2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期業績予想に修正は無し(公表どおり据え置き)。第3四半期累計実績は市場予想(コンセンサス)情報が本文にないため、「通期予想に対する進捗率」で評価。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比▲3.7%(減収)、営業利益は前年同期比▲2.8%(減益)だが、経常利益は+2.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益は+39.8%と純利益は大幅増。
- 注目すべき変化:版権事業の売上が前年同期から大幅減(▲50.4%)で全体に影響する一方、商品販売事業が大幅増(+215.5%)で利益に寄与。受注損失引当金の計上など制作関連コスト上昇の影響あり。
- 今後の見通し:通期見通し(売上15,772百万円等)は修正無し。第3四半期累計の進捗は売上66.9%、営業利益67.2%、純利益73.5%で、現状で通期据え置きとなっている。
- 投資家への示唆:版権収入は季節性・大型案件影響が大きく振れやすい点、映像制作での制作期間長期化・コスト高騰に伴う受注損失引当金の動向が通期達成の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社IGポート
- 主要事業分野:映像制作事業(アニメ企画・制作)、出版事業(コミック雑誌・コミックス等)、版権事業(権利収入、印税等)、商品販売事業(キャラクター商品卸等)、その他(イラスト等)
- 代表者名:代表取締役社長 石川光久
- 報告概要:
- 提出日:2026年4月14日
- 対象会計期間:2026年5月期 第3四半期累計(2025年6月1日~2026年2月28日)
- セグメント:
- 映像制作事業:TV・配信・劇場・その他アニメ映像制作
- 出版事業:コミック誌、コミックス(紙/電子)等の企画・販売
- 版権事業:映像コンテンツの版権料、原作印税等
- 商品販売事業:キャラクター商品等の卸売・店舗関連
- その他:雑誌イラスト、講師料等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):20,221,600株(2026年5月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):20,081,963株(当第3四半期)
- 自己株式数(期末):175株(当第3四半期)
- 今後の予定:
- 決算発表:決算短信(本資料)公表済
- 株主総会/IRイベント:–(短信に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(通期会社予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高:実績 10,560,244千円、通期予想 15,772,000千円、達成率 66.9%
- 営業利益:実績 1,203,413千円、通期予想 1,792,000千円、達成率 67.2%
- 純利益(親会社株主帰属):実績 997,290千円、通期予想 1,358,000千円、達成率 73.5%
- サプライズの要因(上振れ/下振れの主な理由)
- 下振れ要因:版権事業の収入が前期に比べ大幅減(大型作品の前期寄与の反動)。
- 上振れ要因:商品販売事業が大幅増(店舗許諾金や卸売増)で営業利益を押し上げたほか、営業外収益(持分法投資利益、為替差益)が増加し経常利益を支援。法人税等の負担減も四半期純利益を押上げ。
- コスト要因:映像制作で制作期間長期化や人件費・外注費高騰により受注損失引当金を計上。
- 通期への影響:会社は通期予想を据え置き。進捗率は概ね2/3程度であり、版権収入の回復や制作コストの動向が通期達成の分岐点となる。
- 対会社予想差分(会社予想が通期で公表されているため、第3四半期累計との乖離を示す)
- 売上高:実績は通期予想に対して▲5,211,756千円(▲33.1%:実績は通期予想の66.9%)
- 営業利益:実績は▲588,587千円(▲32.8%:実績は通期予想の67.2%)
- 純利益:実績は▲360,710千円(▲26.5%:実績は通期予想の73.5%)
財務指標
- 財務諸表の要点(当第3四半期累計:2026年2月28日)
- 資産合計:14,488,738千円(前期末 13,092,090千円、増加 +1,396,648千円)
- 負債合計:4,175,656千円(前期末 5,262,694千円、減少 ▲1,087,038千円)
- 純資産合計:10,313,082千円(前期末 7,829,395千円、増加 +2,483,687千円)
- 現金及び預金:6,843,740千円(前期末 4,650,042千円、増加 +2,193,697千円)
- 収益性
- 売上高:10,560,244千円、前年同期比 ▲3.7%、金額差 ▲408,886千円
- 営業利益:1,203,413千円、前年同期比 ▲2.8%、金額差 ▲34,848千円
- 営業利益率:11.4%(1,203,413 / 10,560,244、概算)
- 経常利益:1,270,934千円、前年同期比 +2.4%、金額差 +29,356千円
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:997,290千円、前年同期比 +39.8%、金額差 +295,954千円
- 1株当たり四半期純利益(EPS):49.66円(前年同期 37.30円、+33.2%)
- 収益性指標(年初来累計ベース)
- ROE(累計ベース、四半期純利益 / 平均純資産):約 11.0%(算出根拠:997,290千円 ÷ 平均純資産約9,071,239千円、累計ベース)
- 目安:11.0%(良好、目安8%以上)
- ROA(累計ベース、四半期純利益 / 平均総資産):約 7.2%(概算、良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:66.9%
- 営業利益進捗率:67.2%
- 純利益進捗率:73.5%
- 過去同期間との比較:売上は前年同期比でやや減速だが、純利益は税負担減等で改善
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(短信注記)。
- 現金及び預金残高:6,843,740千円(前連結会計年度末比 +2,193,697千円)
- 営業CF / 純利益比率:–(営業CF未開示)
- フリーCF:–(未開示)
- 財務安全性
- 自己資本比率:71.2%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 負債/資産比率:負債合計 4,175,656 千円 / 資産合計14,488,738千円 → 28.8%
- 負債/純資産(負債資本比):約40.5%(4,175,656 / 10,313,082、概算)
- 流動比率:流動資産 12,077,486 ÷ 流動負債 3,693,492 ≒ 327%(良好)
- 効率性
- 総資産回転率(累計):売上高 10,560,244 ÷ 平均総資産約13,790,414 ≒ 0.77回
- 売上高営業利益率:11.4%
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当無し(当第3四半期累計)
- 特別損失:該当無し(当第3四半期累計)。前期は減損損失2,037千円が計上されていた。
- 一時的要因の影響:当期は法人税等の減少が純利益押上げ要因(法人税等合計 273,643千円、前期 538,205千円)。
- 継続性の判断:版権収入は季節性・大型案件依存が強く、再現性は限定的。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2026年5月期)
- 期末配当(予想):17.00円(2026年5月期予想)
- 年間配当予想:17.00円(2026年5月期予想、修正無し)
- 配当性向:通期予想EPS 67.55円に対する配当性向 ≒ 25.2%
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため未算出)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:第三者割当(サンリオ)等の資本提携による資本増強等の記載あり。自社株買いは短信に記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(短信に金額の開示無し)
- 減価償却費:当第3四半期累計で 274,066千円(注記)
- 研究開発費:–(個別のR&D費開示無し)
- 主な投資内容:–(開示無し)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注損失引当金 571,900千円(当第3四半期、前期は511,792千円)と受注案件の採算悪化に備えた計上あり。
- 在庫状況:
- 商品及び製品 247,875千円(前期末 166,653千円、増加 +81,222千円、+48.8%)
- 在庫回転日数:–(短信に記載なし)
- 在庫の質:製品・仕掛等の内訳は貸借対照表で提示
セグメント別情報
- セグメント売上高(当第3四半期累計)
- 映像制作事業:5,973,588千円(前年同期比 +12.7%)
- セグメント損失(営業):▲670,574千円(前年は▲813,225千円、損失縮小)
- 出版事業:1,679,179千円(前年同期比 ▲1.1%)、営業利益 230,804千円(前年同期比 ▲35.6%)
- 版権事業:1,721,789千円(前年同期比 ▲50.4%)、営業利益 1,146,887千円(前年同期比 ▲32.8%)
- 商品販売事業:998,488千円(前年同期比 +215.5%)、営業利益 631,593千円(前年同期比 +712.0%)
- その他事業:187,197千円(前年同期比 +1.4%)、営業利益 9,522千円(前年同期比 ▲47.5%)
- セグメント戦略/所見(短信記載に基づく)
- 映像制作:複数のTV/劇場/配信向け作品を制作進行中。制作費高騰や長期化で受注損失引当金計上。
- 出版:電子書籍中心の既刊好調だがオリジナル新作の伸び悩み。
- 版権:前期の大型作品収入の反動で売上減。
- 商品販売:店舗許諾金計上や卸増で大幅増収増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:–(短信に具体的な中期計画進捗数値の記載なし)
- KPI達成状況:–(KPIの明示がないため省略)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:–(短信に他社比較の記載なし)
- 市場動向:映像制作における制作費上昇・外注費高騰、版権収入の季節性・大型案件依存といった業界動向への言及あり。
テーマ・カタリスト(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的成長分野:
- 商品販売事業の拡大(I.G & WIT Anime Studio Store、店舗開設許諾金、国内卸売増)
- 電子書籍による既刊作品の販売好調(例:「魔導具師ダリヤ」等)
- 中長期的成長分野:
- 制作委員会出資による収益分配(その他の収益に含む)
- 資本業務提携(株式会社サンリオ)による事業連携の可能性(第三者割当の実施)
- リスク要因(短信に明記されたもののみ):
- 制作期間の長期化、人件費・CG外注費等の高騰(受注採算悪化リスク、受注損失引当金計上)
- 版権収入の季節性・大型案件依存による収益の変動
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文記載の項目のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:現時点の進捗は売上66.9%、営業利益67.2%、純利益73.5%。会社は通期予想を据え置きだが、版権収入の回復と制作コスト動向が達成のポイント。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:版権事業売上が大幅減、商品販売の急拡大、映像制作は売上増だが損失計上が続く—セグメント構成の変化に注目。
- ガイダンス前提条件:短信に為替・原材料等の具体前提の明示なし(よって前提妥当性評価は記載無し)。
- その他注視点:受注損失引当金の動向、製作委員会等からの収益配分(その他の収益)や法人税負担の変動。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年5月期)連結業績予想(変更無し)
- 売上高:15,772,000千円(通期)
- 営業利益:1,792,000千円(通期)
- 経常利益:1,659,000千円(通期)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,358,000千円(通期)
- 1株当たり当期純利益(通期予想EPS):67.55円
- 通期予想の修正有無:無し(短信で明示)
- 予想の信頼性:会社は据え置き。第3四半期累計の進捗は概ね2/3であり、現時点では通期見通し維持。ただし版権収入の回復の度合いや制作コスト高騰が不確実要因。
- リスク要因(短信記載):制作費高騰・長期化、版権収入の季節変動、地政学的リスク等。
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更なし。四半期連結決算作成に特有の会計処理の適用なし。
- 連結範囲の変更:連結範囲の重要な変更あり(除外 2社:株式会社シグナル・エムディ、Great Pretender razbliuto 製作委員会等、詳細は注記)。
- 株主資本の変動:株式会社サンリオとの資本業務提携に伴う第三者割当で資本剰余金増加(資本剰余金 +1,278,896千円)、自己株式処分等の影響あり。
- その他重要事象:当第3四半期連結累計期間に係る重要な後発事象は無し。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3791 |
| 企業名 | IGポート |
| URL | http://www.production-ig.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.51)」によって自動生成されました。
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