2025年12月期決算短信〔IFRS〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(2025年通期の会社予想)は短信本文に明示されておらず、会社予想との比較は「会社予想未開示」。市場予想との比較も記載なし。
  • 業績の方向性:売上高は横ばいに近い減少、利益は大幅減(減収減益)。売上高194,898百万円(前期比 ▲0.4%)、営業利益4,040百万円(前期比 ▲26.0%)。
  • 注目すべき変化:利益面の悪化は、将来成長に向けた先行費用や設備の減損(減損損失699百万円等)が主因。セグメント別では産業資材とメディカルで売上増ながら利益率低下、ディバイスは売上減だが生産効率改善で営業利益は改善。
  • 今後の見通し:2026年12月期会社予想は売上高191,500百万円(▲1.7%)、営業利益6,600百万円(+63.4%)と利益回復を見込む。為替前提は1ドル=145円。会社はCDMO拡大や新製品立上げで下期回復を見込む。
  • 投資家への示唆:短期は一時的な減損・先行投資が業績を圧迫している点を確認すべき。注目は(1)一般用医薬品CDMOおよび医療機器CDMOの立ち上がりと収益化、(2)ディバイスの需要動向(特にタブレット)、(3)キャッシュ・借入の動きと設備投資の進捗。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:NISSHA株式会社
    • 主要事業分野:産業資材(加飾フィルム・蒸着紙等)、ディバイス(フィルムタッチセンサー、ガスセンサー等)、メディカルテクノロジー(医療機器・医療用センサー、CDMO等)
    • 代表者名:代表取締役社長 最高経営責任者 鈴木 順也
    • 上場取引所・コード:東証 7915
    • 問合せ先:取締役専務執行役員 最高財務責任者代行 井ノ上 大輔(TEL (075)811-8111)
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月12日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年12月31日(通期、IFRS連結)
    • 決算説明会資料:作成有、機関投資家向け説明会あり(2026/2/12予定)
  • セグメント:
    • 産業資材:IMD/IML/蒸着紙等。モビリティ、家電、包装向け等で付加価値素材を提供。
    • ディバイス:フィルムタッチセンサー、ガスセンサー等の部品・モジュール。
    • メディカルテクノロジー:低侵襲手術機器、医療用ウェアラブル等、医療機器CDMOおよび自社ブランド販売。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):48,016,100株(2025年12月期)
    • 期末自己株式数:629,974株(2025年12月期)
    • 期中平均株式数:47,415,461株(2025年12月期)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2026年3月24日
    • 配当支払開始予定日:2026年3月4日
    • 有価証券報告書提出予定日:2026年3月23日
    • 決算説明会:機関投資家向け(2026/2/12、資料は同社Web掲載予定)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績:
    • 売上高:会社予想未開示(当期実績 194,898百万円、前年 195,598百万円、前期比 ▲0.4%)
    • 営業利益:会社予想未開示(当期実績 4,040百万円、前年 5,457百万円、前期比 ▲26.0%)
    • 純利益(親会社帰属):会社予想未開示(当期実績 1,001百万円、前年 3,851百万円、前期比 ▲74.0%)
  • サプライズの要因:
    • 減益要因:モビリティ向け新製品立ち上げ等の先行投資、一般用医薬品CDMOの生産能力拡大に向けた既存設備の減損(減損損失699百万円)、その他先行費用が利益を圧迫。
    • 売上面:産業資材・メディカルは堅調だが、ディバイス(タブレット向け)の需要減で売上が減少。
  • 通期への影響:
    • 会社は2026年通期で営業利益6,600百万円(+63.4%)と回復を見込む。達成可否はCDMO立上げの進捗とディバイス需要の動向、為替(前提:1ドル=145円)に依存。
  • 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
    • 会社予想未開示のため、売上・営業利益・純利益の「絶対額」「予想比率」差分は記載不可。

財務指標

  • 財務諸表要点(主要数値、単位:百万円)
    • 売上高:194,898(前期 195,598、差分 ▲700 百万円、前年同期比 ▲0.4%)
    • 営業利益:4,040(前期 5,457、差分 ▲1,417 百万円、前年同期比 ▲26.0%)
    • 税引前利益:3,551(前期 6,202、差分 ▲2,651 百万円、前年同期比 ▲42.7%)
    • 当期利益(連結):1,383(前期 4,011、差分 ▲2,628 百万円、前年同期比 ▲65.5%)
    • 親会社所有者帰属当期利益:1,001(前期 3,851、差分 ▲2,850 百万円、前年同期比 ▲74.0%)
    • 基本的1株当たり当期利益(EPS):21.13円(前期 79.93円、前年同期比 ▲73.6%)
    • 営業利益率:2.1%(前期 2.8%)
  • 収益性指標:
    • ROE(概算):約0.9%(目安:8%以上が良好 → 低位)
    • ROA(概算):約0.4%(目安:5%以上が良好 → 低位)
    • 営業利益率:2.1%(業種平均との比較は業種により差異、同社は利益率改善が課題)
  • 進捗率分析(四半期決算該当外/会社予想未開示のため算出不可)
    • 通期予想に対する進捗率:会社予想未開示のため算出不可
  • キャッシュフロー:
    • 営業CF:10,337百万円(前期 12,312、前期比 ▲16.0%)
    • 投資CF:△13,848百万円(前期 △11,431、前期比 ▲21.1%増)
    • 財務CF:△8,366百万円(前期 +9,147 百万円 → 前期は資金獲得、当期は使用)
    • フリーCF(概算):営業CF – 投資CF = △3,511百万円(マイナス)
    • 営業CF/当期利益比率:約7.5(10,337 / 1,383、目安1.0以上で健全→高め)
    • 現金及び現金同等物残高:39,213百万円(前期 50,970、差分 ▲11,757 百万円、前期比 ▲23.1%)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単位の詳細は短信に四半期推移表がないため省略
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:46.1%(安定水準:40%以上で安定)
    • 流動比率(概算):流動資産116,221 / 流動負債81,041 ≒ 143.5%(流動性は概ね良好)
    • 有利子負債(概算):社債・借入金合計 62,492百万円(短期38,781 + 長期23,711)、現金39,213百万円、純有利子負債概算 ≒ 23,279百万円(概算)
  • 効率性:
    • 総資産回転率(概算):売上高194,898 / 平均総資産約250,985 ≒ 0.78回転
  • セグメント別(主要)
    • 産業資材:売上高 76,315百万円(前期比 +3.0%)、セグメント利益 3,741百万円(前期比 ▲23.2%)
    • ディバイス:売上高 58,452百万円(前期比 ▲13.5%)、セグメント利益 2,130百万円(前期比 +18.5%)
    • メディカルテクノロジー:売上高 47,130百万円(前期比 +3.3%)、セグメント利益 2,035百万円(前期比 ▲14.8%)
  • 財務の解説:
    • 売上高はほぼ前年並み。利益は減損・先行投資・一部事業のミックス悪化等により低下。営業CFはプラスながら投資CFが大きく、期末現金は減少。自己資本比率は46.1%で安定的。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:記載なし(該当箇所に明示なし)
  • 特別損失:
    • 減損損失:699百万円(当期計上、設備減損等)
    • 子会社取得関連支出等の一時的コストあり(子会社取得支出 56,55百万円等のキャッシュ支出)
  • 一時的要因の影響:
    • 減損や先行投資は当期の利益を大きく圧迫しているため、特別損失除外の調整が実質業績評価に影響する。
  • 継続性の判断:
    • 減損は基本的に一時的要因。先行投資(設備拡大)は今後の収益化に繋がる可能性があるが、短期的には利益を圧迫する。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年12月期:年間50.00円(中間25.00円、期末25.00円)、配当総額 2,420百万円、配当性向 62.6%(連結)
    • 2025年12月期:年間50.00円(中間25.00円、期末25.00円)、配当総額 2,393百万円、配当性向(連結)236.6%(当期利益低下により高水準)
    • 2026年12月期(予想):年間50.00円(中間25.00円、期末25.00円)、配当性向(連結)予想 103.0%(会社記載)
  • 配当利回り:株価情報未提示のため算出不可(–)
  • 株主還元方針:継続的な配当実施。自己株式取得・消却の実績あり(2025年度に一部消却等実施)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 有形固定資産の取得による支出(投資CF項目):6,305百万円(当期)
    • 有形固定資産・無形資産・使用権資産の増加総額(連結注記):11,707百万円(当期)
    • 減価償却費:10,360百万円(当期)
  • 研究開発:

受注・在庫状況(該当する業種の場合)

  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(期末):31,892百万円(前期 35,730、差分 ▲3,838 百万円、前期比 ▲10.7%)

セグメント別情報

  • セグメント別状況(当期)
    • 産業資材:売上高 76,315百万円(前期比 +3.0%)、セグメント利益 3,741百万円(前期比 ▲23.2%)。モビリティ向け加飾分野は底堅いが新製品関連の先行費用で利益圧迫。
    • ディバイス:売上高 58,452百万円(前期比 ▲13.5%)、セグメント利益 2,130百万円(前期比 +18.5%)。タブレット向け需要減だが生産体制見直しで効率改善。
    • メディカルテクノロジー:売上高 47,130百万円(前期比 +3.3%)、セグメント利益 2,035百万円(前期比 ▲14.8%)。医療機器CDMOは一部停滞あるが全体では売上増、製品ミックス悪化で利益減。
  • 部門戦略:短信に明示された通り、CDMO(一般用医薬品・医療機器)拡大とモビリティ向け新製品での拡大を戦略の柱としている。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:第8次中期経営計画(2024–2026)を運用中。2030年に向けたサステナビリティビジョンに基づき、メディカル・モビリティ・環境分野での事業強化を推進。

競合状況や市場動向

  • 市場動向(短信本文記載分のみ):
    • グローバル経済は緩やかな回復だが、関税政策・地政学リスク・為替変動により不確実性あり。米国は消費の伸びが鈍化、中国は不動産市場停滞等の影響が継続。

テーマ・カタリスト

(短信本文に明示されている項目のみ列挙)

  • 短期的な成長分野:
    • 一般用医薬品の開発製造受託(CDMO)の需要拡大(企業買収の効果)
    • 産業資材のモビリティ外装向け新製品の需要拡大見込み
  • 中長期的な成長分野:
    • 第8次中期経営計画に基づくメディカル・モビリティ・環境分野でのポートフォリオ強化
  • リスク要因(短信本文明記分):
    • 世界経済のブロック化、為替相場の変動、地政学的リスクなど業績に影響を与える外部要因

注視ポイント

(短信本文に記載のある変数のみでの論点)

  • 通期予想に対する進捗率と達成可能性:当期(2025)は会社予想未開示のため2025年通期進捗は算出不可。会社は2026年通期に営業利益6,600百万円を見込んでおり、達成にはCDMOの立上げとディバイス需要動向の改善が必要。
  • 主要KPIの前期同期比トレンド:セグメント別売上・利益の増減(産業資材 売上 +3.0%/利益 ▲23.2%、ディバイス 売上 ▲13.5%/利益 +18.5%、メディカル 売上 +3.3%/利益 ▲14.8%)が短期的な注視点。
  • ガイダンス前提条件の妥当性:為替前提は1ドル=145円(会社記載)。為替変動が業績に与える影響を注視。
  • その他:減損699百万円や先行投資の影響が今期利益を圧迫している点の継続性(再発性)を注視。

今後の見通し

  • 業績予想(会社公表、2026年1月1日~2026年12月31日):
    • 第2四半期(累計)予想:売上高 87,500百万円(前年同四半期比 ▲9.8%)、営業利益 900百万円(前年同四半期比 ▲64.8%)等(短信記載)
    • 通期予想:売上高 191,500百万円(前期比 ▲1.7%)、営業利益 6,600百万円(前期比 +63.4%)、税引前利益 5,000百万円(前期比 +40.8%)、親会社の所有者に帰属する当期利益 2,300百万円(前期比 +129.6%)、基本的EPS 48.54円
    • 前提条件:為替 1ドル=145円
  • 予想の信頼性:短信は予想の前提と注意事項の記載を示しているが、為替・地政学リスク・需要動向が不確実性要因。会社は中期計画に沿った投資を行っているが、達成は事業立上げの進捗次第。
  • リスク要因(短信明記のもの):為替変動、世界経済の不確実性、需要変動(特にタブレット向けなど)。

重要な注記

  • 会計方針:IFRS任意適用継続。2025年に企業結合に係る暫定的会計処理の確定を行い、2024年数値について遡及修正を実施済(短信注記)。
  • その他:重要な後発事象はなし。決算短信は公認会計士等の監査対象外との注記あり。

(注)本書は提供された決算短信の内容を短信本文に明示された数値・記述のみで整理した要約です。投資助言や株式売買の推奨は行っていません。数値は特に注記がない限り単位は百万円、百分率は会社公表の増減率を基にしています。不明な項目は「–」としています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7915
企業名 NISSHA
URL http://www.nissha.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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