2025年3月期通期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: テクノロジー(いつも.AI等)とデータ活用(itsumo Data Marketing=iDM)により「EC総合支援」を強化し、ソーシャルコマース領域へ事業展開を拡大。新サービス/クリエイター連携等へ先行投資を継続。
  • 業績ハイライト: 売上高は13,940百万円(前期比+0.6%)と増収を維持する一方、売上総利益・営業利益は減少し営業利益74百万円(前期比▲76.8%)、当期純利益は▲98百万円の純損失。
  • 戦略の方向性: iDMやいつも.AIによる既存サービスの利益改善、TikTok Shopなどソーシャルコマース対応サービスの立上げ、クリエイター事務所(ピースクリエイション)等の体制構築で成長機会を取りに行く。
  • 注目材料:
    • 2026年3月期業績予想:売上高15,042百万円(+7.9%)、営業利益254百万円(+242.4%)。
    • KohGenDoが中国一般貿易(NMPA)許認可を取得し中国展開を加速予定。
    • ピースユーは過去最高GMVを更新。ICECREAMは上海での体験店舗など中国展開を推進。
    • 20億円の借入実行(新ブランド在庫補充等)により財務構造に変化。
  • 一言評価: 増収だが投資・一時要因で収益性が低下。成長投資とソーシャルコマース戦略は材料だが、短期は収益性改善と投資効果の可視化が課題。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社いつも(itsumo.inc.)、上場:東証グロース(7694)。主要事業:EC総合支援(EC運営代行・マーケティング支援)、協業ブランド運営、ライブ/ソーシャルコマースプラットフォーム運営、ブランド開発(ビーラン、KohGenDo等)。
  • 説明者: 発表者(役職): –、発言概要: –(資料ベースの要約は上記の通り)。
  • セグメント(名称と概要):
    • Oneコマース:自社/クライアント向けの総合EC支援(継続契約中心)。
    • 協業ブランドパートナー:ブランド・メーカーとの協業による販売代行・フルフィルメント等。
    • 共創・自創バリューアップ:自社ブランド(ビーラン等)やブランド育成・販売。
    • ECプラットフォーム:ライブコマース(ピースユー)、中国向けコミュニティ販売(ICECREAM/雪糕心品)等。

業績サマリー

  • 主要指標(連結、単位:百万円)
    • 売上高:13,940(前期比+0.6%) → 好ましい:増収継続だが微増。
    • 売上総利益:2,978(前期比▲8.9%) → 悪化。
    • 営業利益:74(前期比▲76.8%) 営業利益率:0.5%(前期 2.3%、▲1.8pp) → 大幅減益。
    • 経常利益:43(前期比▲85.6%) 経常利益率:0.3% → 大幅減益。
    • 当期純利益:▲98(前期 258) 当期純利益率:▲0.7% → 純損失。
    • EPS(1株当たり利益):–(資料に記載なし)
    • 調整後EBITDA:255(前期比▲45.0%) 調整後EBITDA利益率:1.8%(前期 3.4%)。
  • 予想との比較(2025期)
    • 会社予想(当初/修正):当初売上15,337→修正後13,938(2025年2月13日公表)。実績13,940は修正後計画を+2百万円上回る(計画達成)。
    • サプライズ:売上・営業利益・経常利益・調整後EBITDAは修正後計画を上回った一方、当期純利益は特別損失計上と税効果区分変更等で純損失(サプライズ・マイナス)。
  • 進捗状況
    • 2025年実績は通期着地のため進捗率は100%。
    • 参考:2026年計画(売上15,042)に対する比較=13,940/15,042 ≒ 92.7%(前期実績ベースで見た「目安」)。ただし新規事業売上は計画に含まず。
    • 過去同時期比較:売上は2019年から約3倍の成長、直近は増収だが利益率は低下。
  • セグメント別状況(単位:百万円)
    • Oneコマース:売上 2,771(前期 3,297、▲16.0%)、売上総利益 1,143(前期 1,346、▲15.1%)、GP率 約41.3%(良好だが売上・GPとも減少)。
    • 協業ブランドパートナー:売上 9,280(前期 7,970、+16.4%)、売上総利益 1,453(前期 1,426、+1.9%)、※売上牽引(EC物流体制対応等)。
    • 共創・自創バリューアップ:売上 1,729(前期 2,453、▲29.5%)、売上総利益 259(前期 394、▲34.3%)→ ビーラン在庫処分等で減収減益。
    • ECプラットフォーム:売上 159(前期 140、+13.4%)、売上総利益 121(前期 101、+19.8%)→ ピースユーが過去最高GMVで増収増益。ICECREAMは許認可遅延で今期寄与なし。

業績の背景分析

  • 業績概要: 協業ブランドパートナーとECプラットフォームの成長が売上増に寄与。Oneコマース・共創事業は減収。テクノロジー投資(いつも.AI群等)や新サービスリリース遅延が粗利・利益を圧迫。
  • 増減要因:
    • 増収要因:協業ブランドパートナーの契約拡大、物流対応(360日配送等)やEC倉庫増床、ピースユーのGMV増。
    • 減収/減益要因:Oneコマースの一部顧客取引の変更、新サービス(いつも.AIを活用したもの)のリリース遅延、ビーランの滞留在庫処理、ソーシャルコマース関連先行投資。
    • 費用面:販管費は前期比▲45百万円減(広告費の抑制等)だが、支払手数料(協業ブランドの売上増に伴い)や人件費・減価償却は増加。
    • 特別要因:当期純利益は特別損失計上や税効果区分変更で純損失になった。
  • 競争環境: EC・ソーシャルコマース領域はプラットフォーム依存度が高く、TikTok Shop等プラットフォームの参入(2025年内想定)が市場構造に影響。いつもの強みは「データ×テクノロジー×メソッド(iDM)」と多数のEC支援実績だが、競合(大手EC支援企業やSNS系プレーヤー)との競争が激化。
  • リスク要因: 新サービスリリース遅延、サイバー/決済リスク(ピースユーで追加認証導入)、在庫シーズン偏重(ビーラン)、プラットフォーム依存、財務負担(借入20億円の取り扱い)、市場需要変動、規制や許認可(中国展開の時間的リスク)。

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期的方向性):
    • iDM(itsumo Data Marketing)といつも.AIを軸に、EC運用のPDCA高速化と再現性ある施策で既存顧客のLTV向上と単価アップを図る。
    • ソーシャルコマース総合支援(Shop出店、コンテンツ制作、クリエイターアサイン、フルフィルメント等)を新規領域として拡大。
    • クリエイター事務所(ピースクリエイション)設立によるシナジー創出。
    • Beelanの商品MD改革・高価格帯ブランド投入、KohGenDoの中国一般貿易展開。
  • 進行中の施策:
    • iDMを活用した新サービス複数のリリース(一部はリリース遅延)。
    • ピースユーの大型リニューアルとイベント実施、ICECREAMのアプリ改修と上海オフライン体験店舗開設準備。
    • KohGenDoの中国NMPA許認可取得→旗艦店出店・空港店舗展開・大学コミュニティ販売等。
    • Beelanの滞留在庫消化、製造拠点多角化(ミャンマー工場)でコスト低減。
  • セグメント別施策と成果:
    • Oneコマース:iDM/AI導入で提案スピード向上、単価アップとストック率維持(ストック率190%以上)を目指す。
    • 協業ブランドパートナー:フルフィルメント強化、販売管理体制の改善、ソーシャルEC小売店舗開設。
    • 共創・自創:高価格帯ブランド投入、通期販売商品(レイン商品、ペット家電等)拡充で収益平準化。
    • ECプラットフォーム:ピースユーはコンテンツプラットフォーム構築、ICECREAMは上海での認知向上施策。
  • 新たな取り組み: ソーシャルコマース特化のクリエイター事務所設立(ピースクリエイション)、自社が直接運営するSNS店舗開設、ピースユーのコンテンツマッチングプラットフォーム構築。

将来予測と見通し

  • 2026年3月期業績予想(連結、単位:百万円)
    • 売上高:15,042(前期比+7.9%)
    • 売上総利益:3,552(前期比+19.3%) 売上総利益率:23.6%(+2.3pp)
    • 営業利益:254(前期比+242.4%) 営業利益率:1.7%(+1.2pp)
    • 経常利益:225(前期比+418.9%)
    • 調整後EBITDA:420(前期比+64.2%)
    • 当期純利益:152(前期▲98 → 回復見込み)
  • 予想の前提条件: iDMによる利益改善、協業ブランドの約11%成長、共創事業の構造改革、ECプラットフォームの拡大。新規(ソーシャル事業・新ブランド等)は売上予想に含まず(別途先行投資を実行)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: iDM/AI等既存資産の活用と協業ブランドの成長を根拠に利益改善を見込む。資料上は前向き(強気寄り)だが、新規事業は保守的に売上計上せず、四半期ベースでは3Q以降の黒字化想定とする等慎重さもあり。
  • 予想修正: 2025年度は当初計画(15,337)から修正(13,938) → 実績は修正後を若干上回った。2026年については現時点で修正はなし(公表値)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 主要KPIは顧客契約数増、クリエイター数増、GMV増、売上総利益率改善、通期販売可能商品の拡充等。
  • 予想の信頼性: 直近期は当初計画から修正した経緯があり(保守的対応の事例)、一方で修正後の計画は達成。新規事業の売上未計上はポジティブ材料発現の余地を残す。
  • マクロ経済の影響: EC市場・ソーシャルコマースの成長、TikTok Shop等プラットフォーム参入動向が業績に影響。為替や物流コスト、消費動向(購買行動のSNSシフト)も影響要因。

配当と株主還元

  • 特別配当: なし(資料記載なし)。

製品やサービス

  • 主要サービス:
    • iDM(itsumo Data Marketing): データ・テクノロジー・メソッドを組合せ、EC施策のスピードと効果を高めるプラットフォーム/仕組み。
    • いつも.AI群: ワンクリック分析等により提案スピードを短縮(最短1日)。
    • ソーシャルコマース総合支援: Shop出店支援、コンテンツ制作、クリエイター手配、フルフィルメント等。
    • ピースユー(Peace you LIVE): ライブコマースプラットフォーム、GMV増加。ピースクリエイション(クリエイター事務所)を新設。
    • ICECREAM/雪糕心品: 中国向けコミュニティ販売プラットフォーム(許認可遅延により今期寄与限定的)。
  • 協業・提携: 大手ECプラットフォームとの連携、クリエイター事務所との共同運営、ミャンマーの新工場等。
  • 成長ドライバー: iDMとAIによる既存顧客のLTV向上、ソーシャルコマース領域の拡大(TikTok Shop等)、中国展開(KohGenDo)、ピースユーのコンテンツプラットフォーム。

Q&Aハイライト

  • 想定される投資家質問(資料からの示唆):
    • 新規サービスのリリース遅延理由とロードマップ。
    • Beelanの在庫/季節偏重解消の進捗確認。
    • 借入20億円の用途と返済計画・財務負担。
    • ピースユー/ICECREAMのサイバー・決済対策。
      (上記は資料内容に基づく想定問答)

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜前向き。iDM/AIへの投資やソーシャルコマース拡大に前向きだが、新規事業は売上計画に含めず慎重に扱っている点から慎重さも併存。
  • 表現の変化: 前回比で「投資を継続しつつ収益化を図る」トーン(資料単体での比較は限定的)→ 成長投資と収益改善の両立を強調。
  • 重視している話題: iDM/AIによる効率化、ソーシャルコマース(TikTok Shop対応)、協業ブランドの物流体制強化、KohGenDoの中国展開。
  • 回避している話題: 個別顧客の業績や詳細なQ&A(資料内に限定的)、EPSや配当方針の明示。

投資判断のポイント(資料から読み取れる材料の整理)

  • ポジティブ要因:
    • 売上は増収(+0.6%)で成長基調を維持。
    • iDM/AIを核とした差別化(データとノウハウの蓄積)。
    • ソーシャルコマース領域への早期仕込み(クリエイター事務所設立など)。
    • KohGenDoの中国一般貿易許認可やピースユーのGMV拡大といった具現化中の成長材料。
  • ネガティブ要因:
    • 収益性の大幅悪化(営業利益率0.5%)、当期純損失。
    • 新サービスのリリース遅延やビーランの季節偏重・在庫問題。
    • 借入増(20億円)による財務支出・リスク増。
    • プラットフォーム依存(外部プラットフォーム動向に左右される事業特性)。
  • 不確実性:
    • TikTok Shop等プラットフォームの市場進展速度。
    • 新サービス/iDMの導入効果が想定どおり利益改善につながるか。
    • 中国市場の規制・許認可運用の実務リスク。
  • 注目すべきカタリスト:
    • TikTok Shop日本上陸の進捗とそれに伴う受注(ソーシャルコマース売上寄与)。
    • iDMを利用した新サービスの本格リリースと顧客契約数の増加。
    • KohGenDoの中国旗艦店・空港店舗での売上成長。
    • ピースユーのGMV推移、クリエイター数の増加。
    • 次回業績の四半期着地(3Q以降の黒字化見込みの実現性)。

重要な注記

  • 会計方針: 特段の会計方針変更の記載なし。ただし当期純利益が税効果区分変更等で影響を受けた旨記載あり(その結果、純損失計上)。
  • リスク要因(特記事項): サイバーリスク、プラットフォーム依存、在庫リスク、許認可遅延等が明記されている。
  • その他: 本資料に記載の将来見通しは前提条件・不確実性を含む旨の免責文(将来予想に関する注記)がある。

(注)

  • 金額は資料の「百万円」表記に従い記載。良し悪しの目安は資料中の前年比や利益率変化を併記した。
  • 不明項目は「–」で表記。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7694
企業名 いつも
URL https://itsumo365.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 小売 – 小売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.26)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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