,531)
    • 流動資産: 203,081(現金・預金68,038、売掛金68,654、商品26,209、原材料17,111)
    • 固定資産: 280,080(有形固定資産148,489、投資等114,278)
    • 負債合計: 133,503(流動負債79,395、固定負債54,108)
    • 純資産合計: 349,658(自己資本比率 67.2% → 安定水準)
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(今回公表なし)。
    • 減価償却費: 4,726百万円(前年同期4,472百万円)
    • 現金及び預金残高: 68,038百万円(前期末65,598百万円)
    • フリーCF: –(詳細CFは未提供のため算出不可)
    • 営業CF/純利益比率: –(営業CF未提示)
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率: 67.2%(安定水準)
    • 流動比率: 流動資産203,081 ÷ 流動負債79,395 ≒ 256%(良好)
    • 負債/純資産比率: 133,503 ÷ 349,658 ≒ 38.2%(低め・保守的)
    • 総資産回転率(単四半期換算は参考値): 売上高124,704 ÷ 総資産483,161 = 0.258(年率換算は注意が必要)
  • セグメント別(第1四半期)
    • 市販用: 売上 45,684(+1.4%)、営業利益 3,449(+94.2%)
    • 業務用: 売上 46,140(+8.6%)、営業利益 3,076(+68.5%)
    • 海外: 売上 24,292(+1.4%)、営業利益 2,795(△27.0%)
    • フルーツソリューション: 売上 3,910(+4.6%)、営業利益 179(増益)
    • ファインケミカル: 売上 3,088(+0.2%)、営業利益 △567(ほぼ横ばい)
    • 共通: 売上 1,588(△9.4%)、営業利益 187(△35.1%)
    • コメント: 国内(市販・業務用)が利益貢献。海外は売上は堅調だが採算悪化(米州中心)で利益減。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 当期: 投資有価証券売却益 220百万円、固定資産売却益 7百万円 等(合計228百万円)
    • 前期(比較): 固定資産売却益 12,016百万円等(合計12,365百万円)
  • 特別損失:
    • 当期: 固定資産除却損81、退職給付制度終了損76 等(合計181百万円)
  • 一時的要因の影響:
    • 前期の固定資産売却益の反動で、親会社株主に帰属する四半期純利益が大幅減(△57.8%)。営業ベースでは増益のため、純利益悪化は基本的に一時項目による。
  • 継続性の判断:
    • 固定資産売却益の反動は非継続的。営業利益増は継続性が期待されるが、海外の償却負担や原材料動向は継続的リスク。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年11月期(実績): 中間 32円、期末 32円、年間 64円(100周年記念配当10円含む)
    • 2026年11月期(予想): 中間 32円、期末 33円、年間 65円(修正なし)
  • 配当利回り: –(株価未提示のため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース): 65 ÷ 184.95 ≒ 35.1%(予想EPS184.95円に対する目安。35%は比較的高い還元)
  • 特別配当の有無: 今期は特別配当なし(前期の100周年記念配当は既に終了)
  • 株主還元方針: 自己株式取得の実績あり(当第1四半期中に自己株式1,345,900株取得、自己株式額が13,710百万円に増加)

設備投資・研究開発

  • 設備投資: 当四半期の詳細投資額の記載なし(ただしアジアパシフィック・米州での新工場本格稼働に伴う償却費増を言及)
  • 減価償却費: 4,726百万円(前年同期4,472百万円)
  • 研究開発:
    • R&D費用: –(四半期短信上の明示記載なし)
    • 主なテーマ: –(記載なし)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 受注状況: –(記載なし)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品: 26,209百万円(前期25,282)
    • 仕掛品: 1,745百万円(前期2,016)
    • 原材料及び貯蔵品: 17,111百万円(前期14,964)
    • 在庫合計は増加傾向(原材料在庫の増加が目立つ)

セグメント別情報(ポイント)

  • 市販用・業務用が増収増益で全社営業利益改善を牽引(特に単価改定と高付加価値シフトが効いている)。
  • 海外はアジアで販売好調だが、米州での一時的減収および新工場関連の償却で採算悪化。
  • フルーツソリューション・ファインケミカルは増収。ファインケミカルは引き続きセグメントでの損益調整あり(当期も損失)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の進捗: 明示的なKPI進捗は記載なし。設備投資(新工場稼働)により中期の供給能力強化を進行中。
  • KPI達成状況: –(具体的KPI未開示)

競合状況や市場動向

  • 市場環境: 鶏卵相場が高水準で推移、原材料価格高騰・エネルギー価格・為替の変動など不安定要素を継続的リスクとして挙げている。
  • 競合比較: 同業他社との詳細比較は開示なし。国内での価格改定が浸透している点は相対的に収益性改善に寄与。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし): 売上 530,000百万円(+3.2%)、営業利益 38,000百万円(+9.7%)、経常利益 40,000百万円(+7.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 25,500百万円(△16.4%)、EPS 184.95円
    • 前提条件: 為替・原材料等の前提は別紙参照(短信本文に詳細前提の記載を参照するよう案内あり)。
  • 予想の信頼性: 第1四半期は営業面で良好だが、海外の採算や原材料高止まりがリスク。会社は現時点で保守的に据え置いている。
  • リスク要因:
    • 原材料価格(鶏卵相場含む)、エネルギーコスト、為替変動、地政学リスク、海外市場の需要変動

重要な注記

  • 会計方針の変更: 無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書: 当第1四半期累計に関するCF計算書は作成していない
  • 株主資本の著しい変動: 当第1四半期中に自己株式1,345,900株取得(自己株式額増加)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2809
企業名 キユーピー
URL http://www.kewpie.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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