2026年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社側の通期予想に修正はなく、今回の第3四半期累計実績は通期予想に対する進捗としては概ね想定範囲内。決算説明会は実施せず補足資料を公表。
- 業績の方向性:増収減益ではなく「減収減益」。売上高は前年同期比で減少、営業利益・経常利益・親会社株主に帰属する四半期純利益も減少。
- 注目すべき変化:発電・販売事業で小売販売電力量(小売)が前年同期比で減少(電力需要が低調)が主因。一方で原子力(女川2号機再稼働)や水力の増加で供給は確保。送配電事業では需給調整関係の収支悪化で赤字化。
- 今後の見通し:通期予想の修正は無し。第3四半期累計の進捗は売上高70.5%、営業利益83.3%、親会社株主純利益85.8%で、通期達成の可能性は現時点で会社想定どおりとの判断(会社が修正発表していないことを前提)。
- 投資家への示唆:小売販売量の減少と送配電分野の需給調整費用増が収益の下押し要因。原子力稼働回復や補助金(料金負担軽減)など一時的・制度的要因の影響を把握することが重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:東北電力株式会社
- 主要事業分野:発電・電力販売、送配電(系統運用)、総合設備エンジニアリング、不動産、DX・IT 等
- 代表者名:石山 一弘(代表取締役社長 社長執行役員)
- 報告概要:
- 提出日:2026年1月30日
- 対象会計期間:2026年3月期 第3四半期累計(2025年4月1日~2025年12月31日、連結)
- セグメント:
- 発電・販売事業:小売・卸売の電力販売、発電(火力・水力・原子力)等
- 送配電事業:託送、系統運用、需給調整等
- その他:総合設備エンジニアリング、不動産、DX・IT等(注:第1四半期より区分変更あり)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):502,882,585株(第3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):500,277,840株(当第3Q累計)
- 時価総額:–(短信本文に未記載)
- 今後の予定:
- 決算説明資料:同日(1/30)に掲載(補足資料あり)
- 株主総会・IRイベント:–(短信本文に未記載)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想は通期予想に基づき、当四半期累計に対する達成率を算出)
- 売上高:1,727,228百万円(通期予想2,450,000百万円に対する進捗 70.5%)
- 営業利益:183,165百万円(通期予想220,000百万円に対する進捗 83.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:115,720百万円(通期予想135,000百万円に対する進捗 85.8%)
- サプライズの要因:
- 減収は主に小売販売電力量(電力需要)の減少および連結範囲変更(ユアテックの持分法適用化に伴う売上減)が影響。
- 経常利益・営業利益の減少は、送配電事業における需給調整費用の増加や市場・販売環境の変化が要因。一方で女川2号機の再稼働や燃料費調整のタイムラグによる差益が収支改善に寄与。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っておらず、現時点では通期予想達成見込みを維持。
- 対会社予想差分(FSI earnings-analysis 翻案):
- 会社側の当四半期累計に対する個別「当該期間の会社予想」は未開示のため、当該期間と会社短期予想の差分計算は省略。通期予想との進捗率を上記に示す。
財務指標
- 財務諸表要点(百万円)
- 売上高:1,727,228(前年同期 1,920,436、前年同期比 ▲10.1%/減少額 193,208)
- 営業利益:183,165(前年同期 200,702、前年同期比 ▲8.7%/減少額 17,537)
- 経常利益:163,693(前年同期 183,511、前年同期比 ▲10.8%/減少額 19,818)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:115,720(前年同期 127,916、前年同期比 ▲9.5%/減少額 12,196)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):231.31円(前年同期 255.76円、前年同期比 ▲9.6%)
- 減価償却費:169,420百万円(第3Q累計)
- 現金及び預金:443,333百万円(前連結年度 474,520百万円)
- 収益性指標
- 営業利益率:183,165 / 1,727,228 = 10.6%(営業利益率10%台。業種により水準は異なる)
- ROE:–(短信に明記なし)
- ROA:–(短信に明記なし)
- 進捗率分析(当第3Q累計/通期予想)
- 売上高進捗率:70.5%
- 営業利益進捗率:83.3%
- 親会社株主当期純利益進捗率:85.8%
- 過去同期間の進捗との比較:–(短信に過去進捗率の記載なし)
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(当第3Q連結累計期間に関するCFは非開示)。
- 営業CF:–、投資CF:–、財務CF:–、フリーCF:–(未作成のため算出不可)
- 現金及び預金残高:443,333百万円(前期末 474,520百万円、減少)
- 営業CF/純利益比率:–(営業CF開示なし)
- 四半期推移(QoQ)
- 財務安全性
- 総資産:5,505,735百万円(前連結会計年度末 5,398,213)
- 純資産:1,119,458百万円(前連結会計年度末 1,008,809)
- 自己資本比率:19.9%(前連結会計年度末 18.3%)(目安:40%以上で安定 → 現状は低め)
- 流動比率:–(明示なし)
- 効率性
- 総資産回転率や売上高営業利益率の詳細推移は短信の限定情報により算出困難。
- セグメント別(後段参照)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:短信に明示的な特別利益の計上記載なし(持分法による投資利益の増加は営業外収益として計上:4,077百万円)。
- 特別損失:短信に明示的な特別損失の計上記載なし。
- 一時的要因の影響:燃料費調整制度のタイムラグや国の料金負担軽減に係る補助金収益(該当期間に収益計上)が業績に影響。
- 継続性の判断:女川2号機の再稼働は継続的な収益改善要因となり得るが、燃料費調整のタイムラグや補助金は変動要因となるため継続性は限定的。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(当期):20円(2026年3月期 第2四半期末)
- 期末配当(予想):20円(通期予想合計 40円/前年実績 35円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価未記載のため計算不可)
- 配当性向:通期予想EPS 269.91円に対する配当(40円)から算出した予想配当性向は約+14.8%(目安)
- 株主還元方針:特別配当や自社株買いの記載はなし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 建設仮勘定が増加:建設仮勘定 415,232百万円(前期 293,662百万円)など、固定資産仮勘定の増加を確認。
- 固定資産合計:4,362,228百万円(前期 4,256,261百万円)
- 減価償却費(のれんを除く無形含む):169,420百万円(当第3Q累計)
- 設備投資額(当期の現金支出ベース)は短信に明記なし。
- 研究開発:
- R&D費用の明示的記載なし。
受注・在庫状況(該当する業種の場合)
- 受注状況:受注高・受注残等の記載なし(電力事業の受注概念は適用外)。
- 在庫状況:
- 棚卸資産:93,069百万円(前連結年度 78,861百万円、前年同期比 +18.1%)
- 在庫回転日数等の記載なし。
セグメント別情報
- 外部顧客への売上高(当第3Q累計、百万円)
- 発電・販売事業:1,345,928(前年同期 1,489,547、前年同期比 ▲9.6%)
- 送配電事業:345,065(前年同期 337,346、前年同期比 +2.3%)
- その他(総合設備等含む):36,234(前年同期 93,541、前年同期比 ▲61.3%)※ユアテックの連結子会社→持分法適用会社への変更影響あり
- 合計(連結):1,727,228
- セグメント利益(当第3Q累計、百万円)
- 発電・販売事業:178,087(前年同期 182,890、前年同期比 ▲2.6%)
- 送配電事業:損失▲13,294(前年同期は利益13,911;前年から損益が悪化し赤字へ転化、差額約▲27,205百万円)
- その他:11,535(前年同期 15,191、前年同期比 ▲24.2%)
- 調整後経常利益合計:163,693(連結)
- セグメント戦略・留意点:
- 第1四半期よりセグメント区分を変更(「総合設備エンジニアリング」「不動産」「DX・IT」等を明確化)。ユアテックの連結範囲変更により「その他」売上が大幅減。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:中長期ビジョン「よりそうnext+PLUS」を掲示しており、電気・エネルギーを中核にグループで事業を再編・自律的に収益と成長を追求すると明記(短信に要旨記載)。
- KPI達成状況:短信には具体KPIの進捗明示なし。セグメントの区分変更は中期方針に紐づく施策。
競合状況や市場動向
- 市場動向(短信本文記載分のみ):
- 小売市場では競争の進展による契約切替が進行し、小売販売電力量の減少に寄与。
- 産業用需要の稼働減が全体に影響。
- 夏季の高温により家庭用の冷房需要は増加(電灯は微増、電力は減少)。
- 卸売市場では相対取引が増加。
- 競合他社との比較:短信に同業他社との比較データはなし。
テーマ・カタリスト(短信本文に明示された項目のみ)
- 短期的な成長分野:
- 女川原子力発電所第2号機の再稼働(収支改善要因)
- 卸売取引の増加(相対取引増)
- 国の電気・ガス料金負担軽減に係る補助金収益(短期的な収益寄与)
- 中長期的な成長分野:
- 「よりそうnext+PLUS」に基づく事業再編(発電・販売、送配電、総合設備等でのグループ一体経営)
- 総合設備エンジニアリング、DX・IT等(セグメント区分の見直しに反映)
- リスク要因(短信本文に明記されたもののみ):
- 市場や販売環境の変化(契約切替・需給動向)による収支悪化
- 送配電事業での需給調整費用上昇
- 補助金・燃料費調整のタイムラグ(収益変動要因)
注視ポイント(次四半期に向けた論点、短信本文記載の変数のみ使用)
- 通期予想に対する進捗率と達成可能性:売上高進捗70.5%、営業利益83.3%、純利益85.8%。営業利益・純利益の進捗は比較的良好で通期達成の余地はあるが、下期における販売電力量や需給調整費用の動向が鍵。
- 主要KPIの前期同期比トレンド:販売電力量(小売)は前年同四半期比 95.4%(小売計 41,380百万kWh、前年43,356百万kWh)で減少。電灯は+0.8%、電力は▲6.8%(電力用需要が弱い)。
- ガイダンス前提条件の妥当性:会社は通期予想を据え置き(修正無し)。具体の為替や原料価格前提は短信に明示なし(補足資料参照を案内)。
- その他注視点:送配電事業の需給調整関連の収支動向(赤字化の行方)、女川2号機等の原子力稼働状況が下期業績に与える影響。
今後の見通し
- 業績予想(会社発表、通期:2025年4月1日~2026年3月31日、百万円)
- 売上高:2,450,000(前年同期比 ▲7.4%)
- 営業利益:220,000(前年同期比 ▲21.5%)
- 経常利益:190,000(前年同期比 ▲26.0%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:135,000(前年同期比 ▲26.2%)
- 1株当たり当期純利益(予想):269.91円
- 直近公表の業績予想からの修正:無
- 予想の信頼性:会社は修正しておらず、現時点では同社前提を維持(過去の達成傾向に関する記載は短信内に限定的記載のみ)。
- リスク要因(短信本文に明示されたもの):
- 市場・販売環境の変化(契約移行等)
- 需給調整関係費用の増加
- 燃料費調整制度のタイムラグ
重要な注記
- 会計方針:主要な会計方針変更は無(会計基準等の改正に伴う変更、その他の会計方針変更、見積り変更、修正再表示いずれも無)。
- その他重要事項:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第3Q累計期間について作成していない。
- 連結範囲の重要な変更は無(ただし、株式会社ユアテックが連結子会社から持分法適用会社に変更されたことが業績に影響)。
- グローバル・ミニマム課税に係る国際最低課税額に対する法人税等は当第3Q連結会計期間に計上していない(実務対応報告第46号の取扱い適用)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9506 |
| 企業名 | 東北電力 |
| URL | http://www.tohoku-epco.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電力・ガス – 電気・ガス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.1.60)」によって自動生成されました。
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