2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社は通期業績予想を公表済(連結移行に伴う修正あり)。第3四半期累計実績は会社予想に対して売上は進捗率で上振れ傾向(進捗約70.7%)だが、営業利益・当期純利益は赤字で大きく遅れ(下振れ)。総じて「売上は堅調だが一時費用・人件費増で利益を圧迫」。
- 業績の方向性:増収(通期比ベースの判断は不可)だが四半期累計では「増収減益(営業損失・純損失)」の状況。
- 注目すべき変化:連結決算へ移行し、2025年10月1日に株式会社アルテックスを子会社化(取得対価13,000万円、のれん計上)。これに伴う取得関連費用やのれん償却が損益に影響。
- 今後の見通し:会社は通期予想(連結)を提示済。第3四半期までの進捗は売上進捗約70.7%で通期達成の見通しは売上側では概ね可能。ただし営業・純利益は現状赤字のため通期利益予想達成には費用動向(人件費・のれん償却等)のコントロールが重要。
- 投資家への示唆:短期は人材投資・M&A関連の一時費用で利益が圧迫されている点を確認。中長期ではアルテックスの取り込みやテスト自動化展開が成長ドライバーとなる可能性を注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: 日本ナレッジ株式会社
- 主要事業分野: 検証事業(ソフトウェア品質向上サービス:テスト計画、テスト設計・実行、プロセス改善等)、開発事業(自社パッケージ販売・カスタマイズ、受託開発、セキュリティ製品販売)
- 代表者名: 代表取締役社長 藤井 洋一
- その他: 2025年10月1日付で普通株式1株→3株の株式分割実施、2025年10月に株式会社アルテックスを子会社化
- 報告概要:
- 提出日: 2026年2月13日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日)、日本基準、連結(第3四半期より四半期連結財務諸表作成)
- セグメント:
- 検証事業: テスト自動化や品質向上サービス(第3四半期累計 売上高1,990,859千円、セグメント利益247,821千円)
- 開発事業: 受託開発、自社パッケージ(SMILEシリーズ向けテンプレート等)、セキュリティ製品(第3四半期累計 売上高1,323,519千円、セグメント利益212,791千円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 4,151,100株(2026年3月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計): 4,139,360株(2026年3月期3Q)
- 今後の予定:
- 決算説明会: 無
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(対会社通期予想との比較、単位:百万円)
- 売上高: 実績3,314 百万円 / 会社通期予想4,690 百万円 → 達成率 70.7%
- 営業利益: 実績△31.9 百万円 / 会社通期予想92 百万円 → 達成率 △34.7%
- 純利益: 実績△34.4 百万円 / 会社通期予想70 百万円 → 達成率 △49.2%
- サプライズの要因:
- 上振れ要因: 売上は検証事業・開発事業とも受注・テスト自動化案件の獲得で堅調。
- 下振れ要因: 中長期の人材投資(新諏訪センター開設、人件費・賃金・手当の引上げ)、株式会社アルテックスの取得に伴う取得関連費用およびのれん償却等で費用増加し利益を圧迫。
- 通期への影響:
- 売上は通期予想達成の可能性は高いが、取得関連費用や人件費の継続的影響が残る場合は営業/純利益の通期予想達成が困難となるリスクあり。会社は業績予想を公表済(修正有)。
- 対会社予想差分(絶対額・予想比率、会社予想は通期予想を使用)
- 売上: 実績3,314 → 差分 △1,376 百万円(予想比率 △29.3%)
- 営業利益: 実績△31.9 → 差分 △123.9 百万円(予想比率 △134.8%)
- 純利益: 実績△34.4 → 差分 △104.4 百万円(予想比率 △149.2%)
- (注)差分は第3四半期累計実績と会社の通期予想の差。会社は通期予想を開示。
財務指標
- 財務諸表(要点、単位:千円 / 百万円表記併記)
- 収益性指標:
- 営業利益率: △31,936 / 3,314,378 = 約 △1.0%
- ROE(簡易計算): 四半期純損失△34,410 / 純資産1,087,464 = 約 △3.2%(参考: 8%以上が良好)
- ROA(簡易計算): 四半期純損失△34,410 / 総資産2,204,294 = 約 △1.6%(参考: 5%以上が良好)
- 進捗率分析(第3四半期累計対会社通期予想)
- 売上高進捗率: 3,314 / 4,690 = 70.7%(過去同期間との比較は不可/連結移行のため)
- 営業利益進捗率: △31.9 / 92 = △34.7%
- 純利益進捗率: △34.4 / 70 = △49.2%
- 備考: 第3四半期から連結作成のため対前年比較データなし
- キャッシュフロー:
- 現金及び預金残高: 626,685 千円(= 626.7 百万円)
- 営業CF/純利益比率: –(営業CF非開示)
- 四半期推移(QoQ):
- 前四半期比較データは開示なし(連結化に伴うため)
- 財務安全性:
- 総資産: 2,204,294 千円(= 2,204.3 百万円)
- 純資産: 1,087,464 千円(= 1,087.5 百万円)
- 自己資本比率: 49.3%(安定水準、目安: 40%以上で安定)
- 流動負債合計: 783,966 千円、固定負債合計: 332,862 千円
- 効率性:
- 減価償却費(第3Q累計): 32,642 千円、のれん償却額: 3,765 千円
- セグメント別(第3Q累計)
- 検証事業: 売上高1,990,859 千円、セグメント利益247,821 千円
- 開発事業: 売上高1,323,519 千円、セグメント利益212,791 千円
- 全社費用(配賦していない一般管理費等): 492,550 千円(セグメント利益調整額)
- 財務の解説:
- 純資産は1,087,464千円(資本金222,158千円、利益剰余金698,487千円)。連結化に伴うのれん計上と取得関連費用が注目点。
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 助成金収入 9,192 千円(営業外収益計上)
- 特別損失: 取得関連費用(アドバイザリー報酬等) 5,375 千円(企業結合関連費用として計上)
- のれん発生・償却: 発生のれん金額(企業結合注記)75,312 千円(償却方法:5年均等償却)、貸借対照表への計上額はのれん71,546 千円(注記と貸借対照表で表記差分あり)
- 一時的要因の影響: 取得関連費用・のれん償却・人件費増が当四半期の損失要因
- 継続性の判断: のれん償却は今後数年間継続(5年均等)、人件費増は中長期の人材投資政策の一環で継続性の可能性あり
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(実績): 0.00 円(2026年3月期 第2四半期末)
- 期末配当(予想): 10.00 円(内訳: 普通配当7円 + 記念配当3円(40周年記念))
- 年間配当予想: 10.00 円(修正なし)
- 配当利回り: –(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向: –(当期は純損失のため算出不可/参考値なし)
- 特別配当の有無: 期末に記念配当3円を含む(創業40周年記念)
- 株主還元方針: 株式分割に伴う配当修正の説明あり。自社株買い等は記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 取得関連(M&A): 株式会社アルテックス取得対価 130,000 千円
- 減価償却費: 32,642 千円(第3Q累計)
- 研究開発:
- R&D費用: 明示なし(–)
- 主なテーマ: 製品・パッケージの機能拡充(SMILE向けテンプレート等)やテスト自動化推進(事業説明より)
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況: 明示なし(受注高・受注残は開示なし)
- 在庫状況:
- 棚卸資産(仕掛品): 11,781 千円(貸借対照表)
- 在庫回転日数: –、在庫の質(内訳の詳細は一部開示: 仕掛品中心)
セグメント別情報
- セグメント別状況(第3Q累計)
- 検証事業: 売上高1,990,859 千円(外部顧客)、セグメント利益247,821 千円
- 開発事業: 売上高1,323,519 千円(外部顧客)、セグメント利益212,791 千円
- セグメント合計売上高: 3,314,378 千円(連結損益計算書と整合)
- 前年同期比較: 連結化で前年同期数値は開示なし(比較不可)
- セグメント戦略: 検証事業はテスト自動化推進で差別化、開発事業はアルテックス買収で領域拡大・連携強化を実施
- 地域別売上: 明示なし(国内中心の記載)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 明確な数値目標は短信本文に無し。ただしアルテックス子会社化や新諏訪センター開設は「人材確保とサービス領域拡大」という中長期戦略と整合。
- KPI達成状況: 文中に明示された主要KPIの定量進捗は無し(売上・セグメント利益は開示)
競合状況や市場動向
- 競合他社との比較: 同業他社との定量比較は短信に無し
- 市場動向: 国内のIT投資拡大、IoT/AI等のDX関連投資増加を想定しており、これを受けた需要増が見込まれる(短信記載)
テーマ・カタリスト
(短信本文に明示されている項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- テスト自動化の受託拡大(検証事業)
- SMILEシリーズ向け業種テンプレートの展開(開発事業)
- 中長期的な成長分野:
- 株式会社アルテックスの子会社化による開発領域拡大と顧客基盤拡大(地域含む)
- 新諏訪センター開設による地方人材採用・育成
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 業績予想は前提に基づく見通しであり、実際の業績は様々な要因で大きく変動する可能性がある(開示の注記)
注視ポイント
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:
- 売上進捗: 70.7%(通期4,690百万円に対する第3Q累計3,314百万円)→ 売上は通期達成の可能性あり
- 営業/純利益進捗: 営業△34.7%、純△49.2% → 人件費・M&A関連費用とのれん償却の継続影響が通期利益達成に対する最大の不確定要素
- 主要KPIの前期同期比トレンド: 連結化により前年同期の比較数値は非開示(–)
- ガイダンス前提条件の妥当性: 会社は連結決算開始に伴う業績予想を公表しているが、前提(為替・原材料等)の詳細は短信本文では限定的(詳細は添付資料参照との注記)
- 次四半期に向けた論点(短信記載の変数のみ):
- 人件費動向(新諏訪センター稼働・賃金改善の影響)
- のれん償却費(5年均等償却)と取得関連費用の期影響
- 検証事業でのテスト自動化受注の継続性
- 開発事業におけるアルテックス連携の収益寄与
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正有無: 直近に公表されている業績予想からの修正は「有」との注記あり(連結開始に伴う公表・修正)
- 次期予想: 明示なし(短信に次期予想は記載無し)
- 会社予想の前提条件: 詳細は別添資料参照との注記(為替等の具体数値は短信本文に記載無し)
- 予想の信頼性: 連結移行直後のため比較可能な過去データが乏しく、達成判定は一時費用の動向次第
- リスク要因: 人件費上昇、M&A関連費用、のれん償却、需要動向の変化等(短信の記述に基づく)
重要な注記
- 会計方針: 第3四半期決算より四半期連結財務諸表を作成(連結範囲の重要な変更あり:株式会社アルテックスを連結子会社化)
- その他: 株式分割(2025年10月1日、1→3)に伴う1株当たり数値・配当の表示調整あり。四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない旨の注記あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5252 |
| 企業名 | 日本ナレッジ |
| URL | https://www.know-net.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.51)」によって自動生成されました。
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