2026年4月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社予想の通期見通しに変更はなく、今回の第3四半期累計は「会社予想未修正/ほぼ予想通り」と記載。特段の上振れ・下振れの開示はなし。
- 業績の方向性: 減収減益(売上高▲7.2%、営業損失は前年同期比で改善)。売上高は前年同期比で減少した一方、特別利益の計上などにより損失幅は縮小。
- 注目すべき変化: 四半期純損失は前年同期比で大幅改善(+60.0%改善、四半期純損失 227百万円)。特別利益(固定資産売却、投資有価証券売却、役員退職慰労引当金戻入、違約金収入等)合計254,568千円が業績改善に寄与。
- 今後の見通し: 通期業績予想の修正はなし。ただし学校アルバム事業の季節偏重(売上の約80%が第4四半期集中)と資金繰りの厳しさ(継続企業の前提に関する重要な不確実性を開示)により、第4四半期の売上回復と資金調達状況が通期達成の鍵。
- 投資家への示唆: 第4四半期の売上(卒業シーズン)と流動性確保策(遊休資産売却、社債発行、販売価格適正化、費用削減)の進捗が最大の注視点。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社マツモト
- 主要事業分野: 印刷業(主に学校アルバム事業および一般商業印刷)
- 代表者名: 代表取締役社長 松本 大輝
- 問合せ先: 管理本部長兼財務本部長 金居 成次(TEL 093-371-0298)
- 報告概要:
- 提出日: 2026年3月16日
- 対象会計期間: 2026年4月期 第3四半期累計(2025年5月1日~2026年1月31日)
- セグメント:
- 単一セグメント(印刷業)。主要部門は学校アルバム部門と一般商業印刷部門。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 1,143,900 株
- 期末自己株式数: 11,841 株
- 期中平均株式数(四半期累計): 1,132,059 株
- 今後の予定:
- 決算発表等: 通期(2026年4月期)見通しは既報のまま(変更なし)
- IRイベント: 決算補足資料作成・説明会の有無は記載なし(はっきりした開催情報なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する第3四半期累計の達成率)
- 売上高: 657百万円(通期予想2,155百万円に対する進捗率 30.5%)
- 営業利益(※営業損失): △550百万円(通期予想93百万円に対する進捗率 ▲591.4%)
- 純利益(※四半期純損失): △227百万円(通期予想57百万円に対する進捗率 ▲398.2%)
- サプライズの要因:
- 売上は学校アルバム部門・一般商業印刷部門ともに受注残・需要構造の影響で減少(学校アルバム ▲7.9%、一般商業印刷 ▲6.4%)。
- 損益改善は、労務費削減や減価償却費の減少に加え、保険解約返戻金や土地・投資有価証券の売却、役員退職慰労引当金戻入等の営業外・特別利益の計上が大きく寄与。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を変更していないが、第4四半期の売上集中と流動性の不確実性を鑑みると、Q4の売上回復と資金調達(資産売却や賃貸化等)の実行が通期達成の前提。
- 対会社予想差分(通期予想ベースに対する累計実績との差分)
- (注)会社予想は通期のみ開示されているため、累計実績との比較で記載。
- 売上高: 絶対額差 ▲1,498百万円(657百万円 − 2,155百万円)、予想比率 ▲69.5%
- 営業利益: 絶対額差 ▲643百万円(△550百万円 − 93百万円)、予想比率 ▲691.4%
- 純利益: 絶対額差 ▲284百万円(△227百万円 − 57百万円)、予想比率 ▲498.2%
- (注)上記差分は「通期予想」と「第3四半期累計実績」の差であり、期末(Q4)で売上が集中する事業構造を考慮する必要あり。
財務指標
- 財務諸表の要点(当第3四半期末、単位:百万円)
- 総資産: 2,531 百万円(前期末 2,086 百万円、前期末比 +446 百万円)
- 純資産: 591 百万円(前期末 825 百万円、前期末比 ▲233 百万円)
- 自己資本比率: 23.4%(前期 39.4%) — 目安:40%以上で安定。→ 低い水準
- 収益性
- 売上高: 657 百万円(前年同期 709 百万円、前年同期比 ▲7.2%、差分 ▲51 百万円)
- 営業利益(損失): △550 百万円(前年同期 △572 百万円、前年同期比 +3.8%、損失縮小 ▲22 百万円)
- 経常利益(損失): △473 百万円(前年同期 △563 百万円、前年同期比 +16.0%、損失縮小 ▲90 百万円)
- 四半期純利益(損失): △227 百万円(前年同期 △567 百万円、前年同期比 +60.0%、損失縮小 ▲340 百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): 201.12 円(前年同期 501.05 円、前年同期比 ▲59.8%、差分 ▲299.93 円)
- 収益性指標
- ROE: △38.4%(上記数値から概算。目安:8%以上で良好 → かなり低い/負の状況)
- ROA: △9.0%(目安:5%以上で良好 → 低い/負の状況)
- 営業利益率: △83.7%(営業損失/売上:営業損失が大きくマイナス)
- 進捗率分析(第3四半期累計 → 通期予想に対する進捗)
- 通期売上進捗率: 30.5%
- 通期営業利益進捗率: ▲591.4%(累計が大幅な営業損失のため)
- 通期純利益進捗率: ▲398.2%
- 過去同期間との比較: 売上は前年同期比で▲7.2%と減少。損失幅は特別利益等により大幅に改善。
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記)。ただし注記より:
- 営業活動によるキャッシュ・フローは3期連続でマイナス。
- 前期末の手元資金(借入控除後)は173,418千円であり、当第3四半期末は前期末比252,117千円減少(注記に基づく)。現金及び預金自体は562,957千円(流動性の構成要素や借入増などに留意が必要)。
- 投資CF/財務CF: 明細は四半期CF表未作成のため記載なし。社債発行(200百万円)や土地・有価証券売却等は実施。
- 四半期推移(QoQ)
- 財務安全性
- 自己資本比率: 23.4%(目安: 40%以上が安定 → 低水準)
- 流動負債(1,303 百万円)、固定負債(637 百万円)、短期借入金の計上(600 百万円)など流動性リスクが高い。
- 効率性
- 総資産回転率(概算): 売上/総資産 = 657 / 2,532 ≒ 0.26 回転
- セグメント別(単一セグメント)
- 学校アルバム: 353 百万円(前年同期比 ▲7.9%)
- 一般商業印刷: 304 百万円(前年同期比 ▲6.4%)
- 財務の解説:
- 特別利益計上(資産売却等)により当期損失は縮小。だが営業活動によるキャッシュ創出が続かないため、資産売却・社債発行等の外部資金調達で当面の資金を確保している状況。
特別損益・一時的要因
- 特別利益(当第3四半期累計):
- 固定資産売却益: 108,770 千円
- 投資有価証券売却益: 62,597 千円
- 役員退職慰労引当金戻入額: 30,000 千円
- 違約金収入: 53,200 千円
- 特別利益合計: 254,568 千円
- 特別損失:
- 投資有価証券売却損: 4,140 千円
- 特別損失合計: 4,140 千円
- 一時的要因の影響:
- 特別利益の影響が大きく、損失縮小の主要因となっている。営業本業の改善(販価転嫁・コスト削減)とは別の要因であるため、特別利益を除いた実質的業績は限定的な回復。
- 継続性の判断:
- 資産売却や保険解約などは一時的収益の性格が強く、継続的な効果は限定的と判断される(短信の記載に準拠)。
配当
- 配当実績と予想:
- 第1四半期末: 0.00 円
- 第2四半期末(中間): 0.00 円
- 第3四半期末: 0.00 円
- 期末(予想): 0.00 円
- 年間配当予想: 0.00 円
- 特別配当の有無: なし
- 株主還元方針: 自社株買い等の開示なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 減価償却費: 当第3四半期累計の減価償却費は 22,178 千円(前期第3四半期累計 77,603 千円)
- 研究開発:
- R&D費用: 記載なし(–)
- 主なテーマ: 教育分野における新サービス検討(「DAT(Digital Asset Treasury)構想」)
受注・在庫状況(該当)
- 受注状況:
- 受注高(当第3四半期累計): 合計 1,601,068 千円(前期 1,631,089 千円、増減 ▲30,021 千円、▲1.8%)
- 受注残高(当第3四半期末): 合計 1,122,984 千円(前期 1,131,046 千円、増減 ▲8,062 千円、▲0.7%)
- 学校アルバム受注高: 1,294,833 千円(前期 1,305,552 千円、▲0.8%)
- 在庫状況:
- 商品及び製品: 252,549 千円(前期 4,068 千円、増加)
- 仕掛品: 252,965 千円(前期 45,845 千円、増加)
- 在庫の質: 仕掛・製品が増加しており、卒業シーズン前の仕掛品増等の季節性を反映している。
セグメント別情報
- セグメント別状況(単一セグメントだが部門内訳あり)
- 学校アルバム: 売上 353,660 千円(構成比 53.8%、前年同期比 ▲7.9%、受注残 1,113,954 千円)
- 一般商業印刷: 売上 304,205 千円(構成比 46.2%、前年同期比 ▲6.4%、受注残 9,030 千円)
- 前年同期比較: 両部門とも減収。学校アルバムは期首受注残減少の影響が記載されている。
- セグメント戦略: 学校アルバム事業の収益性改善、DAT構想による教育分野の新サービス検討。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 明示的な中期数値目標の記載は短信本文には限定的。DAT構想など中長期の新事業検討を推進中。
- KPI達成状況: 明確なKPI数値は記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信本文に基づく記載):
- 情報媒体のデジタル化と環境配慮の高まりによりペーパーメディア需要は構造変化中。これにより印刷業界は事業構造転換が進んでいると認識。
- 競合他社との比較: 短信に具体的な他社比較は記載なし(–)。
テーマ・カタリスト
- 短期的な成長分野(短信本文に明示)
- 学校アルバムの販売価格適正化(価格転嫁交渉)
- 販売・費用構造の見直し(人件費抑制、経費削減)
- 遊休資産(有価証券、土地等)の売却・賃貸化による資金化
- 中長期的な成長分野(短信本文に明示)
- 「DAT(Digital Asset Treasury)構想」:教育分野の知見を活かした新サービス検討(人材能力の可視化と金融の融合等)
- リスク要因(短信本文に明示されたもののみ)
- 学校アルバム事業の季節偏重(売上の約80%が第4四半期集中)
- 継続企業の前提に関する重要な不確実性(資金繰り懸念)
- ペーパーメディア需要の構造変化(デジタル化・環境要請)
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性
- 売上進捗率 30.5%。第4四半期(卒業シーズン)での売上回復が不可欠。資金繰りの整備も前提。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(記載のある変数のみ)
- 学校アルバム売上: ▲7.9%(減少)
- 一般商業印刷売上: ▲6.4%(減少)
- ガイダンス前提条件(短信本文に明示)
- 会社は通期見通しの前提事項を添付資料に示すとしており、為替・原材料等の前提は添付資料参照(短信本文中の詳細前提は添付参照)。
- 次四半期に向けた論点(短信本文に基づく)
- 第4四半期の受注〜納品〜回収(売上集中期)の実績と回収状況
- 遊休資産売却や賃貸化、社債等の資金調達の最終合意と実行
- 学校アルバム販売価格の転嫁効果と顧客反応
- 費用削減(人件費・外注費等)の実効性
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: なし(2025年6月13日発表の業績予想から変更なし)
- 次期予想: 記載なし(–)
- 会社予想の前提条件: 添付資料参照(為替等具体値は短信本文では要参照)
- 予想の信頼性:
- 第4四半期に売上が集中する事業特性と流動性に関する重要な不確実性あり。通期達成はQ4実績と資金調達の成否に依存。
- リスク要因:
- 為替・原材料価格等の外部要因(短信に明示の前提は添付資料参照)
- 資金繰りの悪化(継続企業の前提に関する重要な不確実性を表明)
- ペーパーメディア需要の構造変化
重要な注記
- 会計方針: 会計基準改正等に伴う変更の記載なし。特有の会計処理適用の記載なし。
- 継続企業の前提に関する注記: 当社は継続企業の前提に関する重要な不確実性を開示しており、複数の資金繰り改善策を実施中だが最終合意に至っていない事項もあると明記。
- その他: 第3四半期累計の減価償却費は 22,178 千円(短信注記)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7901 |
| 企業名 | マツモト |
| URL | http://www.matsumoto-inc.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。
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