2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:期初に公表した業績予想を上回った旨が短信本文に記載されているが、会社の期初予想の具体数値は短信に明示されていないため、達成率等の定量比較は「会社予想未開示」。
- 業績の方向性:売上は前期比▲0.6%でほぼ横ばい、営業利益は▲4.0%減、経常利益は▲4.8%減、親会社株主に帰属する当期純利益は▲0.7%減(増収増益ではなく減収減益寄り)。
- 注目すべき変化:酪農加工製品・農産加工製品が堅調に増収(酪農 +6.7%、農産 +11.6%)だった一方で、水産加工製品の販売数量減や原材料・エネルギー等コスト上昇が利益を圧迫。
- 今後の見通し:2027年3月期は売上 +0.6%、営業利益 +13.7% を見込む(会社予想)。達成には販売数量回復と原材料・エネルギー価格動向の改善、及び同社が掲げるコスト対策の効果継続が必要。
- 投資家への示唆:短期は原材料・エネルギー・物流・人件費の動向が業績の鍵。製品別の販売動向(値上げ後の数量回復)とプロダクトミックス改善の進捗を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社 なとり
- 主な事業分野:食品製造販売事業(主力:水産加工、畜肉加工、酪農加工、農産加工、ポケット菓子、チルド等)および不動産賃貸事業(不動産賃貸)
- 代表者名:代表取締役会長兼社長 名取 三郎
- 証券コード/URL:2922 / https://www.natori.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月13日
- 対象会計期間:2026年3月期(2025年4月1日~2026年3月31日) 通期連結
- 決算補足説明資料:作成あり。決算説明会はなし。
- セグメント:
- 食品製造販売事業:水産加工製品、畜肉加工製品、酪農加工製品、農産加工製品、ポケット菓子製品、チルド製品、その他
- 不動産賃貸事業:不動産の賃貸
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:15,032,209 株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:2,449,756 株
- 期中平均株式数:12,582,496 株
- 時価総額:–(短信に明示なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年6月26日(予定)
- 配当支払開始予定日:2026年6月29日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月25日
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較):
- 売上高:48,584 百万円(会社予想未開示)
- 営業利益:1,890 百万円(会社予想未開示)
- 純利益:1,342 百万円(会社予想未開示)
- ※短信本文では「期初に公表した業績予想を上回った」との記載あり。ただし、短信内に当該期初予想の具体数値は明示されていないため、達成率は記載不可(会社予想未開示)。
- サプライズの要因:
- 正の要因:一部製品の価格改定の浸透、コストコントロールの徹底、プロダクトミックス改善、新製品の市場定着(特に酪農・農産系)により売上・利益貢献。
- 負の要因:いか製品等の価格改定に伴う販売数量の一時的落ち込み、原材料(いか等)、エネルギー価格、物流費、人件費の増加が利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 会社は2027年3月期で増収増益を見込む(売上 +0.6%、営業利益 +13.7%)。達成には原材料・エネルギー価格の推移と販売数量回復、及びコスト改善施策の継続実行が重要。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想が短信本文に明示されていないため、「会社予想未開示」。差分計算は省略。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高:48,584(前年 48,892、前年同期比 ▲0.6%、増減額 △307)
- 売上総利益:10,350(前年 10,310、前年同期比 +0.4%、+39)
- 営業利益:1,890(前年 1,968、前年同期比 ▲4.0%、△78)
- 経常利益:1,928(前年 2,025、前年同期比 ▲4.8%、△96)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,342(前年 1,352、前年同期比 ▲0.7%、△9)
- 1株当たり当期純利益(EPS):106.70 円(前年 107.45 円、前年同期比 ▲0.7%)
- 収益性指標
- ROE:5.0%(前年 5.3%、前年同期比 ▲0.3 ポイント)
- ROA(総資産経常利益率):4.6%(前年 4.8%、前年同期比 ▲0.2 ポイント)
- 営業利益率:3.9%(前年 4.0%、前年同期比 ▲0.1 ポイント)
- 備考:ROE 5.0% は目安:8%以上で良好という目安からは低い水準。
- 進捗率分析(四半期決算該当外):
- 当該決算は通期決算のため四半期進捗率は該当せず(–)。
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:1,675(前年 342、前年同期比 +389.4%、増減額 +1,333)
- 投資CF:▲487(前年 +20、前年同期比 ▲2,435.1%、増減額 △507)
- 財務CF:▲1,191(前年 ▲1,933、前年同期比 +38.4%(改善)、増減額 +742)
- フリーCF(営業CF−投資CF):1,187(前年 362、前年同期比 +227.9%、増減額 +825)
- 現金及び現金同等物期末残高:4,215(前年 4,218、前年同期比 ▲0.1%、△3)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 1,675 に対し純利益 1,342 → 比率 ≈ 1.25(1.0以上で健全)
- 四半期推移(QoQ):四半期詳細は短信添付資料参照(本資料は通期決算のまとめのため、直近四半期のQoQ変化は添付資料に従うこと)。
- 財務安全性
- 総資産:42,585(前年 41,573、+1,012)
- 純資産:27,678(前年 26,213、+1,465)
- 自己資本比率:65.0%(前年 63.1%、+1.9ポイント)(安定水準:目安 40%以上)
- 有利子負債:短期借入金 2,545、長期借入金 898(千円ベースの詳細は財務表参照)
- 現金同等物:4,215(百万円)
- 効率性
- 総資産回転率(売上高/総資産):約 1.1 回(48,584 ÷ 42,585 ≒ 1.14)
- セグメント別(詳細は下段参照)
特別損益・一時的要因
- 特別利益(連結、千円表記の原数値は短信参照)
- 固定資産売却益:75,957 千円(約 75.96 百万円)
- 投資有価証券売却益:5,210 千円(約 5.21 百万円)
- 特別利益合計:81,167 千円(約 81.17 百万円)
- 特別損失
- 固定資産除却損:47,574 千円(約 47.57 百万円)
- ゴルフ会員権評価損:3,580 千円(約 3.58 百万円)
- 特別損失合計:51,154 千円(約 51.15 百万円)
- 一時的要因の影響:
- 固定資産売却益等が計上されているが、特別損失も発生しており、税引前当期純利益は差し引きでおおむね期の営業収益に対して中立的な影響。
- 継続性の判断:
- 固定資産売却益等は一時的要因と判断されるため、持続的な業績改善の根拠とはならない。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期 実績:中間 13.00円(内訳:普通12円+創業88周年記念1円)、期末 13.00円(同内訳)→ 年間合計 26.00円、配当金総額 327 百万円、連結配当性向 24.4%、純資産配当率 1.2%。
- 2027年3月期(予想):中間 15.00円、期末 15.00円、年間合計 30.00円、配当性向予想 25.9%。
- 特別配当の有無:
- 2026年3月期は創業88周年記念配当1円を中間・期末にそれぞれ含む(合計2円相当)。
- 株主還元方針:自社株取得は期中に取得実績あり(自己株式取得:100千円相当の取得あり)。詳細は短信および招集通知参照。
- 配当利回り:–(株価情報が提示されていないため算出不可)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出、千円表記を百万円換算)
- 有形固定資産取得による支出:369,688 千円(約 369.7 百万円)
- 無形固定資産取得による支出:94,429 千円(約 94.4 百万円)
- 合計(有形+無形):464,117 千円(約 464.1 百万円)(前年合計 509,027 千円 → 前年同期比 ▲8.8%)
- 主な投資内容:工場における生産設備導入等(増産・合理化、商品の安全安心対策、老朽化設備の更新)
- 減価償却費:連結で 1,123,976 千円(約 1,124.0 百万円)
- 研究開発
- R&D費用:短信に個別金額の明示なし(–)
- 主な研究開発テーマ:新製品開発(SNS連動商品、期間限定品等)に注力(文中言及あり)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:短信に受注高・受注残等の数値は開示なし(–)
- 在庫状況:
- 原材料及び貯蔵品:4,960 百万円(前年 4,377 百万円、前年同期比 +13.3%、増加額 +583 百万円)
- 商品及び製品(棚卸資産):1,749 百万円(前年 2,027 百万円、前年同期比 ▲13.7%、減少額 △277 百万円)
- 在庫の質:仕掛品は増加(907 → 1,019 百万円)、原材料が増加している点は製造在庫や調達前倒し等の可能性(詳細は短信の注記参照)
- Book-to-Bill等:短信に記載なし(–)
セグメント別情報
- 売上高(連結、単位:百万円)
- 食品製造販売事業:48,154(全売上のほぼ全て、前年比 ▲0.6%、△309)
- 水産加工製品:19,428(前年 20,197、前年同期比 ▲3.8%、△769)
- 畜肉加工製品:8,808(前年 8,910、前年同期比 ▲1.1%、△102)
- 酪農加工製品:9,488(前年 8,894、前年同期比 +6.7%、+594)
- 農産加工製品:2,304(前年 2,063、前年同期比 +11.6%、+240)
- ポケット菓子製品:2,570(前年 2,561、前年同期比 +0.4%、+9)
- チルド製品:1,961(前年 2,012、前年同期比 ▲2.5%、△50)
- その他製品:3,592(前年 3,823、前年同期比 ▲6.0%、△231)
- 不動産賃貸事業:430(前年 428、前年同期比 +0.3%、+1)
- セグメント利益(営業利益ベース、百万円)
- 食品製造販売事業:1,587(前年 1,670、前年同期比 ▲4.9%)
- 不動産賃貸事業:303(前年 299、前年同期比 +1.4%)
- セグメント戦略(短信記載)
- 食品:新製品導入、コラボ商品、販促強化で既存・新規顧客の活性化を図る。酪農・農産カテゴリが牽引。
- 不動産:安定収益源として継続運営。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Next Value up for 80」(第6次中期経営計画、対象期間:第75期〜第80期)。第78期(2025/4〜2026/3)は4年目に相当し、以下3つの重点戦略を推進:
- 1. 新しい楽しさをもった「おつまみ」の提供によるファン拡大(商品開発・コラボ・販促)
- 2. 人材活躍・働きがいのある職場づくり(人事制度・研修等)
- 3. SDGsへの取り組みとガバナンス強化(太陽光導入、モーダルシフト等)
- 進捗状況:
- 新製品・期間限定品やイベント(チーズ鱈の日等)、SNS連動の商品開発等で需要喚起を実施。SDGs関連では工場太陽光発電や物流モーダル化等の取り組みを継続。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信明記分)
- 国内景気は緩やか回復だが、物価上昇の継続による消費減速懸念、原油等エネルギー高騰、国際情勢リスク(中東・ウクライナ等)で先行きは不透明。
- 食品業界では原材料価格上昇に伴う値上げが進む中、販売数量への一時的影響が発生している。
- 競合比較:短信に他社比較の定量データはなく、相対評価は記載なし(–)。
テーマ・カタリスト
- 短期的な成長分野(短信本文に明示)
- 新製品(チータラ® ミニ、チーズinかまぼこ クレヨンしんちゃんパッケージ等)の市場定着
- 酪農加工製品・農産加工製品の販売伸長
- ポケット菓子製品の拡大(JOLLY PACK 等)
- 中長期的な成長分野(短信本文に明示)
- 中期経営計画に基づく新商品開発、販路拡大、ブランド強化
- SDGs対応(太陽光発電、物流のモーダルシフト等)によるコスト構造改善・ESG評価向上
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ)
- 原材料価格の更なる上昇
- エネルギー価格・物流費の高騰
- 消費の減速(物価上昇の継続による影響)
- 国際情勢の不透明化(中東・ウクライナ等)
注視ポイント(次期に向けた論点、短信本文記載変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 2027年3月期予想:売上 48,900 百万円(+0.6%)、営業利益 2,150 百万円(+13.7%)。達成は売上数量回復と原材料・エネルギー価格動向次第(短信記載の前提条件)。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(短信に記載のある指標)
- 製品群別:酪農 +6.7%、農産 +11.6%、水産 ▲3.8% 等、カテゴリごとの増減を注視。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は原材料(為替円安含む)上昇、物流・動力燃料費、人件費上昇を織り込む一方で、プロダクトミックス改善・産地変更・代替原料・価格改定等で吸収する前提を示している。達成はこれら前提の実態次第。
- その他検討点(短信記載のみ):
- 在庫水準・債権債務の管理による営業CF維持・向上、投資計画(増産・合理化設備投資)の執行状況。
今後の見通し
- 業績予想(会社予想:2027年3月期:2026/4/1〜2027/3/31)
- 売上高:48,900 百万円(前年同期比 +0.6%)
- 営業利益:2,150 百万円(前年同期比 +13.7%)
- 経常利益:2,180 百万円(前年同期比 +13.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,460 百万円(前年同期比 +8.7%)
- 1株当たり当期純利益(予想):116.03 円
- 予想の前提条件(短信記載)
- 為替・原材料価格の動向、物流・動力燃料費、人材確保のための賃上げ等を想定。販売面では新製品投入と販促でインストアシェアアップ・新規開拓を図る旨記載。
- 予想の信頼性:
- 会社は具体的な対策(プロダクトミックス改善、代替原料の活用、コストコントロール、価格改定)を示しているが、原材料・エネルギー等の外部変数が大きいため達成はこれらの動向に依存。
- リスク要因(短信に明示されたもの)
- 原材料・エネルギー価格の更なる上昇、消費の減速、国際情勢の影響等。
重要な注記
- 会計方針:会計基準の変更等の適用に関する記載なし(該当事項なし)。
- 監査:決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外と明記あり。
- 役員異動:代表取締役・取締役・監査役等の異動予定が2026年6月26日付で記載(新任候補等の氏名は短信参照)。
- その他:期初の業績予想超過の旨は本文に記載されているが、短信中に当該期初予想の数値提示はない点に注意。
(注)本資料は決算短信(会社公表資料)に基づき作成しています。不明な項目は「–」で表示しています。投資助言や推奨は行っていません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2922 |
| 企業名 | なとり |
| URL | http://www.natori.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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