令和8年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想を修正済(修正有)。第3四半期累計の実績は会社・市場事前想定に対する明確な「下振れ」と解釈される(売上・利益ともに前年同期比大幅減)。
  • 業績の方向性:増収ではなく「減収・減益(赤字拡大)」。第3四半期累計は売上高2,221百万円(▲39.9%)、営業損失257.8百万円(前年も営業損失だが悪化)。
  • 注目すべき変化:特別損失における「役員退職慰労引当金繰入(149.3百万円)」の計上が大きく、税前・当期損失を押し上げた点が最も重要。加えて商品在庫の積み増し(製品・仕掛の増加)や借入金の増加も顕著。
  • 今後の見通し:通期予想(売上3,475百万円、営業損失393百万円、親会社帰属当期純損失296百万円)に対する進捗は売上で約63.9%達成。通期見通しは修正済だが、前提(受注・発売スケジュール等)に依存し実現性はタイトルの発売計画次第。
  • 投資家への示唆:一時的な特別損失(役員退職慰労引当金)が大きい点と、海外子会社等による為替影響で包括利益にプラス寄与している点を分けて評価する必要あり。開発タイトルの発売時期・受注(契約負債の推移)と在庫動向を注視。

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社日本一ソフトウェア(Nippon Ichi Software, Inc.)
    • 主要事業分野:エンターテインメント事業(コンシューマ・PC・ダウンロード向けゲームソフトの企画・開発・販売、ローカライズ/海外販売、関連商品のライセンスアウト等)、学生寮・その他事業(大学学生寮の運営等)
    • 代表者名:代表取締役社長 猿橋健蔵
  • 報告概要
    • 提出日:令和8年2月13日(2026年2月13日)
    • 対象会計期間:連結第3四半期累計(令和7年4月1日~令和7年12月31日)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
  • セグメント
    • エンターテインメント事業:ゲームソフト(パッケージ/ダウンロードコンテンツ)、海外ローカライズ・販売、関連商品のライセンス等
    • 学生寮・その他事業:岐阜県内の大学学生寮運営等
  • 発行済株式
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):5,151,100株
    • 期末自己株式数:90,856株
    • 四半期累計平均株式数:5,060,244株
    • 時価総額:–(開示資料に記載なし)
  • 今後の予定
    • 決算発表:本開示日(令和8年2月13日)に第3四半期短信を提出(通期業績予想は既に修正あり)
    • 株主総会・IRイベント:–(本資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想との比較は「通期予想修正有」だが、四半期単体での会社予想対応値は明示なし)
    • 売上高(第3Q累計):2,221百万円(前年同期比▲39.9%)
    • 通期見通し3,475百万円に対する進捗:63.9%
    • 営業利益(第3Q累計):営業損失257.8百万円(前年同期は営業損失176.3百万円、赤字拡大)
    • 通期見通し営業損失393百万円に対する進捗(損失計上割合):約65.6%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:四半期純損失164.1百万円(前年同期△27.2百万円)
    • 通期見通し親会社帰属当期純損失296百万円に対する進捗:約55.4%
  • サプライズの要因
    • 主因:役員退職慰労引当金繰入(149.3百万円)等の特別損失計上により当期損失が拡大。
    • 収益面では主要セグメントであるエンターテインメントの売上が前年同期比で大幅減(主に発売タイトルの期ズレや期内の販売減)で売上・営業利益を押し下げた。
    • 在庫(商品・仕掛品)増加や契約負債増加は将来の発売・売上に備えた先行投資的側面を示唆。
  • 通期への影響
    • 既に業績予想は修正済。第3四半期時点の進捗を見ると売上は通期目標の約64%に達しており、残る期でのタイトル投入が予定通り行われれば通期予想達成は可能性あり。ただし、特別損失は一時的要因のため通期影響は限定的となる可能性が高い(役員退職慰労引当金は一回限りの可能性)。

財務指標(主要数値:単位は百万円)

  • 概要(第3四半期末:令和7年12月31日)
    • 売上高(累計9か月):2,221(前年同期3,696、▲39.9%)
    • 営業損失:△258(前年同期△176)
    • 経常利益:16(前年同期41、▲59.5%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純損失:△164(前年同期△27)
    • 1株当たり四半期純利益(累計):△32.42円(前年同期 △5.38円)
    • 総資産:11,666(前期末11,154、+512)
    • 純資産:7,942(前期末7,868、+74)
    • 自己資本比率:67.1%(安定水準、前期69.6%)
    • 現金及び預金:5,324(前期末5,195、+128)
  • 収益性指標(目安)
    • 営業利益率(第3Q累計):△11.6%(=△257.8/2,221.5)(赤字、業種平均に対して低位)
    • 通期想定営業利益率(会社予想):△11.3%(△393/3,475)
    • ROE(通期見通しベース):約△3.7%(=△296/7,942)(目安:8%以上良好)
    • ROA(通期見通しベース):約△2.5%(=△296/11,667)(目安:5%以上良好)
  • 進捗率分析(第3Q累計/通期会社予想)
    • 売上高進捗率:63.9%(2,221/3,475)
    • 営業利益進捗(損失割合):65.6%(△257.8/△393)
    • 純利益進捗(損失割合):55.4%(△164.1/△296)
    • 過去同期間との比較:前年同期は売上3,695百万円であり、今期は大幅な落ち込み。進捗は例年の期ズレ・発売スケジュールの影響を受けやすい。
  • キャッシュフロー(注:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない)
    • 営業CF:–(未提示)
    • 投資CF:–(未提示) ただし建物・構築物の増加(+180.6百万円)等から設備投資の発生を示唆
    • 財務CF:短期借入金の増加(+235.0百万円)、長期借入金の増加(+119.4百万円)により負債が増加
    • フリーCF:–(未提示)
    • 減価償却費:86.6百万円(第3Q累計)
    • 現金同等物残高推移:現金及び預金は5,195 → 5,324百万円に増加(+128百万円)
    • 営業CF/純利益比率:–(必要数値未提示)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細値は未掲載のため–(四半期単体のQoQは不明)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:67.1%(安定水準)
    • 流動負債合計:2,295百万円、流動資産合計:7,476百万円 → 流動比率は良好水準(具体数値:流動資産/流動負債 ≒ 325%)
    • 総負債:3,725百万円(前期3,286、増加)
  • 効率性
    • 総資産回転率(年換算等は未計算):–(必要な年間売上・平均総資産の精密な計算により算出可能)
  • セグメント別
    • エンターテインメント事業:売上2,133百万円(▲41.2%)、営業利益68.8百万円(▲59.9%)
    • 学生寮・その他事業:売上88.9百万円(+24.0%)、営業損失15.8百万円(損失縮小、前年△27.6百万円)
    • セグメント間調整(全社費用):約△310.8百万円(第3Q累計)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益0.6百万円、新株予約権戻入益0.97百万円(合計約1.54百万円)
  • 特別損失:投資有価証券評価損1.98百万円、役員弔慰金10.0百万円、役員退職慰労引当金繰入149.33百万円(合計161.31百万円)
  • 一時要因の影響:役員退職慰労引当金の計上が税前損失を大きく押し上げた(主要因)。この損失は一時的性格が強く、継続的な費用とは見做しにくいが会社側の説明や将来の同種引当の有無は要確認。
  • 継続性の判断:役員退職慰労引当金は通常一回限りの計上であるため継続性は低いと推察されるが、将来的な役員交代計画等に依存。

配当

  • 配当実績と予想
    • 中間配当:0.00円(第2四半期決算時に0.00を公表)
    • 期末配当(予想):5.00円(通期合計5.00円、予想に修正はなし)
    • 直近の配当方針:配当性向等詳細は不明(配当性向は損益が赤字のため算出不適当)
  • 特別配当:なし
  • 自社株買い:特記なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資
    • 有形固定資産(建物及び構築物)が増加:+180.6百万円(前期純額1,029 → 1,209百万円)
    • 建設仮勘定の減少:▲101.1百万円(完工等による振替の可能性)
    • 減価償却費(第3Q累計):86.6百万円
  • 研究開発
    • R&D費用の内訳(数値)は明記なし。開発中の主要タイトル(次期発売予定)を複数明示(『凶乱マカイズム』『Curse Warrior』『シニガミ姫と異書館ノ怪物』『ほの暮しの庭』等)

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残高の明確数値は未開示(–)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:216.6 → 474.8百万円(増加 +258.2百万円)
    • 仕掛品:359.5 → 391.1百万円(増加 +31.6百万円)
    • 在庫増は次期以降の出荷・発売に向けた先行製造や評価在庫の蓄積を示唆(在庫回転日数の記載はなし)

セグメント別情報(要点)

  • エンターテインメント事業
    • 売上:2,132.5百万円(前年同期比▲41.2%)
    • 営業利益:68.8百万円(前年同期比▲59.9%)
    • コメント:国内外での配信・ローカライズ、米国子会社(NIS America, Inc.)によるNintendo Switch2版発売等はあるが、主要パッケージの発売タイミングの差が業績を圧迫
  • 学生寮・その他事業
    • 売上:88.9百万円(+24.0%)
    • 営業損失:△15.8百万円(損失幅縮小)
    • コメント:堅調な運営で売上増、損失改善

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中の中期計画に関する具体的進捗指標は明示無し(–)
  • KPI達成状況:–(開示なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:ゲーム市場はモバイル・デジタル化、クラウド、VR/AR、生成AI等で拡大中と記載。だが当社の売上は主要タイトルの発売タイミングに大きく依存するためタイミングリスクあり。
  • 競合比較:同業他社との相対度合いは本短信に比較数値なし(要補完)

今後の見通し

  • 業績予想:通期見通しは修正済(売上3,475百万円、営業損失△393百万円、親会社帰属当期純損失△296百万円、1株当たり当期純利益△58.50円)
    • 予想修正の有無:有(令和7年6月20日公表の修正を反映)
    • 会社予想の前提:受注状況・発売スケジュール等(為替前提等の明示は限定的)
  • 予想の信頼性:過去の発売タイミング依存度が高く、進捗確認(契約負債の動向、在庫の消化、具体的発売スケジュール)が重要
  • リスク要因:タイトル発売遅延、販売不振、為替変動(海外事業の影響)、特別損失(将来的に再発する場合の影響)、資金調達コスト上昇

重要な注記

  • 会計方針の変更:なし
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(詳細は添付資料P.8参照)
  • 監査(レビュー):四半期連結財務諸表に対する監査法人の期中レビュー(東海会計社)を取得。レビュー結論は「重要な点において適正であることを妨げる事項は認められなかった」。

(注)

  • 不明・未記載の項目は「–」としています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3851
企業名 日本一ソフトウェア
URL http://www.nippon1.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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