2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想との比較は本短信に通期の会社予想(2026年3月期)に関する開示がないため「会社予想未開示」。したがって「上振れ/下振れ」の判定は不可。
- 業績の方向性:増収減益(売上高は増、親会社株主に帰属する当期純利益は減)。売上高 335,413 百万円(+0.3%)、営業利益 11,941 百万円(+7.3%)、当期純利益 10,611 百万円(▲8.5%)。
- 注目すべき変化:飼料事業の営業利益が大幅増(1,005 百万円、+107.2%)で全体の底上げに寄与。一方で親会社株主に帰属する当期純利益は一時項目等を除いて減少。自己資本比率は54.3%へ改善。連結範囲の変更で東葛食品を完全子会社化。
- 今後の見通し:2027年3月期業績予想は売上高 350,000 百万円(+4.3%)、営業利益 12,000 百万円(+0.5%)、当期純利益 9,500 百万円(▲10.5%)。営業利益はほぼ横ばい見込みで、当期純利益は減益見込み(配当方針は増配・変更)。
- 投資家への示唆:資本効率(ROE)は約7.1%で「8%未満」、フリーCFはプラスだが減少。原料相場・為替・エネルギー価格の変動が業績に直結するため、原料コスト動向と飼料事業の回復状況、及び中期経営計画26-29の実行が次期業績の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:昭和産業株式会社
- 主要事業分野:穀物の一次加工を中心とする食品事業(小麦粉、プレミックス、製油、糖化製品など)及び飼料事業(配合飼料等)等
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 塚越 英行
- その他:創立90周年を経て中期経営計画・環境目標等を推進
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月14日
- 対象会計期間:2026年3月期(連結)=2025年4月1日~2026年3月31日
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向けあり(2026年5月20日予定)、補足資料あり
- セグメント:
- 食品事業:製粉、製油、糖質等(小麦粉、プレミックス、食用油、コーンスターチ等)
- 飼料事業:配合飼料、単味飼料、鶏卵等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):32,995,420 株
- 期末自己株式数:498,580 株
- 期中平均株式数:32,489,809 株
- 時価総額(参考、終値ベース):約 107,565 百万円(終値 3,260 円 × 発行済株式数 32,995,420 株、概算)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年6月25日(予定)
- 配当支払開始予定日:2026年6月26日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月23日
- 決算説明会(機関投資家・アナリスト向け):2026年5月20日(予定)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想:会社予想(2026年3月期通期)に関する本短信内の開示はなし → 会社予想未開示(達成率算出不可)。
- 市場予想:本資料に市場予想の記載なし。
- サプライズの要因:
- 営業利益上振れ要因:生産拠点の運用最適化やコスト抑制策の効果、飼料事業の採算改善。
- 当期純利益減少要因:特別利益・特別損失の内訳等および税関連の増減等により、親会社株主に帰属する当期純利益は減少。
- 通期への影響:
- 2027年3月期見通しでは売上増を想定するが、原料相場・為替・エネルギー価格等の不確実性が存在。会社は中期計画26-29の初年度と位置付けている。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益の「絶対額」「予想比率」での差分算出は省略。
財務指標
- 財務諸表(要点、百万円)
- 売上高:335,413(前期比 +0.3%)
- 営業利益:11,941(前期比 +7.3%)
- 経常利益:14,458(前期比 +6.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:10,611(前期比 ▲8.5%)
- 総資産:274,973(前期末差 +19,469)
- 純資産:152,611(前期末差 +13,991)
- 自己資本比率:54.3%(安定水準)
- 収益性:
- 売上高:335,413 百万円(前年同期比 +0.3%)
- 営業利益:11,941 百万円(前年同期比 +7.3%)
- 営業利益率:3.6%(業種のレンジ確認は資料外)
- 経常利益:14,458 百万円(前年同期比 +6.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:10,611 百万円(前年同期比 ▲8.5%)
- 1株当たり利益(EPS):326.60 円(前年同期比 ▲8.3%)
- 収益性指標(概算)
- ROE(※期末自己資本を分母に簡易算出):約 +7.1%(目安:8%以上が良好 → 現状やや低め)
- ROA(当期純利益/総資産):約 +3.9%(目安:5%以上が良好 → 現状やや低め)
- 営業利益率:3.6%
- 進捗率分析(四半期決算の場合):該当外(通期決算のため –)
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:18,009(前年同期比 ▲11.2%)
- 投資CF:△12,542(前年同期比 支出増、前年比変動 約 ▲10.2%)
- 財務CF:△3,974(前年同期比 改善)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):5,467(前年同期比 減少)
- 現金同等物期末残高:8,349(前年同期比 +21.6%)
- 営業CF / 純利益比率:約 1.70(18,009 / 10,611 ≒ 1.70)→ 1.0以上で健全(基準を上回る)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:54.3%(安定水準、開示目安 40%以上)
- 有利子負債の動向:社債償還7,000百万円実施、CP発行等で調整(詳細は貸借対照表/キャッシュフロー参照)
- 流動比率:流動資産 115,061 / 流動負債 82,021 ≒ 140.4%(健全域)
- 効率性:
- 総資産回転率(売上高 / 総資産):335,413 / 274,973 ≒ 1.22 回
- セグメント別(主要)
- 食品事業:売上高 271,828(前年同期比 ▲0.6%)、営業利益 11,323(前年同期比 +3.2%)
- 飼料事業:売上高 58,740(前年同期比 +4.6%)、営業利益 1,005(前年同期比 +107.2%)
- その他:売上高 4,844(前年同期比 +2.4%)、営業利益 1,389(前年同期比 ▲2.7%)
- 財務の解説:
- 総資産増加は投資有価証券や設備投資の増加が主因。純資産増加は当期純利益計上とその他有価証券評価差額金の増加。営業CFは減少したがフリーCFはプラスであり、財務CFで社債償還・配当支払を実施。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(合計 1,112 百万円):段階取得に係る差益 911 百万円、受取補償金 120 百万円 等(当期は関係会社出資金売却益等の前年計上が少ない影響)
- 特別損失(合計 598 百万円):固定資産廃棄損 407 百万円、出資金評価損 149 百万円 等
- 一時的要因の影響:段階取得益など一時要因が含まれるため、特別損益を除いた営業ベースでは収益基盤は堅調だが純利益は低下。
- 継続性の判断:段階取得益等は一過性の可能性が高く、継続性は低いと判断される(短信本文に基づく記載)。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:年間 100 円(中間 40、期末 60)
- 2026年3月期:年間 115 円(中間 50、期末 65)※期末配当を50円→65円に増配(2026年5月14日発表)
- 2027年3月期(予想):年間 140 円(中間 70、期末 70)
- 配当利回り:終値 3,260 円ベースで 2026年度配当(115 円)→ 配当利回り ≒ 3.5%(概算)
- 配当性向(連結):2026年3月期 実績 35.2%(会社公表)、2027年3月期予想 47.9%
- 株主還元方針:次期から配当方針を変更(配当性向40%またはDOE3.0%のいずれか高い方を基準)。自社株買い等は当期大規模な実施はなし(自己株式取得の微額は計上あり)。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得:11,425 百万円(前期 11,528 百万円、前年同期比 ▲0.9%)
- 減価償却費:10,344 百万円(前期 10,417 百万円、前年同期比 ▲0.7%)
- 主な投資内容:Showa Sangyo International Vietnam の新工場竣工(プレミックス製造開始)等、設備関係投資及び生産拠点の最適化
- 研究開発:
- 記載事項:全社的な基礎的研究開発費は全社費用として計上されている(セグメント調整に含む)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(商品・製品・原材料等合計は貸借対照表参照):商品及び製品 16,139 / 原材料及び貯蔵品 28,873(百万円)
セグメント別情報
- セグメント別状況(百万円、前年同期比は小数1桁表記)
- 食品事業:売上高 271,828(▲0.6%)、営業利益 11,323(+3.2%)
- 製粉カテゴリ:103,600(▲2.6%)
- 製油カテゴリ:94,727(+0.9%)
- 糖質カテゴリ:65,519(▲0.4%)
- 飼料事業:売上高 58,740(+4.6%)、営業利益 1,005(+107.2%)
- その他:売上高 4,844(+2.4%)、営業利益 1,389(▲2.7%)
- 前年同期比較:飼料事業が増収増益で全体を下支え。食品事業はカテゴリにより増減あり(業務用小麦粉や業務用パスタは好調、家庭用は弱含み)。
- セグメント戦略:生産拠点の運用最適化、課題解決型営業、製品の付加価値化、海外生産能力の拡充(ベトナム工場)等が挙げられている。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:中期経営計画23-25を踏まえ、2026年度から中期経営計画26-29を開始。長期ビジョン「SHOWA VISION 2035」へ向け、基盤事業の高付加価値化とコスト低減、事業基盤強化を掲げる。
- KPI達成状況:短信には個別KPIの定量進捗は限定的に記載(CO2排出削減・食品ロス・水使用量目標などは新目標設定)。進捗は今後の追加開示を確認する必要あり。
競合状況や市場動向
- 市場動向:国内経済は緩やかな回復基調。ただし消費者の節約志向、物流・人件費の上昇、原料価格・為替・地政学リスク等が業績の不確実要因として明記。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- 飼料事業の提案型営業と高付加価値商材拡販(飼料販売量増加への取組)
- ベトナムの新工場によるプレミックス生産開始
- 東葛食品の完全子会社化による事業領域拡大(中華まんじゅう・中華惣菜等)
- 中長期的な成長分野:
- 「基盤分野における高付加価値商品へのシフト及びコスト低減」
- 中期経営計画26-29の実行(SHOWA VISION 2035に向けた取組)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 原料穀物相場、為替相場、エネルギー価格の変動
- 物価上昇に伴う消費者の節約志向(需要動向)
- 中東情勢等による原油価格上昇や国際情勢リスク
- 鳥インフルエンザ等の畜産・飼料需給への影響
注視ポイント
(PDF(短信本文)に記載のある変数のみで論じる)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 2027年3月期見通し:売上 350,000 百万円(+4.3%)、営業利益 12,000 百万円(+0.5%)。営業利益の伸びは小幅のため、原料・エネルギー・為替の動向が達成可否に直結。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:
- 食品事業売上は微減(▲0.6%)、営業利益は改善(+3.2%)。飼料事業は増収・大幅増益(売上 +4.6%、営業利益 +107.2%)。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- 会社は原料相場・為替・エネルギー価格の変動リスクを明示。見通しの前提(為替・原材料価格水準等)の具体数値は短信中に明示されていないため、前提妥当性の詳細評価は不可(→前提値:–)。
- 次四半期の主なチェックポイント(短信記載項目に限定):
- 飼料事業の販売数量回復状況(鳥インフルエンザ影響の回復度)
- 原料価格・輸入小麦の政府売渡価格動向(価格改定の影響)
- ベトナム新工場の稼働状況および東葛食品の連結影響(収益貢献度)
- 中期経営計画26-29に基づくコスト低減・高付加価値シフトの進捗
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(会社公表、2027年3月期):売上高 350,000 百万円(+4.3%)、営業利益 12,000 百万円(+0.5%)、経常利益 14,000 百万円(▲3.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 9,500 百万円(▲10.5%)、EPS 292.34 円。
- 通期予想の修正:当短信時点で通期予想修正の記載はなし(提示されたのは次期見通し)。
- 会社予想の前提条件:原料相場、為替、エネルギー価格等の外部要因を前提とする旨の記載はあるが、具体数値は短信に明示されていない(前提:–)。
- 予想の信頼性:
- 過去の予想達成傾向の記載は限定的。営業利益目標は保守的とも取れる設定(小幅増)だが、原料等の外部条件次第で変動しうると会社も明記。
- リスク要因(短信記載):
- 原料・エネルギー価格上昇、為替変動、地政学リスク、消費者の節約志向、家畜疾病リスク等。
重要な注記
- 会計方針:当期における会計方針の変更はなし(短信記載)。
- 連結範囲の変更:東葛食品株式会社の追加取得により連結子会社化(連結範囲の重要な変更あり)。
- その他重要事項:昭産開発株式会社の事業年度変更(決算日を2月28日→3月31日に変更、当期は13か月決算で影響は軽微と表明)。
(注)本要約は、提供された決算短信(2026年3月期)本文に基づき整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明な項目は「–」としております。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2004 |
| 企業名 | 昭和産業 |
| URL | http://www.showa-sangyo.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.62)」によって自動生成されました。
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