2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの大幅乖離は示されていないが、本日(2026/1/30)付で業績予想および期末配当の修正を公表している(詳細は別途公表資料を参照)。第3四半期累計実績は概ね想定内で、通期進捗は良好。
- 業績の方向性:増収増益(売上高108,640百万円:前年同期比+0.3%、営業利益6,108百万円:同+6.4%、親会社株主に帰属する四半期純利益5,634百万円:同+14.8%)。
- 注目すべき変化:営業利益・四半期純利益が前年同期を上回る。四半期における特別利益(退職給付制度移行益等)計675百万円が純利益押し上げに寄与。押出事業が付加価値品の寄与で利益率改善、ビーズ事業は売上横ばいながら人件費増で営業利益微減。
- 今後の見通し:通期予想(売上143,000百万円、営業利益7,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益5,800百万円)に対する進捗は良好(売上75.9%、営業利益87.3%、純利益97.1%)で、通期達成可能性は高いが、食品トレー等一部需要の弱さや為替・原材料等の外部要因は注意点。会社は通期予想を修正済み(詳細は別資料参照)。
- 投資家への示唆:利益は高付加価値製品比率の改善と固定費削減で押上げられており、キャッシュ創出力(営業CF/純利益 ≒1.67)は良好。期末配当を引上げ(年間90円→従来80円から修正)しており、株主還元強化の姿勢が示された点は注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社JSP
- 主要事業分野:発泡樹脂製品の製造・販売(押出事業:食品容器・建築土木資材・産業資材等、ビーズ事業:発泡ビーズ材料(ARPRO等)による自動車・包装等向け製品)
- 代表者名:代表取締役社長 大久保 知彦
- URL:https://www.co-jsp.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期連結累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- 決算説明資料作成の有無:無、決算説明会の有無:無
- セグメント:
- 押出事業:発泡ポリスチレン・発泡ポリエチレン等のシート/ボード(食品容器、建築・土木、産業資材など)
- ビーズ事業:発泡ポリプロピレン(ARPRO)等の発泡ビーズ(自動車用・非自動車用部材等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):31,413,473株
- 期末自己株式数:5,206,322株
- 期中平均株式数(四半期累計):26,207,230株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 監査法人による期中レビュー報告書添付の四半期決算短信開示予定:2026年2月10日
- 株主総会・IRイベント等:–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社の通期予想に対する達成率)
- 売上高:108,640百万円 → 通期予想143,000百万円に対する進捗率 75.9%
- 営業利益:6,108百万円 → 通期予想7,000百万円に対する進捗率 87.3%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:5,634百万円 → 通期予想5,800百万円に対する進捗率 97.1%
- サプライズの要因:
- 営業面は高付加価値製品(押出事業のラムダ・プレカット等や一般包材)比率上昇が利益改善を牽引。
- 一時要因として退職給付制度の移行に伴う特別利益(退職給付制度改定益)394百万円、段階取得に係る差益118百万円、その他合計で特別利益675百万円が純利益押上げに寄与。
- ビーズ事業では人件費増が利益圧迫要因。
- 通期への影響:
- 通期達成余地は良好(特に営業利益・純利益の進捗が高い)。ただし一時的な特別利益を除くと実力値はやや慎重に見る必要あり。会社は本日業績予想を修正済み(詳細は別資料)。
財務指標
- 損益(当第3四半期累計:2025/4/1–2025/12/31)
- 売上高:108,640百万円(前年同期比+0.3% / +350百万円)
- 売上原価:79,942百万円(前年同期比 △)
- 営業利益:6,108百万円(前年同期比+6.4% / +369百万円)
- 経常利益:6,530百万円(前年同期比+1.3%)
- 四半期純利益(親会社株主):5,634百万円(前年同期比+14.8%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS, 四半期累計):215.00円(前年同期187.23円、+14.8%)
- 収益性指標
- 営業利益率:6,108 / 108,640 = 5.62%(業種平均との比較は資料なし;目安では良好〜普通)
- ROE(通期予想ベース):5,800 / 103,795 ≒ 5.6%(目安:8%以上が良好 → 現状やや低め)
- ROA(通期予想ベース):5,800 / 160,534 ≒ 3.6%(目安:5%以上が良好 → 現状やや低め)
- 進捗率分析(通期との比較、上記参照)
- 売上高進捗率:75.9%(通期143,000)
- 営業利益進捗率:87.3%(通期7,000)
- 純利益進捗率:97.1%(通期5,800)
- 過去同期間との比較:前年同期比ではほぼ横ばいの売上で利益増(営業利益・純利益率改善)
- キャッシュフロー
- 営業CF:9,448百万円(前年同期6,206百万円、前年同期比+3,241百万円)
- 投資CF:△6,223百万円(前年同期△6,776百万円)
- 財務CF:△1,888百万円(前年同期△1,895百万円)
- フリーCF(営業CF-投資CF):+3,225百万円
- 営業CF/四半期純利益比率:9,448 / 5,667 ≒ 1.67(目安1.0以上で健全 → 良好)
- 現金及び現金同等物残高:13,532百万円(前期末11,927百万円、+1,604百万円)
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期毎の詳細値は本文集計の累計のみを提供。季節性として食品トレー等の需要は季節・分野により変動あり(記載)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:64.7%(安定水準:40%以上)
- 有利子負債(短期+長期借入合計):9,529 + 8,064 = 17,593百万円
- ネット有利子負債(有利子負債-現金等):17,593 − 13,532 = 4,061百万円(小さい)
- 負債/自己資本(Gearing):17,593 / 108,552 ≒ 16.2%(低水準)
- 流動比率:流動資産81,514 / 流動負債38,081 ≒ 214%(良好)
- 効率性
- 減価償却費(累計):5,972百万円
- 設備投資(固定資産取得による支出 累計):7,568百万円
- セグメント別(当第3四半期累計)
- 押出事業:売上高37,536百万円(前年同期比+0.2%)、営業利益1,770百万円(+15.7%)
- ビーズ事業:売上高71,104百万円(前年同期比+0.4%)、営業利益5,017百万円(△0.6%)
- セグメント利益の改善は押出事業の付加価値品比率向上が主因
特別損益・一時的要因
- 特別利益(合計675百万円)
- 退職給付制度改定益:394百万円(確定給付→確定拠出への移行に伴う一時益)
- 段階取得に係る差益:118百万円
- 受取保険金等:97百万円、投資有価証券売却益:22百万円 等
- 特別損失(合計69百万円): 固定資産除却損等
- 一時的要因の影響:
- 純利益の増加には上記一時的特別利益の寄与が大きい(純利益増の一部は非継続的要因)。
- 継続性の判断:
- 退職給付改定益等は基本的に一回性。継続的業績改善は主に製品ミックスや固定費管理に依存。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(実績):40.00円
- 期末配当(予想):50.00円(当日公表の修正により)
- 年間配当予想:90.00円(前年は80円)
- 配当利回り:–(株価記載なしのため算出不可)
- 配当性向(予想):年間配当90円 / 予想EPS221.31円 ≒ 40.7%(高め)
- 特別配当:無
- 株主還元方針:期末配当引上げにより還元姿勢が示されている。自社株買い等は資料に記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動による支出)
- 固定資産の取得による支出(累計):7,568百万円(前年同期6,173百万円)
- 減価償却費(累計):5,972百万円
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫(商品製品等):8,539百万円(前期末9,899百万円 → 減少13.7% / △1,360百万円)
セグメント別情報(要旨)
- 押出事業:付加価値製品(ラムダ、プレカット、一般包材等)が好調で利益率改善。食品トレー向けは減少。売上高37,536百万円(+0.2%)、営業利益1,770百万円(+15.7%)。
- ビーズ事業:ARPRO等の高機能材は地域差あるが概ね横ばい。水産向け等一部分野で需要弱含み。売上高71,104百万円(+0.4%)、営業利益5,017百万円(△0.6%)。
- 地域別:資料は詳細地域別売上記載あり(文中概況)だが、数値の細分は限定的 → (国内:非自動車分野減、北米:自動車は横ばい、南米・東南アジアは増加等)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「Change for Growth 2026」2年目に位置付け(3つの基本コンセプト:収益力強化、社会貢献(発泡樹脂での循環等)、経営基盤強化)。
- 進捗:高付加価値製品へのシフトと収益性向上が確認され、計画の方向性と整合。ただし中期KPIの数値進捗は別資料参照。
競合状況や市場動向
- 市場動向:食品トレー向けの需要減少、水産分野の需要回復が遅れる等でセグメント間に差。世界経済の不確実性(通商政策、ウクライナ情勢等)や物価上昇がリスク要因。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(修正有り):売上143,000百万円(+0.5%)、営業利益7,000百万円(+1.6%)、経常利益7,400百万円(+1.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益5,800百万円(+14.5%)
- 会社予想の前提条件等:詳細は「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照(為替等の前提は別資料)。
- 予想の信頼性:第3四半期累計の進捗は総じて高く、通期達成可能性は高い。だが一時的な特別利益を除いたベース収益の持続性を確認する必要あり。
- リスク要因:需要動向(食品トレー・水産分野)、原材料価格変動、為替変動、地政学的リスク、及び人件費上昇等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理適用:有(税金費用の計算手法等の注記あり)
- 監査:監査法人による期中レビューは未完了(2026/2/10にレビュー報告添付予定)
- その他:退職給付制度改定益は一時的要因(詳細は注記参照)
注:資料に記載のない項目は「–」と記載しました。本まとめは開示資料に基づく要約であり、投資判断そのものを行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7942 |
| 企業名 | JSP |
| URL | https://www.co-jsp.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.30)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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