2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社が通期予想を修正しておらず、Q3累計の進捗は売上高・利益ともに通期予想に対して概ね計画どおり〜若干上振れ(進捗率:売上高約73.2%、営業利益約75.3%、当期純利益約77.2%)。よって「ほぼ会社予想どおり(若干上振れ)」と評価できます。
- 業績の方向性:増収増益(2026年3月期第3四半期累計:売上高+28.9%、営業利益+17.2%、親会社株主に帰属する四半期純利益+18.9%)。
- 注目すべき変化:M&A・子会社化の影響で連結範囲が拡大(K-net、エイエフビイ、ジェイリースフットボールクラブ等の連結/新設により、のれんが大幅増加し資産・負債が増加)。セグメントでは「保証関連事業」が引き続き主力だが、不動産関連の売上が大幅増(+155.0%)し、IT関連が黒字化。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上高21,000百万円、営業利益3,500百万円、当期純利益2,290百万円)は据え置き。Q3累計の進捗は概ね通期計画に整合しており、達成可能性は高いと判断できるが、与信関連費用・のれん・借入金の増加が注意点。
- 投資家への示唆:事業拡大(M&A・新規事業化)の効果で売上・利益は拡大している一方、のれん・貸倒引当金・借入金の増加で財務レバレッジが上昇。成長と財務リスク(与信/統合作業/のれんの回収可能性)のバランスを確認することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:ジェイリース株式会社(コード番号 7187)
- 主要事業分野:賃料保証を中心とする保証関連事業、賃貸不動産仲介・買取再販等の不動産関連事業、IT関連事業(ソフトウェア等)、サッカーチーム運営・広告等のその他事業
- 代表者名:代表取締役社長 中島 土
- 上場取引所:東証(東)
- URL:https://www.j-lease.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月9日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日〜2025年12月31日、連結、日本基準)
- 決算説明資料:作成あり、決算説明会:なし
- セグメント(報告セグメントの概要):
- 保証関連事業:住居用賃料保証・事業用賃料保証・医療費保証等(主力)
- 不動産関連事業:不動産仲介・管理、買取再販、賃貸等(あすみらい株式会社等)
- IT関連事業:ソフトウェア開発・システム販売(株式会社エイビス等)
- その他:サッカーチーム運営(ジェイリースフットボールクラブ)および総合広告(株式会社エイエフビイ)等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):18,032,000株(2026年3月期3Q)
- 期末自己株式数:100,224株
- 期中平均株式数(四半期累計):17,931,776株
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 通常の今後イベント(決算説明会は無し、補足資料はTDnetで開示)/株主総会・IRイベントの具体日程:–(本資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31、金額は百万円)
- 売上高:15,368(前年同期比 +28.9%)。通期予想21,000に対する進捗率:約73.2%(計画どおり〜若干良好)
- 営業利益:2,635(前年同期比 +17.2%)。通期予想3,500に対する進捗率:約75.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,768(前年同期比 +18.9%)。通期予想2,290に対する進捗率:約77.2%
- 備考:会社は通期予想を修正しておらず、実績は通期見通しと概ね整合
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:M&Aによる連結範囲拡大(K-net等の寄与)、首都圏での営業強化や支店拡大による保証関連売上の拡大、不動産販売(買取再販)の伸長、IT事業の回復(黒字化)
- 下振れリスク要因:契約件数増加に伴う貸倒関連費用の増加、事業拡大に伴うのれん償却費の増加、競争に伴う手数料(売上原価)上昇
- 通期への影響:
- 会社予想は据え置き。Q3累計の進捗率は通年見込みに対し十分な水準であることから、現時点で大幅な予想修正の必要性は示されていない。ただし与信関連の不確実性や統合コスト、のれんに関する評価が今後の業績変動要因。
財務指標(要点)
(注:単位は特記がある場合を除き千円または百万円表示に準拠)
- 主要損益(第3四半期累計、2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:15,368,411千円(前年同期比 +28.9%)
- 売上原価:4,746,644千円
- 売上総利益:10,621,766千円
- 販売費及び一般管理費:7,986,408千円
- 営業利益:2,635,358千円(前年同期比 +17.2%)
- 経常利益:2,596,168千円(前年同期比 +16.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,767,931千円(前年同期比 +18.9%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):98.59円(前年同期 83.56円)
- 収益性指標(参考値、単純計算)
- 営業利益率:2,635,358 / 15,368,411 ≒ 17.2%(良好水準、業種による差あり)
- ROE(参考・単純計算):四半期純利益 / 自己資本 = 1,767,931 / 6,828,010 ≒ 25.9%(9ヶ月ベース、単純計算。年換算や平均資本での算出では数値異なるため参考値)
- ROA(参考・単純計算):1,767,931 / 19,858,406 ≒ 8.9%(9ヶ月ベースの参考値)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:約73.2%(15,368 / 21,000)
- 営業利益進捗率:約75.3%(2,635 / 3,500)
- 当期純利益進捗率:約77.2%(1,768 / 2,290)
- コメント:3Q累計で約73–77%の進捗は、年度進捗として概ね通常ペース(3Q終了時点で約75%が目安)と整合
- 貸借対照表(注目項目、2025/12/31)
- 総資産:19,858,406千円(前期末 15,641,973千円、+4,216,432千円)
- のれん:2,169,608千円(前期末 636,171千円、大幅増)
- 代位弁済立替金:7,780,570千円(増加)
- 現金及び預金:2,612,692千円(増加)
- 負債合計:13,030,395千円(前期末 9,725,499千円、+3,304,896千円)
- 短期借入金:2,437,000千円(前期末 1,103,000千円)
- 長期借入金:2,264,120千円(前期末 1,110,439千円)
- 純資産合計:6,828,010千円(前期末 5,916,474千円、+911,535千円)
- 自己資本比率:34.4%(前期末 37.8% → 3.4ポイント低下。目安:40%以上で安定)
- 流動比率(参考):流動資産13,043,249 / 流動負債10,115,936 ≒ 129%(短期支払余力は確保)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(本短信では未提示)
- 現金及び預金残高:2,612,692千円(前期末より増加)
- 財務CFの表れ:借入金増加により調達を拡大している(短期・長期借入金とも増加)
- その他の財務・効率性指標
- 貸倒引当金:流動資産側貸倒引当金 △3,022,500千円(前期 △2,428,200千円、増加:貸倒リスクに備え拡充)
- 減価償却費(第3Q累計):153,799千円、のれん償却(償却額):162,650千円(のれん償却負担増)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当第3四半期累計では特別利益ほぼ無し(0千円)
- 特別損失:2,601千円(固定資産売却損等小額)
- 前期比較:前第3四半期累計には減損損失等37,320千円計上されていた
- 一時的要因の影響:今回の特別損失は小幅で業績の基調には大きな影響なし。主要増減はM&A に伴うのれん増加や貸倒引当金増加など継続的要素の影響が大きい。
- 継続性の判断:のれん償却・貸倒引当金の増加は継続的要因となり得る(M&A拡大に伴う負担)。
配当
- 配当実績と予想(円)
- 2025年3月期:第2四半期末 22.50、期末 22.50、合計 45.00
- 2026年3月期:第2四半期末(中間)25.00(公表)、期末予想25.00、年間予想合計 50.00(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が本資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向(参考)=(年間配当総額/当期純利益)=要計算(情報不足のため–)
- 株主還元方針:特記事項なし(自社株買い等の記載は無し)
設備投資・研究開発
- 設備投資・固定資産の増加:有形固定資産が493,718千円→913,208千円(当第3Q)と増加(増加額約419,490千円)。主な内容:建物及び附属設備やリース資産等の取得
- 減価償却費:153,799千円(第3Q累計)
- 研究開発費:–(本短信に記載なし)
受注・在庫状況(該当情報)
- 販売用不動産(在庫):126,321千円→318,507千円(増加、買取再販事業の在庫増)
- 受注情報・在庫回転日数:–(記載なし)
セグメント別情報(第3四半期累計 vs 前年同期間)
- 保証関連事業:
- 売上高:13,936,179千円(+26.9%)
- 営業利益:2,631,910千円(+6.4%)
- コメント:首都圏強化・支店拡大・K-netの連結寄与。貸倒関連費用や不動産会社向け手数料増加がコスト要因。
- 不動産関連事業:
- 売上高:462,892千円(+155.0%)
- 営業損失:2,674千円(前年は営業損失34,490千円、損失幅大幅縮小)
- コメント:買取再販が好調で大幅増収、損失縮小。
- IT関連事業:
- 売上高:948,293千円(+11.1%)
- 営業利益:18,509千円(前年は営業損失68,865千円、黒字化)
- コメント:グループ化・信用力向上でソフトウェア販売が好調。
- その他(サッカーチーム運営・広告等):
- 売上高:216,181千円(前年比大幅増、記載では+20,796.0%)
- 営業損失:459千円(前年は営業損失106,655千円、改善)
- コメント:サッカーチーム運営を事業化し、表示方法も変更(売上高・売上原価へ振替)。
- セグメント構成の変更:第1四半期より報告セグメントを変更、IT関連事業を新設。複数の子会社化・取得により比較可能な過去値は組替済み。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:本短信に明確な中期数値目標の記載なし(別資料参照推奨)
- KPI達成状況:売上・利益は拡大基調で、中期的な成長投資(M&Aによる事業拡大)を進行中。のれん・借入増加がKPIに与える影響は監視が必要。
競合状況や市場動向
- 市場動向:住宅価格高騰による賃貸志向の高まり、事業用物件での賃料保証利用増加が追い風
- 競合比較:本短信は同業他社比較データを示していないため相対評価は–。ただし保証ビジネスの拡大と地域密着戦略は競争優位の一要素と記載。
今後の見通し
- 業績予想(通期、2025/4/1–2026/3/31、会社予想):売上高21,000百万円(+21.6%)、営業利益3,500百万円(+12.8%)、経常利益3,450百万円(+11.4%)、親会社株主に帰属する当期純利益2,290百万円(+9.6%)、1株当たり当期純利益127.00円
- 予想修正:直近の公表から変更なし
- 会社予想の前提条件:詳細は補足資料参照(本短信では詳細前提の数値は明示せず)
- リスク要因:与信環境の悪化(貸倒)、競争激化による収益率低下、のれんの回収可否・減損リスク、借入金増加による金利負担
重要な注記
- 会計方針の変更:当四半期に関する重要な会計方針変更は無し。ただし表示方法の変更(サッカーチーム運営事業の収益/原価の表示を営業収益/売上原価へ振替)を実施
- 連結範囲の変更:第3四半期累計期間に連結範囲に重要な変更あり(新規連結 3社:ジェイリースフットボールクラブ、K-net、エイエフビイ 等)
- 開示上の留意点:前期比較は変更後の区分へ組替え済み。のれんの一部は暫定配分のまま計上されている箇所あり(取得原価配分完了前の暫定数値)
(注記)
- 数値は原資料の記載(千円/百万円表示)に基づく。記載のない項目は「–」としてあります。
- 財務比率(ROE等)は短信内での年率換算や平均資本を用いた厳密算出ではなく、提示の数値からの単純計算による参考値であり、比較・判断の際は留意ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7187 |
| 企業名 | ジェイリース |
| URL | http://www.j-lease.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
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