2025年10月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社側の当期(2025年10月期)通期予想は本資料に記載がなく、会社予想との直接比較は–。市場予想との差異も本資料からは判定不能(–)。
  • 業績の方向性:増収増益。売上高22,275百万円(前年同期比+7.3%)、営業利益1,398百万円(同+13.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,137百万円(同+19.0%)。
  • 注目すべき変化:三丸化学株式会社を2025年6月30日に子会社化(取得議決権比率66%)。これに伴い負ののれん発生益101.2百万円を特別利益で計上。塗料事業と蒸留事業が牽引し、塗料事業売上14,295百万円(同+11.7%)、塗料セグメント利益1,163百万円(同+32.6%)。
  • 今後の見通し:次期(2026年10月期)予想は売上23,000百万円(+3.3%)、営業利益1,450百万円(+3.7%)、親会社株主帰属当期純利益1,000百万円(△12.1%)。通期予想は増収だが純利益は減益見込み。為替前提は大幅変動なし。
  • 投資家への示唆(助言ではなく着目点):塗料事業の拡大と三丸化学の連結効果(蒸留事業強化)が業績を押し上げている一方、ファインケミカル(モビリティ向け)は減収基調。負ののれん等の一時要因の切り分け、次期業績予想で純利益が減る点(特にファインケミカル回復の見通しが鍵)に注目。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:ナトコ株式会社
    • 主要事業分野:塗料事業(合成樹脂塗料等の製造・販売)、ファインケミカル事業(高機能性樹脂・コート剤等)、蒸留事業(再生溶剤等の製造販売)
    • 代表者名:代表取締役社長 粕谷太一
    • 連結子会社の追加:三丸化学株式会社(2025年6月30日取得、議決権比率66%)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月15日
    • 対象会計期間:2024年11月1日~2025年10月31日(2025年10月期・連結)
    • 決算補足説明資料:作成あり、決算説明会:開催なし
  • セグメント:
    • 塗料事業:金属用・建材用等の塗料製造販売
    • ファインケミカル事業:高機能性樹脂・コート剤等の製造販売
    • 蒸留事業:再生溶剤等の蒸留精製・販売
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):8,144,400株
    • 期末自己株式数:589,675株
    • 期中平均株式数:7,553,765株
    • 時価総額:–(本資料に株価情報なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2026年1月27日
    • 配当支払開始予定日:2026年1月28日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年1月26日
    • 決算説明会:本資料は補足資料ありだが説明会は無(IR開示参照)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高:実績22,275百万円。会社予想との比較:–(当期通期予想の記載が本資料にないため)
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:塗料事業(新規案件、DICグループからの建材用塗料販売事業譲受効果)、蒸留事業の既存顧客増・新規顧客獲得、三丸化学の子会社化による売上押上げおよび負ののれん発生益(101.2百万円)が特別利益で寄与。
    • ネガティブ要因:ファインケミカルのモビリティ向けコーティング剤需要低迷で同セグメントは減収減益。
  • 通期への影響:
    • 会社は次期(2026年10月期)において売上・営業利益を増やす計画だが、純利益は減益予想。M&A効果は中期での収益性向上期待だが短期での利益予想は慎重。

財務指標

  • 損益(主要数値、百万円、前年同期比):
    • 売上高:22,275(+7.3%、前年20,753、差+1,522)
    • 売上総利益:4,970(前年4,546、差+424)
    • 営業利益:1,398(+13.4%、前年1,232、差+166)
    • 経常利益:1,509(+9.6%、前年1,377、差+132)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,137(+19.0%、前年956、差+182)
    • 1株当たり当期純利益(EPS):150.62円(前年126.60円、+19.0%)
  • 収益性指標:
    • ROE(自己資本当期純利益率):4.7%(目安:8%以上で良好 → 現状は目安未達)
    • ROA(総資産経常利益率):5.0%(目安:5%以上で良好 → おおむね良好)
    • 営業利益率:6.3%(前年5.9%、改善)
  • 財政状態(期末、百万円):
    • 総資産:31,026(前年29,829、+1,197)
    • 純資産合計:24,584(前年23,573、+1,012)
    • 自己資本比率:78.7%(前期79.0%、安定水準)
    • 自己資本(参考):24,417百万円
  • キャッシュ・フロー(百万円):
    • 営業CF:1,847(前年1,593、+254)
    • 投資CF:△211(前年△789、投資流出縮小)
    • 財務CF:△398(前年△413、主に配当支払)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約1,636百万円(十分な自己資金創出)
    • 現金及び現金同等物期末残高:7,809百万円(前年6,550、+1,259)
    • 営業CF/純利益比率:1.62(1,847 / 1,137 ≒ 1.62、目安1.0以上で健全 → 良好)
  • 進捗率分析(四半期決算ではないが、参考):
    • 通期予想に対する進捗率:–(当期通期予想が本資料にないため)
  • 四半期推移(QoQ):–(本資料は通期数値中心)
  • 財務安全性:
    • 流動資産21,112に対する流動負債5,771 → 流動比率非常に高い(約366%、短期支払余力良好)
    • 負債合計6,441に対し自己資本高くレバレッジ低い(財務安定)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 負ののれん発生益:101,211千円(2025年6月30日の三丸化学子会社化に伴うもの)
    • 特許権等譲渡益:11,175千円
    • 固定資産売却益等:6,280千円 等
  • 特別損失:
    • 固定資産処分損:45,434千円
    • ゴルフ会員権評価損:8,636千円
  • 一時的要因の影響:
    • 負ののれん等は特別損益扱いのため、継続的な事業収益力を評価する際は除外して見る必要あり。
    • 三丸化学の連結による売上・利益寄与は継続性あり(子会社としての事業活動による影響は今後も継続見込み)。

配当

  • 配当実績(円/株、百万円):
    • 2024年10月期:年間51.0円(中間25.0、期末26.0)、配当総額385百万円、配当性向40.3%(連結)
    • 2025年10月期:年間55.0円(中間26.0、期末29.0)、配当総額415百万円、配当性向36.5%(連結)
    • 2026年10月期(予想):年間54.0円(中間27.0、期末27.0)、配当性向予想40.8%
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:配当継続+配当水準は公表数値参照。自社株買い等特記事項:–(本資料に記載なし)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(有形固定資産及び無形固定資産の増加額):554,689千円(前年425,051千円 → 増加)
    • 主な投資内容:有形固定資産の取得(製造設備等)や長期預金の増加等(詳細は注記参照)
  • 減価償却費:720,261千円(前年798,353千円)
  • 研究開発費(R&D):–(本資料で明確なR&D費の記載なし)

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(受注高・受注残高の開示なし)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:1,362,638千円(前年1,331,724千円、+30,914)
    • 仕掛品:48,065千円(前年54,056千円)
    • 原材料及び貯蔵品:931,921千円(前年832,888千円)
    • 在庫回転日数:–(記載なし)

セグメント別情報

  • 塗料事業:
    • 売上高:14,295,418千円(前年比+11.7%)
    • セグメント利益:1,163,975千円(前年比+32.6%)
    • 主な増収要因:金属用・建材用塗料の需要増、新規案件、DICグループからの建材用塗料販売事業譲受効果
  • ファインケミカル事業:
    • 売上高:2,484,809千円(前年比△7.3%)
    • セグメント利益:536,342千円(前年比△17.7%)
    • 課題:モビリティ(自動車向け)用途の低迷が影響
  • 蒸留事業:
    • 売上高:5,494,773千円(前年比+4.2%)
    • セグメント利益:489,139千円(前年比+30.6%)
    • 三丸化学の連結化により売上・利益増
  • 地域別売上:
    • 日本:18,831,378千円、アジア:3,020,956千円、その他:422,667千円(当期)
  • 主要顧客:
    • ニチハ株式会社:5,358,009千円(塗料・蒸留関連)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(2025~2027年度):本決算は中期計画の初年度~2年目(計画2年目)に該当。蒸留事業を成長の柱に据え、M&Aや成長投資(DX・R&D・人的資本)で事業価値向上を目指す方針。
  • KPI進捗:塗料・蒸留での売上伸長は計画に沿うが、ファインケミカルのモビリティ向け低迷は計画達成のリスク要因。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との相対比較データは本資料にないため–。業界トレンドとしては原材料・エネルギー価格、米中貿易摩擦、地政学リスクが影響。
  • 市場動向:塗料分野では価格転嫁や省コスト・高耐久製品のニーズが追い風。ファインケミカルは用途構造変化(モビリティ低迷)がネガティブ。リサイクル溶剤需要は堅調。

今後の見通し

  • 業績予想(2026年10月期、2025/11/1~2026/10/31):
    • 売上高:23,000百万円(当連結会計年度比+3.3%)
    • 営業利益:1,450百万円(同+3.7%)
    • 経常利益:1,550百万円(同+2.7%)
    • 親会社株主帰属当期純利益:1,000百万円(同△12.1%)
    • 為替前提:期末レートから大きな変動なし想定(1CNY≈21.67円、1USD≈154.10円)
  • 予想の信頼性:会社は前提を明示しているが、原材料価格、為替、需要動向等外的要因に左右される旨を注記。
  • リスク要因:為替変動、原材料・エネルギー価格上昇、モビリティ市場の回復遅延、地政学リスク、M&Aの統合リスク。

重要な注記

  • 会計方針:2022年改正会計基準(法人税等関連)の適用が期首から行われ、連結財務諸表への影響は無しとの注記あり。
  • 連結範囲の変更:三丸化学の取得(2025年6月30日)により連結範囲に変更有り。取得対価225,041千円、負ののれん101,211千円計上。
  • その他:決算短信は監査対象外。業績予想の前提・注意事項は添付資料該当箇所を参照。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4627
企業名 ナトコ
URL http://www.natoco.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.46)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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