2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想との比較は「会社予想未開示」(※通期見通しは開示)ため、決算自体は概ね想定範囲内。ただし投資有価証券売却益約199百万円の特別利益計上が営業外・特別損益を押し上げた点が特徴。
- 業績の方向性:売上高は増収ではなく減収、損益は依然赤字(減収・減損・減損益改善の混在)。売上高は26,565百万円で前年同期比▲5.4%、営業損失は△383百万円(前年は△432百万円、改善)。
- 注目すべき変化:当期に投資有価証券売却益199,448千円(約199百万円)を計上し、税引前損失圧縮に寄与。一方で原材料高・エネルギー費・人件費上昇で売上数量減と収益圧迫が継続。
- 今後の見通し:会社は2027年3月期通期で売上高279億円、営業利益80百万円、親会社株主に帰属する当期純利益80百万円を予想(修正発表はなし)。現状の進捗(2026実績は売上で約95%)を踏まえると売上は到達可能性が高いが、利益は原価・コスト動向次第で不確実性あり。
- 投資家への示唆:短期的には原材料価格と販売数量の動向、及び投資有価証券売却等の一時要因の再現性を注視。中長期は商品力強化・生産性改善・調達多様化の施策が収益改善の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:滝沢ハム株式会社(コード 2293)
- 主要事業分野:食肉及び食肉加工品の製造・販売(ハム・ソーセージ、惣菜、食肉取扱等)
- 代表者名:代表取締役社長 瀧澤 太郎
- 問合せ先:常務取締役 管理本部長 山口 輝(TEL 0282-23-5640)
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月12日(決算短信)
- 対象会計期間:2026年3月期(連結、2025年4月1日~2026年3月31日)
- セグメント:
- セグメント構成:同社は食肉加工品・惣菜その他加工品・食肉等を統合し「食肉及び食肉加工品」を単一セグメントとして事業展開(セグメント情報は省略)。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):2,102,000株
- 期中平均株式数:2,053,531株
- 自己株式数(期末):48,469株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日:2026年6月24日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月23日
- 決算説明会:無し(決算補足説明資料作成の有無:無)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較:会社は2027年3月期の見通しを開示しているが、当期(2026年3月期)着地に対する事前会社予想は開示されていないため「会社予想未開示」。よって達成率は算出不能。
- 市場予想との比較:市場予想データは本文に記載なし(–)。
- サプライズの要因:
- 特別利益(投資有価証券売却益199,448千円)が特別項目として計上され、税引前損失縮小に寄与した点が主因。営業面では原材料高・エネルギー費・人件費増加が利益圧迫。販売数量減少(消費冷え込み)が売上減少の主因。
- 通期への影響:
- 会社は2027年通期で売上高279億円、営業利益80百万円、経常利益60百万円、親会社株主に帰属する当期純利益80百万円を見込むと開示。売上は現状の実績から到達可能性が高い一方、利益見通しは原材料・エネルギー・人件費の動向に左右されやすく不確実性あり。業績予想の修正は現時点で無し。
- 対会社予想差分(売上・営業利益・純利益の差分):
- 会社予想が当期(2026年3月期)について未開示のため、差分計算は省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表要点(連結、単位:百万円)
- 売上高:26,565(前期28,088、前年同期比 ▲5.4%)
- 営業利益:△383(前年 △432、損益は改善。改善額 +49 百万円、改善率 +11.3%)
- 経常利益:△361(前年 △405、改善額 +44 百万円、改善率 +10.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:△230(前年 △495、改善額 +265 百万円、改善率 +53.5%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△112.20円(前年 △241.16円、改善)
- 収益性指標(注釈付き)
- 営業利益率:△1.4%(前年 △1.5%、マイナス:収益改善が必要)
- ROE(自己資本当期純利益率):△6.8%(前年 △13.2%、目安:8%以上で良好 → 現状は低水準)
- ROA(総資産当期純利益率):△2.9%(前年 △3.1%、目安:5%以上で良好 → 現状は低水準)
- 進捗率分析(通期予想 2027年3月期 に対する参考)
- 通期売上見通し(2027予想):27,900百万円に対する本決算実績26,565百万円の進捗率:約95.2%(通常ペース)。
- 通期営業利益見通し(2027予想):80百万円に対して当期は営業損失のため進捗率は算定不能(当期は損失)。
- 通期当期純利益見通し(2027予想):80百万円に対して当期は損失のため進捗率は算定不能。
- キャッシュフロー(連結、百万円)
- 営業CF:475(前年 3、増加 +472 百万円)
- 投資CF:295(前年 △496、改善・投資有価証券売却収入が大きい)
- 財務CF:△211(前年 △190、借入返済等でマイナス)
- フリーCF(営業CF−投資CF):180 百万円(475−295)
- 営業CF/純利益比率:営業CF 475 / 親会社株主に帰属する当期純損失 △230 → 比率算定上負の純利益のため注意(参考:営業CFはプラスで健全)。
- 現金同等物残高:1,640 百万円(前年 1,081、増加 +559 百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は本文に無し(年度単位の開示)。
- 財務安全性:
- 総資産:12,065 百万円(前年 12,466)
- 純資産:3,338 百万円(前年 3,480)
- 自己資本比率:27.7%(前年 27.9%)→ 低め(目安: 40%以上で安定)
- 有利子負債等:短期借入金・長期借入金の構成あり(有利子負債の動きは貸借対照表・CF参照)
- 効率性:
- 棚卸資産(商品及び製品):990,789 千円(前年 1,345,235 千円、前年同期比 ▲26.3%)
- 総資産回転など詳細指標は本文に明示なし(–)
- セグメント別:
- 食肉加工品部門 売上:10,210,441 千円(前年比 ▲7.0%)
- 惣菜その他加工品部門 売上:5,150,591 千円(前年比 +0.2%)
- 食肉部門 売上:11,105,604 千円(前年比 ▲6.4%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 投資有価証券売却益:199,448 千円(約199.4 百万円、主因:投資有価証券売却)
- 特別損失:
- 減損損失:43,268 千円(約43.3 百万円)
- 固定資産除却損:8,028 千円
- 投資有価証券売却損:502 千円
- 一時的要因の影響:
- 投資有価証券売却益が当期の損益を押し上げており、これを除いた実質営業・経常ベースでは赤字が継続している点に注意。
- 継続性の判断:
- 投資有価証券売却益は非継続的要因のため、今後も同規模の計上があるとは限らない。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(実績):年間配当 0.00円(期末・中間ともに0.00円)
- 2027年3月期(予想):中間 0.00円、期末 20.00円、年間 20.00円(配当性向予想 51.3%)
- 配当利回り:現在の株価ベースの利回りは本文に記載なし(–)
- 特別配当の有無:無し
- 株主還元方針:当期は無配だったが、翌期は20円予想。自社株買い等の記載なし(–)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出(当期):108,182 千円(約108.2 百万円、前年 267,864 千円)
- 主な投資内容:設備取得等(詳細は明記なし)
- 減価償却費:550,747 千円(約550.7 百万円)
- 研究開発:
- R&D費用:明示無し(–)
- 無形固定資産の取得:25,289 千円(当期、主にソフト等の取得か。R&D費としての明示は無し)
受注・在庫状況(該当業種の該当情報)
- 受注状況:記載無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品(棚卸資産):990,789 千円(前年 1,345,235 千円、前年同期比 ▲26.3%)
- 在庫回転日数等は記載無し(–)
- 在庫の質:仕掛品・原材料等の金額は貸借対照表参照(仕掛品 242,944 千円、原材料及び貯蔵品 225,013 千円)
セグメント別情報
- セグメント別状況(単位:千円、前年同期比)
- 食肉加工品:10,210,441(▲7.0%) — ハム・ソーセージ等の販売数量減少
- 惣菜その他加工品:5,150,591(+0.2%) — 新商品導入等でほぼ横ばい
- 食肉:11,105,604(▲6.4%) — 輸入ポーク取扱減少
- その他:98,580(+2.4%)
- セグメント戦略:単一セグメント運営(食肉及び加工品)として商品開発・生産性向上・調達多様化等に取り組む旨を開示。
- 地域別売上:明示無し(国内中心と記載有り。詳細は–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本文には明示的な数年計のKPIは記載なし。中期的に商品開発・生産性向上・調達リスク低減・人材基盤強化を掲げる。
- KPI達成状況:売上は一部部門で減少、惣菜は横ばい。明示KPIの数値管理は記載無し(–)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社比較の記載無し(–)
- 市場動向:原材料価格高止まり、エネルギーコスト上昇、人手不足、消費者の節約志向が続く点が業界共通の逆風として記載。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- 新商品の開発と販売促進の強化(販売増につなげる施策)
- 惣菜その他加工品での新商品導入(売上ほぼ横ばい)
- 中長期的な成長分野:
- 生産・加工体制の見直しによる生産性向上(FSSC・ISO活動活用)
- 調達先の多様化・原産地・規格変更による調達リスク低減
- 人材確保・職場環境整備、生産現場の省力化・自動化
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 原材料価格・エネルギーコストの高止まり
- 地政学リスク(関税措置、ウクライナ情勢、ホルムズ海峡等)による供給不安
- 円安による輸入コスト上昇
- 個人消費の弱さ(販売数量減少)
注視ポイント(次四半期に向けた論点)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 売上高進捗:2026実績26,565 / 2027予想27,900 → 進捗率 約95.2%(現状では売上目標は到達可能性高め)
- 営業利益進捗:当期は営業損失のため進捗評価は不適切。利益改善は原材料・エネルギー・人件費動向次第。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(短信記載項目から):
- 食肉加工品:売上 ▲7.0%(販売数量減)
- 惣菜その他加工品:売上 +0.2%(新商品効果)
- 食肉:売上 ▲6.4%(輸入ポーク取扱減)
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社予想の細かい前提(為替レート等)は短信本文に数値での記載無し。従って前提の妥当性評価は本文情報のみでは困難(前提条件:未記載)。
- 次四半期で確認すべき点(本文の変数のみ):
- 原材料価格・エネルギーコストの動向とそれが売価やマージンに与える影響
- 販売数量の回復有無(特に食肉加工品部門)
- 投資有価証券売却の再現性(特別損益の一時性)
今後の見通し
- 業績予想(会社開示)
- 通期(2027年3月期予想、連結):売上高 27,900 百万円(+5.0%)、営業利益 80 百万円、経常利益 60 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 80 百万円、1株当たり当期純利益 38.96円。
- 次期予想の修正有無:現時点で修正は無し。会社は「今後の状況により業績予想の修正をする可能性がある」と留保。
- 会社予想の前提条件:為替や原油価格等の具体数値は短信本文に記載なし(–)。
- 予想の信頼性:
- 会社は売上回復を見込むが、過去の業績(当期は赤字)と原材料高等の外部リスクを踏まえると、利益予想は外部要因に敏感である旨注記。
- リスク要因(業績に影響を与える外部要因、短信記載分):
- 為替変動(円安)、原材料価格変動、地政学リスク、エネルギー価格、人手不足、消費者の節約志向
重要な注記
- 会計方針:期中における連結範囲の重要な変更、会計方針の変更、会計上の見積りの変更、修正再表示は無しと開示。
- その他:短信は監査対象外(公認会計士又は監査法人の監査の対象ではない)旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2293 |
| 企業名 | 滝沢ハム |
| URL | http://www.takizawaham.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.60)」によって自動生成されました。
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