2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(当該短信に通期業績予想の記載がないため)および市場コンセンサスとの比較は「会社予想未開示/市場予想不明」。従って明確な上振れ・下振れ判定は不可。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高13,092億円、前年同期比+0.9%/営業利益1,064億円、前年同期比▲1.4%)
  • 注目すべき変化:経常利益は為替差益などにより経常増益(+5.6%)で過去最高を更新した一方、減損損失の計上により親会社株主に帰属する当期純利益は▲8.2%減(75,174百万円)に。営業利益は一時費用等の影響で▲1.4%減。
  • 今後の見通し:2027年3月期は売上高14,084億円(前期比+7.6%)、営業利益1,150億円(前期比+8.0%)を見込む。為替前提(USD 155/155、EUR 183/183)等がガイダンス前提となっている。
  • 投資家への示唆:高付加価値品へのシフトで売上高増を達成したが、一時的な減損影響で純利益が減少。次期は増収・増益見通しだが、為替・原材料と減損要因の推移、住宅受注回復の実績(受注棟数・受注金額)を注視。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 積水化学工業株式会社
    • 主要事業分野: 住宅(ユニット住宅の製造・販売、リフォーム、レジデンシャル等)、環境・ライフライン(管材・複合材・インフラ改修等)、高機能プラスチックス(エレクトロニクス、モビリティ、インダストリアル)、メディカル(検査薬・医薬品原薬等)、その他(フィルム型リチウムイオン電池等)
    • 代表者名: 代表取締役社長 清水 郁輔
  • 報告概要:
    • 提出日: 2026年4月28日
    • 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(2026年3月期、連結)
    • 決算説明会資料: 作成有、説明会開催有
  • セグメント:
    • 住宅カンパニー(ユニット住宅、リフォーム、レジデンシャル等)
    • 環境・ライフラインカンパニー(パイプ・システムズ、住・インフラ複合材、インフラ・リニューアル等)
    • 高機能プラスチックスカンパニー(エレクトロニクス、モビリティ、インダストリアル等)
    • メディカル事業(検査事業、医療事業)
    • その他(フィルム型リチウムイオン電池等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む): 430,507,285株(2026年3月期)
    • 期末自己株式数: 26,801,299株
    • 期中平均株式数: 411,458,747株
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会予定日: 2026年6月19日
    • 配当支払開始予定日: 2026年6月22日
    • 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月12日
    • IRイベント: 決算説明会(開催予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高: 1,309,281百万円(13,092億円)、前年同期比+0.9%
    • 会社予想との比較(達成率): 会社予想未開示(当該短信に通期会社予想の数値記載なし)
    • 営業利益: 106,477百万円(1,064億円)、前年同期比▲1.4%
    • 会社予想との比較(達成率): 会社予想未開示
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 75,174百万円(751億円)、前年同期比▲8.2%
    • 会社予想との比較(達成率): 会社予想未開示
  • サプライズの要因:
    • 売上高は高付加価値品シフトや半導体・航空機向け需要で過去最高を更新(増収)。
    • 営業利益はEV関連の伸び鈍化や一時費用の発生、メディカル(検査海外)の需要減等で減益。
    • 経常利益は為替差益等で増益(+5.6%)。
    • 当期純利益は大規模な減損損失計上(特に岩手久慈プラント撤収関連等)により減益。
  • 通期への影響:
    • 会社は2027年見通しで増収・増益を計画(売上14,084億円、営業利益1,150億円)。減損の多くは一時的要因であり、今後の利益ベースは事業の回復・スプレッド維持に依存する。ガイダンスは為替前提等に依存。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想の帳票上での開示がないため、売上・営業利益・純利益の「絶対額」「予想比率」の差分は算出していません(会社予想未開示)。

財務指標

  • 損益要点(連結、当期=2026年3月期)
    • 売上高: 1,309,281百万円(13,092億円)、前年同期比 +0.9%
    • 営業利益: 106,477百万円(1,064億円)、前年同期比 ▲1.4%
    • 経常利益: 117,215百万円(1,172億円)、前年同期比 +5.6%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 75,174百万円(751億円)、前年同期比 ▲8.2%
    • 1株当たり当期純利益(EPS): 182.70円(前年195.93円、前年同期比▲6.8%)
    • 営業利益率: 8.1%(前年 8.3%)
    • 総資産: 1,427,933百万円(自己資本 851,190百万円)、自己資本比率 59.6%(前期 60.7% → 安定水準)
    • 1株当たり純資産: 2,108.44円
    • ROE(短信記載): 9.1%(参考値、前年 10.2%)
    • ROA(短信記載): 8.5%(参考値)
  • 進捗率分析(四半期決算に適用する項目のため、該当情報は限定的)
    • 通期予想に対する進捗率: –(当該短信に対会社通期予想数値の対比表がないため省略)
  • キャッシュフロー(連結)
    • 営業CF: 78,301百万円(前年119,231百万円、前年同期比▲34.3%)—税金等支払や棚卸資産増が影響
    • 投資CF: ▲69,103百万円(前年▲61,508百万円、前年同期比▲12.3%(増加する支出))—有形固定資産取得100,781百万円等
    • 財務CF: ▲46,546百万円(前年▲61,200百万円、前年同期比+24.0%)—自己株式取得や配当支払が主な支出、社債発行による収入あり
    • フリーCF(営業CF−投資CF): 9,198百万円(78,301 − 69,103)
    • 営業CF/純利益比率: 78,301 / 75,174 ≒ 1.04(目安: 1.0以上で健全)
    • 現金及び現金同等物期末残高: 92,444百万円(前年120,895百万円、前年同期比▲23.5%)
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率: 59.6%(安定水準、目安40%以上)
    • 流動負債・短期借入金増加あり(短期借入金が増加:2,340→20,001百万円等)
    • 減価償却費: 56,872百万円(投資規模をフォロー)
  • セグメント別収益(主要)
    • 住宅: 売上高5,362億円(前年比 +2.3%)、営業利益371億円(前年比 +17.9%)
    • 環境・ライフライン: 売上高2,404億円(前年比 ±0.0% → ±0.0% 表記)、営業利益232億円(前年比 +1.3%)
    • 高機能プラスチックス: 売上高4,565億円(前年比 +2.1%)、営業利益593億円(前年比 ▲3.1%)
    • メディカル: 売上高937億円(前年比 ▲5.5%)、営業利益111億円(前年比 ▲13.0%)
    • セグメント別の詳細・地域別売上は短信の「セグメント情報」を参照

特別損益・一時的要因

  • 特別損失(主な項目)
    • 減損損失合計: 23,302百万円(当期) — 主な内訳:
    • 岩手県久慈市プラント撤収に伴う建設仮勘定等の減損: 14,891百万円
    • 米国の検査薬事業関連の無形固定資産等の減損: 3,871百万円
    • 英国酵素事業・医薬品開発一部の減損等合計: 1,397百万円 + 1,023百万円 等
  • 特別利益
    • 投資有価証券売却益 14,747百万円 等
  • 一時的要因の影響
    • 上記の減損が当期純利益を押し下げた主要因。営業ベース(本業)と財務ベース(為替差益等)は分離して評価すべき。
  • 継続性の判断
    • 減損の多くは個別プロジェクト(久慈プラント撤収、事業再評価等)に起因する一時的項目であり、継続性は低いと判断されるが、事業回収見込みの変動により追加リスクは残る。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(当期): 中間配当 40.00円/期末配当 40.00円、年間合計 80.00円(前年79.00円、増配 +1円)
    • 配当総額(連結): 32,807百万円
    • 配当性向(連結): 43.6%(前年 40.4%)
    • 2027年3月期(予想): 中間配当 40.00円/期末配当 41.00円、年間合計 81.00円(予定)
  • 特別配当の有無: 無
  • 株主還元方針:
    • 配当性向 40%以上(コミットメント)、DOE 3%以上、総還元性向(D/Eレシオ0.5以下なら50%以上)、自己株式消却方針あり(発行済総数の5%以内で消却)
    • 2027年は自己株式取得枠(上限400万株、120億円)の設定を表明(参考:参考資料)

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産の取得による支出(投資活動): 100,781百万円(当期)
    • 無形固定資産の取得: 12,806百万円
    • 合計投資(有形+無形)≒113,587百万円(短信の増加額は114,368百万円の計上)
    • 減価償却費: 56,872百万円
    • 主な投資内容: 重点・成長分野への投資、有形固定資産取得(製造設備・工場関連)、フィルム型ペロブスカイト太陽電池等の事業化投資
  • 研究開発:
    • 主な研究開発テーマ(短信記載): フィルム型ペロブスカイト太陽電池(SOLAFIL)の製造技術確立と事業化、各カンパニーでの高付加価値材料・製品開発

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 受注状況(住宅関連に関する短信記載)
    • 住宅:受注棟数は前期比96%(受注棟数 ▲4.0%)、受注金額は前期比102%(受注金額 +2.0%)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産: 124,970百万円(前期110,721百万円、増加)
    • 在庫増加が営業CFの減少要因の一つとして言及(棚卸資産の増加額19,609百万円がCF減少に寄与)

セグメント別情報

  • 売上高・営業利益(連結、当期)
    • 住宅: 売上高 5,362億円(前年比 +2.3%)、営業利益 371億円(前年比 +17.9%)
    • 環境・ライフライン: 売上高 2,404億円(前年比 ±0.0%)、営業利益 232億円(前年比 +1.3%)
    • 高機能プラスチックス: 売上高 4,565億円(前年比 +2.1%)、営業利益 593億円(前年比 ▲3.1%)
    • メディカル: 売上高 937億円(前年比 ▲5.5%)、営業利益 111億円(前年比 ▲13.0%)
    • その他: 売上高 77億円(前年比 +2.8%)、営業損失127億円(損失幅拡大)
  • セグメント動向(短信記載の要点)
    • 住宅: 棟数は減少も、構成良化による棟単価上昇とリフォーム・レジデンシャルの拡大で増収・大幅増益
    • 環境・ライフライン: 国内中心のスプレッド維持で利益を確保、合成木材(FFU)等は欧州で採用拡大
    • 高機能プラスチックス: 半導体・ディスプレイ需要の取り込みやモビリティ中間膜の伸長で増収、だが一時費用で減益
    • メディカル: 米国の重点検査キット需要減、中国市況低迷で検査海外が苦戦、減収・減益
  • 地域別売上(外部顧客への売上高、当期)
    • 日本: 891,457百万円(主力、詳細は短信の地域別表を参照)
    • 北米/欧州/中国/アジア等の詳細は短信の地域別表を参照

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画・長期ビジョン:
    • 「Vision 2030」(長期)および中期計画「Drive2.0 – The 2nd phase for 2030 -」の継続。2026年度(2027年3月期)以降は新中期経営計画を策定済(2026年5月公表予定との記載)。
    • 高付加価値事業へのシフトやESG経営基盤強化、研究開発・仕込み投資の加速は計画と整合。
  • KPI達成状況:
    • 売上高は過去最高を更新しており、売上成長の方向は中期目標と整合。ただし減損等の一時損失は計画上の非反復要素。

競合状況や市場動向

  • 短期市場動向(短信での記載に基づく):
    • 国内住宅・非住宅市場は低迷継続。半導体・航空機分野は堅調。検査海外(メディカル)は一部地域で需要減。
  • 競合他社との比較:
    • 短評・比較データは短信に記載なし(–)。短信内は自社の市場状況記述のみ。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている事項のみ、箇条書き)

  • フィルム型ペロブスカイト太陽電池「SOLAFIL」の事業化開始(1m幅製造技術確立、製品提供開始、2027年度100MW生産ライン立ち上げ計画)
  • 高付加価値品へのシフト(住宅の高価格帯戸建・集合住宅、リフォーム拡大)
  • 合成木材(FFU)まくらぎの欧州での採用拡大、米国拡大への注力
  • 高機能中間膜(モビリティ分野、ヘッドアップディスプレイ用等)の伸長
  • 管路更生やインフラ関連の受注拡大(国内下水道の全国重点調査による更新需要)
  • リスク要因(短信に明記されたもののみ):
    • 為替変動、原材料価格上昇(中東情勢の影響に言及)
    • 海外市場(インド、米国、中国、英国等)での市況変動や需要減少
    • 個別事業の商用化・事業化の遅延(フィルム型事業のスケールアップリスク)
    • 減損リスク(事業計画未達等による無形資産・建設仮勘定の減損)

注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文の変数のみで論じる)

  • 通期見通しに対する進捗と達成可能性:
    • 会社は2027年通期で売上14,084億円(前期比+7.6%)、営業利益1,150億円(前期比+8.0%)を計画。四半期ごとの進捗(上期/下期)で住宅受注回復や高機能プラスチックスの需要取り込み状況を確認することが重要。
  • 主要KPIのトレンド(短信記載のもの)
    • 住宅受注棟数(当期は前期比96%)と受注金額(同102%)の回復動向
    • 合成木材(FFU)、高機能中間膜の売上推移
    • 検査海外の受注・販売動向(メディカル収益性)
  • ガイダンス前提条件(短信記載):
    • 為替前提(2027年見通し): USD 155、EUR 183(上下とも)
    • 原材料調達リスク(中東情勢)についての注記:状況次第でコスト転嫁や調達先分散が必要
  • その他留意点:
    • 減損の収束(追加減損リスクの有無)と、投資(100MWライン、製造設備)によるキャッシュ影響

今後の見通し

  • 業績予想(会社の開示)
    • 2027年3月期(予想): 売上高 1,408,400百万円(14,084億円、前期比 +7.6%)、営業利益 115,000百万円(1,150億円、前期比 +8.0%)、経常利益 114,000百万円(1,140億円、前期比 ▲2.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益 76,000百万円(760億円、前期比 +1.1%)
    • 会社予想の前提: 為替(USD 155/155、EUR 183/183)等を前提に据え、原材料価格上昇は価格転嫁で緩和する想定。中東情勢等の不確実性については注視。
  • 予想の信頼性:
    • 同社は中期計画に基づく成長投資を継続しており、過去実績では営業ベースの回復力を示しているが、減損や市況変動による業績ブレは起こり得る。
  • リスク要因(短信記載に基づく):
    • 為替・原材料価格変動、海外市場の需要低迷、個別事業(検査薬等)の市況悪化、設備投資・事業化の遅延等。

重要な注記

  • 会計方針: 主要な会計方針の変更はなし(短信確認)。
  • 連結範囲の変更: 新規連結2社(株式会社ベンハウス、株式会社アーキテックプランニング)が追加。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士・監査法人の監査の対象外である旨の注記あり)。
  • 情報の不明点・省略: 市場コンセンサス、時価総額、R&D費の明細等は短信に明示がないため「–」で表記。

(注)本資料は、提供された決算短信の記載事項を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4204
企業名 積水化学工業
URL http://www.sekisui.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.55)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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