2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 業績の方向性:減収減益(売上高1,560,127千円:前年同期比△21.4%、営業利益150,119千円:同△69.6%)。
  • 注目すべき変化:メディアプラットフォーム事業が前年のセグメント黒字(35,007千円)からセグメント損失(△50,849千円)へ大幅悪化。PRコンサルも売上・利益とも二桁以上の減少。減損損失が43,973千円計上(事務所移転に伴う全社資産の減損)。
  • 今後の見通し:通期予想(売上 2,600,000千円、営業利益 400,000千円)は第3四半期累計の進捗率が売上60.0%、営業利益37.5%、純利益36.8%と利益進捗が遅れており、達成には下期の巻き返しが必要。通期予想は修正済。
  • 投資家への示唆:収益回復のカギは(1)メディアプラットフォームの立て直し、(2)売上計上のタイミング要因の解消、(3)M&Aによる新規事業(不動産・観光)の統合と採算性。短中期は進捗・仮定(のれん・事業統合コスト)を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社Enjin(証券コード 7370)
    • 主要事業分野:PRコンサルティングサービス、メディアプラットフォームサービス(例:メディチョク)等を提供。近時、不動産・観光関連会社の取得により事業ポートフォリオを多角化。
    • 代表者名:代表取締役社長グループCEO兼グループCOO 本田 幸大
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年4月13日
    • 対象会計期間:2026年5月期 第3四半期累計(2025年6月1日~2026年2月28日、連結・日本基準)
  • セグメント:
    • PRコンサルティングサービス:企業・医療機関等へのPR支援(売上の主力)。
    • メディアプラットフォームサービス:メディア運営・プラットフォーム(メディチョク等)。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):7,298,200株(2026年5月期3Q)
    • 期末自己株式数:372,282株(同)
    • 期中平均株式数(四半期累計):7,038,834株(当第3Q累計)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:今回「有償補足説明資料作成」は有、決算説明会は無。
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社予想は通期のみ提示。四半期単体予想は記載なし):
    • 売上高:1,560,127千円。通期予想2,600,000千円に対する進捗率 60.0%(1–3Q累計)。
    • 営業利益:150,119千円。通期予想400,000千円に対する進捗率 37.5%。
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:102,316千円。通期予想278,000千円に対する進捗率 36.8%。
  • サプライズの要因:
    • 売上減は主に「売上計上時期のずれ込み」とメディチョクのサービス改善期間に伴う新規営業縮小。
    • 減益は売上減に加え、事務所移転に伴う減損損失43,973千円計上が影響。
    • 投資有価証券取得に伴う現金減少・投資収益の変動(有価証券利息等の増加)も発生。
  • 通期への影響:
    • 利益の進捗が遅れており、下期での回復が前提。会社は既に業績予想を修正済(2026年1月14日公表)。達成可能性は下期の売上回復とメディア事業改善に依存。

財務指標(要点)

  • 貸借対照表(要点、単位:千円)
    • 総資産:5,082,671(前期末 5,302,835;△220,164)
    • 自己資本(参考):4,337,000(自己資本比率 85.3%(安定水準))
    • 現金及び預金:2,363,713(前期末 4,127,950;△1,764,237、配当支払い・投資有価証券取得等が主因)
    • 投資有価証券:1,296,643(前期末 73,177;+1,223,466)
    • 前受金:584,562(前期末 335,501;+249,061)
  • 損益計算書(第3四半期累計、単位:千円)
    • 売上高:1,560,127(前年同期比△21.4%、△426,376千円)
    • 売上総利益:1,263,460(前年同期比△22.6%)
    • 販管費:1,113,341(前年同期比△2.1%)
    • 営業利益:150,119(前年同期比△69.6%) 営業利益率 9.62%(150,119/1,560,127)
    • 経常利益:176,512(前年同期比△64.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:102,316(前年同期比△65.8%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):14.54円(前年同期 42.67円、△65.9%)
  • 収益性指標
    • ROE(単純計算、四半期累計純利益/期末自己資本)≈ 2.36%(目安:8%以上で良好 → 低位)
    • ROA(同)≈ 2.01%(目安:5%以上で良好 → 低位)
    • 営業利益率:9.62%(業種平均参照は業種により差あり。PR系では二桁台が期待される場合もあるが、前年から低下)
  • 進捗率分析(通期予想比)
    • 売上高進捗率:60.0%(通常の3Q累計目安は約75%前後だが、業種・季節性に依存)
    • 営業利益進捗率:37.5%(遅れ)
    • 純利益進捗率:36.8%(遅れ)
    • 判定:利益進捗が売上進捗を下回るため下期での利益回復が不可欠。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成(注記)。ただし現金及び預金の大幅減(△1,764,237千円)を計上。主因は配当支払い及び投資有価証券取得。
    • フリーCF等の金額:–(未提示)
    • 営業CF/純利益比率:–(算出不可)
  • 四半期推移(QoQ):直近四半期単独の明細は未提示のためQoQ変化率は –。季節性:営業/受注の季節性に関する記述は特段なし。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:85.3%(安定水準、前期 87.4%)
    • 流動負債合計:729,661千円、流動資産合計:3,120,044千円 → 流動比率(簡易)≈ 427%(十分な短期支払能力)
    • 負債合計 / 純資産:負債合計 734,826千円、純資産 4,347,844千円(財務レバレッジ低い構成)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:会員権売却益 578千円、新株予約権戻入益 646千円(合計 1,225千円)
  • 特別損失:減損損失 43,973千円(事務所移転に伴う固定資産の減損:建物38,904千円、その他5,068千円)
  • 一時的要因の影響:減損が当期損益を押し下げており、除くと営業外・営業利益レベルでの実力値はやや改善する可能性があるが、売上のタイミング要因も影響。
  • 継続性の判断:減損は事務所移転に伴う一時的費用と記載されており継続性は低い見込み。一方、メディア事業の改善期間による売上減はサービス改善期間終了後に回復するかを確認する必要あり。

配当

  • 実績・予想:
    • 第2四半期末(中間配当):20.00円(2026年5月期、中間)、前年 13.00円(増配)
    • 期末(予想):20.00円(通期予想合計 年間40.00円、前年実績 38.00円)
    • 直近配当予想の修正:無(注記)※ただし業績予想自体は修正済。
  • 配当利回り:株価が不明のため算出不可(→ –)
  • 配当性向:通期予想ベースでの配当性向 = 予定配当総額 / 親会社株主に帰属する当期純利益(予想) =(年間配当40.00円 × 発行済株式数7,298,200株の配当総額/純利益278,000千円)→ 詳細算出は株式数の自己株式影響等により –(概算では配当性向は控えめ〜中程度の水準との見方)。
  • 株主還元方針:自社株買いの記載なし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:明細の記載なし(投資有価証券取得で投資その他の資産が増加)。
  • 減価償却費:当第3四半期累計 減価償却費 44,312千円(前年同期 61,841千円、減少)。のれん償却額 4,978千円(前年同期同額)。
  • 研究開発:R&D費用の明細記載なし。

受注・在庫状況

  • 受注高・受注残高:該当記載なし(–)。
  • 在庫(棚卸資産):13,978千円(前年同期 12,419千円、増加)。在庫回転日数等の記載なし。

セグメント別情報

  • PRコンサルティングサービス
    • 売上高:1,407,904千円(前年同期比△20.0%)
    • セグメント利益:200,969千円(前年同期比△56.2%)
    • 要因:売上計上時期のずれ込み等で減収、利益率低下。
  • メディアプラットフォームサービス
    • 売上高:152,223千円(前年同期比△32.7%)
    • セグメント損失:△50,849千円(前年同期は35,007千円の利益)
    • 要因:メディチョクのサービス改善期間による新規営業縮小等で大幅悪化。
  • セグメント戦略:第2四半期から全社費用の配賦方法を変更し、セグメント利益算定方法を変更(過年度分も遡及調整済)。M&Aにより不動産・観光分野を追加。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画・KPI:具体的中期数値の記載は今回資料に無し(–)。
  • 進捗:事業ポートフォリオの多角化(不動産・観光等)を進行中だが、短期的には既存事業の回復が重要。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との比較データは資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:国内は賃上げ等で個人消費持ち直しの一方、期末にエネルギー価格上昇など下振れリスクを示唆。観光分野は訪日旅行回復等追い風として参入理由に挙げている。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正済):売上 2,600,000千円(前期比△10.9%)、営業利益 400,000千円(△52.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益 278,000千円(△48.4%)、1株当たり当期純利益 39.42円。
    • 次期予想:–(未提示)
    • 会社予想の前提条件:資料内に為替等の具体前提の明示はなし(–)。
  • 予想の信頼性:第3Qの利益進捗が37%台に留まるため、下期の回復シナリオが実現するかが鍵。過去の予想達成傾向の記載は無し(–)。
  • リスク要因:為替・原材料(エネルギー)価格上昇、顧客需要の遅延、メディア事業の改善遅延、新規子会社(のれん・統合費用)関連の想定外費用。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し。
  • 監査・レビュー:四半期財務諸表に対する公認会計士・監査法人のレビュー:無。
  • 重要な後発事象(M&A等):
    • 株式会社クロスロード(不動産)株式取得(子会社化、取得日 2026/3/1、取得金額 現金6,600千円、議決権比率66%)。のれん等は現在算定中。
    • 株式会社田辺観光バス(観光バス事業)取得(株式取得日2026/1/13、取得額 5,100千円、議決権比率51%)。みなし取得日2026/5/31。のれん等算定中。
    • 株式会社ホタルス(訪日観光事業)取得(株式取得日2026/4/1、取得額 51,000千円、議決権比率51%)。のれん等算定中。
    • これらに関連する取得原価・のれん・受入資産負債は現在算定中のため影響額は未確定。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7370
企業名 Enjin
URL https://www.y-enjin.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.38)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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