2026年8月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正は無し(未修正)。中間期実績は会社予想との直接比較対象(中間予想)は公表されていないが、通期見通しに対する進捗は売上高進捗33.2%とやや遅れ(下振れの懸念)。(上振れ/下振れ/ほぼ予想通り):通期見通しに対しては「遅れ」(下振れ懸念)。
- 業績の方向性:減収・営業損失拡大(減収、営業損失拡大)、だが親会社株主帰属の中間純損失は前年同期比で縮小(損失幅縮小)。
- 注目すべき変化:売上高760,930千円(前年同期比△13.1%)、営業損失29,747千円(前期は△15,991千円で損失拡大)、一方で中間純損失は11,372千円(前年同期△23,187千円、損失幅54.9%縮小)──為替差益(25,559千円)や補助金等の特別利益が純損失縮小に寄与。
- 今後の見通し:会社は米国関税・中東情勢等の不確実性を理由に通期予想の修正は行わず。現時点で通期見通し(売上高2,291百万円、営業利益117百万円、当期純利益65百万円)を据え置くが、中間実績からは通期達成に向けた営業利益進捗が遅れていることに留意。
- 投資家への示唆:営業面では主力AsReaderの海外大型受注が計画どおり進捗していない点、研究・開発や実証運営費用が利益を圧迫している点が核心。為替差益や補助金など一時要因で純損失が縮小しているため、業績の実力評価は営業損益を重視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アスタリスク
- 主要事業分野:AsReader(バーコード/顔認証等)製品販売、システムインテグレーション、賃貸事業。スマホ装着型バーコードリーダー、RFID・AsCode、OCRアプリ(SdcO)等の開発・販売およびシステム開発。
- 代表者名:代表取締役執行役員社長 鈴木 規之
- 問合せ:取締役執行役員管理統括室長 太田 尚友(TEL 050-5838-7864)
- 報告概要:
- 提出日:2026年4月14日
- 対象会計期間:2025年9月1日~2026年2月28日(2026年8月期 第2四半期・中間期、連結)
- 決算説明資料:有、決算説明会:無
- セグメント:
- AsReader事業:主力ハード・ソフト(バーコード、顔認証等)の販売(国内・海外)
- システムインテグレーション事業:受託開発、パッケージ化に向けた開発
- 賃貸事業:本社兼研究所(AsTech Osaka Building)等の賃貸
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:7,796,800株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:80株
- 期中平均株式数(中間期):7,796,720株
- 時価総額:–(決算短信に記載無し)
- 今後の予定:
- 配当:中間・期末とも0円(通期予想も0.00)/配当予想の修正無し
- 株主総会・IRイベント等:–(決算短信に予定日の記載無し)
- 重要な後発事象:第4回・第6回・第7回新株予約権の行使により、計242,000株(普通株式)が発行(資本金増加合計96,720千円:575千円+96,145千円)。
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社は中間予想非公表、通期予想は未修正)
- 売上高:760,930千円。通期予想2,291,000千円に対する進捗率33.2%(通常の上期進捗目安と比較するとやや遅れ)。
- 営業利益:△29,747千円。通期目標117,000千円に対する進捗は計算上マイナス(達成状況は大幅遅延)。
- 当期純利益(親会社株主帰属):△11,372千円。通期目標65,000千円に対する進捗はマイナス(達成困難の示唆)。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:主力AsReader事業の海外(特に米国)で大型受注の受注/出荷が遅延、海外売上の減少、顔認証関連の新商品開発・実証運営費用の継続的発生により売上・セグメント利益が減少。
- プラス要因(一時):為替差益25,559千円、補助金1,856千円、保険金383千円等が営業外・特別利益として計上され、税効果等と合わせ中間純損失縮小に寄与(ただし一時的要因の可能性が高い)。
- 通期への影響:会社は通期見通しを据え置くが、中間の営業損失拡大・売上進捗から見ると営業利益・当期純利益の通期達成には上期下期の受注回復やコスト抑制が必要。為替や米国での規制/関税リスク等が到達可能性を左右。
財務指標
- 要点(中間期:2025/9/1–2026/2/28、単位は千円)
- 売上高:760,930千円(前年同期875,163千円、前年同期比△13.1%)
- 売上総利益:326,908千円
- 営業損失:△29,747千円(前年同期△15,991千円 → 損失幅拡大)
- 経常損失:△8,117千円(前年同期△18,942千円 → 損失幅縮小)
- 親会社株主に帰属する中間純損失:△11,372千円(前年同期△23,187千円、前年同期比損失幅△54.9%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△1.46円(前年同期△3.20円、約54.4%改善(損失縮小))
- 収益性指標
- 営業利益率:△3.91%(営業損失29,747 / 売上760,930)(目安:プラスが望ましい)
- ROE:△0.67%(概算:△11,372 / 自己資本1,709,000 千円)(目安:8%以上が良好 → 低い)
- ROA:△0.42%(概算:△11,372 / 総資産2,726,853 千円)(目安:5%以上が良好 → 低い)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:33.2%(760,930 / 2,291,000)
- 営業利益進捗率:計算上マイナス(△29,747 / 117,000 = △25.4%)→ 営業ベースで通期達成には改善が必須
- 当期純利益進捗率:△11,372 / 65,000 = △17.5% → 下期での大幅黒字転換が必要
- キャッシュフロー(中間期)
- 営業CF:△156,397千円(前年同期 5,830千円 → 大幅悪化)
- 投資CF:△15,202千円(前年同期 △8,671千円)
- 財務CF:△9,996千円(前年同期 217,901千円 → 前年は新株予約権行使等で大幅資金調達)
- フリーCF(営業−投資):△171,599千円
- 現金及び預金残高:769,160千円(期首932,258千円、減少163,097千円)
- 営業CF/純利益比率:算定困難(純損失かつ営業CFマイナスのため、通常の評価指標としては参考外)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細なQoQは決算短信に四半期別細表無し。季節性については記載無し。
- 財務安全性
- 総資産:2,726,853千円
- 純資産:1,710,363千円
- 自己資本比率:62.7%(安定水準:40%以上と比較して良好)
- 長期借入金残高:40,024千円(前期50,020千円→減少)
- 流動負債:955,951千円(内短期借入650,000千円)
- 効率性
- 在庫(商品及び製品):488,836千円(前期404,829千円、増加84,007千円、+20.8%)→ 在庫増が営業CF悪化に寄与
- 売掛金:265,032千円(前期276,383千円、減少)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:補助金収入1,856千円、受取保険金383千円(中間期に計上)
- 特別損失:該当記載無し
- 一時的要因の影響:為替差益25,559千円や補助金等が税引後利益を押し上げ、営業損失にもかかわらず純損失は縮小(ただしこれらは継続性に乏しい可能性が高い)。
- 継続性の判断:為替差益は変動要素、補助金は一時的。実質的な改善を評価する際は営業損益の動向を重視すること。
配当
- 中間配当:0.00円(実績)
- 期末配当(予想):0.00円
- 年間配当予想:0.00円(修正無し)
- 配当利回り:–(配当0のため計算不可)
- 配当性向:–(純利益が赤字のため参考外)
- 株主還元方針:特記事項無し(自社株取得等の記載無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得15,229千円(当中間期)
- 減価償却費:24,348千円(中間期)
- 主な投資内容:研究所・本社関連設備等(AsTech Osaka Building関連の保有)
受注・在庫状況
- 受注状況:受注損失引当金が減少(28,464千円→10,777千円、引当金取崩し)とあるが、受注高・受注残の明細は記載無し(→ –)。
- 在庫状況:
- 商品及び製品:488,836千円(前年同期比+20.8%)
- 在庫回転等の数値は記載無し(→ –)
- 在庫増が営業CF悪化要因の一つと注記あり
セグメント別情報
- 全体:外部顧客売上760,930千円、セグメント合計利益56,743千円、全社調整▲86,490千円により営業損失△29,747千円
- AsReader事業:
- 売上高:645,163千円(前年同期比△10.8%)
- セグメント利益:32,595千円(前年同期比△53.6%)
- コメント:国内は自販機、製造、小売、医療で順調だが、海外(特に大口案件)の出荷遅延で前年同期比減収。顔認証等の新商品開発・実証費用が負担。
- システムインテグレーション事業:
- 売上高:109,617千円(前年同期比△24.5%)
- セグメント利益:23,367千円(前年同期比+729.4%)※一部案件の進捗遅延が完遂し利益確保
- 賃貸事業:
- 売上高:6,150千円(前年同期比△3.6%)
- セグメント利益:780千円(前年同期比△23.6%)
- 地域別:
- 日本:691,016千円(約90.8%)
- アメリカ:48,681千円(約6.4%)→ 米国の売上が大幅減(前年99,344千円→48,681千円、△51.0%)
- その他:15,082千円(約2.0%)
中長期計画との整合性
- 中期方針:プロダクト別組織再編(「モノ認識」「モバイル」「自動化」軸)、ストック型商材(SdcO等)強化、営業体制再編、新製品(リニアモータ、AsCode、AIカメラ等)開発。
- KPI進捗:ストック型商材の拡充は継続中だが、当中間期では営業利益改善は未達成。中期計画の収益化には海外大型案件の獲得・受注→出荷が鍵。
競合状況や市場動向
- 競合比較:決算短信内に同業他社との直接比較は無し(→ –)。
- 市場動向:国内では需要は回復基調だが、為替・原油・地政学リスクが海外展開(特に米国・中東)に影響。関税や為替が業績に直接影響するリスクを会社も指摘。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上高2,291百万円(前期比+37.5%)、営業利益117百万円、経常利益110百万円、親会社株主に帰属する当期純利益65百万円、1株当たり当期純利益8.38円
- 前提条件:為替・原油価格・関税等の想定は短信P.3参照(詳細は添付資料に記載、決算短信本文では「不確実性が高い」旨記載)
- 予想の信頼性:過去の営業損失が続いている点(近年3期連続で営業損失計上)、中間の営業損失拡大、営業CFの大幅マイナスにより保守的に見るべき状況。
- リスク要因:為替変動、米国の関税政策、中東情勢(原油価格)、海外での大型案件の受注・出荷遅延、在庫増・営業CF悪化。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用あり(税金費用の算定について記載あり。詳細は添付資料P.10参照)。
- 継続企業の前提:会社は事業継続に関して重要な疑義を生じさせる事象が存在すると認識しているが、手元資金は約2年分の運転資金に相当するキャッシュ保有や当座貸越枠・新株予約権発行等で対応可能としており、「現時点で重要な不確実性は認められない」と判断。
- 重要な後発事象:第4回・第6回・第7回新株予約権の行使により合計242,000株の新株が発行され、資本金・資本準備金の増加(合計96,720千円)が発生。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6522 |
| 企業名 | アスタリスク |
| URL | https://www.asx.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.44)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。