2025年12月期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 2025年は上方修正した通期計画を超過して過去最高売上を達成。一方で一部不採算プロジェクトや成長投資により営業利益は計画未達となり、これを踏まえ「ISBグループ中長期経営計画2030」を策定、株主還元方針(2030年までに配当性向50%以上、DOE4%下限)を提示。
  • 業績ハイライト: 売上高は過去最高の370.20億円(前年同期比 +9.0%)と増収。一方、営業利益は23.14億円(前年同期比 ▲17.4%)と減益、営業利益率は6.3%(▲1.9pt)。(良い目安:売上増、悪い目安:利益率低下)
  • 戦略の方向性: 情報サービスで上流工程・高付加価値化、セキュリティシステムで出入管理(ALLIGATE)やリカーリングビジネス拡大を推進。人材・技術投資やプロジェクト管理強化を継続。中長期で2030年計画を軸に資本コスト・株価を意識した経営を実行。
  • 注目材料: 生成AIの稼働最適化技術「EGAM」開発・特許取得、リカーリング製品売上が前期比119%で拡大、2030年までの配当方針(配当性向50%以上、DOE4%下限)公表。
  • 一言評価: 売上拡大と成長投資の成果は示されたが、収益性改善(不採算プロジェクトの対応)が短期の肝。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社アイ・エス・ビー(ISB CORPORATION)、事業分野:情報サービス事業(ソフトウェア開発:受託開発/SES/MDM・IoT等)・セキュリティシステム事業(出入管理システムALLIGATE等)
  • 代表者名: 若尾 一史(代表取締役社長)
  • 設立: 1970年6月
  • 資本金: 24億1,024万円(2025年4月28日現在)
  • 上場: 東京証券取引所 プライム市場(証券コード:9702)
  • 従業員数(連結): 2,757名(2025年12月31日現在、パートおよび嘱託含む)
  • 連結子会社: 国内7社、海外1社
  • 説明会情報: 開示日 2026年2月13日(説明会形式・参加対象は資料に明記なし)
  • 説明者: 若尾 一史(代表取締役社長) — 要旨:中長期計画2030の策定、株主還元方針提示、成長投資の実行とプロジェクト管理強化の必要性を表明
  • 報告期間: 対象会計期間 2025年12月期(資料は2025年12月末時点で作成)
  • セグメント: 情報サービス事業(受託開発・SES・MDM・IoT等)、セキュリティシステム事業(出入管理/ALLIGATE・リカーリング製品)

業績サマリー

  • 主要指標(連結、単位:百万円)
    • 売上高: 37,020(前年 33,954 → +3,066、前年同期比 +9.0%) (良い目安:増収)
    • 営業利益: 2,314(前年 2,800 → ▲486、前年同期比 ▲17.4%) 営業利益率: 6.3%(前年 8.2%、▲1.9pt) (悪い目安:減益)
    • 経常利益: 2,384(前年 2,892 → ▲508、前年同期比 ▲17.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 1,435(前年 2,032 → ▲597、前年同期比 ▲29.4%)
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 125.31円(前年 177.80円 → ▲52.49円、前年同期比 ▲29.5%)
  • 予想との比較
    • 会社予想に対する達成率(2025年計画比、資料記載)
    • 売上高: 計画比 100%(計画 36,900 → 実績 37,020)
    • 営業利益: 計画比 87%(計画 2,660 → 実績 2,314)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 計画比 85%(計画 1,690 → 実績 1,435)
    • サプライズ: 通期は上方修正した計画を超過して過去最高売上を達成(ポジティブ)。一方、不採算プロジェクトの発生に伴う一過性費用等で営業利益が計画未達(ネガティブ)。
  • 進捗状況
    • 通期予想に対する進捗率(2025実績に対する計画比): 売上 100%(達成)、営業利益 87%(未達)、純利益 85%(未達)
    • 中期経営計画(中計2026)に対する達成状況: 売上は中計での目標を達成(2024・2025とも過去最高売上)、営業利益は2025年計画未達(計画比87%)
    • 過去同時期比較: 売上は連続増収(過去最高更新)、利益は成長投資と不採算案件の影響で低下
  • セグメント別状況(2025年実績:単位 百万円、前年対比を併記)
    • 情報サービス事業(報告セグメント合計): 31,508 → 前年 28,991、前年同期比 +8.7%(良)
    • 主な内訳(事業領域): ビジネスインダストリー 13,644(前期比 +10.5%)、エンタープライズ 12,134(前期比 +12.4%)、モビリティ 5,320(前期比 +0.8%)
    • セキュリティシステム事業: 5,512 → 前年 4,962、前年同期比 +11.1%(良)
    • プロダクト(リカーリング等): 410(前期 563 → 前期比 ▲27.2%)※一部単年度案件の反動等で減収

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス: DX需要の旺盛さにより業務システム・組込みとも堅調、金融(証券)・公共(自治体標準化)・セキュリティが増収牽引。リカーリング製品(ALLIGATE、建設現場用CR、FiT SDM等)も拡大。
  • 増減要因
    • 増収の主要因: DX需要、金融(証券)案件、公共案件、セキュリティ需要、リカーリング製品の拡大(前期比119%)
    • 増益/減益の主要因: 単価改善・上流工程案件の拡大は収益性向上に寄与したが、成長投資(オフィス移転、処遇改善、採用/教育)、広告宣伝費、のれん償却、一部不採算プロジェクトによる原価増、パートナー確保・処遇改善等のコスト増が重なり営業利益が悪化
  • 競争環境: 資料内での明示は限定的(競合比較データは記載なし)。高付加価値案件・上流工程獲得とリカーリングの拡大を競争力の源泉と位置付け
  • リスク要因(資料に記載のもの)
    • 不採算プロジェクトの発生とそれに伴う収益性悪化(再発防止が課題)
    • 技術者確保・育成の継続的な必要性(人材が競争力維持の鍵)

テーマ・カタリスト

  • 中期計画で示された成長ドライバー(資料記載のみ)
    • DX、金融(証券)、公共(自治体標準化)、セキュリティシステムの拡大
    • リカーリング製品(ALLIGATE、建設現場用CR、FiT SDM)の拡大
    • 上流工程(AMBC子会社化等)による高付加価値案件の強化
    • AI技術(EGAM)開発・特許取得による効率的な生成AI運用
    • 人材育成・技術力強化、プロジェクトリスク管理の強化
  • リスク・チャレンジ(資料記載のみ)
    • 不採算プロジェクトの再発リスク
    • 人材確保・育成の継続的負荷
  • 周辺知識からの補完は禁止(ここでは資料記載事項のみ列挙)

注視ポイント

  • 経営陣が強調した戦略の実行進捗を測る指標(資料記載の変数のみ)
    • リカーリング製品売上推移(数値は資料にて継続観察)
    • 上流工程・高付加価値案件の比率(受注構成)
    • 営業利益率(%)および営業利益の回復動向
    • 不採算プロジェクト件数・損失額(再発防止の効果測定)
    • 連結ITエンジニア数の増減(中計開始前の2023年比で110%に増加)
    • 配当性向・DOEの推移(中長期方針との整合性)
  • 次回決算で確認すべき論点(資料記載の変数に限定)
    • 不採算プロジェクト是正の進捗(件数・影響額)
    • リカーリング製品の継続成長(ALLIGATE、FiT SDM等)
    • 2026年業績予想(売上385億、営業利益30.0億等)の進捗
    • 人材投資(採用・教育)およびITエンジニア数の実績
    • 中長期経営計画2030に関するKPI設定・初期進捗(配当方針の影響含む)
  • 説明資料に記載のある変数のみから論じる(外部要因は除外)

戦略と施策

  • 現在の戦略
    • 情報サービス: 受託開発・SES基盤の拡大、上流工程展開(AMBC子会社化等)による高付加価値化
    • セキュリティシステム: 出入管理(ALLIGATE)機能向上とリカーリングビジネス拡大、エンジニアリングサービスへの進出
    • 資本コストや株価を意識した経営、2030に向けた株主還元強化
  • 進行中の施策(資料記載)
    • 人材(採用・教育)強化、処遇改善、オフィス移転・統合による生産性向上
    • プロジェクトリスク管理プロセスの見直し(大型案件の複数部門レビュー等)
    • 生成AI最適化技術EGAMの開発・特許取得と将来のソリューション展開
    • 2024–2025で成長投資合計24.6億円を費用計上(採用・処遇改善・オフィス環境・IT等)
  • セグメント別施策と成果
    • モビリティ: 車載・メーター領域の技術者育成と既存顧客シェア拡大
    • ビジネスインダストリー: DX・業務システムでの受注拡大、組込みはセキュリティ・医療系が堅調
    • エンタープライズ: 証券系受注好調、自治体標準化への対応強化
    • プロダクト(MDM・IoT): 大口顧客獲得でID数増加も、前期単年案件の反動で全体は減収
    • セキュリティ: ALLIGATEの大口案件獲得でリカーリング急拡大
  • 新たな取り組み(説明会で発表)
    • 中長期経営計画2030の策定、株主還元方針の明確化(配当性向目標、DOE目標)
    • EGAMの事業化・他業種適用の検討

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年12月期、資料記載)
    • 売上高: 385億円(2025実績から +14.8億円)
    • 営業利益: 30.0億円(+6.8億円)
    • 経常利益: 30.5億円(+6.6億円)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 18.5億円(+4.1億円)
  • 予想の前提条件: 資料上での為替レート等の詳細前提は記載なし(–)
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 売上成長はDX・公共・金融・セキュリティの継続需要とリカーリング拡大を根拠としているが、利益面は不採算案件の是正と成長投資の効果が前提(経営陣は売上見通しに自信を示しつつ、利益改善に向けた管理強化を強調)
  • 予想修正
    • 通期予想の修正有無: 2025年は2Qに上方修正し実績はそれを超過。2026年は新たに提示した予想(修正前との比較は資料に明示なし)
    • 修正の主要ドライバー(資料記載): リカーリング拡大、上流工程案件拡大、セキュリティ受注増
  • 中長期計画とKPI進捗
    • 中期経営計画2026の振り返りでは売上は計画達成、営業利益は未達。新たに「中長期経営計画2030」を策定(配当・DOE目標を含む)
    • ITエンジニア数:2023年比で110%まで増(中計での重要KPI)
    • 売上・利益の数値目標(2030の具体値)は資料に未記載(–)
  • 予想の信頼性: 過去の実績では売上予想は達成されているが、営業利益は計画未達となる期もあるため、利益面は実行力(プロジェクト管理)の影響が大きい
  • マクロ経済の影響: 資料内での為替・金利などの前提や感応度は記載なし(–)

配当と株主還元

  • 配当方針: 新・株主還元方針(資料記載) — 2030年までに配当性向50%以上、DOE4%を下限とする方針を提示
  • 配当実績・見通し(資料)
    • 2024年実績: 54円(配当性向 30.4%)
    • 2025年予定: 55円(配当性向 43.9%)→ 前年比増配(+1円、増配は良い目安)
    • 2026年予想: 70円(配当性向 43.4%)
  • 特別配当: 資料に記載なし(なし)
  • その他株主還元: 自社株買い・株式分割等の記載なし(–)

製品やサービス

  • 主要製品・サービス(資料記載)
    • ALLIGATE(クラウド出入管理システム) — リカーリング収益の主力
    • 建設現場用CR(プロダクト)
    • FiT SDM(MDM系リカーリングサービス)
    • 医療DXソリューション(プライム案件での要件定義〜開発・評価)
    • EGAM(Effective Generative AI Management) — 生成AI稼働の最適化技術(特許取得)
  • 販売状況: リカーリング製品の売上は増加(前期比119%)、ALLIGATEの大口案件獲得で拡大
  • 協業・提携: 資料上の具体的提携情報は限定的(–)
  • 成長ドライバー: リカーリング、MDM/IoT大口案件、金融・公共案件、EGAMを含むAI技術の商用展開

Q&Aハイライト

  • Q&Aセッションの記載: 説明資料内にQ&Aの記載はなし(資料に記載なし)
  • 注記: 次回決算やIR開示でのQAで上記注視ポイント(不採算案件の改善、リカーリング成長、利益率回復)に関する問答が期待される

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや強気(売上拡大・事業基盤強化に自信を示す一方、利益面については不採算プロジェクト等の課題を認め改善に取り組む姿勢)
  • 表現の変化: 前回説明会との比較での具体的差分は資料に記載なし(–)
  • 重視している話題: 中長期計画(2030)策定、株主還元方針、プロジェクトリスク管理、人材・技術力強化、リカーリングの拡大
  • 回避している話題: 資料内での詳細な競合比較や個別不採算案件の詳細金額等は限定的に記載(深掘りは回避)

投資判断のポイント

  • ポジティブ要因(資料記載のもの)
    • 売上は連続増収で過去最高を更新(DX・金融・公共・セキュリティが牽引)
    • リカーリング製品が着実に増収(前期比119%)で安定収益基盤を強化
    • EGAM等の技術開発・特許取得により新たなソリューション展開の可能性
    • 中長期での株主還元方針明確化(配当性向・DOE目標)
  • ネガティブ要因(資料記載のもの)
    • 不採算プロジェクト発生による収益性悪化(営業利益未達)
    • 成長投資・処遇改善等で当面費用負担が大きい
    • プロダクト(単年案件の反動)で一部減収
  • 不確実性: 不採算プロジェクトの再発防止とプロジェクト管理強化の効果がいつどの程度出るか、リカーリング拡大の持続性
  • 注目すべきカタリスト(資料記載)
    • リカーリング製品の継続的成長(ALLIGATE・FiT SDMの導入状況)
    • 2026年業績(売上385億・営業利益30.0億)の着地状況
    • 中長期経営計画2030の具体KPI公表と実行進捗
    • EGAMの事業化進捗

重要な注記

  • 会計方針: 資料内での会計方針変更の明示はなし(–)
  • リスク要因(特記事項): 不採算プロジェクトの発生が業績に与える影響、プロジェクト受注前後の管理体制の強化が課題として明示
  • その他: 本資料は2025年12月末時点の状況で作成、将来の予想は変更される可能性がある旨の注記あり

(不明な項目は — と表記しています。なお、本要約は資料記載内容に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9702
企業名 アイ・エス・ビー
URL http://www.isb.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.50)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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