2026年3月期第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)からの修正なし。市場コンセンサスは提示なしのため比較不可(サプライズは――)。会社は第3四半期業績が当初計画より前倒しで進捗していると記載。
- 業績の方向性:増収減益(売上高14,195百万円、前年同期比+6.8%、営業利益642百万円、前年同期比△14.1%)。
- 注目すべき変化:売上総利益率が改善(前年同期比+1.7ポイント)が確認される一方、積極的な人財投資・社内IT投資および連結子会社化に伴う販管費増で営業利益が減少。前年同期に計上された負ののれん発生益(特別利益34百万円、前年)という一時要因も比較上の差を拡大。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上21,000百万円、営業利益1,560百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,130百万円)に対する進捗は売上で約67.6%と順調だが、営業利益進捗は約41.2%と下期偏重の計画(情報サービス事業は下半期・第4四半期に重点)であるため、会社は現時点で通期予想の修正を行っていない。
- 投資家への示唆:売上は堅調(特に情報サービスのIT投資需要継続とインタークエスト効果)が確認されるが、利益面は人材・IT投資等の先行費用で圧迫。注視すべきは(1)下半期・第4四半期での利益回復の確度、(2)現金・短期借入金動向など財務流動性の変化、(3)インタークエストの統合効果とR&D/人財投資の収益反映。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:鈴与シンワート株式会社
- 主要事業分野:情報サービス事業(システム開発、HCMサービス、クラウドサービス等)および物流事業(倉庫、港運、陸運)
- 代表者名:代表取締役 德田康行
- その他:決算補足説明資料あり、決算説明会は開催せず
- 報告概要:
- 提出日:2026年2月9日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)
- セグメント:
- 情報サービス事業:システム開発、HCMサービス、クラウドサービス等(主力)
- 物流事業:倉庫、港運、陸運等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:3,000,000株(自己株式155,058株)
- 期中平均株式数(四半期累計):2,844,942株
- 時価総額:–(未提示)
- 今後の予定:
- 次回決算発表:通期(2026年3月期)予定(既公表予想に修正なし)
- IRイベント:決算補足資料は2026年2月9日にホームページ掲載(決算説明会は無)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較:達成率は累計実績/通期会社予想)
- 売上高:14,195百万円、通期予想21,000百万円に対する進捗率 67.6%(達成良好、ただし下期偏重か否かは事業特性に依存)
- 営業利益:642百万円、通期予想1,560百万円に対する進捗率 41.2%(未だ下期回復が必要)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:455百万円、通期予想1,130百万円に対する進捗率 40.3%
- サプライズの要因:
- プラス要因:情報サービスの堅調なIT需要、インタークエストの連結化による売上増、物流の取扱数量増・スポット貨物獲得。
- マイナス要因:人財投資(ベースアップ、採用・教育費)、社内IT投資、インタークエスト連結に伴う販管費増加。前年同期に計上された負ののれん発生益(34百万円)という一時要因が前年利益を押し上げており、比較での減益を拡大。
- 通期への影響:会社は現時点で通期予想の修正を行っていないが、営業利益進捗が低めのため下期での利益確保(特に情報サービスの受注の履行と利益率回復)が鍵。下期の進捗次第で予想修正の可能性あり。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:12,195百万円(前期末12,161百万円、+0.3%)
- 純資産:4,713百万円(前期末4,510百万円、+4.5%)
- 自己資本比率:38.6%(前期末37.1%)(目安:40%で安定、現状はやや未満だが改善)
- 主要損益(第3四半期累計)
- 売上高:14,195百万円(前年同期13,288百万円、+6.8% / +907百万円)
- 売上総利益:3,530百万円(前年同期3,084百万円、+14.5%)
- 販管費:2,888百万円(前年同期2,337百万円、+23.6%)
- 営業利益:642百万円(前年同期747百万円、△14.1%)
- 営業利益率:4.5%(前年同期5.6%、前年同期比△1.1pt)
- 経常利益:694百万円(前年同期787百万円、△11.7%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:455百万円(前年同期593百万円、△23.3%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):159.98円(前年同期210.86円、△24.1%)
- 収益性指標
- ROE(第3四半期累計ベース、簡便計算):約9.9%(455 / 平均自己資本(4,510+4,713)/2 ≒4,611.5)(目安:8%以上で良好)
- ROA(簡便計算):約3.7%(455 / 総資産12,195)(目安:5%以上で良好 → 現状は未達)
- 営業利益率:4.5%(業種平均は業種により変動。情報サービス中心のため改善余地あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する累計進捗)
- 売上高進捗率:67.6%(通常ライン:四半期累計(Q1–Q3)で約75%が等分の目安だが、同社は下期偏重の計画のため比較注意)
- 営業利益進捗率:41.2%(利益は下期集中のため現状低め)
- 純利益進捗率:40.3%
- 過去同期間との比較:売上増だが利益は減少(主因は販管費増と前期の一時利益)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成しておらず詳細CF数値は未提示(注記事項でCFは未作成と明記)。
- 関連項目からの観察:現金及び預金は1,985百万円→1,274百万円(△711百万円、△35.8%)と大幅減少。短期借入金は300百万円→900百万円に増加。
- 減価償却費:419百万円(前年同期463百万円)
- 営業CF/純利益比率:算出不可(CF未提示)。ただし営業CFの代替指標は提供されていないため明確化できず(–)。
- 四半期推移(QoQ):
- 四半期ごとの詳細QoQ数値は提出資料内に四半期単独表の記載なし(累計比較のみ)。季節性については情報サービスが下期・第4四半期に重点と会社説明あり。
- 財務安全性
- 流動資産:5,908→6,024百万円(+1.9%)
- 流動負債:3,987→4,149百万円(+4.1%)
- 固定負債:3,664→3,332百万円(△9.1%)
- 自己資本比率:38.6%(改善、目安40%に近接)
- 負債合計:7,651→7,482百万円(△2.2%)
- 効率性
- 総資産回転率等の詳細(売上/総資産等)は算出可能だが、業種別平均が提示されていないため相対評価は保留(必要であれば算出可)。
- セグメント別(第3四半期累計)
- 情報サービス:売上11,522百万円(+7.4%)、セグメント利益1,806百万円(+0.2%)
- 物流:売上2,673百万円(+4.3%)、セグメント利益499百万円(+4.3%)
- セグメント合計利益2,305百万円、調整(全社費用等)△1,663百万円→営業利益642百万円
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 当第3四半期累計:6百万円(固定資産売却益等)
- 前期同期間:43百万円(内訳に負ののれん発生益34百万円等)
- 特別損失:
- 当第3四半期累計:1百万円(固定資産除却損等)
- 一時的要因の影響:
- 前期に負ののれん(34百万円)等の特別利益があったため、前年同期比での純利益・経常利益の比較に影響。今回の減益は恒常的要因(販管費増、先行投資)に加えて、比較ベースの一時要因不在が影響。
- 継続性の判断:
- 人財投資・IT投資は中期経営計画に沿った戦略的投資で継続性がある一方、負ののれん等は非継続的。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2026年3月期)
- 期末配当(予想):110.00円
- 年間配当予想:110.00円(前期実績:90.00円)
- 配当性向(予想):おおよそ27.5%(110円 / 1株当たり当期純利益予想400.40円 = 110/400.40 ≒ 27.5%)
- 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載はなし。直近の配当予想に修正なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(四半期累計の明示的な設備投資額は未提示)
- 減価償却費:419百万円(前年同期463百万円)
- 研究開発(R&D)費用:–(明示なし)
- 主な投資内容:人財投資(ベースアップ、採用・教育)、社内IT投資、AI技術への研究開発投資を戦略的に実施中(定性的記載あり)。
受注・在庫状況
- 受注状況:受注高・受注残の数値開示なし(–)
- 在庫状況(該当項目):
- 仕掛品(WIP):265百万円→956百万円(+260.8%、+691百万円)※増加は開発中案件や進捗によるものと推察されるが詳細は明示なし
- 売掛金:3,023百万円→2,430百万円(△19.6%、△593百万円)
セグメント別情報(補足)
- 情報サービス事業:売上増の主因は堅調なIT投資需要とインタークエストの連結寄与。セグメント利益は人財投資の先行負担を受けつつほぼ横ばい(+0.2%)。
- 物流事業:取扱数量増・スポット貨物獲得で増収。港運で一部取り扱い延期や新規機器償却開始の影響があるが、倉庫・陸運での新規取扱開始や効率化で人件費増を吸収し利益は増加(+4.3%)。
- 地域別売上:開示なし(–)
- 為替影響:開示なし(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:2025中期経営計画の最終年度(2026年3月期)。経営ビジョン「徹底した現場力の向上による収益構造の改革」を継続。
- KPI進捗:売上面は堅調、利益率改善のための取組(生産性向上、高付加価値化)を継続中だが、先行投資で短期的な利益圧迫あり。中期目標達成に向けた投資は継続と記載。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との定量比較は資料になし(–)。
- 市場動向:国内のIT投資はDX・クラウド・AI等で堅調と評価。物流は燃料高、人手不足、2024年問題等でコスト・人材確保が課題。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想:売上21,000百万円(+9.9%)、営業利益1,560百万円(+11.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,130百万円(+2.2%)、1株当たり当期純利益400.40円
- 予想修正:今回の開示では修正なし
- 会社予想の前提:当社は添付資料で通期予想の前提を提示(詳細は補足資料P.3参照)とし、為替等の具体数値は開示ページには明記なし(詳細は補足資料へ)
- 予想の信頼性:会社は第3四半期が前倒し進捗とする一方、情報サービスの特性上下期・第4四半期に重点を置く計画であると明言。過去の予想達成傾向の開示はなし(–)。
- リスク要因:景気下振れ、原燃料高(物流)、人手不足、受注動向、インタークエスト統合の実行リスク、為替・外部環境変化等。
重要な注記
- 会計方針:変更なし(開示)
- 連結範囲の変更:重要な変更なし(ただしインタークエストは完全子会社化済/2024年12月2日)
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間の作成はなし(注記事項)
- 監査・レビュー:四半期財務諸表に対する監査法人のレビューはなし
- その他重要事項:2025年10月1日に実施したインタークエストの事業承継(会社分割)により、クラウド関連プロダクト販売事業をグループ内に集約。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9360 |
| 企業名 | 鈴与シンワート |
| URL | http://www.shinwart.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.37)」によって自動生成されました。
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