2026年5月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は2026年4月10日に通期業績予想を上方修正しており、本第3四半期累計の進捗は総じて順調(会社予想に対しておおむね予定どおり〜好調)。市場予想は提示されていません。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+10.2%、営業利益+29.8%、親会社株主に帰属する四半期純利益+38.6%)。
- 注目すべき変化:テクノロジーソリューション事業が牽引し、同事業の売上高は前年同期比+27.7%と大幅増。売上総利益・営業利益ともに改善。
- 今後の見通し:通期予想は上方修正済(通期売上高8,253百万円、営業利益710百万円、親会社株主に帰属する当期純利益532百万円)。第3四半期累計の進捗率(売上69.3%、営業利益77.0%、純利益78.0%)は通期達成に向け概ね順調。
- 投資家への示唆:高付加価値案件(生成AI関連、大型SI向け、ERP案件等)比率の上昇と新オフィス投資による基盤強化が収益性改善の主因。特別利益(投資有価証券売却益)など一時要因も存在するため、実力値としてはセグメント別の収益性動向(特にビジネスソリューションの売上総利益低下)に注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社シイエヌエス
- 主要事業分野:システムエンジニアリングサービス(テクノロジーソリューション、ビジネスソリューション、コンサルティング)— DX支援、生成AI、ERP導入等を提供
- 代表者名:代表取締役社長 関根 政英
- 問合せ先:取締役 コーポレート本部長 猪子 昌俊 TEL 03(5791)1001
- 報告概要:
- 提出日:2026年4月10日
- 対象会計期間:2026年5月期 第3四半期累計(2025年6月1日~2026年2月28日)
- 決算補足説明資料:有、決算説明会:無
- セグメント:
- テクノロジーソリューション事業:デジタル革新推進事業、システム基盤事業の一部(生成AI・次世代決済等)
- ビジネスソリューション事業:ビッグデータ分析事業の一部、業務システムインテグレーション事業、システム基盤事業の一部(金融向け等、U-Way)
- コンサルティング事業:コンサルティング事業、ビッグデータ分析事業の一部(上流シフト)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):2,906,000株(2026年5月期3Q)
- 期末自己株式数:38株
- 期中平均株式数(四半期累計):2,905,962株
- 今後の予定:
- IRイベント:決算補足資料あり(説明会は開催せず)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期予想を利用):
- 売上高:実績5,717,663千円 / 通期予想8,253,000千円 → 達成率 69.3%
- 営業利益:実績546,376千円 / 通期予想710,000千円 → 達成率 77.0%
- 純利益(親会社株主):実績415,318千円 / 通期予想532,000千円 → 達成率 78.0%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:テクノロジーソリューション事業の大型生成AI関連案件、次世代決済プラットフォーム案件の進展、既存顧客の体制拡大、高利益率案件の増加。ERP(Oracle)パートナー強化、ベトナムNTQとの連携強化も寄与。
- 一時項目:投資有価証券売却益46,180千円の計上が純利益を押し上げ。
- 下振れ要因:ビジネスソリューション事業で顧客都合による発注抑制や一部案件の長期化に伴う収益性低下。
- 通期への影響:第3四半期累計の進捗は売上・利益ともに通期達成に向け順調。ただしビジネスソリューションの収益性回復および人材確保状況が鍵。会社は通期予想を上方修正済(修正の有無:有)。
- 対会社予想差分(実績 − 会社通期予想):
(※会社予想が通期で明示されているため、実績と通期予想の差分を示す)- 売上高:実績5,717,663千円 − 予想8,253,000千円 = ▲2,535,337千円(実績は予想比 約69.3%)
- 営業利益:実績546,376千円 − 予想710,000千円 = ▲163,624千円(実績は予想比 約77.0%)
- 純利益:実績415,318千円 − 予想532,000千円 = ▲116,682千円(実績は予想比 約78.0%)
財務指標
- 財務諸表 要点(千円)
- 資産合計:5,428,147(前期末5,259,857、増加168,290)
- 負債合計:1,271,304(同1,300,385、減少29,080)
- 純資産合計:4,156,842(同3,959,471、増加197,370)
- 自己資本比率:76.6%(安定水準、前期75.3%)
- 収益性(第3四半期累計・対前年同期)
- 売上高:5,717,663千円(前年同期比 +10.2%)
- 営業利益:546,376千円(前年同期比 +29.8%) 営業利益率:546,376 / 5,717,663 = 9.6%(業種平均は業界に依存)
- 経常利益:570,292千円(前年同期比 +28.8%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:415,318千円(前年同期比 +38.6%)
- EPS(四半期累計・1株当たり四半期純利益):142.92円(前年同期103.09円)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高進捗率:69.3%(通常の進捗→おおむね予定どおり)
- 営業利益進捗率:77.0%(良好)
- 純利益進捗率:78.0%(良好)
- 過去同期間との比較:前年同期比で増収増益と改善が鮮明
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 現金及び預金:3,304,109千円(前期末3,666,604千円、△362,494千円)——現金は減少。
- フリーCF:明細未提示のため算出不可。
- 営業CF/純利益比率:計算不可(CF明細なし)。
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値は開示なし(累計のみ)。
- 財務安全性:自己資本比率76.6%(安定水準)・負債合計は減少傾向。流動負債は824,907千円。
- 効率性:総資産回転率等の記載なし。減価償却費は51,572千円(前年同期30,514千円)に増加(新オフィス等による)。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:投資有価証券売却益 46,180千円(当期)
- 特別損失:該当なし(当期)
- 一時的要因の影響:特別利益の計上により税引前利益が押し上げられているため、特別利益を除く基礎的な業績(セグメント別の売上総利益等)も併せて評価する必要あり。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時性の可能性が高く、今後継続する前提にはできない。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年5月期:通期合計 75.00円(期末 75.00円、内訳:普通配当49円、創業40周年記念配当26円)
- 2026年5月期(予想・修正後):年間合計 55.00円(中間 0.00円、期末 55.00円) — 直近公表の配当予想から修正(増配との記載あり)
- 配当利回り:株価未提示のため算出不可
- 配当性向:通期予想ベースの算出は会社側記載なし(ただし通期予想との関係では配当性向は明示されていない)。
- 特別配当:2025年に創業40周年の特別配当あり(26円)。2026年は特別配当の記載なし。
- 株主還元方針:配当予想修正・増配の公表あり。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産が50,015千円→413,147千円に増加(増加額363,132千円)——主に新オフィス移転に伴う建物附属設備および工具器具備品の取得。
- 減価償却費:51,572千円(前年同期30,514千円)に増加。
- 研究開発:R&D費の明細は記載なし(–)。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残高の明示なし(–)
- 在庫状況:棚卸資産 24,068千円(前年同期14,904千円、増加)——在庫回転日数等の記載なし。
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3四半期累計)
- テクノロジーソリューション事業:売上高2,608,271千円(前年同期比 +27.7%)、売上総利益770,521千円(前年同期比 +31.7%)
- 大型SIer向け生成AI案件、次世代決済プラットフォーム、新規顧客体制拡大が寄与。収益性改善。
- ビジネスソリューション事業:売上高2,585,216千円(前年同期比 ▲0.3%)、売上総利益473,806千円(前年同期比 ▲9.8%)
- 金融向けや自社サービス「U-Way」は堅調も、顧客の発注抑制や一部案件の長期化で売上総利益は減少。
- コンサルティング事業:売上高524,175千円(前年同期比 ▲5.0%)、売上総利益175,711千円(前年同期比 +18.6%)
- 上流案件シフトで売上は減少する一方、利益率は向上。
- 地域別売上:記載なし(国内/海外比率は明示なし)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025年5月期~2027年5月期を掲げ、2030年5月期目標は売上高100億円、営業利益率10.0%以上。第2年目の累計業績は中計の進捗として概ね整合。
- KPI達成状況:特に売上高・営業利益率の改善(テクノロジーソリューション中心)が確認されるが、具体KPIの数値開示は限定的。
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較:同業他社の数値比較は資料に記載なし(–)。
- 市場動向:DX投資は堅調継続、生成AI等の新たなIT需要が拡大。一方でIT人材不足や採用難が継続的なリスクとして明記。
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている内容のみ)
- 短期的な成長分野:生成AI関連案件、大型SI向けAI案件、次世代決済プラットフォーム開発、Oracle NetSuite等ERP案件の拡大。
- 中長期的な成長分野:中期経営計画に基づく事業基盤強化、新たな顧客獲得、ソリューション拡充、NTQ Solution(ベトナム)との技術連携・サービス体制強化。
- リスク要因(短信本文明記分):IT人材不足・採用環境の厳しさ、顧客による発注抑制、案件の長期化による収益性低下。
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上69.3%、営業利益77.0%、純利益78.0%と進捗は良好。ビジネスソリューション事業の収益性改善が達成の鍵。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:売上・営業利益は前年同期比で改善。セグメント別ではテクノロジーソリューションが大幅増、ビジネスソリューションは微減・利益率低下、コンサルは売上減だが利益率改善。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は通期予想を上方修正しているが、為替・原材料等の外部前提は短信に明示なし(–)。
- その他注視点:投資有価証券売却益等の一時益が純利益を押し上げている点、現金同等物が減少している点(新オフィス投資による有形固定資産増加)および人材確保状況。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無:有(2026年1月9日公表の数値を2026年4月10日に上方修正と明記)
- 通期会社予想(2026年5月期):売上高8,253百万円(+17.8%)、営業利益710百万円(+27.9%)、経常利益734百万円(+25.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益532百万円(+24.5%)、1株当たり当期純利益183.07円
- 次期予想:記載なし(–)
- 会社予想の前提条件(為替等):短信本文に明示なし(–)
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗率は高く、会社による上方修正も行われているため現時点では達成可能性は高いと判断されるが、ビジネスソリューションの回復と人材確保が重要。
- リスク要因:為替や原材料の記載はないが、顧客発注の可変性、IT人材不足、案件長期化の影響などが業績に与えるリスクとして明記。
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更はなし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理あり(税金費用は見積実効税率に基づき算出)。
- その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。監査法人によるレビューはなし。
(注)不明な項目は「–」として記載しています。なお、本資料は短信本文の記載内容に基づき整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4076 |
| 企業名 | シイエヌエス |
| URL | https://www.cns.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.74)」によって自動生成されました。
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