2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想の修正を行っておらず、決算発表自体に会社予想の下方/上方修正はなし(決算発表は予想と「変更なし」)。
  • 業績の方向性:売上高は減収、利益は大幅減益(増収減益ではなく減収減益に近い)。売上高80,679百万円(前年同期比▲2.9%)、営業利益4,302百万円(前年同期比▲39.5%)。
  • 注目すべき変化:営業利益の大幅減(▲39.5%)が最大のポイント。減益要因は主に為替の円高による影響、原材料(アンチモン)価格高騰、並びに中国経済の停滞。さらに当第3四半期で減損損失(974百万円)を計上。
  • 今後の見通し:会社は通期予想を据え置き。第3四半期累計の進捗は売上高74.0%、営業利益75.5%、親会社株主帰属当期純利益84.3%で、会社予想達成の可否は第4四半期の為替・原材料・需要動向に依存。
  • 投資家への示唆:注視点は(1)為替・原材料価格の推移、(2)中国市場の需要回復/悪化動向、(3)減損計上の継続性。会社は設備投資(工場自動化・新工場稼働)等で収益基盤強化に努めている点を確認。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:オカモト株式会社
    • 主要事業分野:産業用フィルム・テープ等の「産業用製品」、コンドーム、手袋、衛生用品等の「生活用品」、物流受託・太陽光発電等の「その他」
    • 代表者名:代表取締役 社長執行役員 岡本 邦彦
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
  • セグメント:
    • 産業用製品:一般用/工業用フィルム、多層フィルム、粘着テープ、工業テープ、食品衛生用品等
    • 生活用品:コンドーム、浣腸、除湿剤、カイロ、手袋、メディカル製品等
    • その他:物流受託事業、太陽光発電事業
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):17,699,367株(2026年3月期第3四半期)
    • 期末自己株式数:607,111株(2026年3月期第3四半期)
    • 期中平均株式数(四半期累計):17,188,968株
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(2026/2/10)にて第3四半期短信公表(通期予想は据え置き)
    • IRイベント:決算説明会の有無は記載なし(補足資料の有無欄空欄のため詳細は–)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想との比較による進捗/達成率)
    • 売上高:累計売上高80,679百万円。通期予想109,000百万円に対する達成率 74.0%。
    • 営業利益:累計4,302百万円。通期予想5,700百万円に対する達成率 75.5%。
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:累計3,626百万円。通期予想4,300百万円に対する達成率 84.3%。
  • サプライズの要因:
    • 主因:為替の円高(会社は1ドル当たり約4円の影響と記載)、原材料(中国のレアメタル規制に伴うアンチモン価格高騰)、中国市場の需要低迷。
    • その他:減損損失(当第3四半期累計で974百万円)計上が営業外・特別項目に影響。
  • 通期への影響:会社は業績予想の修正を行っていない。第3四半期累計の進捗は売上・営業利益ともに7割台後半で、年度末にかけては為替・原材料価格と中国需要がキーリスク。
  • 対会社予想差分(会社通期予想との単純比較)
    • 売上高:実績−通期予想 = 80,679百万円 − 109,000百万円 = ▲28,321百万円(対予想比 ▲26.0%)
    • 営業利益:実績−通期予想 = 4,302百万円 − 5,700百万円 = ▲1,398百万円(対予想比 ▲24.5%)
    • 親会社株主帰属当期純利益:実績−通期予想 = 3,626百万円 − 4,300百万円 = ▲674百万円(対予想比 ▲15.7%)
    • ※注:上記は「第3四半期累計実績」と「通期予想」の単純比較であり、四半期別の目標値と比較したものではありません。

財務指標

  • 財務諸表の要点(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
    • 売上高:80,679百万円(前年同期比 ▲2.9%)
    • 売上原価:64,806百万円
    • 売上総利益:15,872百万円
    • 販売費及び一般管理費合計:11,570百万円
    • 営業利益:4,302百万円(前年同期比 ▲39.5%)
    • 経常利益:6,223百万円(前年同期比 ▲26.3%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,626百万円(前年同期比 ▲28.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):210.99円(前年同期比 ▲27.6%)
    • 営業利益率:5.3%(4,302 ÷ 80,679)
  • 収益性指標
    • ROE(概算):約3.7%(親会社株主に帰属する当期純利益3,626百万円/平均自己資本(概算)98,867百万円)。目安:8%以上が良好 → 現状は低め。
    • ROA(概算):約2.4%(3,626百万円/平均総資産約152,337百万円)。目安:5%以上が良好 → 現状は低め。
    • 営業利益率:5.3%(業種平均は記載なしのため比較は留保)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗率:74.0%(80,679/109,000)
    • 営業利益進捗率:75.5%(4,302/5,700)
    • 純利益進捗率:84.3%(3,626/4,300)
    • 過去同期間との比較:前年同期は累計で売上高83,046百万円、営業利益7,112百万円。今期は利益面で進捗が悪化。
  • キャッシュフロー(注記)
    • 第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(作成せず)。
    • 現金及び預金:33,707百万円(前連結年度末41,337百万円、減少7,629百万円(会社本文記載))
    • 減価償却費:2,153百万円(当第3四半期累計)
    • 営業CF/純利益比率:作成されていないため算出不可(CF明細不在のため)。
  • 財務安全性
    • 総資産:158,540百万円、純資産:103,486百万円、自己資本比率:65.2%(安定水準)
    • 総負債:55,054百万円
    • 流動資産 83,032百万円 / 流動負債 35,663百万円 → 流動比率(概算)232.8%(健全)
    • 有利子負債(概算):短期借入金2,220百万円+長期借入金1,100百万円=3,320百万円(負債全体に対する比率は低め)
  • 効率性
    • 総資産回転率(概算):売上高 80,679 ÷ 総資産 158,540 ≒ 0.51回
  • セグメント別(第3四半期累計)
    • 産業用製品:売上高56,296百万円(前年同期比▲0.5%)、セグメント損失△162百万円(前年は1,233百万円の利益)
    • 生活用品:売上高24,197百万円(前年同期比▲8.0%)、セグメント利益5,872百万円(前年同期比▲20.0%)
    • その他:売上高2,635百万円(前年同期比▲2.8%)、セグメント利益288百万円(前年同期比▲17.0%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益77百万円
  • 特別損失:合計1,052百万円(固定資産除却損7百万円、減損損失974百万円、災害損失70百万円、その他合計)
    • 減損損失の内訳:産業用製品966百万円、生活用品7百万円(合計973百万円表記の差は四捨五入等)
  • 一時的要因の影響:減損の計上が利益を押し下げており、これを除いた実質的な営業状況も為替・原材料等で圧迫されている点が重要。
  • 継続性の判断:原材料価格動向および中国需要の回復・悪化に依存するため、減損の追加発生や一時的要因の継続が今後の注視点。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年3月期:中間60円、期末60円、年間合計120円
    • 2026年3月期(予想):中間60円(支払済)、期末60円(予想)、年間合計120円(据え置き)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):年間配当120円/通期EPS予想246.95円 ≒ 48.6%
  • 特別配当の有無:なし。自社株買いは期中に自己株式の取得・消却・処分あり(自己株式の増加・消却等の記載あり)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:短信本文に具体的な当期設備投資額の記載はなし(固定資産の増加は75,508百万円へ、前期末比+18,722百万円と記載)。
    • 固定資産増加の主因:有形固定資産増加2,831百万円、投資有価証券増加17,038百万円(本文参照)。
    • 減価償却費:2,153百万円(当第3四半期累計)
  • 研究開発:R&D費用の明示的記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報のみ)

  • 棚卸資産(商品及び製品):10,734百万円(前連結会計年度末11,349百万円、前年同期比▲5.4%)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)

セグメント別情報(要点)

  • 産業用製品:売上高56,296百万円(前年同期比▲0.5%)。セグメント損失△162百万円(前年は1,233百万円の利益)→ 減損等で構成悪化。主要品目別では多品目で増減入り混じるが自動車内装材は地域差・在庫調整で全体は減少。
  • 生活用品:売上高24,197百万円(前年同期比▲8.0%)、セグメント利益5,872百万円(前年同期比▲20.0%)。コンドーム・医療用手袋等で海外・価格競争の影響。
  • 地域別売上:国内/海外比率の明示的内訳は短信に記載なし(ただし中国向け減少の記載あり)。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画に関する明示的な数値目標の記載はなし(–)。
  • 進捗としては新基幹システム導入、工場自動化投資、岡山新工場竣工(11月)等が中長期の生産・物流基盤強化に資すると明記。

競合状況や市場動向

  • 競合との直接比較データはなし(–)。
  • 市場動向として短信に記載のもの:米国通商政策の不確実性、中国経済の低迷、物価高に伴う消費マインド低下等がマクロリスクとして記載。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている内容のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • 半導体関連の工業用フイルムが堅調
    • 国内食品向け多層フイルムの採用増
    • 新規採用・小巻ラップ拡販等でラップ売上増
  • 中長期的な成長分野:
    • 新基幹システムによる調達・生産・在庫管理の効率化
    • 岡山新工場竣工による生産・物流体制強化
    • 工場自動化投資による生産性向上
  • リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
    • 為替(円高)の影響(1ドル当たり約4円の影響と明記)
    • 原材料価格高騰(中国のレアメタル規制に伴うアンチモン価格高騰)
    • 中国経済の停滞による需要低迷

注視ポイント(次四半期に向けた論点)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上74.0%、営業利益75.5%、純利益84.3%。第4四半期での為替・原材料・中国需要の動向が達成可否の主要論点。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:営業利益・経常利益・純利益はいずれも前年同期比で大幅減(営業利益▲39.5%等)であり、利益面の改善トレンドの有無を次四半期で確認。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:短信では通期予想の前提(為替レート等)の詳細提示はないため、為替・原材料価格の前提が保守的かどうかは不明。
  • その他:減損損失の一巡性(今後追加の減損が必要かどうか)を注視。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(2026年3月期):売上高109,000百万円(前期比+0.1%)、営業利益5,700百万円(前期比+34.5%)、経常利益7,000百万円(前期比+28.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,300百万円(前期比+35.6%)、1株当たり当期純利益246.95円。
    • 修正の有無:現在のところ会社は通期予想を変更せず(据え置き)。
  • 予想の信頼性:会社は第3四半期までの実績進捗を踏まえつつも据え置きとしたため、外部環境(為替・原材料・中国需要)の変動次第で達成難易度が変わる点に留意。
  • リスク要因(短信に明記されたもの):為替変動、原材料価格高騰(アンチモン等)、中国経済の停滞、地政学リスク等。

重要な注記

  • 会計方針:短信に「会計基準等の改正に伴う会計方針の変更」の項目があるが、詳細記載は限定的(本文の該当欄参照)。
  • その他:第3四半期連結累計期間における自己株式取得・消却・処分の記載あり(自己株式の増加・消却に伴う株主資本の変動)。

(不明な項目は — と記載しました。資料は会社提出の短信本文に基づいて整理しています。投資助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5122
企業名 オカモト
URL http://www.okamoto-inc.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – ゴム製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.50)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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