2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の業績予想(未修正)に対して、売上高は計画を下回る一方、営業利益は計画を上回って着地(会社コメント)。総じて「ほぼ想定内だがセグメント寄与の偏りあり」との印象。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高 3,087 百万円:前年同期比 +76.2%、営業利益 126 百万円:前年同期比 +45.2%)。
  • 注目すべき変化:2025年4月にDTC社、メロン社を子会社化(およびWEEL含むグループ化)した影響で連結範囲が拡大。のれん(合計約390 百万円超)が発生し、自己資本比率は77.3%→64.6%に低下。ソフトウエア事業のリカーリング比率が高まり(リカーリング売上比率 84.9%、MRR 86 百万円)、販売モデルを売切りからサブスクリプションへ一本化(2026/4/1開始予定)。
  • 今後の見通し:通期業績予想は修正無し(売上 4,500 百万円、営業利益 280 百万円、EBITDA 500 百万円)。Q3時点の進捗は売上 68.6%、営業利益 45.0%で、売上はやや進捗遅れ・営業利益は未達のリスクあり。ただし会社はコスト管理で営業利益を上回っていると説明。PMI(統合プロセス)やサブスク移行の影響で不確実性は残る。
  • 投資家への示唆:注視すべきポイントは(1)サブスクリプション移行の進捗とMRR成長、(2)買収によるのれん・PMI完了状況(暫定配分)、(3)受注の大型サブスク案件の復調、(4)通期営業利益達成のためのコスト統制状況。パートナーモデル依存と固定費構造のリスクも留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社データ・アプリケーション
    • 主要事業分野:データ連携プラットフォーム・業務アプリケーションのソフトウエア事業、システムインテグレーション(EDI/EAI等)事業、AI関連受託開発・プロダクト事業
    • 代表者名:代表取締役社長執行役員 安原 武志
    • そのほか:2025年にWEEL、デジタルトランスコミュニケーションズ(DTC)、メロンをグループ化
  • 報告概要:
    • 提出日:2026年2月10日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計期間(2025年4月1日~2025年12月31日)
    • 決算説明会:有(決算説明動画配信予定)
  • セグメント:
    • ソフトウエア事業:ACMS Cloud、Placul等のクラウド/パッケージとサブスクリプション収益(リカーリング比率高い)
    • システムインテグレーション事業:DTC社中心のEDI/EAI基軸の業務インフラ構築
    • AI関連事業:メロン、WEEL等による時系列解析、生成AI、需要予測/予兆検知などの受託・プロダクト
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:7,414,000株
    • 期中平均株式数(四半期累計):6,349,533株
    • 期末自己株式数:1,047,428株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本資料(2026/2/10提出)
    • IRイベント:決算説明動画配信予定
    • その他:中期経営計画(2026–2028)策定済(2025/5/12公表)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表予想は通期のみ、公表修正なし)
    • 売上高:第3Q累計 3,087 百万円。通期予想 4,500 百万円に対する達成率 68.6%(3/4期時点での理論値75%を下回る)。会社は売上が計画を下回ったと明記(サブスクリプション大型案件不足・子会社の売上計上基準調整等の影響)。
    • 営業利益:第3Q累計 126 百万円。通期予想 280 百万円に対する達成率 45.0%(進捗低め)。ただし会社は「計画を上回って推移」と表明(四半期ベースでの想定との比較)。
    • 純利益:会社は通期純利益予想を開示しておらず(連結範囲変更で算定困難のため)。第3Q累計 親会社株主帰属純利益 87.883 百万円(達成率不適用)。
  • サプライズの要因:
    • 売上下振れ要因:ソフトウエアで売切り→サブスク移行中に大型サブスク案件が少なく規模縮小、子会社側で売上計上基準の調整。
    • 営業利益上振れ要因:のれん償却は継続するものの、コスト管理を徹底し利益を確保。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想を据え置き(修正無し)。ただし売上進捗の遅れと営業利益進捗の低さ、ならびにPMIやのれん関連の不確実性から、今後の受注状況・移行効果次第で達成可否に変動が生じるリスクあり。

財務指標

  • 財務諸表:貸借対照表・損益計算書は開示、四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。
  • 収益性(第3Q累計:2025/4–2025/12)
    • 売上高:3,087,874 千円(前年同期比 +76.2%、増額 +1,335,391 千円)
    • 営業利益:126,102 千円(前年同期比 +45.2%)
    • 営業利益率:126,102 / 3,087,874 = 4.08%(営業利益率 ≒ 4.1%)
    • 経常利益:170,898 千円(前年同期比 +49.8%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:87,883 千円(前年同期比 +8.8%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):13.84 円(前年同期比 +5.9%)
    • EBITDA:278,000 千円(前年同期比 +70.6%)、EBITDA率 ≒ 9.0%
  • 収益性指標(注:第3Q累計ベース)
    • ROE(単純計算=当期純利益/自己資本(第3Q末)):87.883 / 4,955 = 1.77%(目安:8%以上が良好 → より低い。※累計ベースのため年率換算ではない点に注意)
    • ROA(当期純利益/総資産):87.883 / 7,666 = 1.15%(目安:5%以上が良好 → 低い)
    • 営業利益率:4.08%(業種平均との比較は資料に記載なし)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計の進捗)
    • 売上高進捗率:68.6%(3,087 / 4,500)
    • 営業利益進捗率:45.0%(126 / 280)
    • 純利益:会社予想なし
    • コメント:通常、9ヶ月時点の理論進捗は75%前後とされるが、売上はそれを下回る。一方で会社はコスト管理により営業収益面で一定の耐性を示す。
  • キャッシュフロー:
    • 四半期キャッシュフロー計算書は未作成(注記)。ただし貸借対照表より:
    • 現金及び預金:4,232,572 千円(前期末比 +404,478 千円:増加)
    • 売掛金:695,538 千円(増加)
    • 減価償却費(累計):64,805 千円
    • フリーCF等の算出不可(明示的な営業CF・投資CF・財務CFの数値なし)
  • 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値の提示は無し(累計値のみ)。季節性は明記無し。
  • 財務安全性:
    • 総資産:7,666 百万円
    • 純資産:5,145 百万円
    • 自己資本比率:64.6%(安定水準。前期 77.3%→低下)
    • 流動資産合計 5,301 百万円、流動負債合計 2,050 百万円 → 流動比率 ≒ 259%(流動性は良好)
    • 長短借入金合計:当期末 短期 50、1年内返済予定長期 60、長期借入 213(千円単位での記載を百万円換算あり)→総借入は増加(借入増はM&A資金等に起因)
  • 効率性:
    • 総資産回転率、売上高営業利益率の詳細推移は資料に限定的情報のため算出困難。営業利益率は向上余地あり。
  • セグメント別(第3Q累計)
    • 売上高:ソフトウエア 1,767,835 千円、システムインテグレーション 924,092 千円、AI関連 395,946 千円
    • セグメント利益:ソフトウエア 119,740 千円、SI 21,393 千円、AI関連 △15,031 千円(AIは赤字)
    • 特記事項:ソフトウエア部門のリカーリング売上比率 84.9%、サブスクリプションが堅調だが大型案件不足で売上全体をやや下押し

特別損益・一時的要因

  • のれん:DTC社ののれん 168,300 千円、メロン社ののれん 221,914 千円(合計約390,214 千円)。償却期間は7年の定額法で償却(暫定配分、取得原価配分は未確定で1年以内に確定予定)。減損は現時点で認識なし。継続的なのれん償却費が利益を押し下げる要因。
  • 取得関連費用:DTC のデューデリ費用 7,500 千円、メロン 3,200 千円(いずれも発生)。
  • 一時的要因の影響:連結範囲変更(子会社化)に伴う売上・費用計上の変動、のれん計上・償却、非支配株主持分の発生(非支配持分 189,353 千円)。これらは今期以降数年間継続する可能性あり。
  • 継続性判断:のれん償却は今後数年間継続する。PMI進捗により暫定配分の見直しや減損リスクが残る。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 中間配当(第2四半期末):0.00 円(2026年3月期)
    • 期末配当(予想):35.00 円(うち記念配当 9 円(創業40周年記念)、普通配当 26 円)
    • 年間配当予想:35.00 円(修正なし)
    • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
    • 配当性向:–(通期純利益予想非開示のため算出不可)
  • 特別配当の有無:期末に創業40周年の記念配当 9 円を含む(今回の期末予想に含まれる)
  • 株主還元方針:自社株買いの記載はなし。ただし譲渡制限付株式報酬の実施あり(自己株式による処分事例あり)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:四半期累計の明確な設備投資額の記載なし(資料上は –)。
  • 減価償却費:第3Q累計で 64,805 千円(前年同期 50,186 千円、増加)。
  • 研究開発(R&D):R&D費の明細・対売上比は資料に記載なし(–)。
  • 備考:グループ化・サービス開発(ACMS Cloud、Placul新エディション等)に対する投資は継続的に行われている旨の記載あり。

受注・在庫状況

  • 受注状況:受注高・受注残等の定量情報は開示なし(–)。会社は「複数の企業から具体的な引合い・相談あり」とコメント。
  • 在庫状況:棚卸資産等の明細開示は無し(流動資産内にその他等はあるが詳細は–)。

セグメント別情報(要点)

  • 売上高(第3Q累計):ソフトウエア 1,767.8 百万円、SI 924.1 百万円、AI 395.9 百万円
  • セグメント利益(第3Q累計):ソフトウエア 119.7 百万円、SI 21.4 百万円、AI △15.0 百万円(AI事業は現状で収益化途上)
  • 成長ドライバー:ソフトウエアのリカーリング/サブスクリプション比率上昇、AI関連は市場ニーズ拡大だが人材確保フェーズで投資を継続
  • 地域別売上:資料に記載なし(国内中心と推定だが詳細は–)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:新たに2026~2028年の中期経営計画を策定(2025/5/12公表)。ビジョンは「DIGITAL WORK」の実現。戦略は(1)事業領域拡大、(2)収益安定性向上、(3)人的資本経営推進。
  • KPI等:MRRやリカーリング比率を重視する方針(MRR 86 百万円、リカーリング比率 84.9%)。買収による事業基盤強化で中期計画の推進を図る。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較は資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:DX需要の拡大、AI導入ニーズの高まりが追い風。ただしIT人材不足やレガシーシステムの制約が供給面での制約となっている旨を記載。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026年3月期)会社予想:売上高 4,500 百万円(対前期 +72.6%)、営業利益 280 百万円(対前期 △14.9%)、EBITDA 500 百万円(対前期 +13.4%)。純利益・経常利益の通期数値は開示なし(連結範囲変更により算定困難のため)。
    • 次期予想:–(未開示)
    • 会社予想の前提:為替等の明記なし。主にグループ統合・サブスク移行、受注環境を前提とするが、詳細前提は別添資料参照。
  • 予想の信頼性:連結子会社の取得・PMI初期段階であるため、経常利益・純利益の算定に不確実性(会社が明示)。過去の達成傾向については資料での分析記載なし(–)。
  • リスク要因:
    • パートナーモデル依存(間接販売の関係悪化リスク)
    • 固定費(人件費)比率が高く、売上変動で利益変動が大きくなる構造
    • PMIの進捗、のれんの減損リスク
    • IT人材不足、競合環境、受注大型案件の有無

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し。四半期財務諸表作成上の税金等計算は見積り実効税率を使用(合理的でない場合は法定率を使用)。
  • 連結範囲の変更:有(DTC社、メロン社の子会社化、WEELの決算期統一)。これにより前期比較に係る注記・暫定的会計処理がある。取得原価配分は暫定で、1年以内に確定予定。
  • その他重要事項:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。

(注記)

  • 「–」は該当情報が開示資料にない項目を示しています。
  • 表示の金額は資料記載の千円単位を百万円単位で簡潔化して記載しています(資料は千円単位)。
  • 本資料は提供された決算短信に基づく要約であり、投資助言や売買勧誘を目的とするものではありません。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3848
企業名 データ・アプリケーション
URL http://www.dal.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.7)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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