2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社公表の通期予想からの修正は無く、通期見通しに対して第3四半期累計は概ね上振れ寄りの進捗(下記参照)。市場予想との比較は本短信に市場予想が明示されていないため記載無し。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高 +24.2%、営業利益 +41.9%、親会社株主に帰属する四半期純利益 +21.7%)。
- 注目すべき変化: 建設事業で複数の大型工事進捗により完成工事高・売上総利益が大幅に増加。受注高は +1.0%、繰越高(バックログ)は +6.3%。
- 今後の見通し: 通期見通し(売上高 100,600 百万円等)に対する進捗は売上で約 +74.6% と高水準で、会社は年度当初計画の達成見込みと説明。業績予想の修正は無し。
- 投資家への示唆: 建設事業の進捗拡大が業績押上げの主因。借入金残高(短期・長期)増加に伴う金融費用の増加が見られるため、今後の利息負担・手数料動向と受注→完成(収益化)ペースの差に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 若築建設株式会社
- 主要事業分野: 建設事業(海上土木・陸上土木・建築)および不動産事業等
- 代表者名: 代表取締役社長 烏田 克彦
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月12日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 建設事業: 海上土木・陸上土木・建築(グループ主力)
- 不動産事業: 不動産販売等
- その他: 船舶監理業務等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 12,964,993 株(自己株式含む)
- 期末自己株式数: 241,101 株
- 期中平均株式数(四半期累計): 12,715,925 株
- 今後の予定:
- 決算発表: 既発表(本短信)
- IRイベント: 決算説明会は無し(短信記載)
- その他: 2026年2月12日付でACVEホールディングス(麻生関連)による公開買付けおよび資本業務提携契約の締結を決議(上場廃止を企図するものではない旨記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は「直近公表予想との修正なし」記載のため、達成率を算出)
- 売上高: 実績 75,060 百万円、通期予想 100,600 百万円 → 達成率 74.6%
- 営業利益: 実績 4,080 百万円、通期予想 5,750 百万円 → 達成率 71.0%
- 純利益: 実績(親会社株主帰属) 2,601 百万円、通期予想 3,700 百万円 → 達成率 70.3%
- サプライズの要因:
- 主因は建設事業における複数大型工事の進捗向上に伴う売上増および建築分野の生産性改善。
- 一方で借入金の増加に伴う支払利息・シンジケートローン手数料等の営業外費用増加が見られる(詳細下記)。
- 通期への影響:
- 進捗率は高く、会社は通期予想の達成見込みと説明。直近で予想修正は無し。
- 対会社予想差分(会社予想が開示されているため差分を示す)
- 売上高: 差分は短信に「累計実績」としてのみ記載(通期に対する差分を金額で計上する方式ではないため、通期に対する「達成率」を上記に記載)。会社予想が通期で提示されているため「達成率」での記載とした。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:百万円)
- 売上高(第3Q累計): 75,060(前年同期比 +24.2%)
- 営業利益: 4,080(前年同期比 +41.9%)、営業利益率 5.4%(4,080/75,060)
- 経常利益: 3,918(前年同期比 +33.9%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 2,601(前年同期比 +21.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 204.59 円(前年同期比 +21.9%)
- 総資産: 109,588(前期末 91,890 → +19.2%)
- 純資産: 51,534(前期末 49,858 → +3.4%)
- 自己資本比率: 45.6%(前期末 52.6% → 低下。目安: 40%以上で安定)
- 収益性指標(簡易算出)
- ROE(単純): 5.2%(親会社株主に帰属する四半期純利益 2,601 / 自己資本 49,948)※目安: 8%以上で良好 → 現状はやや低め
- ROA(単純): 2.4%(2,601 / 109,588)※目安: 5%以上で良好 → 現状は低め
- 営業利益率: 5.4%(業種平均との比較は資料に記載無し)
- 進捗率分析(通期見通しに対する第3四半期累計)
- 売上高進捗率: 74.6%
- 営業利益進捗率: 71.0%
- 純利益進捗率: 70.3%
- 備考: 通常の3Q累計に対する進捗としては高めの進捗(売上・利益ともに7割超)。会社は年度計画達成を見込む。
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(短信注記)。
- 現金預金: 16,474 百万円(前連結会計年度末 13,217 → 増加額 +3,257 百万円)
- 営業CF / 投資CF / 財務CF: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書未作成のため明細は記載無し
- 営業CF/純利益比率: –(CF未作成)
- 四半期推移(QoQ情報は短信に限定的)
- 直近四半期の推移(累計比較): 売上・営業利益とも前年累計比で大幅増。季節性の特記事項は記載なし。
- 財務安全性
- 自己資本比率 45.6%(安定水準の目安40%以上を満たす)
- 短期借入金 14,820 百万円(前期末 12,190)、長期借入金 6,118 百万円(前期末 378)→ 有利子負債増加が確認できる
- 流動負債合計 48,082 百万円、負債合計 58,053 百万円
- 効率性: 総資産回転率等の詳細は資料に明記なし
- セグメント別(当第3四半期累計)
- 建設事業: 売上高 73,745 百万円(前年同期比 +24.0%)、セグメント利益 5,503 百万円(前年同期比 +29.0%)
- 不動産事業: 売上高 374 百万円(前年同期比 ▲1.6%)、セグメント利益 197 百万円(前年同期比 +12.7%)
- 全社調整等: △1,687 百万円(全社費用)
- 財務の解説:
- 総資産の増加は受取手形・完成工事未収入金等の増加(111 億円増)および現金預金の増加が主因。
- 負債増加は短期借入金・長期借入金の増加、預り金の増加等による。借入金増加に伴い支払利息やシンジケートローン手数料が増加。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 62 百万円
- 特別損失: 固定資産除却損 21 百万円(その他に本短信では大きな特別損失は無し)
- 一時的要因の影響: 特別損益は小額であり、業績全体への影響は限定的
- 継続性の判断: 固定資産売却益等は一時的要因で継続性は低いと判断される
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00 円(2026年3月期 第2四半期末)
- 期末配当(予想): 131.00 円(通期合計 131.00 円)
- 前期(2025年3月期)通期合計 126.00 円
- 配当利回り: –(株価情報は短信に記載無し)
- 配当性向: 予想ベースで計算すると 131 ÷ 291.18 ≒ 45.0%(予想EPS 291.18 円に対する比率)→ やや高めの配当性向
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株買い等の記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資: –(短信に金額記載無し)
- 減価償却費: 609 百万円(前年同期 621 百万円、前年同期比 ▲1.9%)
- 研究開発:
- R&D費用: –(記載無し)
- 主な研究開発テーマ: –(記載無し)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:
- 受注高(個別): 71,243 百万円(前年同期比 +1.0%)
- 受注内訳(当期/前期比較): 海上土木 30,628 百万円(+30.4%)、陸上土木 17,712 百万円(▲30.0%)、建築 22,821 百万円(+6.7%)
- 受注残高(繰越高): 121,637 百万円(前年同期比 +6.3%)
- Book-to-Bill(=受注高 / 当期売上高): 71,243 / 75,060 ≒ 0.95(売上を若干下回る受注ペース)
- 在庫状況:
- 棚卸資産/在庫は短信に詳細記載無し(販売用不動産 2,977 百万円 などのみ記載)
セグメント別情報
- セグメント別状況(当第3四半期累計)
- 建設事業: 売上高 73,745 百万円(前年同期比 +24.0%)、セグメント利益 5,503 百万円(前年同期比 +29.0%)。大型工事の進捗が主因。
- 不動産事業: 売上高 374 百万円(前年同期比 ▲1.6%)、セグメント利益 197 百万円(前年同期比 +12.7%)。
- その他(船舶監理等): 売上高 939 百万円
- 前年同期比較: 建設事業が利益・売上ともに大幅増加で収益貢献が拡大
- セグメント戦略: 短期的には完成工事の進捗・生産性向上が業績を支えている点が強調されている(短信の記述に準拠)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短期短信内に詳細な中期計画進捗は記載無し。ただし国土強靱化等の公共投資を前提に年度計画達成見込みと説明
- KPI達成状況: 受注・繰越高の増加により案件基盤は安定化している旨の記述(具体KPIは短信に明示無し)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 短信内に同業他社比較は記載無し
- 市場動向: 建設資材価格高騰、労働人口減少による人手不足など業界課題が継続。公共投資・民間設備投資は堅調との前提が示されている
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:
- 建設事業(複数大型工事の進捗による売上成長)
- 中長期的な成長分野:
- 国土強靱化や社会資本整備による公共投資の下支え(短信での前提)
- リスク要因(短信明記分):
- 建設資材価格の高騰
- 労働人口の減少に伴う人手不足
- 国内外の政治・経済不確実性、金利動向、世界経済の減速懸念、地政学的リスク、気候変動等
注視ポイント
(次四半期に向けた論点、短信本文に記載の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性: 売上進捗 74.6%、営業利益進捗 71.0% と高水準。会社は年度当初予定の達成見込みと表明しているが、残り期間の工事進捗と利益率維持が鍵。
- 主要KPIトレンド: 受注高 +1.0%、繰越高 +6.3% と受注基盤は安定。建設事業の完成工事高・売上総利益の改善が確認される。
- ガイダンス前提条件の妥当性: 前提として公共投資・民間設備投資の堅調さを想定。為替・原材料価格等の具体前提は短信に明示無し。
- 留意点: 長期借入金・短期借入金の増加に伴う金融費用増(支払利息・シンジケートローン手数料の増加)が利益を圧迫する可能性。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: 直近公表予想からの修正無し(短信明記)
- 通期会社予想(2026年3月期): 売上高 100,600 百万円(+16.4%)、営業利益 5,750 百万円(+10.2%)、経常利益 5,500 百万円(+5.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益 3,700 百万円(+0.3%)、1株当たり当期純利益 291.18 円
- 会社予想の前提条件: 公共投資・民間設備投資は堅調に推移するという前提(短信文)
- 予想の信頼性: 会社は進捗・生産性とも年度当初予定を達成すると記載。過去の予想達成傾向に関する記載は短信に明示無し。
- リスク要因: 為替・原材料価格・金利動向、資材高・人手不足等(短信記載のリスクに準拠)
重要な注記
- 会計方針: 当第3四半期連結累計期間における会計方針の変更・見積りの変更等は無し(短信明記)
- その他重要な告知:
- 2026年2月12日の取締役会で、麻生が出資するACVEホールディングス合同会社による当社株式に対する公開買付けに賛同の意見を表明し、麻生およびACVEホールディングスとの資本業務提携契約を締結することを決議。上場廃止を企図するものではない旨の説明あり(詳細は別途開示資料参照)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1888 |
| 企業名 | 若築建設 |
| URL | http://www.wakachiku.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.62)」によって自動生成されました。
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