2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想との比較は短信本文に当期(2026年3月期)に対する会社予想の明示がないため「会社予想未開示」。市場予想との差分は本文に記載なし。
- 業績の方向性:売上高は増収、利益は減益(増収減益)。
- 売上高 340,151百万円(+5.5%)
- 営業利益 26,173百万円(▲10.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 17,329百万円(▲17.0%)
- 注目すべき変化:営業利益率が7.7%(前期比▲1.3ポイント低下)。主因は新工場稼働に伴う減価償却等の固定費増、インフレによる費用増。
- 今後の見通し:2027年3月期予想は売上高370,000百万円(+8.8%)、営業利益26,200百万円(+0.1%)。為替前提は1米ドル=155.0円、1中国元=22.1円。中東情勢や原材料・資材価格上昇が下振れリスク。
- 投資家への示唆:(短信本文記載の範囲で)収益回復は海外拡大と価格・規格改定によるが、固定費増と原料リスク(ばれいしょ収量減、中東情勢によるコスト上昇)が短期業績に影響。配当は累進増配方針(1株当たり毎期3円以上の増配を前提)へ移行。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:カルビー株式会社
- 主要事業分野:食品製造販売事業(国内スナック菓子、国内シリアル食品、海外事業等)
- 代表者名:代表取締役社長兼CEO 江原 信
- 問合せ先責任者:執行役員CFO 田邉 和宏(TEL 03-5220-6222)
- 報告概要:
- 提出日:2026年5月14日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2026年3月31日(通期)
- 決算説明会資料:作成あり、機関投資家・アナリスト向け説明会あり(開催予定日 2026年5月14日、音声掲載予定)
- セグメント:
- 報告セグメントは「食品製造販売事業」の単一セグメント(国内・海外を包含)
- 発行済株式:
- 発行済株式数:133,929,800株(期末、自己株式含む)
- 時価総額:–(短信に記載なし)
- 期末自己株式数:12,341,946株(2026年3月期)
- 期中平均株式数:123,802,134株(2026年3月期)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2026年6月24日(開催予定)
- 配当支払開始予定日:2026年6月25日
- 有価証券報告書提出予定日:2026年6月19日
- 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け(2026年5月14日、資料あり)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 売上高:会社予想未開示(当期実績 340,151百万円)
- 営業利益:会社予想未開示(当期実績 26,173百万円)
- 純利益:会社予想未開示(当期実績 親会社株主に帰属する当期純利益 17,329百万円)
- サプライズの要因(短信本文記載の主な理由)
- 増収要因:国内は価格改定効果とスナック・シリアルの販売数量増、海外は欧米・アジア・オセアニアでの販売伸長及びHodo, Inc.の子会社化寄与。
- 減益要因:せとうち広島工場稼働に伴う減価償却等の固定費増、インフレによる継続的な費用増、2025年の税制優遇の反動。
- 通期への影響:
- 会社は2027年3月期予想で原料・資材コスト上昇や中東情勢の影響を織り込んで算出している旨を表明。想定外の地政リスクや原料市況の急変が生じれば下振れリスク。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益それぞれの「絶対額」および「予想比率」の差分算出は省略(会社予想未開示)。
財務指標
- 財務諸表要点(連結、百万円)
- 売上高:340,151(+5.5%)
- 売上原価:229,346
- 売上総利益:110,804
- 販管費:84,630
- 営業利益:26,173(▲10.0%)
- 経常利益:27,091(▲9.2%)
- 当期純利益(親会社株主に帰属):17,329(▲17.0%)
- 包括利益:23,503(+14.1%)
- 収益性:
- 営業利益率:7.7%(前期比▲1.3ポイント、前期 9.0%)
- EPS(1株当たり当期純利益):139.98円(▲16.2%)
- ROE(自己資本当期純利益率):8.3%(目安:8%以上で良好)
- 総資産経常利益率:8.4%(短信の記載値)
- 進捗率分析(通期予想:2027年3月期)
- 通期売上高予想:370,000百万円 → 実績進捗率 340,151/370,000 = 91.9%
- 通期営業利益予想:26,200百万円 → 実績進捗率 26,173/26,200 = 99.9%
- 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想:17,400百万円 → 実績進捗率 17,329/17,400 = 99.6%
- 備考:進捗率は高く、通期目標に対して概ね到達水準。ただし四半期内の季節性や今後のコスト変動に依存。
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:35,596(前期 39,100、差減少 3,504)※主因:前期に入金のずれあり
- 投資CF:△26,211(前期 △28,604、支出減少)
- 財務CF:△17,002(前期 2,541、主因:長期借入金による収入減少、自己株式取得増加)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):9,385(35,596 − 26,211)
- 現金同等物期末残高:45,581(前期比▲5,437)
- 財務安全性
- 総資産:327,609百万円、純資産:221,774百万円、自己資本比率:64.3%(安定水準)
- 負債合計:105,835百万円(うち長期借入金 25,000百万円)
- 効率性
- 棚卸資産:29,092百万円(前期 25,136、増加;増加率 ≒ +15.7%)
- 総資産回転等の詳細指標は短信に明示なし(–)
- セグメント別(単一セグメント内の国内/海外)
- 国内食品製造販売事業:251,546百万円(+3.4%)
- 海外食品製造販売事業:88,604百万円(+11.6%)
- 構成:国内が主力、海外比率は上昇傾向
特別損益・一時的要因
- 特別利益:448百万円(前期 219百万円) 主な項目:投資有価証券売却益 302百万円、助成金等
- 特別損失:1,350百万円(前期 666百万円) 主な項目:固定資産除却損 715百万円、投資有価証券評価損 209百万円、和解金 135百万円
- 一時的要因の影響:特別損益の増加により税引前利益や当期純利益に減少影響。ただし主因は固定資産関連・評価損等の一時費用。
- 継続性の判断:除却損や評価損は一時的性格が強いと判断されるが、M&Aや設備更新に伴う支出は今後も発生し得る。
配当
- 配当実績と予想:
- 2026年3月期(実績):中間 0.00円、期末 66.00円、年間 66.00円、配当金総額 8,037百万円、連結配当性向 47.2%、純資産配当率 3.9%
- 2027年3月期(予想):年間 69.00円、連結配当性向 48.2%
- 特別配当の有無:なし
- 株主還元方針:総還元性向50%以上、DOE 4%目途。新たに「一株当たり毎期3円以上の増配を前提とした累進配当」方針(2027–2031年の5年間での方針)を導入。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 当期の有形固定資産取得による支出(投資CF項目):23,395百万円(キャッシュフロー上)
- 3ヵ年(2024–2026)計画における伸び:成長投資(2026年)12,644百万円、効率化投資(同)14,519百万円、累計進捗率等は短信表記あり(成長投資累計 30,845百万円、進捗率 38.6% 等)
- 減価償却費:14,812百万円(営業CF明細)
- 研究開発:
- R&D費用の明示:–(短信に金額記載なし)
- 主な投資テーマ:工場・生産能力増強、食と健康領域(Hodo連結子会社化による植物性タンパク質領域参入)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:短信に受注高・受注残高の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:29,092百万円(前期 25,136百万円、増加)
- 在庫回転日数等:記載なし(–)
- 在庫の質:記載なし(–)
セグメント別情報
- セグメント別状況(食品製造販売事業内の内訳)
- 国内スナック菓子:234,221百万円(+3.9%)
- ポテトチップス:102,504百万円(▲0.3%)
- じゃがりこ:50,326百万円(+4.2%)
- その他スナック:81,391百万円(+9.5%)
- 国内シリアル食品:30,067百万円(+2.2%)
- 国内その他:17,183百万円(+1.9%)
- 海外(地域別、リベート等控除前)
- 欧米:46,664百万円(+9.4%/現地通貨ベース +8.7%)
- 北米(既存):28,463百万円(+0.5%/現地通貨ベース +1.6%)
- アジア・オセアニア:51,120百万円(+11.0%/現地通貨ベース +11.4%)
- 中華圏:17,549百万円(+12.8%/現地通貨ベース +12.4%)
- セグメント戦略(短信記載)
- 国外での供給力強化、グローバルブランド強化、現地委託製造の活用、食と健康分野(Hodo買収)による新規事業展開。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:
- 新成長戦略「Accelerate the Future」を策定。2036年3月期を目標年、軸は「稼ぐ力の向上」「資本効率の向上」「成長期待の醸成」。
- 2027年3月期~2031年3月期を「成長投資期」、2032–2036年を「価値創出期」と位置付け。
- KPI達成状況:短信には具体KPIの進捗(数値目標に対する達成度)の詳細記載は限定的(投資・配当・資金配分計画の進捗表は記載)。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:短信に競合比較の明示なし(–)
- 市場動向:ばれいしょ収量減や中東情勢の影響、インフレ環境下での価格改定・コスト転嫁の有無が業績に影響する旨を記載。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている事項のみ箇条書き)
- 短期的な成長分野:
- せとうち広島工場の稼働による生産能力向上(稼働率向上で生産性寄与)
- 海外での供給力強化・ブランド拡大(欧米、アジア・オセアニア、中華圏での販売拡大)
- 中長期的な成長分野:
- 「Accelerate the Future」に基づく成長投資期(2027–2031)→価値創出期(2032–2036)
- 食と健康事業への参入(北米Hodo, Inc.の連結子会社化、植物性タンパク領域)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 中東情勢の緊迫化による供給・コストへの影響
- 原料(ばれいしょ等)収量減動向や原材料価格上昇
- 為替変動(会社予想の前提にUSD=155.0円、CNY=22.1円を設定)
注視ポイント
(次四半期向け・短信本文記載の変数のみ)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上進捗率 91.9%、営業利益進捗率 99.9%、純利益進捗率 99.6%。期初想定に対して高い達成度だが、今後のコスト増(原料・資材)や地政リスクに注意。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:売上は+5.5%増、営業利益は▲10.0%減で収益性低下。営業利益率は7.7%に低下。
- ガイダンス前提条件の妥当性:為替前提(1USD=155.0円、1CNY=22.1円)を前提に算出。中東情勢・原材料価格の不確実性が大きく、前提の現実性を継続して確認する必要あり。
- その他注視点:ばれいしょ収量動向、新工場の固定費負担の定着度、自己株式取得(ASR会計処理)動向、配当方針の継続性。
今後の見通し
- 業績予想(会社発表・連結、2027年3月期)
- 売上高:370,000百万円(+8.8%)
- 営業利益:26,200百万円(+0.1%)
- 経常利益:26,700百万円(▲1.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:17,400百万円(+0.4%)
- 1株当たり当期純利益:143.11円
- 前提為替:1米ドル=155.0円、1中国元=22.1円
- 予想の信頼性:会社は中東情勢等の不透明要因を織り込みつつ現時点で想定可能な範囲で算出している旨記載。短期的には外部要因に依存するため変動リスクあり。
- リスク要因(短信記載):為替・原材料価格(ばれいしょ等)上昇、中東情勢の影響、インフレによるコスト増。
重要な注記
- 会計方針:期中の会計方針変更なし、見積り変更なし、修正再表示なし。
- 自己株式の取得に関する注記:2025年11月に一括取得型自己株式取得(ASR)を実施し、当期に自己株式として9,999百万円を計上。ASRに関する会計処理方針を開示。
- その他重要事項:連結範囲の変更なし。決算短信は監査対象外である旨の注記あり。
(注)不明な項目・短信に記載のない数値は「–」で表示しています。本まとめは提供された決算短信の記載内容に基づき作成しており、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2229 |
| 企業名 | カルビー |
| URL | http://www.calbee.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.63)」によって自動生成されました。
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