2026年3月期 第3四半期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: M&Aを軸とした「プロジェクトフェニックス」により、DXを中核とするテックカンパニーへの転換を推進。2026年3月期の新中期経営計画(連結売上20億円/EBITDA4億円/エンジニア100名等)は達成見込みと表明。
  • 業績ハイライト: 第3四半期累計売上高1,401百万円(前年同期比+163.5%)、調整後営業利益(EBITDA)324百万円(+201.9%)、営業利益195百万円(+218.9%)、当期純利益254百万円(+332.0%)。大幅な増収増益(主因はM&Aによる規模拡大)。
  • 戦略の方向性: DX領域のロールアップ(M&Aによるエンジニア確保・事業拡充)と既存のクラウド事業の安定化。クロスセルで提供価値を高め、長期的にはオフショア/新規SaaS等も視野。
  • 注目材料: 第3四半期に連結ベースへ移行(マイクロウェーブデジタルの完全子会社化)、エンジニア組織で目標の100名規模達成見込み、通期目標(連結売上2,101百万円・EBITDA446百万円)に対する進捗良好。
  • 一言評価: M&Aで急拡大し目標達成見込みだが、達成はM&Aの実行・統合と財務運用に強く依存。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 株式会社fonfun(東証スタンダード:2323)。主要事業 DXソリューション事業(ソフトウェア開発、技術派遣)、クラウドソリューション事業(SaaS・プロダクト)。代表者 代表取締役社長 水口 翼。
  • 説明会情報: 開示日 2026年2月13日。オンライン決算説明会開催予定(2026年2月17日 19:00)。参加対象:投資家・アナリスト等(資料記載)。
  • 説明者: 代表取締役社長 水口 翼(資料上の主な発表者)。発言概要:新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」の進捗、M&A戦略とエンジニア確保、財務方針(資金調達実績)について説明。
  • 報告期間: 対象会計期間 2026年3月期 第3四半期連結(表示は第3四半期連結実績)。報告書提出予定日 –。配当支払開始予定日 –(配当方針は資料で言及あり)。
  • セグメント:
    • クラウドソリューション:クラウド電話SaaS、飲食向けクラウド等(SaaS・プロダクト)。
    • DXソリューション:システム開発、エンジニア派遣、ITフリーランスマッチング等(開発・技術派遣)。

業績サマリー

  • 主要指標(第3四半期累計、単位:百万円)
    • 売上高: 1,401(前年同期比 +163.5%)【良い目安:大幅増収】
    • 調整後営業利益(EBITDA): 324(+201.9%)EBITDAマージン ≒ 23.1%(324/1,401)【良い目安:≥10% 良好】
    • 営業利益: 195(+218.9%)営業利益率 ≒ 13.9%(195/1,401)【良い目安:≥5–10% 良好】
    • 経常利益: 231(+217.8%)
    • 当期純利益: 254(+332.0%)
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率(通期予想に対する第3Q累計の進捗)
    • 売上高進捗率 66.7%(1,401 / 2,101)
    • EBITDA進捗率 72.6%(324 / 446)
    • 営業利益進捗率 73.3%(195 / 266)
    • 当期純利益進捗率 78.0%(254 / 326)
    • サプライズ: 第3Qでの大幅な増収増益(主にM&Aで事業規模拡大)およびエンジニア組織100名達成見込み。連結化(マイクロウェーブデジタルの完全子会社化)に伴う実績取込も寄与。
  • 進捗状況:
    • 通期見通し(26年3月期連結予想)に対し上記の進捗率。第3Qまでで売上・利益ともに概ね7割前後の進捗。
    • 中期経営計画(プロジェクトフェニックス)に対する進捗:主要目標(連結売上20億円、EBITDA4億円、エンジニア100名等)は「達成見込み」との表明。
    • 過去同時期比較:前年同期比で大幅改善(売上+163.5%等)。
  • セグメント別状況(M&A反映のシミュレーション指標・直近買収情報)
    • クラウドソリューション(クラウド電話SaaS等): 売上規模 約200百万円、EBITDA 約89百万円、エンジニア数 2名(のれん償却後の事業利益 約33百万円)。
    • クラウドソリューション(飲食向け): 売上 約120百万円、EBITDA 約11百万円、エンジニア数 5名。
    • DXソリューション(エンジニア派遣): 売上 約400百万円、EBITDA 約70百万円、エンジニア数 40名。
    • DXソリューション(ITフリーランスマッチング): 売上 約350百万円、EBITDA 約20百万円、エンジニア数 30名。
    • (注)上記は買収前積算シミュレーション値。実績は適時開示を参照。

業績の背景分析

  • 業績概要: 今回の大幅増収増益は主にM&A(計9件のうち直近で複数を実行)による事業規模拡大と、12月に完全子会社化したマイクロウェーブデジタルの取込開始によるもの。クラウドとDXの両セグメントで規模拡大。
  • 増減要因:
    • 増収の主因: M&Aによる買収先売上の取込、グループ全体のエンジニア増員で受注拡大。
    • 増益の主因: 買収した事業が黒字であり、統合によりスピーディに営業利益に寄与。のれん償却等調整後でもEBITDA向上。
    • コスト要因: M&A関連の償却費・株式報酬費用が計上される一方で、営業利益率は改善。
  • 競争環境: SMS配信等既存事業は価格競争が激しいとされ、新成長ドライバーはDX・SaaS領域。M&Aでエンジニアとサービス領域を補強し競争優位性を構築する戦略。
  • リスク要因:
    • M&A統合リスク(人材流出、顧客離脱、統合コスト)。
    • 財務リスク:有利子負債915百万円(第3Q時点)、調達に伴うレバレッジ増。現預金643百万円でネット有利子負債は約272百万円(915-643)。
    • 市場リスク:SMS等既存事業の価格競争・需要鈍化、為替・マクロ要因は該当事業に影響する可能性。
    • 開示上の留意:第3Qから連結計算に移行(過年度との単純比較注意)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 新中期経営計画「プロジェクトフェニックス」——M&AによるDXロールアップ、エンジニア確保(国内採用+オフショア)、既存SaaSの安定成長、テックカンパニー化への組織転換。
  • 進行中の施策:
    • M&A:累計9件実行(直近にマイクロウェーブデジタル完全子会社化、ITフリーランスマッチング等)。
    • 人材:エンジニア社内教育、リファラル採用、社内ジョブチェンジ制度実施。社内プロパーエンジニア約109名+パートナー約20名体制(資料)。
    • 財務:ROAD-01でデット・エクイティ合計1,029百万円を調達。資本政策により新株予約権(行使条件付きSO)を発行。
  • セグメント別施策:
    • DXソリューション:SES/オフショア等のM&Aでエンジニア確保、ITフリーランスマッチングで需給対応。
    • クラウドソリューション:既存SMS・リモートサービスの安定化、飲食向けなどSaaS展開強化。
  • 新たな取り組み: オンライン診療プラットフォーム「らく診」事業の取り込み、福利厚生ソリューション(フェアワーク等との連携)、M&A仲介会社(M&A DX)を持分法適用化してエコシステムを拡大。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表、2026年3月期通期連結予想)
    • 売上高: 2,101百万円
    • EBITDA: 446百万円
    • 営業利益: 266百万円
    • 経常利益: 300百万円
    • 当期純利益: 326百万円
  • 予想の前提条件: 買収先の業績反映(第4Qでマイクロウェーブデジタルの3か月分取込)、既存事業の安定推移、追加M&Aの実行(パイプラインは約1,100件超)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営はM&Aと既存事業拡大で計画達成を「見込み」と表明。行使条件付き新株予約権の行使条件達成(時価総額目標達成)が資料で示され、経営陣のインセンティブは株価連動。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 今回公表の通期予想に対する修正は記載なし(前回は過去に下方・上方修正の事例あり)。
    • 修正の主要ドライバー: –(今回該当なし)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期経営計画目標(2026): 連結売上20億円、EBITDA4億円、エンジニア数100名、時価総額100億円。会社は現時点で「全目標達成見込み」と表明。
    • KPI進捗: 売上/EBITDAは通期見通しに対し第3Qまでで約66.7%/72.6%。
  • 予想の信頼性: 過去に業績予想の上下修正履歴があるため留意(資料中に業績予想の下方修正→その後上方修正の記録あり)。
  • マクロ経済の影響: 為替・需要変動・金融条件はM&Aコストやクライアント投資判断に影響する点に注意。

配当と株主還元

  • 配当方針: 2025年1月21日付で配当政策を変更し「事業規模拡大や収益力強化に向けた投資を優先」。ただし、利益が積み上がり分配可能額が確保でき次第、配当実施の方針を示唆(2025年3月期に記念配当実施)。
  • 配当実績:
    • 2025年3月期:期末に記念配当を実施(金額は資料に明記なし)。
    • 中間/期末/年間配当の定常額は現時点で未確定。
  • 特別配当: 2025年3月期末に「記念配当」を実施(詳細金額は資料不記載)。
  • その他株主還元: 自己株式の消却検討、株主優待施策の計画有り、単元未満株の取り扱い改善検討(買取推進や株式分割検討)。

製品やサービス

  • 製品: 主力はSMS配信(バンソウSMS)、リモートメール(既存)、クラウド電話SaaS、飲食向け日次決算プラットフォーム等。新たにノーコード業務アプリSaaSの買収・取り込み。
  • サービス: DXソリューション(受託開発、エンジニア派遣、ITフリーランスマッチング)、クラウドSaaS提供(BtoB、BtoC向け)。
  • 協業・提携: 株式会社フェアワークとの業務提携(福利厚生ソリューション)、M&A仲介会社と連携等。
  • 成長ドライバー: M&Aによるスケールアップ、エンジニア増強による受注拡大、クラウド/SaaSのストック収益化、福利厚生や医療系(オンライン診療)などの新規サービス。

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答:
    • 「プロジェクトフェニックスは達成できるか?」→ 経営は既存事業+新規事業+M&Aで達成を目指すと回答。
    • 「上場維持基準を下回った場合?」→ 上場維持は必達。必要なら他取引所への重複上場の検討もあり。
    • 「配当政策は?」→ 投資優先だが、利益蓄積後は株主還元を強化する方針。既に記念配当を実施。
    • 単元未満株が多い理由→ 過去の株式併合の影響。買取推進や株式分割を検討。
    • IFRS移行は?→ 当面は日本基準を継続。
  • 経営陣の姿勢: 積極的にM&Aと投資を進める姿勢を明確化。時価総額目標(100億円)を行使条件とするSOにより経営陣のコミットメントを示す。
  • 未回答事項: 将来の配当水準(継続的配当額)や詳細な統合コスト見積などは明確な数値提示なし。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 全体として強気~積極(M&Aと目標達成に自信を示す表現)。行使条件付きSOや代表報酬0円の方針により高いコミットメントをアピール。
  • 表現の変化: 前回開示での目標下方修正の反省を踏まえ、以降はM&A等で積極的に巻き返しを図るトーン。
  • 重視している話題: M&A戦略、エンジニア確保、財務調達と時価総額向上。
  • 回避している話題: 具体的な継続配当水準や一部の買収案件の詳細(非開示)については説明を避ける/限定的。

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • M&Aにより短期間で売上・エンジニア規模を拡大(第3Qで顕著)。
    • EBITDA・営業利益率の改善(EBITDAマージン 約23%:収益性良好の目安)。
    • 財務面で自己資本比率44.1%を維持(積極投資しつつ安定)。
    • 経営陣の目標達成インセンティブ(行使条件付きSO)でコミットメント。
  • ネガティブ要因:
    • M&A依存度の高さによる統合リスクと資金負担(有利子負債915百万円)。
    • 基幹事業(SMS等)は価格競争が激しく成長余地が限定的。
    • 一部買収案件の業績・シナジーが計画通りに発現するか不確定。
  • 不確実性:
    • 追加M&Aの実行・統合の成否により業績が大きく変動する点。
    • 市場環境(IT投資の増減、価格競争、マクロ)の影響。
  • 注目すべきカタリスト:
    • 今後のM&A実行・統合報告(特に大口買収の発表)。
    • 第4四半期(通期)決算(2026年5月15日予定)での通期達成状況。
    • 企業価値向上に関するIR(時価総額の進捗、SO行使状況)。
    • オンライン決算説明会(2026/2/17)での経営詳細説明。

重要な注記

  • 会計方針: 第3四半期から連結会計へ移行(マイクロウェーブデジタルの完全子会社化の影響で比較可能性に留意)。
  • リスク要因: 資金調達による負債増、M&Aの不確実性、主要事業の競争激化等が挙げられる(資料末尾に将来見通しの一般的な免責事項あり)。
  • その他: 新株予約権(行使条件付き)の達成状況により財務・報酬費用の計上あり。次回開示は通期決算(予定日 2026年5月15日)。

(注)本サマリーは開示資料に基づく情報整理です。投資助言ではありません。数値は資料記載の通り記載し、不明項目は「–」で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2323
企業名 fonfun
URL http://www.fonfun.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.22)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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