2026年2月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:売上高・利益ともに会社予想(通期)との比較は「第3四半期累計で進捗良好」。通期予想は修正あり(会社公表)。四半期累計は概ね市場期待に上振れた模様(会社発表の前期実績比で大幅改善)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 13,407 百万円、前年同期比 +19.8%/営業利益 153 百万円、前年同期は営業損失)。
  • 注目すべき変化:前年同期に営業損失・経常損失・親会社株主帰属当期純損失が発生していたが、本第3四半期累計では営業利益・経常利益・当期純利益へ回復(親会社株主帰属四半期純利益 105 百万円)。
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正あり(通期売上 17,805 百万円、営業利益 259 百万円など)。第3四半期累計の進捗状況からは売上は通期達成に向け概ね順調だが、営業利益・純利益の進捗には余地あり。
  • 投資家への示唆:物流コスト上昇と人手不足が継続リスクだが、価格交渉と物流DX・自動化への投資で収益性改善を図る戦略が打たれている。特別損益(受取保険金等)や過年度の情報セキュリティ対策費の影響を整理して実力値を確認すべき。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社関通
    • 主要事業分野:EC・通販向けの物流サービス(フルフィルメント)、倉庫管理等のITオートメーション事業、放課後等デイサービス等のその他事業
    • 代表者名:代表取締役社長 達城 久裕
    • コード:9326/上場市場:東証
    • 問合せ先:取締役副社長 達城 利卓 TEL 0800-555-0500
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年1月14日
    • 対象会計期間:2026年2月期 第3四半期累計(2025年3月1日~2025年11月30日)
    • 決算補足説明資料:作成有(同日付で当社HP掲載予定)、決算説明会は無
  • セグメント:
    • 物流サービス事業:EC・通販物流支援サービス等(主力)
    • ITオートメーション事業:倉庫管理システム等
    • その他の事業:放課後等デイサービス、就労移行支援等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):10,308,150 株
    • 期末自己株式数:103,543 株
    • 四半期累計平均株式数:10,085,717 株
    • 時価総額:–(短信に未記載)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(2026/1/14)公開済
    • 株主総会 / IRイベント:–(短信に未記載)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表。達成率は通期予想に対する第3四半期累計の進捗率)
    • 売上高:実績 13,407 百万円(会社通期予想 17,805 百万円に対する進捗率 75.3%)
    • 営業利益:実績 153 百万円(会社通期予想 259 百万円に対する進捗率 59.1%)
    • 純利益(親会社株主に帰属):実績 105 百万円(会社通期予想 187 百万円に対する進捗率 56.5%)
  • サプライズの要因:
    • 収益改善は主に物流サービス事業の増収と採算改善交渉、及びIT事業の回復(大規模案件)による。加えて第3四半期累計では受取保険金(特別利益)が計上されている点が純利益を押上げている。
  • 通期への影響:
    • 売上は順調に進捗しているが、コスト上昇(人件費・燃料)と販売価格への転嫁困難が継続リスク。営業利益進捗は約59.1%のため、下期の採算改善策実行が鍵。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社側による第3四半期累計予想の提示は無しのため「会社予想未開示」。差分の絶対額/予想比は算出不可。

財務指標

  • 財務諸表要点(単位:百万円)
    • 売上高:13,407(前年同期比 +19.8%)
    • 営業利益:153(前年同期は営業損失 △12 → YoY 比率算出不能 → –)
    • 経常利益:126(前年同期は経常損失 △40 → –)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:105(前年同期は △443 → –)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):10.48 円(前年同期 △44.19 円 → –)
  • 収益性指標(短信記載分)
    • 営業利益率(第3Q累計):営業利益 153 / 売上 13,407 = 約 1.1%(業種平均との比較は地域・業態で差異あり)
    • ROE:–(短信に記載なし)
    • ROA:–(短信に記載なし)
  • 進捗率分析(通期予想に対する)
    • 売上高進捗率:75.3%
    • 営業利益進捗率:59.1%
    • 純利益進捗率:56.5%
    • コメント:売上は上振れ進捗だが、利益は下期での改善が必要
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細CFは未開示(短信に明記)
    • 現金及び預金(期末):2,408 百万円(前期末 1,984 百万円、増加主因は新規借入による約424 百万円の増加)
    • 営業CF:–、投資CF:–、財務CF:–、フリーCF:–(未作成のため記載なし)
    • 営業CF/純利益比率:–(CF未開示)
  • 財務安全性
    • 総資産:11,980 百万円(前連結年度末比 +1,661 百万円)
    • 負債合計:9,835 百万円(同 +1,607 百万円)
    • 純資産:2,145 百万円(同 +54 百万円)
    • 自己資本比率:17.9%(目安:40%以上で安定 → 17.9%はやや低い)
    • 短期借入金:400 百万円(期中計上)、長期借入金残高:5,394 百万円
  • セグメント別:下記「セグメント別情報」参照
  • 財務の解説:流動資産増(売掛金増、現金増)が主因。借入金の増加で負債が拡大、自己資本比率は低下傾向。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:421,391 千円(内訳:受取保険金 419,086 千円、その他 2,305 千円)→ 一時的な収入である旨注意
  • 特別損失:364,140 千円(内訳:損害賠償金 339,158 千円、その他 24,981 千円)。前期は情報セキュリティ対策費 565,910 千円が発生していた
  • 一時的要因の影響:特別項目を調整すると当期の税引前利益・純利益に大きな影響があり、受取保険金計上が純利益を押上げている点を考慮する必要あり
  • 継続性の判断:受取保険金は単発性の収入と見なすのが妥当。損害賠償金等は発生原因により再発リスクを確認すべき(短信中の詳細要因を参照)。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当:0.00 円(既払)
    • 期末配当(予想):10.00 円
    • 年間配当予想:10.00 円(修正の有無:直近公表の配当予想からの修正なし)
    • 配当利回り:–(株価未記載のため算出不可)
    • 配当性向:–(通期予想に対する算出は可能だが短信に算出値なし)
  • 特別配当の有無:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載なし(ただし四半期で自己株式の処分により資本影響あり)

設備投資・研究開発

  • 減価償却費:222,241 千円(第3四半期累計)
  • 主な投資内容:固定資産(敷金・保証金等)の増加(敷金及び保証金が303,235 千円増加)と記載

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 在庫状況:
    • 仕掛品:11,464 千円(当第3四半期、前期 19,013 千円)
    • 在庫の質:短信に詳細内訳は限定的(仕掛品等の数字は上記のみ)

セグメント別情報

  • 物流サービス事業(主力)
    • 売上高:12,633,832 千円(前年同期比 +18.6%)
    • セグメント利益:153,940 千円(売上営業利益率 約1.2%)
    • コメント:EC・通販物流支援中心に物量増。価格交渉・DX・自動化で採算改善を図る
  • ITオートメーション事業
    • 売上高:663,234 千円(前年同期比 +44.0%)
    • セグメント利益:39,539 千円(売上営業利益率 約6.0%、前年同期比 ▲84.0%)
    • コメント:一部顧客の解約(サイバー攻撃影響)もあったが大型案件獲得等で回復傾向
  • その他の事業
    • 売上高:110,039 千円(前年同期比 +40.4%)
    • セグメント損失:△39,713 千円(前年同期は△36,111 千円)
    • コメント:放課後等デイサービス等が軟調で赤字継続

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:短信に具体数値の記載なし → 進捗状況は「物流DX・自動化投資による収益性改善」を中長期KPIに据えている旨の言及あり

競合状況や市場動向

  • 市場動向:EC市場は拡大トレンドだが、物流業界では人手不足・コスト上昇(人件費・燃料高)という構造的課題が継続している旨を会社が言及

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている事項のみ)

  • 短期的な成長分野:
    • EC・通販物流支援サービスの物量増加(継続)
    • ITオートメーション事業での大規模案件獲得(回復要因)
  • 中長期的な成長分野:
    • 物流DXと自動化による生産性向上・コスト削減
    • 顧客との価格交渉・契約見直しによる採算改善
  • リスク要因(短信本文明記分):
    • 人手不足に伴う人件費上昇
    • 燃料価格の高止まり(原価圧迫)
    • 高騰する物流コストを販売価格へ転嫁しにくい市場環境
    • サイバー攻撃等の情報セキュリティリスク(過去に影響あり)

注視ポイント

(短信本文に記載のある変数のみで論じる)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上は75.3%進捗で概ね順調。営業利益・純利益はそれぞれ59.1%、56.5%と下期の採算改善が必要。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:売上+19.8%(増収)、IT事業売上+44.0%(回復)、ただしITの利益率は前年同期比で大幅減(▲84.0%)と変動大。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:短信は通期予想の前提や修正理由を添付資料にて示すとしている(詳細は補足資料参照)。為替・原材料等の前提は短信本文には明示なし → 妥当性評価は補足資料確認が必要。
  • 次四半期の論点:
    • 物流DX・自動化投資の効果が下期にどの程度出るか
    • 価格転嫁の進捗と顧客契約見直しの成果
    • 情報セキュリティ対応の状況と再発防止策の定着

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想の修正有無:有(2025年4月11日公表の従前予想から修正)
    • 通期予想(短信記載):売上 17,805 百万円(通期増減 +16.6%)、営業利益 259 百万円、経常利益 260 百万円、親会社株主に帰属する当期純利益 187 百万円、1株当たり当期純利益 18.64 円
    • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料(「当四半期決算に関する定性的情報(3)」参照)に記載。短信本文では労働力不足・燃料等コスト上昇を業績リスクとして明記
  • 予想の信頼性:過去の特別損益や一時費用の発生があるため、特別項目を除いた実力値の確認が重要
  • リスク要因:為替・原材料価格のショックではなく、主に人件費・燃料等国内のコスト項目、及び情報セキュリティ関連の事象

重要な注記

  • 会計方針:会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示は無し(短信記載)
  • 連結範囲の変更:当四半期連結累計期間で新規1社(トラストリング株式会社)を連結範囲に追加(重要事項)
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係るCF計算書は作成していない(短信記載)
  • その他:監査法人による四半期レビューは無し(短信記載)

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9326
企業名 関通ホールディングス
URL https://www.kantsuhd.com/
市場区分 グロース市場
業種 運輸・物流 – 倉庫・運輸関連業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.67)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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