2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する修正は無し。四半期公表値において特段のサプライズは無く「ほぼ予想通り」。通期予想は据え置き。
- 業績の方向性:増収減益ではなく、売上高は前年同期比減少(△5.0%)だが、営業利益は増益(+13.2%)──売上減少の中で収益性改善が進行。
- 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益は2,787百万円で前年同期比+48.6%。北米での収益性改善と、北米持株会社の清算に伴う法人税等の減少が寄与。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上40,000百万円、営業利益4,000百万円、当期純利益3,100百万円)は変更なし。第3四半期累計の進捗率は売上70.4%、営業利益90.4%、親会社株主純利益89.9%で、営業利益・純利益は通期達成可能性が高い水準。
- 投資家への示唆:売上は地域・用途別で差が出ている(日本・北米の一部で減少、インド等の成長あり)。収益性改善が進んでおり、通期利益目標は現時点で堅いが、為替・関税・地政学リスクや顧客需要の変動に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:新田ゼラチン株式会社
- 主要事業分野:コラーゲン事業(ゼラチン、コラーゲンペプチド、食品材料、バイオメディカル等の製造・販売)
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 竹宮 秀典
- 問合せ先:取締役執行役員 管理本部長 安藤 啓(TEL 072-949-5381)
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月13日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算補足資料の有無:有、決算説明会:無
- セグメント:
- 単一セグメント(コラーゲン事業)。製品区分としてゼラチン、コラーゲンペプチド、食品材料、バイオメディカルを開示。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):18,373,974株(第3Q)
- 期中平均株式数(累計):18,177,736株(第3Q)
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)公表済
- 株主総会:–(本資料に未記載)
- IRイベント:決算説明会は無し。補足資料あり。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想の修正なし」より判断):
- 売上高:28,170百万円(累計)/通期予想40,000百万円に対する進捗率 70.4%。
- 営業利益:3,614百万円(累計)/通期予想4,000百万円に対する進捗率 90.4%。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,787百万円(累計)/通期予想3,100百万円に対する進捗率 89.9%。
- サプライズの要因:
- 営業利益の上振れ要因:北米を中心とした収益性改善。
- 純利益の大幅増加要因:北米持株会社(ニッタゼラチンホールディングInc.)の清算手続きに伴う法人税等の減少による税負担の軽減。
- 売上減少要因:日本と北米での販売減少(写真用途ゼラチン減少、関税影響など)。
- 通期への影響:
- 進捗率から見ると営業利益・純利益は通期達成の可能性が高い。売上は期初想定に対してやや進捗が遅いが、利益率改善で吸収可能と判断される(会社も予想修正せず)。
財務指標
- 財務諸表要点(第3四半期末:2025年12月31日、単位:百万円)
- 売上高(累計):28,170(前年同期29,646、前年同期比△5.0%)
- 売上原価:20,042(前年同期21,985)
- 売上総利益:8,127(前年同期7,661)
- 販売費及び一般管理費:4,512(前年同期4,468)
- 営業利益:3,614(前年同期3,193、+13.2%)
- 経常利益:3,699(前年同期3,536、+4.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,787(前年同期1,876、+48.6%)
- 1株当たり四半期純利益(累計):153.36円(前年同期103.29円)
- 総資産:42,591(前期末40,413、+2,178)
- 純資産:28,662(前期末25,374、+3,287)
- 自己資本比率:55.1%(前期末51.2%)(安定水準)
- 収益性指標:
- 営業利益率(累計):3,614 / 28,170 = 12.8%(業種平均との比較は業種別に差異あり)
- ROE(累計ベース):2,787 / 28,662 = 9.7%(目安:8%以上は良好)。(単純累計ベース、年率換算すると約13.0%)
- ROA(累計ベース):2,787 / 42,591 = 6.5%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗率):
- 売上高進捗率:70.4%(28,170 / 40,000)
- 営業利益進捗率:90.4%(3,614 / 4,000)
- 親会社株主純利益進捗率:89.9%(2,787 / 3,100)
- コメント:利益は高進捗、売上はやや遅れ。利益面では通期達成が現実的。
- キャッシュフロー:
- 決算短信に四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 現金及び預金:4,837(前期末5,007、減少)
- 投資その他資産の増加(ERP関連等の長期前払費用631百万円が増加)により固定資産・投資その他の資産が増加。
- 減価償却費:989(前年累計877)
- 財務:短期借入金は862→4(短期借入金大幅減)、長期借入金合計は4,104→3,846(減少)。負債合計は15,038→13,929(△1,109)
- フリーCF等は未提示のため算出不可。
- 四半期推移(QoQ等)
- 四半期単独データの詳細は提示無し。累計ベースでの季節性は業種・用途によりあり得るが資料では特記なし。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:55.1%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率(概算):流動資産25,465 / 流動負債8,069 = 約315.6%(良好)
- 負債合計:13,929
- 効率性:
- 総資産回転率(累計):売上28,170 / 総資産42,591 = 0.66回(参考指標)
- セグメント別(主要製品区分):
- ゼラチン:20,360百万円(前年同期比△6.9%)
- コラーゲンペプチド:5,328百万円(前年同期比+3.6%)
- 食品材料:2,211百万円(前年同期比△7.2%)
- バイオメディカル:269百万円(前年同期比+7.5%)
- コメント:ゼラチン減少が売上全体の減少を牽引。コラーゲンペプチドは増収で成長分野。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:18百万円(固定資産売却益12、投資有価証券売却益5等)
- 特別損失:17百万円(固定資産売却損9、固定資産除却損3、子会社清算損4等)
- 一時的要因の影響:親会社株主純利益の大幅増は、税負担軽減(北米持株会社清算による)を含む特殊要因が寄与。特別損益自体は小幅。
- 継続性の判断:税の一時的減少は非反復的要素の可能性があるため、純利益水準の持続性評価は税負担動向に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):中間9円、期末16円、年間25円
- 2026年3月期(第2四半期実績):中間12円(支払済)
- 2026年3月期(予想):期末18円、年間合計30円(中間12円 + 期末18円)
- 会社公表による配当予想の修正:無し
- 配当性向(会社予想ベース):通期予想EPS 170.63円に対し年間配当30円 → 配当性向 約17.6%(目安)
- 自社株買い等の株主還元方針:特別配当・追加の自社株買いに関する記載は無し。なお2025年8月に譲渡制限付株式報酬に伴う自己株式処分(19,900株)実施あり。
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料に明確な当期設備投資総額の記載無し。固定資産増加(有形固定資産は+406百万円)が認められる。
- 主な投資内容:投資その他の資産の増加(ERP関連等の長期前払費用631百万円)が主要項目として言及。
- 減価償却費:989百万円(前年同期877百万円)
- 研究開発:R&D費用の明細記載無し(–)
受注・在庫状況
- 棚卸資産(商品及び製品):7,223百万円(前期末6,684百万円、+8.0%)
- 仕掛品:1,245百万円(前期1,530百万円、減少)
- 在庫回転日数等の記載:無し(–)
- 受注高・受注残高の記載:無し(–)
セグメント別情報
- セグメント:単一(コラーゲン事業)
- 製品別の売上高・前年同期比(上記参照):
- ゼラチン 20,360(△6.9%)
- コラーゲンペプチド 5,328(+3.6%)
- 食品材料 2,211(△7.2%)
- バイオメディカル 269(+7.5%)
- 地域別の動向(記載分):
- 日本:発酵乳向け・製菓は堅調だが写真用が減少(ゼラチン減少寄与)
- 北米:一部製品販売減(生産停止後の在庫販売消失、関税の影響)だがコラーゲンペプチド(プロテインバー向け等)は増加
- インド/アジア:カプセル用途などで増加
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年11月に長期経営構想(「Lead in Asia. Challenge the World.」)を策定。アジアでの売上高No.1を目指す方針。
- 進捗:コラーゲンペプチドやインド市場での伸長は中期方針に沿うが、ゼラチンの地域別落ち込みは要対応。
競合状況や市場動向
- 記載内容に基づく所見:
- 市場要因として関税・為替・地政学リスク・原材料・エネルギー価格が挙げられている。
- 競合比較データは資料に無し(–)。ただし同社はアジア市場での拡大を戦略に掲げている。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上高40,000百万円(+3.2%)、営業利益4,000百万円(+1.8%)、経常利益4,100百万円(△1.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,100百万円(△1.9%)、1株当たり当期純利益170.63円
- 会社が提示する前提条件等の詳細は添付資料参照(為替等の前提記載あり)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の利益進捗が高く、通期利益目標は達成可能性が高い。ただし売上面で地域差と関税影響があるため上振れは限定的と判断。
- リスク要因:為替変動、原材料・エネルギー価格、国際関税や貿易規制、主要顧客の需要変化、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針:当該四半期における会計方針の変更無し。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 監査:四半期決算書に対する公認会計士・監査法人のレビューは無し。
- その他重要事項:北米子会社(ニッタゼラチンユーエスエーInc.)は清算結了済。譲渡制限付株式報酬に伴う自己株式処分等の記録あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4977 |
| 企業名 | 新田ゼラチン |
| URL | http://www.nitta-gelatin.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。
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