2026年10月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の業績予想に対する修正はなく、大きな上振れ/下振れの公表はなし(ほぼ会社予想通り)。市場コンセンサスは資料に記載なし。
- 業績の方向性:増収減益ではなく、売上高は前年同期比で減少(△4.6%)、営業利益も減少(△6.3%)——つまり減収減益。
- 注目すべき変化:塗料事業が顧客稼働低下や住宅着工減少で売上・利益ともに前年同期比で約9%減。蒸留事業は三丸化学のグループ化(2025/6/30)や半導体関連需要により売上・利益が増加(利益+21.8%)。
- 今後の見通し:通期予想の修正なし。第1四半期の進捗率は売上・営業利益・純利益ともに通期予想に対して約23.8%で、通期予想達成の可否は現時点で会社見通しに従う(修正なし)。
- 投資家への示唆:バランスシートは自己資本比率79.2%と高水準で財務安全性は良好。一方、塗料事業の需要動向(建材・鋼製家具等)やファインケミカルの新規案件獲得費用、為替変動が短期的な業績に影響する点に留意。中長期はM&A・半導体需要取り込みが寄与する可能性あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ナトコ株式会社(コード 4627)
- 主要事業分野:塗料事業(建材・金属用等の塗料)、ファインケミカル事業(コーティング剤等)、蒸留事業(溶剤等の蒸留・リサイクル)等
- 代表者名:代表取締役社長 粕谷太一
- 連絡先:専務取締役 山本豊 TEL 0561-32-2285
- URL:https://www.natoco.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月27日
- 対象会計期間:2026年10月期 第1四半期連結累計(2025年11月1日〜2026年1月31日)
- 決算説明会/補足資料:作成なし・開催なし
- セグメント:
- 塗料事業:建材、金属・工作機械、景観資材等向け塗料の製造販売
- ファインケミカル事業:電子機器アクセサリー向けコーティング等の化学製品
- 蒸留事業:溶剤の蒸留・リサイクル等(三丸化学のグループ化有)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):8,144,400株
- 期末自己株式数:589,675株
- 四半期累計期間中平均株式数:7,554,725株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通期業績予想/配当予想:既公表のとおり(直近公表から修正なし)
- 株主総会・IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(当第1四半期)
- 売上高:5,470百万円(前年同期比△4.6%)。会社予想の修正なし(達成率:通期予想23,000百万円に対して約23.8%)。
- 営業利益:345百万円(前年同期比△6.3%)。通期予想1,450百万円に対して約23.8%進捗。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:238百万円(前年同期比△11.0%)。通期予想1,000百万円に対して約23.8%進捗。
- サプライズの要因:
- マイナス要因:塗料事業での需要低迷(鋼製家具、工作機械、建材用の落ち込み)およびファインケミカルでの新規案件獲得に向けた費用増。為替差損の計上(11,454千円)も影響。
- プラス要因:蒸留事業の需要増(半導体関連)と三丸化学のグループ加入が売上・利益を押し上げ。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き(修正なし)。第1四半期の進捗は通期想定に対して概ね均等であり、現時点で通期達成可能性は会社見通し基準では維持。ただし塗料事業の回復遅延や為替悪化、設備・投資費用の増加がリスク。
財務指標
- 損益(当第1四半期、単位:百万円)
- 売上高:5,470(前年同期 5,735、△4.6% / △265)
- 売上総利益:1,267(前年同期 1,227、+3.3%)
- 販管費:921(前年同期 858、+7.4%)
- 営業利益:345(前年同期 369、△6.3%)営業利益率:約6.31%(目安:業種により差異)
- 経常利益:377(前年同期 402、△6.1%)
- 四半期純利益(親会社株主):238(前年同期 268、△11.0%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):31.51円(前年同期 35.44円)
- 財政状態(当第1四半期末、単位:百万円)
- 総資産:31,066(前期末 31,026、+39)
- 純資産:24,758(前期末 24,585、+173)
- 自己資本比率:79.2%(前期末 78.7%)(良好:目安 40%以上=安定水準)
- 現金及び預金:10,124(前期末 10,711、△586)
- 流動負債:5,544(前期末 5,771、△226)
- 負債合計:6,308(前期末 6,442、△133)
- 収益性指標(概算・参考)
- ROE(想定・通期ベース):約4.0%(通期純利益1,000百万円/純資産24,758百万円)→ 目安8%以上を下回る(成長投資段階などで変動あり)
- ROA(想定・通期ベース):約3.2%(通期純利益1,000百万円/総資産31,066百万円)→ 目安5%以上を下回る
- 営業利益率(Q1):約6.3%(業種平均は資料に記載なし)
- 進捗率分析(Q1→通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:5,470 / 23,000 ≒ 23.8%
- 営業利益進捗率:345 / 1,450 ≒ 23.8%
- 純利益進捗率:238 / 1,000 ≒ 23.8%
- 備考:均等配分での進捗。季節性の有無はセグメントによるが、今回は大きな偏りは見られない。
- キャッシュフロー:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず、営業CF等の詳細は未提示。減価償却費は185,958千円(前年同期174,110千円)で増加。
- フリーCF等は資料不足で算出不可(営業CF未提示)。
- 四半期推移(QoQ):第1四半期単体のみ開示のためQoQ比較は不可。
- 財務安全性:
- 自己資本比率79.2%(安定水準)
- 負債比率(負債合計6,308/純資産24,758 ≒ 25.5%)=低レバレッジ
- 流動比率:流動資産20,868/流動負債5,544 ≒ 376%(流動性良好)
- 効率性:総資産回転率等は年換算データが必要なため算出困難(資料不足)。
- セグメント別(当第1四半期、百万円/前年同期比)
- 塗料事業:売上 3,482(△8.7%)、セグメント利益 269(△8.9%)
- ファインケミカル:売上 591(+4.2%)、セグメント利益 115(△5.8%)
- 蒸留事業:売上 1,396(+3.2%)、セグメント利益 143(+21.8%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 107千円(小額)
- 特別損失:固定資産処分損 5,081千円(小額)
- 為替差損:営業外費用に11,454千円を計上(為替の影響あり)
- 一時的要因の影響:決算における特別損益は小額で、為替差損が営業外費用を押し上げている。業績の基調判断ではセグメント動向(需要面)を重視すべき。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年10月期:中間 26円、期末 29円、年間合計 55円
- 2026年10月期(会社予想):中間 27円、期末 27円、年間合計 54円(直近の配当予想からの修正なし)
- 配当性向(概算):通期純利益想定1,000百万円に対し年間配当総額(54円×平均株式数7,554,725株 ≒ 407.96百万円) → 配当性向 約40.8%(概算)。(参考目安:配当性向30〜50%は中程度の還元)
- 特別配当:なし
- 自社株買い等:資料に記載なし
設備投資・研究開発
- 減価償却費:185,958千円(前年同期 174,110千円、増加)
受注・在庫状況
- 在庫(期末、単位:千円)
- 商品及び製品 1,337,197
- 仕掛品 52,408
- 原材料及び貯蔵品 1,027,075(前年同期比+95,154千円)
セグメント別情報(要点)
- 塗料事業:住宅着工減少等で需要低迷。売上・利益ともに前年同期比で約9%減。短期的回復が鍵。
- ファインケミカル事業:PC/スマホアクセサリー向けコーティング剤は需要増で売上は増加したが、新規案件獲得費用の増加で利益は減少。
- 蒸留事業:三丸化学のグループ化と半導体関連需要が寄与し、売上・利益が増加。リサイクル製品の販売構成改善で収益性向上。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2025〜2027年度):「環境対応方針」「人的資本経営」「責任ある事業活動」を掲げ、M&A・DX・R&D・人的資本投資等を継続。今回の蒸留事業の伸長やM&Aの反映は計画と整合。進捗は概ね計画方向だが、塗料事業の需給悪化は注視事項。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社データは資料に記載なし → 比較不可。
- 市場動向:世界経済は緩やかな回復だが中国の低迷や通商政策、継続的な物価上昇等の不確実性あり。建材・住宅着工の減少が塗料需要に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(変更なし):売上 23,000百万円(+3.3%)、営業利益 1,450百万円(+3.7%)、経常利益 1,550百万円(+2.7%)、当期純利益 1,000百万円(△12.1%)
- 会社予想の前提条件:資料中に為替等の具体前提は明記なし(為替・原材料等の外部要因がリスク)。
- 予想の信頼性:会社は現時点で予想を据え置き。過去の予想達成傾向の記載なし→予測トラックレコード不明。
- リスク要因:住宅着工低迷、顧客稼働率低下、為替変動、原材料価格、競争激化、M&A/投資の成果不確実性。
重要な注記
- 会計方針の変更、重要な見積り変更、修正再表示:いずれも該当なし。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は開示されていない(作成していない)。
- 添付:決算説明会資料は作成・開催ともに無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4627 |
| 企業名 | ナトコ |
| URL | http://www.natoco.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.46)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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