2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社業績予想の修正は無し。第3四半期累計は「ほぼ予想通り」と言える進捗(通期予想に対する進捗率:売上65.1%、営業利益53.4%、親会社帰属当期純利益61.6%)。
- 業績の方向性:減収減益(連結売上高25,842百万円、前年同期比▲5.8%;営業利益4,464百万円、前年同期比▲22.7%)。
- 注目すべき変化:葬祭関連(東京都域)の死亡者数減少による葬祭収益の下押し、資産コンサルティングで前年度の大型案件終了による大幅減少が主因。情報・人材は事業別に明暗(情報は増収だが利益大幅減、小規模なM&Aでグループ再編進行)。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。第3四半期までの進捗を踏まえると、営業利益は通期目標達成に中長期でやや遅れ感(進捗53.4%)だが、純利益進捗は61.6%で配当予想(年間13.34円)維持の前提は妥当。
- 投資家への示唆:東京都内の死亡者数動向や資産コンサルティング領域での大型案件獲得状況が短期業績に直結。中長期の成長はM&A・新サービス(夕刻葬等)や海外人材施策の成果に依存。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社広済堂ホールディングス
- 主要事業分野:葬祭(火葬・総合斎場運営・葬儀サービス)、情報(出版・商業印刷・IT・BPO)、人材(紹介・派遣・教育等)、資産コンサルティング(金融サービス・相続・不動産仲介)
- 代表者名:代表取締役社長 常盤 誠
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 葬祭公益:都内火葬事業(東京博善)等
- 葬祭収益:総合斎場運営、葬儀サービス等
- 情報:出版・商業印刷、IT受託、BPO等
- 人材:人材紹介・派遣、ITS、海外人材・教育等
- 資産コンサルティング:金融サービス、相続相談・不動産仲介等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:144,340,045株(当第3四半期)
- 期末自己株式数:16,470,295株(当第3四半期)
- 期中平均株式数(四半期累計):141,203,952株
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)提出済
- 株主総会:2026年3月期定時株主総会(通常期)
- IRイベント:決算説明会(アナリスト・機関投資家向け)開催有(資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社通期予想との比較=達成率、会社予想は通期公表値より)
- 売上高:実績25,842百万円 / 通期予想39,750百万円 → 達成率 65.1%
- 営業利益:実績4,464百万円 / 通期予想8,350百万円 → 達成率 53.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績3,319百万円 / 通期予想5,380百万円 → 達成率 61.6%
- サプライズの要因:
- 下振れ要因:東京都内の死亡者数減少による葬祭収益の減少、資産コンサルティングで前年度の大型案件終了に伴う反動減。
- 上振れ要因:一部の事業(印刷のデジタル領域、人材派遣・ITS等)は増収。一方で広告費増等で葬祭収益内の葬儀サービスは利益圧迫。
- 通期への影響:会社は業績予想の修正を行っていない。営業利益の進捗率53.4%はやや遅れ感があるため、下期の需要回復やコスト抑制が続かない場合は達成難度が高まる可能性。
- 対会社予想差分(通期予想に対する第3四半期累計との差分として表示)
- 売上高:実績25,842百万円 と通期39,750百万円の差分 = ▲13,908百万円(▲35.0%)
- 営業利益:実績4,464百万円 と通期8,350百万円の差分 = ▲3,886百万円(▲46.6%)
- 親会社帰属当期純利益:実績3,319百万円 と通期5,380百万円の差分 = ▲2,061百万円(▲38.3%)
- (注)会社は通期見通しを修正しておらず、上記は「通期見通しに対する累計進捗(差分)」を示す。
財務指標
- 財務諸表 要点(当第3四半期:2025年12月31日、単位:百万円)
- 売上高(第3四半期累計):25,842(前年同期 27,444、前年同期比 ▲5.8%)
- 営業利益:4,464(前年同期 5,778、前年同期比 ▲22.7%)
- 経常利益:4,355(前年同期 5,591、前年同期比 ▲22.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,319(前年同期 4,301、前年同期比 ▲22.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):23.51円(前年同期 29.92円)
- 収益性指標:
- 営業利益率:4,464 / 25,842 = 17.3%(前年同期 21.1% 付近)※業種平均との比較は記載無し
- ROE:–(資料に明示無し)
- ROA:–(資料に明示無し)
- 進捗率分析(第3四半期累計に対する通期予想進捗)
- 売上高進捗率:65.1%
- 営業利益進捗率:53.4%
- 純利益進捗率:61.6%
- 過去同期間との比較:前年同期は増収増益であったため、前年同期間比では減少傾向(売上▲5.8%、営業利益▲22.7%)。
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず各CFの金額は未提示(営業CF/投資CF/財務CFの明示数値なし)。
- 現金及び預金:13,534百万円(前連結会計年度末 11,713百万円、増加)
- フリーCF:–(未作成のため表示不可)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF未提示のため算出不可)
- 四半期推移(QoQ):
- QoQ明示値の記載無し(当期は累計表示のため直近四半期単独の比較は資料に記載無し)。
- 財務安全性:
- 総資産:64,138百万円(前期末 77,257百万円)
- 純資産:43,133百万円(前期末 47,940百万円)
- 自己資本比率:65.9%(安定水準)
- 流動負債合計:10,189百万円、固定負債合計:10,816百万円(負債合計 21,005百万円、前期末 29,317百万円)
- 効率性:
- 総資産回転率等の詳細指標は資料に明示無し
- セグメント別(第3四半期累計:各金額は百万円、前年同期比は資料記載)
- 葬祭公益:売上 3,963(前年同期比 ▲3.8%)、セグメント利益 779(+8.4%)
- 葬祭収益:売上 7,727(+3.6%)、セグメント利益 2,555(▲12.5%)
- 情報:売上 9,960(▲4.4%)、セグメント利益 48(▲62.3%)
- 人材:売上 3,921(▲1.1%)、セグメント損失 9(前年同期は損失71、損失縮小)
- 資産コンサルティング:売上 269(▲81.7%)、セグメント利益 10(▲99.2%)
- 財務の解説:
- 資産合計は借入金返済やM&A自己資本取得、自己株式取得などにより減少(77,257 → 64,138)。流動資産の内訳では営業貸付金が大幅減(15,060 → 509)している点が特徴。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(合計129百万円)
- 関係会社株式売却益 28百万円
- 受取保険金 95百万円
- その他 5百万円
- 特別損失(合計117百万円)
- 固定資産除却損 101百万円
- 火災損失 15百万円
- その他 1百万円
- 一時的要因の影響:
- 特別損益の合計は小幅であり、業績本体の減益は主に事業収益性や需要変動によるものであるため、特別損益を除いても減益傾向は明確。
- 継続性の判断:
- 受取保険金や関係会社売却益等は一時的要因とみなされる。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):6.67円(2026年3月期)
- 期末(予想):6.67円(通期合計 13.34円、予想修正無し)
- 配当性向(通期予想ベース):年間配当13.34円 / 会社予想EPS38.09円 = 約35.0%
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため計算不可)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:配当維持方針を継続(資料に明示)。自己株式取得の実施(第3四半期に大量取得あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:資料に四半期累計の設備投資額の明示無し(–)
- 減価償却費:当第3四半期累計で1,259百万円(前年同期 1,377百万円)
- 研究開発費:資料明示無し(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:資料に受注高・受注残高の明示無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:143百万円(前期 121)
- 仕掛品:1,003百万円(前期 233)
- 在庫回転日数等は資料に明示無し(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況(要点は上記「財務指標」参照)
- 葬祭公益は火葬件数減で売上減だが費用減等で増益。
- 葬祭収益は式場利用率低下で総合的には式場売上が減少、葬儀施行数は増だが広告費増で利益減。
- 情報は印刷(デジタル領域)が好調もBPO等で受注進行の段階的寄与。通期では増収増益見込み。
- 人材は派遣・ITSは増収で貢献、海外事業は生徒獲得の伸び悩みで損失拡大。
- 資産コンサルは大型プロジェクト終了で前年大幅減。
- 地域別売上:資料に国内/海外比率の明示無し(ただし人材でベトナム等海外事業あり)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に具体的数値目標やKPIの一覧は無し。M&Aやサービス多様化(夕刻葬)等が中長期の成長施策として明示されている。
- KPI達成状況:資料にKPIの定量的進捗指標の明示無し(–)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:資料に同業他社との直接比較の記載無し(–)
- 市場動向:出版市場縮小、商業印刷は横ばい/デジタル印刷は好調。葬祭は地域の死亡者数動向に強く依存。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的成長分野:
- 「夕刻葬」の提供開始(新サービス)
- グッズ事業の受注活動強化
- 人材領域での都市部派遣ポスト積み上げ、ITS稼働人数の増加
- 中長期的成長分野:
- M&A(横濱聖苑、セレモライフの取得)による事業拡大とPMI推進
- 海外人材育成・渡航前教育(ウズベキスタンMOU等)
- リスク要因(短信本文で明記されたもののみ):
- 東京都内の死亡者数減少による葬祭需要の下押し
- 出版市場の縮小
- 海外事業(日本語教育等)における生徒獲得の不確実性
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文に記載されている変数のみ使用)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:営業利益進捗53.4%はやや遅れ。下期で式場利用率回復や資産コンサルの大型案件再獲得、コスト管理が重要。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:売上・営業利益とも前年同期比で減少(売上▲5.8%、営業利益▲22.7%)。葬祭領域の死亡者数動向が主要因。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は通期見通しを据え置き。為替・原材料等の外部前提は短信本文に数値明示無し(–)。
- その他注視点:M&AのPMI進捗(横濱聖苑・セレモライフ)、人材分野の海外事業(生徒獲得動向)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無:無し(2025年5月公表の予想から変更なし)
- 通期予想(再掲):売上39,750百万円(+3.8%)、営業利益8,350百万円(+0.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,380百万円(+20.6%)、1株当たり当期純利益 38.09円
- 会社予想の前提条件(為替等):詳細条件は添付資料(別紙)参照との記載(短信本文中に具体数値は明示無し)
- 予想の信頼性:会社は修正を行っていないが、第3四半期時点での営業利益進捗がやや低めのため下期の需要回復やコスト管理が重要。
- リスク要因:為替や原材料価格の急変は短信本文に具体的記載なしが、主に葬祭需要動向・大型案件獲得状況が短期業績に影響。
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更、会計上の見積り変更、修正再表示の記載は無し。
- 連結範囲の変更:当第3四半期連結累計において新規2社(株式会社横濱聖苑、株式会社セレモライフ)を連結対象に追加(M&A完了)。
- キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計に係る四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の記載あり。
- 減価償却費:当第3四半期累計の減価償却費1,259百万円(前年同期 1,377百万円)。のれん償却79百万円(前年同期 71百万円)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7868 |
| 企業名 | 広済堂ホールディングス |
| URL | https://www.kosaido.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
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