2026年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算ハイライト:2026年3月期の連結業績は売上高21,236百万円(前年同期比 +3.4%)、営業利益651百万円(前年同期比 +119.5%)、親会社株主に帰属する当期純利益465百万円(前年同期比 +224.1%)。全体として想定内の改善で「ほぼ予想通り(会社は当期予想を短信中に開示していないため、会社予想との直接比較は不可)」。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+3.4%、営業利益+119.5%)。営業利益率は3.1%に改善。
- 注目すべき変化:営業利益と純利益が大幅改善(営業利益 +119.5%、当期純利益 +224.1%)。経常外収益(為替差益、関係会社清算益等)と貸倒引当金繰入増加などの影響を受けるも税引前当期純利益は699百万円に拡大。
- 今後の見通し:2027年3月期通期予想は売上高24,768百万円(+16.6%)、営業利益574百万円(▲11.9%)、親会社株主帰属当期純利益393百万円(▲15.6%)。売上は拡大見込みだが利益は減益予想で、達成には利益率改善施策の実行が必要。
- 投資家への示唆:食品原材料価格の高騰・円安・人手不足が継続リスク。介護サービス領域での顧客確保・人材戦略やトレーディング事業の調達多様化(メキシコ産等)など、構造対応の進捗が業績持続性の鍵。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 株式会社アスモ
- 主要事業分野: 食肉輸入・販売(アスモトレーディング)、給食提供(アスモフードサービス)、訪問・居宅介護・有料老人ホーム運営(アスモ介護サービス)、外食・食品加工(香港)等
- 代表者名: 代表取締役社長 長井 尊
- 報告概要:
- 提出日: 2026年5月14日
- 対象会計期間: 2025年4月1日~2026年3月31日(通期、連結)
- 決算補足説明資料: 有、決算説明会: 無
- セグメント:
- アスモ事業: グループ統制・管理、不動産賃貸
- アスモトレーディング事業: 食肉の輸入・販売
- アスモフードサービス事業: 高齢者施設等への給食提供
- アスモ介護サービス事業: 訪問・居宅介護、有料老人ホーム運営
- ASMO CATERING (HK) 事業: 香港での外食店舗運営・食品加工販売
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数: 15,145,175株(自己株式含む)
- 期末自己株式数: 1,680,694株
- 期中平均株式数: 13,464,481株
- 今後の予定:
- 定時株主総会開催予定日: 2026年6月26日
- 配当支払開始予定日: 2026年6月29日
- 有価証券報告書提出予定日: 2026年6月25日
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較: 会社予想(当期の会社自身の期初予想)は短信本文に明示されていないため「会社予想未開示」。よって達成率は計算省略。
- 市場予想との比較: 市場予想は短信に記載なし(–)。
- サプライズの要因:
- 営業外収益の増加(為替差益18,645千円、関係会社清算益11,419千円等)により経常・税引前利益が押し上げられた。
- 販売費及び一般管理費はほぼ横ばいだが、売上総利益の増加や各セグメントの利益改善が寄与。
- 一方、貸倒引当金繰入額が増加(11,935千円)するなどの費用要因も存在。
- 通期への影響:
- 次期予想は売上成長を織り込む一方で利益は減益見込み。為替・食材価格・人手不足など外部要因次第で下振れリスクあり。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益それぞれの差分(絶対額・予想比率)の記載は省略。
財務指標
(単位:百万円、%は前年同期比)
- 財務諸表の要点:
- 売上高: 21,236(前年 20,530、前年同期比 +3.4%)
- 営業利益: 651(前年 297、前年同期比 +119.5%)
- 経常利益: 689(前年 313、前年同期比 +120.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 465(前年 144、前年同期比 +224.1%)
- 1株当たり当期純利益(EPS): 34.59円(前年 10.67円)
- 収益性指標:
- ROE: 6.9%(目安:8%以上で良好 → 6.9%はやや低め)
- ROA(総資産経常利益率): 7.2%(目安:5%以上で良好 → 良好)
- 営業利益率: 3.1%(業種差あり。前期は1.4%)
- 財政状態(主要項目、2026/3/31):
- 総資産: 9,945
- 純資産: 6,990
- 自己資本比率: 70.0%(前期 71.0%)(安定水準)
- 現金及び現金同等物残高: 5,104(期末)
- キャッシュフロー(当期/前期、百万円):
- 営業CF: +473(前年 △17、増減額 +490百万円、前年同期間比 +2882.4%)
- 投資CF: △599(前年 △49、差分 △550百万円)
- 財務CF: △95(前年 △185、差分 +90百万円)
- フリーCF(営業CF − 投資CF): 473 − 599 = △126(百万円)
- 営業CF/純利益比率: 営業CF 473 / 親会社株主帰属純利益465 ≒ 1.0(目安 1.0以上で健全 → 概ね健全)
- 四半期推移(QoQ): 四半期詳細は短信抜粋に限定的記載のため省略(–)
- 財務安全性:
- 自己資本比率70.0%(安定)
- 有利子負債残高(当連結会計年度末): 短期借入金74、リース債務21、計96(百万円)→ 保守的な水準
- 効率性: 総資産回転率等の詳細指標は短信に明示なし(–)
- セグメント別の基本寄与(詳しくは次節)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 関係会社清算益 11,419千円(当期)
- 固定資産売却益 1,856千円
- 特別損失:
- 減損損失 2,154千円(当期)
- 損害賠償金 558千円
- 一時的要因の影響:
- 関係会社清算益等が利益を押し上げており、一時要因を除くベースでの持続性を確認する必要あり。
- 継続性の判断:
- 関係会社清算益は一時的であるため、永続性は低い。為替差益等は将来の為替動向に依存。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当: 0.00円
- 期末配当: 10.00円
- 年間配当: 10.00円(2026年3月期)
- 配当金総額: 134百万円
- 配当性向(連結): 28.9%
- 純資産配当率: 2.0%
- 特別配当の有無: 無
- 株主還元方針: 自社株取得は当期ほぼ無し(取得額 △0千円)。今後の方針は短信に特段の追加記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得による支出(投資CF項目): 7,385千円(当期)/前年 69,578千円 → 前年比 ▲89.4%
- 主な投資内容: 前渡金600,000千円の計上があった(投資活動の大きな支出)。具体の新工場等は明記なし。
- 減価償却費: 68,585千円(連結)
- 研究開発:
- R&D費用: 記載なし(–)
- 主な研究開発テーマ: 記載なし(–)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 受注高・受注残高の記載なし(–)
- 在庫状況:
- 商品(棚卸資産): 526,747千円(当期)/前期 388,287千円 → 増加 +138,460千円(+35.7%)
- 在庫回転日数等の詳細記載なし(–)
- 在庫の質: 内訳で「商品」「貯蔵品」等は記載あり(貯蔵品はやや減少)。
セグメント別情報
(主要セグメント:売上高/セグメント利益(営業利益)=当期 / 前年(前年同期比))
- アスモトレーディング事業
- 売上高: 4,097百万円(前年同期比 +4.4%)
- セグメント利益: 86百万円(前年同期比 +143.6%)
- コメント: 食肉価格高騰・調達難が続く中で、メキシコ産提案などチャネル拡大を実施。
- アスモフードサービス事業
- 売上高: 9,181百万円(前年同期比 +8.4%)
- セグメント利益: 361百万円(前年同期比 +55.4%)
- コメント: 人手不足・原材料高を受けたコスト最適化やイベント提案等で売上寄与。
- アスモ介護サービス事業
- 売上高: 5,341百万円(前年同期比 ▲2.2%)
- セグメント利益: 427百万円(前年同期比 +34.8%)
- コメント: 事業所数はやや減少する一方、利用者数と入居者数は増加傾向で利益改善。
- ASMO CATERING (HK) 事業
- 売上高: 2,611百万円(前年同期比 ▲2.1%)
- セグメント利益: 36百万円(前年はセグメント損失 ▲48百万円 → 増分 +84百万円 / +175.0%)
- コメント: 外食事業の一部退店を実施。卸売が寄与し利益化。
- アスモ事業(持株等)
- 売上高: 4.8百万円(外部、小額)
- セグメント利益: セグメント損失は縮小(△59,838千円当期)
- セグメント合計資産: 9,945百万円(当期)
- 備考: 「その他」セグメント(台湾)は事業撤退(2025年7月1日以降)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 短期資料における中期計画の具体数値は記載なし(–)。
- 進捗状況:
- グループ戦略として、介護領域の強化とトレーディングの販路拡大を継続。2026年4月1日に人材派遣・紹介の株式会社TrustGrowth(TG社)を子会社化(取得対価現金1,200,000千円)し、人材領域でのシナジーを狙う旨を明記。中長期で人材確保・派遣事業の連携が中核施策。
- KPI達成状況: 具体KPIの記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 市場環境(短信記載事項):
- 世界的なインフレ、円安進行、食材価格上昇、気候変動による供給不安、物流遅延、人手不足の深刻化が継続。
- 競合他社比較: 短信中に同業他社との数値比較は記載なし(–)。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている事項のみ)
- 短期的成長分野:
- 展示会出展による新規顧客獲得(トレーディング)
- WEB販売事業やふるさと納税返礼品への出品(販売チャネル拡大)
- 給食サービスでの季節イベント企画による高付加価値提供
- 中長期的成長分野:
- 人材派遣・紹介事業の子会社化(株式会社TrustGrowthの取得)による介護領域での人材確保・派遣ビジネス強化
- 海外調達の多様化(牛肉でのメキシコ産提案等)
- リスク要因(短信本文明記分のみ):
- 円安進行・原材料価格高騰
- 人手不足の深刻化
- 地政学的リスク(イラン情勢等)や異常気象による供給不安
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 参考値:2026実績売上21,236 / 2027会社予想売上24,768 = 85.8%(来期売上目標に対しベースは約85.8%)。ただし来期は売上成長を見込む一方で利益予想は減益(営業利益574百万円、▲11.9%)のため、利益率改善施策の実行状況が注視点。
- 主要KPIの前期同期比トレンド(短信記載分):
- 営業利益率は3.1%(前期1.4%)へ改善。セグメントではフードサービスと介護サービスが利益改善で牽引。
- ガイダンス前提条件の妥当性:
- ガイダンスの前提(為替・原材料価格等)の詳細数値は提示なし。短信本文は地政学・気象リスクを指摘しており、外部要因に敏感な前提である点に留意。
- その他注視点:
- 関係会社清算益等の一時要因が利益を押し上げたため、除くベースでの営業活動キャッシュフローや事業利益の継続性を確認する必要あり。
- 子会社化(TG社、取得対価1,200,000千円)の連結影響(のれん等、将来の償却/減損リスク)に注目。
今後の見通し
- 業績予想(2027年3月期、会社予想)
- 売上高: 24,768百万円(前年同期比 +16.6%)
- 営業利益: 574百万円(前年同期比 ▲11.9%)
- 経常利益: 612百万円(前年同期比 ▲11.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 393百万円(前年同期比 ▲15.6%)
- 1株当たり当期純利益予想: 29.19円
- 予想の修正有無: 今期(2026年3月期)の短信内では通期予想の修正に関する記載なし(次期は新規公表)。
- 会社予想の前提条件: 為替レートや原油価格などの具体前提は短信本文に明示されていない(–)。短信では地政学的・気象リスクを指摘。
- 予想の信頼性: 会社は「入手可能な情報に基づく推定」であり、外部要因により実績と異なる可能性がある旨明示。
- リスク要因: 円安・原材料価格上昇・人手不足・為替変動・地政学リスク等(短信記載分)。
重要な注記
- 会計方針: 主要な会計方針の変更なし。収益認識等は日本基準に基づき記載。
- 連結範囲の変更: ASMO CATERING (TAIWAN) は事業休止・解散(連結範囲から除外)。一方、2026年4月1日付で株式会社TrustGrowth 他2社を子会社化(株式取得:現金1,200,000千円、議決権取得比率100%)。取得関連費用概算15,000千円。のれん等は現時点未確定。
- その他重要事項:
- 期中における会計上の変更・修正再表示: 無
- 監査: 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の注記あり。
(注)本まとめは提供された決算短信本文の記載事項に基づく整理・要約であり、投資判断や助言を行うものではありません。データ単位は特記がない限り百万円または短信記載の単位に準拠しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2654 |
| 企業名 | アスモ |
| URL | http://www.asmo1.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。
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