2025年12月期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 国の型式指定を取得したOBDⅡ型デジタコを起点に物流市場へ本格進出し、販売パートナー体制で台数拡大とストック収益化を図る。一方で、政策動向や物流参入の遅れなど不確実性を織り込んだ保守的な26/12期予想を示した。
- 業績ハイライト: 2025/12期の売上は805百万円(前年同期比 +57.2%:増=好材料)と拡大したが、EV関連需要停滞や大口顧客の事業終了等で営業損失を計上。固定資産・無形固定資産の減損155百万円を特別損失計上(当期純損失の悪化)。
- 戦略の方向性: (1)OBDⅡデジタコ(配線不要・低価格)を2026年4月販売開始し導入台数拡大、(2)販売は販売パートナー経由を主軸に全国展開、(3)モビリティ企業DX・地域共創を柱にストック売上比率を高める。
- 注目材料: 日本初のOBDⅡ型デジタコ(型式指定取得)/国プロジェクト・自治体向け実績の拡大/主要パートナー(NTTドコモ、ゼンリン、都築電気、エネクス等)の連携強化。
- 一言評価: 事業基盤(プラットフォーム・パートナー)を整備し成長シナリオを描く一方、短期的には外部環境と製品商用化の進捗が業績に直結する段階。
基本情報
- 企業概要: 株式会社 Will Smart(東証グロース 175A)
主要事業分野: モビリティ領域におけるDXソリューションの企画・受託開発・運用支援(カーシェア、バスターミナル、公共ライドシェア、IoT車載器等) - 代表者名: 石井 康弘
- 説明会情報: 2026年2月13日 開示資料(決算説明資料)。形式:資料/説明スライド(オンラインの有無明示なし)。参加対象:投資家・関係者向け資料想定。
- 説明者: 代表または経営陣(資料に明示の個別発言書き起こしはなし)。要旨:業績総括、OBDⅡ型デジタコの型式指定取得・販売計画、販売パートナー体制、地域共創・国プロジェクトの推進。
- 報告期間: 対象会計期間 2025年1月~12月(2025/12期)。報告書提出予定日・配当支払開始予定日:資料に記載なし(–)。
- セグメント: 明確な財務セグメント別売上は開示なし。事業上の事業領域は「モビリティ企業DX」「地域共創」「Nextモビリティ(EV関連等)」の3本柱。
業績サマリー
- 主要指標:
- 営業収益(売上高): 805百万円(前年同期比 +57.2%:増=好材料)
- 売上総利益: 231百万円(前年同期比 +47.1%:増=好材料)
- 営業利益(営業損益): △283百万円(前年同期比 ▲24.7%:減=悪材料)
- 営業利益率: ▲35.2%(営業利益/売上高)(目安:マイナス)
- 経常利益: △259百万円(前年同期比 ▲16.1%:減=悪材料)
- 当期純利益: △415百万円(前年同期比 ▲86.1%:減=悪材料)
- 1株当たり利益(EPS): –(資料記載なし)
(注)前期は決算期変更により比較期間が異なる旨の注記ありが、同資料に2024/12期(2024/4~12)数値が掲載されているため上記比率を算出。
- 予想との比較:
- 会社(修正)予想との相対(2025/12期 修正予想(2025年11月21日)比):
- 売上高: 実績805百万円 対計画780百万円 → 達成率 103.2%(対修正業績予想比 +25百万円)
- 営業損益: 実績 △283百万円 対計画 △290百万円 → 達成率 97.6%(対修正業績予想比 +6百万円)
- 経常損益: 実績 △259百万円 対計画 △270百万円 → 対計画比 +10百万円
- 当期純損益: 実績 △415百万円 対計画 △270百万円 → 対計画比 △145百万円(未達、悪化)
- サプライズ: 売上高は修正予想を上回る。だが減損155百万円計上により当期純損失が計上幅で大きくなったことが注目点。
- 進捗状況:
- 通期予想(会社が掲げた2026/12期予想:売上1,150百万円、営業利益50百万円)に対する進捗(2025実績→2026計画比):
- 売上の進捗率: 805/1,150 = 70.0%
- 営業利益・純利益の進捗: 前期は赤字のため単純進捗率算出は適切でないため明示不可(→ 営業利益進捗: –、純利益進捗: –)
- 中期経営計画/年度目標に対する達成率: 2026~2030の中期計画は数値を含め2026年3月公表予定のため、現在の数値進捗は中期計画公表待ち(→ –)。
- 過去同時期との進捗率比較: 20/3期等の長期指標は資料あり(アカウント数・ストック売上等は過去最高更新)が、セグメント別の通期進捗比較は資料に限定的(→ 要注視)。
- セグメント別状況:
- セグメント別売上高・利益の具体数値は資料に開示なし(→ セグメント別数値: –)。
- 事業構成上の位置づけ: 「ショット(案件型)売上」と「ストック(保守・ライセンス)売上」の混在モデル。25/12期はストック売上・アカウント数の過去最高更新、ショット売上はNextモビリティ分野の停滞により低調。
業績の背景分析
- 業績概要: 売上は前年から増加しストック基盤が強化された一方、EV関連需要の伸び悩みや大口顧客の事業終了、物流分野参入の遅延でショット売上が低調。加えて有形・無形固定資産の減損(155百万円)を計上し当期損失が拡大。
- 増減要因:
- 増収要因: プラットフォーム商材の横展開、国プロジェクト受託、地域共創案件(公共ライドシェア等)によりストック収益とアカウント数が増加。
- 減収/減益要因: EV関連需要伸び悩みで案件消滅、大口顧客のカーシェア事業終了、物流向け商品開発遅延。固定資産・ソフトウェアの減損155百万円が特別損失として営業外に影響(結果として当期純損失悪化)。
- 競争環境: 低価格・導入容易性を強みに中小トラック事業者向けにOBDⅡデジタコで差別化を図る。競合は高機能モデルを持つ事業者が存在するが、当社はコストリーダーシップと設置容易性で中小市場を狙う。
- リスク要因:
- 政策・規制(物流効率化法、トラック法等)の動向による市場機会変動
- 主要顧客への依存と業界特化リスク(資料上は特定顧客依存度を2021年64%→2025年6%へ低減)
- 無形固定資産減損リスク、開発・人員投資の回収リスク
- 販売パートナー経由の販売が中心のため、パートナー協働の進捗遅延リスク
テーマ・カタリスト
(資料明示の項目のみ)
- 中期計画で示された成長ドライバー:
- OBDⅡ型デジタコの販売開始(2026年4月予定)
- 販売パートナー体制の構築(NTTドコモ、エネクスライフサービス、都築電気 等)
- 自社プラットフォーム(Will-MoBi)を軸としたストック収益拡大
- 地域共創(公共ライドシェア、路線バス小型化等)および国プロジェクト受託の横展開
- リスク・チャレンジ:
- OBDⅡデジタコの市場浸透速度(補助金活用の可否含む)
- EV関連需要の不確実性
- 開発遅延や人員投資の回収タイミング
- (補完不可)周辺知識からの補完は行わない。
注視ポイント
- 経営陣が強調した戦略の実行進捗を測る指標:
- OBDⅡデジタコの導入台数(販売開始後の月次/四半期台数)
- 販売パートナー経由の台数積上げ (@台数) と販売パートナー数の拡大
- ストック売上高およびストック先アカウント数の増加(継続収益化の度合い)
- 国・自治体案件の受注状況(地域共創の拡大)
- 次回決算で確認すべき論点:
- OBDⅡデジタコの販売実績(導入台数、初期導入単価、通信のストック収益化状況)
- 販売パートナー経由の販売進捗と補助金活用の実績
- 減価償却費減少(減損後の影響)とそれが利益に与える寄与(資料では約45百万円の償却費減少見込み)
- 中期経営計画(2026~2030)の数値開示内容とKPI設定
- 説明資料の変数のみで論じる: 上記は資料で明示されたKPI・注視点のみを列挙。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- 3本柱戦略:モビリティ企業DX、地域共創、Nextモビリティ
- プラットフォーム(パッケージ商品群)を軸に中小事業者・自治体向けのニッチトップを目指す
- 販売は自社営業ではなく「販売パートナー」中心のチャネル戦略
- 非連続的成長としてフィジカル領域の能力獲得(M&Aや戦略的パートナーシップ)
- 進行中の施策:
- OBDⅡ型デジタコの開発完了・型式指定取得(2025/12)→ 2026/4販売開始予定
- パートナー連携強化(NTTドコモ、ゼンリン、都築電気、エネクス等)
- 国内各地域での公共ライドシェア・路線バス小型化実証、国プロジェクト受託(MaaS2.0系等)
- バスターミナル統合管理システム等の納入実績(大阪・関西万博等)
- セグメント別施策:
- モビリティ企業DX: バスターミナル/駅等の統合管理システム提供、鉄道グループ向け案件推進
- 地域共創: 公共ライドシェアや地域交通DX、地銀連携によるローカル展開
- Nextモビリティ: カーシェア等とNTTドコモの連携、EV関連サービス開発(ただし需要は停滞気味)
- 新たな取り組み: 日本初OBDⅡ型デジタコの市場投入、補助金を見据えた中小物流向け拡販施策
将来予測と見通し
- 業績予想(2026/12期:会社予想資料より)
- 売上高: 1,150百万円(前期比 +42.8%)
- 営業利益: 50百万円(前期 △283百万円 → 営業黒字化見込み)
- 経常利益: 50百万円
- 当期純利益: 40百万円
- 予想の前提条件(資料記載の範囲):
- OBDⅡデジタコの販売開始効果による売上拡大、販売パートナー経由での台数積上げ
- 国による中小物流事業者向け補助金等の活用期待(ただし政策動向には不確実性あり)
- 2025年の減損計上により翌期の償却費負担が約45百万円減少する点を織り込む
- 2025年に行った人員・開発・販売体制強化の先行投資の効果
- 予想の根拠と経営陣の自信度: 物流向けデジタコの商品化と販売チャネル整備に依存しており、資料は「一定の不確実性を織り込んだ保守的な業績予想」と明記。自信度は中立〜慎重。
- 予想修正:
- 2025/12期は11月に修正業績予想発表(実績は修正比で売上上振れ)。2026/12期については新規提示であり修正は現時点なし。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 中期ビジョン2030は公表済(概要のみ、数値は非開示)。中期経営計画(2026~2030、数値含む)は2026年3月公表予定。
- 主要KPIとして「総アカウント数」「ストック売上」「販売パートナー経由の導入台数」等を想定(資料で強調)。
- 予想の信頼性: 資料内で予想は保守的とされ、政策依存度と販売初期段階での不確実性が明示されている。
- マクロ経済の影響: 為替・金利等の特記事項は資料に限定的記載(→ 影響項目は明示されていない)。
配当と株主還元
- 配当方針: 資料に記載なし(→ –)。
- 配当実績: 中間配当・期末配当・年間配当の金額は資料に記載なし(→ –)。
- 特別配当: なし(資料記載なし)。
- その他株主還元: 自社株買い等の記載なし(→ –)。
製品やサービス
- 製品:
- OBDⅡ型デジタコ(OD420JP等、型式指定取得): 配線工事不要で導入容易、低価格を志向。販売開始予定 2026年4月。初期導入(ショット売上)と通信/データ利用の月次収入(ストック)を収益モデルとする。
- カーシェアシステム、IoT Gateway、情報配信システム(Will-Sign)、分析基盤等プラットフォーム群。
- サービス:
- バスターミナル統合管理、公共ライドシェア運行支援、データ可視化・分析(EBPM支援)、クラウド化支援等。
- 提供エリア: 全国の中小〜中堅事業者、自治体、鉄道グループ等。
- 協業・提携:
- 主要パートナー: NTTドコモ、ゼンリン、都築電気、エネクスライフサービス、REXEV、パナソニック エレクトリックワークス(開発協力や販売支援等)。
- 成長ドライバー: OBDⅡデジタコの市場浸透、販売パートナー拡充、国・自治体プロジェクトの横展開、ストック収益比率の向上。
Q&Aハイライト
- Q&Aセッションの詳細は資料に記載なし(→ Q&Aハイライト: –)。
- 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点): 製品化とパートナー体制を重視する一方で政策動向や初期販促の不確実性を明確に認識し、保守的な予想を提示している(慎重かつ戦略的)。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 中立〜やや慎重。OBDⅡデジタコの型式指定取得などポジティブ材料は強調する一方、政策・需要の不確実性を繰り返し言及し保守的見通しを示している。
- 表現の変化: 前回(資料内の四半期トピック)と同様に地域共創・パートナー強化を継続して重視。今回特にOBDⅡデジタコの型式指定取得が強調され、商用化フェーズへの移行を強調。
- 重視している話題: OBDⅡデジタコ商品化・販売開始、販売パートナー構築、ストック売上の拡大、国プロジェクト/地域共創の実績。
- 回避している話題: 具体的なセグメント別収益数値や株主還元方針(配当等)には触れていない。
投資判断のポイント
- ポジティブ要因:
- OBDⅡデジタコの型式指定取得と低価格・取り付け容易性による中小物流市場への参入機会
- ストック売上・アカウント数の増加(継続収益基盤の強化)
- 販売パートナー(大手通信・地図・電機等)との連携
- 減損後の償却費負担軽減(約45百万円の減少見込み)
- ネガティブ要因:
- EV関連需要の停滞や大口顧客の事業終了によるショット売上減少
- 2025における減損計上(155百万円)とそれが示す資産の回収不確実性
- 販売初期段階の製品依存度(販売パートナー経由の立ち上げリスク)
- 不確実性:
- 国・自治体の補助金利用の可否と政策タイミング(物流関連法改正の運用)
- 販売パートナー経由での最終物流事業者への浸透速度
- 注目すべきカタリスト:
- 2026年4月のOBDⅡデジタコ販売開始実績(導入台数、単価、補助金活用状況)
- 2026/3予定の中期経営計画(数値・KPIの公表)
- 販売パートナーの追加発表や大型受注、国プロジェクト受注の拡大
重要な注記
- 会計方針: 2025/12期に有形固定資産(事務機器等)および無形固定資産(のれん・ソフトウェア)の減損を計上(155百万円)。この処理により翌期以降の減価償却費負担は約45百万円減少見込み。
- リスク要因: 資料に記載の主要リスク(事業上の特化リスク、組織体制リスク、無形固定資産の減損リスク等)を参照。
- その他: 中期経営計画(数値含む)は2026年3月公表予定。配当・株主還元に関する記載は資料上見当たらないため現時点は未提示。
(注記)本まとめは提示された決算説明資料の記載内容を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 175A |
| 企業名 | Will Smart |
| URL | https://willsmart.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.52)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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